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高校生が矯正を始めるべき理由とは?費用や期間もわかりやすく解説

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

個人差や男女差はありますが、体は大人と変わらない程度に成長する子も多い、高校生の時期。

口腔内でも、永久歯が生え揃い、顎の成長も完了している子が多い時期です。

 

そこで気になってくるのが歯並び

 

思春期真っ只中ということもあり、見た目の印象に大きく影響する歯並びを気にし始める子も多いでしょう。

ガタガタな歯で悩んでいる、出っ歯が気になる…そんな時に考えるのが、歯科矯正治療ですね。

 

まだ高校生なので勉強や部活などに忙しく、矯正治療は大人になってからでいいと考える方もいるかもしれませんが、実は高校生の時期は歯科矯正治療を受けるのに適しているタイミングであることをご存じでしょうか。

 

大人になってから矯正するよりも、高校生くらいの年齢の時期に矯正治療を受ける方がメリットが多いと言われています。

 

今回は高校生が矯正治療を受けるメリットや治療方法についてご紹介します。

また、気になる費用や治療期間についても紹介していくので、参考にしてみてください。

1.高校生が矯正を始めるべき3つの理由

高校生の時期は矯正治療が適している時期である理由はいくつかあります。

1-1.治療期間が短くなりやすい

高校生の場合、大人と比べると歯が動きやすいという点で、矯正治療に適していると言えます。

 

まだ発育途中である子も多く、骨の代謝が活発で、顎の骨が柔軟なためです。

大人は顔面の骨格が完成して代謝も低下しているので、治療に時間がかかりやすいこともありますが、その点で高校生は短期間でのスムーズな治療も可能です。

 

そのため、高校生の3年間は、矯正治療を計画するうえで非常に適した期間です。

例えば、高校1年生から矯正治療を始めると、卒業までに治療を完了できる可能性が高まります。

このように、学生生活の節目に合わせてスケジュールを立てやすいのが、高校生の時期に矯正を始めるメリットの一つです。

 

進学や就職を控えたタイミングで矯正が終了していると、次のステップへ自信を持って進むことができるでしょう。

治療期間を明確に見積もりたい場合は、歯科医師に相談し、具体的なプランを立ててもらうことをおすすめします。

 

■参考記事:マウスピース矯正の期間|ワイヤーとの違いと短期間で終えるポイント

1-2.大人と同じ治療を受けられる

永久歯と顎の成長が進んでいれば、大人とほぼ同じ矯正治療を受けられるという点も、高校生の時期に矯正を受けることがおすすめである理由の一つです。

 

中学生までは個人差も大きく、まだ永久歯が生え揃っていない、顎の成長も成長過程の段階である場合も多いでしょう。

しかし、高校生の時期は歯や顎の状態は大人とほぼ同じ状態であるため、矯正方法の選択肢も広がります。

 

親知らずが生えてくる子もいますが、親知らずの状態も調べて、お口全体の矯正を治療することもできます。

そのため、自分に合った治療方法を選ぶことができます。

1-3.高校生の矯正治療は費用面でもお得!その理由とは

治療期間が短くなれば、その分通院回数が少なく済む可能性が高いため、治療費を抑えやすいのも高校生の時期に歯列矯正治療を行う場合の特徴です。

 

歯並びの状態にもよりますが、同じ歯並びを矯正するのであれば、一般的に大人になってから矯正治療を行う方が治療期間は長くなります。

 

そのため、治療費を押さえたいのであれば、高校生のうちに治療するのが適していると言えるでしょう。

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2.高校生が歯科矯正治療を始める3つのメリット

高校生の時期に矯正治療を始めることで、見た目や健康面で多くのメリットを得ることができます。

ここでは、その主なメリットを詳しくご紹介します。

2-1.コンプレックスの解消につながる

高校卒業後には、進学や就職といった新しい生活が始まる人が多いでしょう。

 

その新生活に向けて、高校生のうちに歯並びを整え、気になるコンプレックスを解消しておくことは、大きなメリットです。

歯並びが整うことで、自分に自信を持つきっかけになります。

 

また、受験や就職活動の面接では、見た目の第一印象が重要になる場面も少なくありません。

口元に自信があると、自然な笑顔で面接に臨むことができるでしょう。

 

新生活のスタートは何かと変化が多く、不安を感じることもありますが、歯並びの悩みを1つでも解消しておくことで、心に余裕が生まれ、自信を持って新しい環境に飛び込めるはずです。

2-2.20代以降の歯の健康を保ちやすくなる

歯並びを整えると、歯ブラシが届きやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを大幅に減らすことができます。

 

歯並びが悪いと、どうしても磨き残しが発生しやすくなるためです。

特に、大人になってから(20代以降)歯並びの問題を放置すると、虫歯や歯周病のリスクがさらに高くなります。

早い段階で矯正治療を始めておけば、これらのリスクを減らせるのは大きなメリットです。

 

また、虫歯や歯周病は口臭の原因になることもあります。

状態が悪化すると、最悪の場合、歯を失うことにもつながりかねません。

 

将来の歯の健康を守るためにも、矯正治療は早めに始めるのがおすすめです。

2-3.不正咬合の悪化を防げる

不正咬合(叢生や出っ歯など)の場合、矯正治療で噛み合わせを改善することにより、顎や全身の健康を保ちやすくなるという大きなメリットがあります。

 

噛み合わせが悪い状態を放置してしまうと、さらに悪化し、後から治療を始めても難しいケースになることがあります。

また、噛み合わせが悪いままだと、顔のゆがみ頭痛肩こりなどの症状を引き起こす原因になることも。顎関節症のリスクも高まります。

 

さらに、噛み合わせが悪いと食べ物を十分に噛み砕けず、消化器官に余計な負担がかかることもあります。

 

こうしたリスクを考えると、早めに矯正治療を始めることが、健康面でも安心と言えるでしょう。

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3.高校生のための矯正治療の方法別|費用と期間の目安

マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較表

歯科矯正にはさまざまな方法があり、どの方法を選べばよいのか迷うこともあるかもしれません。

 

そこで、高校生に一般的に適した矯正治療の方法について、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。

また、矯正治療は自由診療に分類されるため、クリニックによって費用が大きく異なります。

 

この記事では、治療方法ごとの目安費用もあわせてご紹介しますので、参考にしてください。

3-1.マウスピース矯正

・特徴
透明なマウスピース型矯正装置を使って歯を少しずつ動かす矯正方法です。

装置は自分で着脱可能で、1日20時間以上の装着が推奨されています。

・メリット
目立ちにくい:装置が透明なので、矯正していることが周囲に気づかれにくいです。

取り外し可能:食事や歯磨きの際に装置を外せるため、衛生的で虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。

快適さ:矯正中の痛みが比較的少なく、スポーツや吹奏楽などの活動に支障が出にくいです。

 

・デメリット
自己管理が必要:決められた時間装着しないと、治療効果が得られません。

適応できる症例が限られる:複雑な歯列不正には対応できない場合があります。

紛失のリスク:装置を外す機会が多いため、紛失や破損に注意が必要です。

 

 

費用・期間の目安

全体矯正: 期間 2~3年 / 費用 60~100万円

部分矯正(前歯中心): 期間 3か月~1年 / 費用 10~60万円

3-2.ワイヤー矯正

・特徴
歯の表側にブラケットとワイヤーを装着し、歯を動かす従来からある矯正方法。

複雑な症例にも対応可能です。

・メリット
幅広い適応症例:複雑な不正咬合にも対応できる、信頼性の高い矯正方法です。
効果が安定:歯の動きが安定しやすく、治療計画が立てやすいです。
比較的リーズナブル:他の矯正方法に比べて費用が抑えられることが多いです。

 

・デメリット
目立ちやすい:装置が表側にあるため、見た目を気にする方には不向きです。
取り外し不可:装置が固定されているため、食事や歯磨きに手間がかかります。
口内トラブルの可能性:装置が唇や口内を傷つける場合があります。

 

 

費用・期間の目安

全体矯正: 期間 1~3年 / 費用 60~130万円
部分矯正(前歯中心): 期間 1年前後 / 費用 30~60万円

3-3.裏側矯正(舌側矯正)

・特徴
歯の裏側(舌側)にブラケットとワイヤーを装着する矯正方法で、目立たないのが特長です。

・メリット
目立たない: 装置が歯の裏側にあるため、矯正していることがほとんど分かりません。
効果が高い: ワイヤー矯正と同様に、複雑な症例にも対応できます。

 

・デメリット
費用が高い: 装置がオーダーメイドであることが多く、費用が割高になります。
装着の不快感: 裏側に装置があるため、舌に違和感を覚える場合があります。
清掃の難しさ: ブラッシングが難しく、虫歯や歯周病のリスクが高くなる可能性があります。

 

 

費用・期間の目安

全体矯正: 期間 1~3年 / 費用 100~170万円
部分矯正(前歯中心): 期間 1年前後 / 費用 40~70万円

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4.高校生が矯正治療を始める際のよくある質問

高校生が矯正治療を始めるときには、日常生活への影響について気になることも多いでしょう。

 

ここでは、よくある疑問に分かりやすくお答えしていきます。

不安を解消し、自信を持って治療を始めるための参考にしてください。

4-1.高校生のうちに矯正を始めるデメリットはある?

高校生のうちに矯正を始める場合、以下のようなデメリットが考えられます。

ただし、これらは多くの場合、適切な対応で解消することが可能です。

 

・見た目のストレス

ワイヤー矯正など、装置が目立つタイプを選んだ場合、周囲の目を気にすることがあります。

しかし、目立たないマウスピース矯正を選ぶことで、この悩みを軽減できます。

 

 

・学校生活への影響

矯正装置を装着していると、初めのうちは話しづらさや違和感を感じることがあります。

ただし、数日から数週間で慣れる方がほとんどです。

 

 

・時間の確保が必要

定期的に歯科に通う必要があるため、部活動や勉強とのスケジュール調整が必要です。

あらかじめ歯科医と治療スケジュールを相談し、無理のない計画を立てることで解消できます。

4-2.部活中に矯正をしても大丈夫?

基本的には、矯正治療中でも部活動を続けることは可能です。

ただし、矯正の種類や活動内容によって注意が必要な場合があります。

 

・スポーツの場合

ワイヤー矯正では、激しい接触のあるスポーツ(ラグビーやバスケットボールなど)の際に口内を傷つけるリスクがあります。

この場合、マウスピース型のマウスガードを併用するなどの対策を取ることをおすすめします。

マウスピース矯正であれば装置の取り外しが可能なので、よりストレスなくプレーできます。

 

 

・吹奏楽の場合

ワイヤー矯正や裏側矯正の場合、一部の楽器(トランペットやフルートなど)では、装置が口内に干渉することがあります。

この場合も、取り外し可能なマウスピース矯正が適していることが多いです。

楽器演奏が生活の一部である場合は、事前に歯科医に相談して最適な方法を選びましょう。

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5.矯正治療で自信を持ち、笑顔あふれる高校生活を送ろう

高校生の時期は、矯正治療を始めるのに最適なタイミングです。

 

歯列矯正は、早く始めるほど効果的とされていますが、小さい頃だと矯正治療への理解が難しい場合もあります。

装置の見た目や口の中の違和感にストレスを感じる子どもも少なくありません。

 

その点、高校生は治療への理解が深まり、自分の意志で前向きに治療に取り組むことができる時期です。

特に、今ではマウスピース矯正のように目立ちにくく、つけ心地が良い矯正装置もあるため、ストレスを感じることなく矯正が可能です。

 

また、歯並びをそのまま放置しておくと、さらに悪化する恐れがあります。

小学生の頃に矯正を始めるタイミングを逃してしまった方も、高校生からの矯正治療をぜひ検討してみてください。

 

目立たない矯正装置で自信を持って治療を進め、楽しい高校生活を送りましょう。

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