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歯並びが悪いと美人でも印象が変わる?矯正すべき症例とメリットを解説

丹谷聖一
丹谷聖一
この記事の監修者 

歯科医師。現在は、医療法人聖礼会にて理事長を務める。1999年より都内歯科クリニックにて研鑽を積み、2009年にアス横浜歯科クリニックを開業。その後、医療法人社団聖礼会として法人化を行い、現在では横浜・二子玉川・豊洲エリアに合計4院を展開している。20年以上にわたる臨床経験と、複数の医院経営で培った豊富な知見を活かし、質の高い歯科医療の提供に努めている。
https://www.us-shika.com/

歯並びが悪い美人の印象とは?美しさの条件と治した方がいい症例を解説

「歯並びが悪いと美人には見えない?」

 

「歯並びが悪い美人はどう思われる?」

 

歯並びが悪いことがコンプレックスで、口元をマスクで隠してしまう方もいるのではないでしょうか?

美人の要素をもっていても、歯並びが悪いとそれだけで顔の印象を変えてしまいます。

 

歯並びを歯列矯正で整えればコンプレックスを解消し、口元にも自信をもてるようになるでしょう。

 

本記事では、歯並びが悪いことで変わる顔の印象と美しい歯並びの条件、治した方がよい症例を解説します。

とくに治した方がよい症例にあてはまる方は、歯並びを改善すればさらに美人に近づける可能性があるので、参考にしてみてください。

1.美人の条件第3位は「歯並びの美しさ」

美人の条件第3位は「歯並びの美しさ」

株式会社ネオマーケティングが実施した「女性の美しさに関する調査」によると、日本人は美人の条件の1つとして「歯並びの美しさ」を重視していることがわかります。

 

項目重要度(10段階)
ハリのある若々しい肌8.095
バランスのよい体型8.047
歯の美しさ8.009
ツヤのある髪7.982
透明感のある肌7.881

参照:女性の美しさに関する調査|株式会社ネオマーケティング

 

上位3項目を見ると、日本人はディテールよりも全体的な印象で「美人」かどうかを判断するとわかります。

その中で「歯の美しさ」が10段階中8を超えて第3位にランクインしていることから、歯並びが全体的な印象に影響を与えているといえるでしょう。

 

このように、日本人は「歯並びの美しさ」を美人の条件の1つと捉えているため、歯並びが悪いと美人から遠ざかってしまうわけです。

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2.美人でも歯並びの悪さで印象が変わる理由

美人なのにおしい!歯並びの悪さで印象が変わる理由

美人でも、歯並びが悪いと顔の印象が変わってしまいます。その理由は、次の3つです。

 

・清潔感が損なわれるから

・顔の左右対称性がゆがむから

・口元を隠したときとギャップが生まれるから

 

歯並びによって印象がどのように変わるかがわかると、歯列矯正への興味が深まるはずです。

2-1.清潔感が損なわれるから

悪い歯並びは、見た目だけでなく口内の清潔感に影響することがあります。

 

歯並びの乱れ方によっては、歯ブラシが行き届かない部分が発生しやすくなるためです。

磨き残しは虫歯のリスクにもなり、笑ったときに歯の汚れが見えてしまう可能性があります。

歯の汚れや歯周病は口臭の原因にもなるため、気をつかう必要が出てきます。

 

口元の清潔感は、社会生活や周囲とのコミュニケーションにも影響するため注意が必要です。

清潔感が損なわれた状態では、自信をもって笑ったりコミュニケーションをとったりするのが難しくなってしまいます。

 

2-2.顔の左右対称性がゆがむから

歯並びが悪いと噛み合わせが悪くなるため、食事のときに片側の奥歯で咀嚼するケースがあります。

 

上下左右の歯でバランスよく噛まないと、少しずつ顔が歪んでしまい、左右対称性が失われるわけです。

見た目だけでなく、顎関節症のリスクも発生します。

 

正面から見たときに、顔の左右対称性がゆがむと、違和感を覚えやすくなります。

美人でも、顔がゆがんでいると印象が変わってしまうのです。

 

出っ歯や口ゴボ、受け口といった悪い歯並びは、正面顔だけでなく横顔にも大きな影響を与えます。

横顔の美しさの基準の1つであるEラインが崩れるためです。

 

顔のパーツが整っていても、顔全体がゆがんでいると印象が大きく変わってしまいます。

2-3.口元を隠したときとギャップが生まれるから

歯並びが悪いと、口元を隠したときとギャップが生まれるため、見ている人の印象を大きく左右します。

 

新型コロナウィルスの流行をきっかけに、日本ではマスクをつけて外出する機会が増えました。

口元を隠している状態が美人なことを示す「マスク美人という言葉も広まり、口元にコンプレックスを抱える方は「マスクを外すのが怖い」という場面もあったのではないでしょうか。

 

また、口元をあらわにしたときの印象で「がっかりさせてしまうのではないか」と不安になることも増えました。

 

口元を隠したときとギャップが生まれると、口元のコンプレックスが強まってしまいます。

このように悪い歯並びは、自分に自信がもてない状態を引き起こします

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3.美人の条件!日本と海外の歯並びに対する意識の違い

近年、大人になってから歯列矯正を始める人が増え、日本でも歯並びへの関心は高まっています。

 

しかし、海外、特に欧米諸国と比べると、その意識にはまだ大きな差があります。

 

日本の歯並びに対する意識

日本では、八重歯が「かわいい」とされるなど、歯並びが必ずしも美の基準とされない文化があります。

また、小児期の矯正治療が普及しておらず、治療費が高額で保険適用外であることが、多くの人が矯正に踏み切れない理由の一つです。

結果として、歯並びの改善に対する意識が低く、重要性が十分に認識されていない傾向があります。

 

海外の歯並びに対する意識

一方、欧米では歯並びは健康や美しさ、ステータスの象徴とされています。

小児期から矯正を受けることが一般的で、特にアメリカでは治療率が約50%と高く、歯並びが悪いことは社会的なマイナスと見なされることもあります。

さらに、一部の国では矯正治療が保険適用され、経済的な負担が軽減されている点も大きな違いです。

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4.美しい歯並び4つの条件

美しい歯並び4つの条件

美しい歯並びには、次の4つの条件があります。

 

1.上の歯が下の歯に2~3ミリ重なっている

2.上下の前歯と顔の中心がそろっている

3.歯がすき間なくアーチ状に並んでいる

4.歯が正しく噛み合っている

 

自分の歯並びが条件を満たしているかどうか、チェックしながら読んでみてください。

 

下記の記事では、さらに細かく理想的な歯並びを解説しているので、自分の歯並びが気になる方は合わせてご覧ください。

 

■参考記事:理想的な歯並びとは?6つの特徴と噛み合わせのポイントも解説

4-1.上の歯が下の歯に2~3ミリ重なっている

上下の歯のバランスは、上の歯が下の歯に2〜3ミリ重なっているのが適切です。

 

歯を噛み合わせたときに、上の歯と下の歯が重なりすぎる場合は、過蓋咬合(かがいこうごう)に認定されます。

この状態では、歯どうしや歯茎に歯がぶつかったり顎の動きに制限がかかったりするため、口腔内に悪影響を及ぼします。

4-2.上下の前歯と顔の中心がそろっている

上下の前歯の中心線と目と目の間、鼻が一直線になっていることも美しい歯並びの条件です。

 

中心線、いわゆる正中がそろっていると、顔が整って見えます。

中が崩れると、歯並びだけでなく顎もゆがんで見えるため、全体的な顔の印象が悪くなってしまいます。

4-3.歯がすき間なくアーチ状に並んでいる

歯がすき間なくアーチ状に並んでいる

美しい歯並びでは、歯と歯の間にすき間がなく、きれいなアーチ状(U字型)に並んでいます。

 

アーチが崩れると、顔の見た目に影響を与えます。

たとえば、前歯が尖り奥の方が広がっていくV字型はアーチが狭くなるため、頬がコケて見えることがあります。口元が前に突き出ることで、横顔も崩れて見えるわけです。

4-4.歯が正しく噛み合っている

美しい歯並びは、見た目だけでなく噛み合わせも大切です。

すべての歯がバランスよく、正しく噛み合っているかはチェックする必要があります。

 

たとえば、前歯はきれいにそろっているように見えても、奥歯が浮いてしまって噛み合っていないこともあります。

一見きれいに見えても、正しく噛み合っていないと顎関節症を引き起こすこともあるので治療が必要です。

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5.美人になる!治した方がいい悪い歯並びの症例

美人に近づくためには、下記の悪い歯並びは治した方がよいといえます。

 

・極端に前歯が出ている(出っ歯)

・前歯にすき間がある(すきっ歯)

・下顎が前に出ている(受け口)

・上下の重なりが逆転している

・顎が左右にずれている

・上の歯が下の歯に覆いかぶさっている

・歯並びがガタガタしている

 

上記にあてはまる場合は、歯並びとともに口元のコンプレックスを解消するために、歯列矯正を検討してみましょう。

 

なお、マウスピース矯正を考えている患者さんと全国のクリニックをつなぐ「ウィ・スマイル」での症例写真も載せていますので、自分の歯並びと照らし合わせながら読んでみてください。

 

下記の記事でも、治療した方がよい悪い歯並びについて解説しているので、歯並びが気になる方は参考にしてみてください。

 

■参考記事:歯並びが悪いとどうなる?原因・種類・リスク・矯正方法を解説

5-1.極端に前歯が出ている(出っ歯)

  • 治療前
  • 治療後

前歯が通常よりも極端に前に突き出している状態を、出っ歯と呼びます。

出っ歯は唇も前に押し出してしまうので、Eラインが崩れる原因となります。

 

この場合、歯列矯正で出っ歯を奥に引っ込めることで、改善が可能です。

画像は、ウィスマイルのマウスピース矯正で出っ歯を治療した例です。前歯が整うと、横顔がきれいに見えるようになります。

5-2.前歯にすき間がある(すきっ歯)

  • 治療前
  • 治療後

前歯にすき間がある、いわゆるすきっ歯は、歯列矯正で歯を移動させることで改善できます。

画像は、ウィスマイルのマウスピース矯正で治療した例です。歯のすき間がなくなると、笑ったときに美しく見えます。

5-3.下顎が前に出ている(受け口)

下顎が前に出ている(受け口)

受け口は、下記の3つを原因として下顎が前に出てしまっている状です。

 

骨格の問題で下顎が出ている(骨格性反対咬合)

・奥歯を噛み合わせるために顎を前に出すことで下顎が出てしまう(機能性反対咬合)

歯の生え方や向きによって下顎が出てしまう(歯性反対咬合)

 

機能性反対咬合と歯性反対咬合は、歯列矯正で改善が可能です。骨格性反対咬合は、外科手術が必要なことがあります。

状態によっては、マウスピース矯正だけでも十分に改善できるケースもあります。

 

下記の記事では、受け口のマウスピース矯正についてくわしく解説しているので、受け口が気になる方は合わせてご覧ください。

 

■参考記事:受け口はマウスピース矯正を適用できる?治療期間・費用の目安

5-4.上下の歯の重なりが逆転している

  • 治療前
  • 治療後

上下の歯の重なりが逆転してると噛み合わせが悪くなるため、食事や歯磨きがしにくく、日常生活に影響を与えます。

 

画像は、ウィスマイルのマウスピース矯正で治療した例です。上下の歯が適切に噛み合うようになり、見た目も美しくなっています。

5-5.顎が左右にずれている

顎が左右にずれている場合顎変形症の可能性があります。

 

顎変形症は、見た目のゆがみだけでなく噛み合わせや発音の異常を引き起こすことがあります。

また、顎関節症を併発することもあるため、注意が必要です。

 

顎変形症の場合は、歯列矯正のみでの改善が難しく、外科手術が必要です。外科手術によって、顎の骨を切り調整します。

手術の前後で歯列矯正を行い歯並びを治療するため、見た目が美しくなります。

5-6.上の歯が下の歯に覆いかぶさっている

上の歯が下の歯に覆いかぶさっている

上の歯が下の歯に覆いかぶさっている状態は、過蓋咬合(かがいこうごう)と呼びます。

上の歯は2~3ミリ程度下の歯にかぶさっているのが理想ですが、下の前歯が半分以上見えない状態だと、歯や歯茎に負担がかかるため治療が必要です。

 

状態にもよりますが、過蓋咬合はマウスピース矯正でも治療できます。

5-7.歯並びがガタガタしている

  • 治療前
  • 治療後

歯が前後左右にずれており、歯並びがガタガタなっている症例は、歯列矯正でアーチ状に整えることで美人に近づきます。

画像は、中度~重度のガタつきですが、ウィスマイルのマウスピース矯正によって改善した例です。

 

マウスピース矯正なら、通常のワイヤー矯正よりも痛みや不自由が少ない状態で治療できます。

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6.歯並びが悪い5つのデメリット

歯並びが悪いと、次の5つのデメリットが生じます。

 

1.顔がゆがみやすい

2.虫歯や口臭など口腔環境が悪化しやすい

3.特定の歯や顎に負荷がかかる

4.発音に影響が出ることがある

5.噛み合わせが悪くなる

 

すでにデメリットを感じている方は、歯列矯正を検討してみましょう。

6-1.顔がゆがみやすい

歯並びが悪いと、顔がゆがみやすくなります

正面顔の左右対称性や横顔のEラインが崩れるため、美人度が損なわれてしまいます。

 

下記の記事では、歯列矯正でEラインを整える方法を解説しているので、Eラインの崩れを実感している方は合わせてご覧ください。

 

■参考記事:Eラインとは?作り方のポイントと口元を整える矯正方法

6-2.虫歯や口臭など口腔環境が悪化しやすい

歯並びが悪いと、歯磨きしにくいため磨き残しが発生しやすくなります。

その結果、口腔環境が悪化し、虫歯や歯周病を引き起こします。

 

歯の汚れや歯周病は口臭の原因にもなるため、コミュニケーション時に困ることも出てくるでしょう。そうなると、口臭が気になってマスクをしたり手で口元を隠したりするのが癖になってしまいます。

6-3.特定の歯や顎に負荷がかかる

歯並びが悪いと、噛み合わせも悪くなり、特定の歯や顎に負荷がかかることがあります。

これにより、歯のヒビや欠け、あるいは顎のゆがみや痛みを引き起こすわけです。

 

この状態では、食事をはじめとする日常生活にも支障が出てくるため、治療が必要となります。

6-4.発音に影響が出ることがある

受け口(反対咬合)や極端なすきっ歯のような歯並びの悪さは、発音に影響を与えることがあります。

 

とくに、サ行、タ行、ナ行、ラ行の発音に影響が出ることが多く、日常生活に支障が出る場面も出てきます。

人と話す機会が多い方にとっては、大きなデメリットです。

6-5.噛み合わせが悪くなる

歯並びが悪いと、噛み合わせが悪くなることがあります。これにより、次のような症状が出ます。

 

・噛む力がかかる場所が偏り、顔がゆがむ

・特定の歯に負荷がかかり、ヒビや欠けが発生する

・顎に負荷がかかり、顎関節症になる

・十分な唾液が分泌されなくなり、胃腸をはじめとする消化器官に負担がかかる

 

見た目だけでなく、身体にも影響を与えることも。

胃腸に負担がかかると、慢性的な痛みや口臭を引き起こすため、治療が必要です。

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7.悪い歯並びを治す5つのメリット

悪い歯並びを治す5つのメリット

悪い歯並びを歯列矯正で治すメリットは、次の5つです。

 

1.見た目が美しくなる

2.横顔美人の条件であるEラインが整う

3.虫歯や歯周病のリスクが軽減される

4.口元に自信をもてるようになる

5.肩こりや頭痛が改善されることがある

 

悪い歯並びによるデメリットが解消され、見た目の美しさと口腔内の健康が手に入ります。

 

下記の記事でも、きれいな歯並びのメリットを解説しているので、歯列矯正をお考えの方は合わせてご覧ください。

 

■参考記事:綺麗な歯並びのメリットは見た目だけではない!?乱れた歯列のリスク

7-1.見た目が美しくなる

悪い歯並びを治すと、正面顔が左右対称に近づくため、見た目が美しくなり美人に近づけるでしょう。

 

これまで紹介したように、口元の印象は全体の印象を大きく左右するので、歯列矯正で口元が整うと全体的な印象アップも期待できます。

症例にもよりますが、ほうれい線が薄くなることもあり、若々しさを手にすることも可能です。

7-2.横顔美人の条件であるEラインが整う

症例にもよりますが、歯列矯正によって、横顔美人の条件の1つであるEラインを整えることが可能です。

Eラインが整うと、横顔が美しく見えるようになります。

 

下記の記事で、Eラインを整える矯正治療について解説しているので、横顔を美しく整えたい方は参考にしてみてください。

 

■参考記事:Eラインは歯列矯正でキレイにできる!美しい横顔を手に入れる方法

7-3.虫歯や歯周病のリスクが軽減される

歯並びを治すと、歯並びが悪いときに抱えていた虫歯や歯周病のリスクが軽減され、口腔内の健康を保てるようになります。

 

これにより、気になっていた口臭も改善されるため、口元を隠さずコミュニケーションを取れるようになります。

7-4.口元に自信をもてるようになる

歯並びを治すと噛み合わせが改善され、左右の顎のバランスが整う効果も期待できます。

見た目の印象が変わるため、口元に自信をもてるようになるでしょう。

 

これまで、マスクで口元を隠して安心感を覚えていた方も、歯列矯正で口元のコンプレックスが解消されることで、マスクなしの生活が怖くなくなるはずです。

7-5.肩こりや頭痛が改善されることがある

歯並びを治すと、慢性的な肩こりや頭痛が改善されることがあります。

 

歯並びが悪いと噛み合わせも悪くなり、顎の筋肉に負担がかかります。

このとき、顎の筋肉が固まり緊張状態になると、周辺の筋肉にも連動し、血行不良が起きるのです。これにより、肩こりや頭痛を引き起こします。

 

歯列矯正によって歯並びが治ると、顎周りの筋肉やそこに連動する筋肉のバランスが改善されます。これにより、慢性的な頭痛や肩こりも解消されるわけです。

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8.より美人に近づく!悪い歯並びの矯正方法

より美人に近づく!悪い歯並びの矯正方法

今よりも美人に近づくためには、下記の方法で悪い歯並びを矯正することが大切です。

 

・マウスピース矯正

・ワイヤー矯正

・裏側矯正(舌側矯正)

・セラミック矯正

 

それぞれの矯正方法を解説していきます。

8-1.マウスピース矯正

Eライン矯正にかかる費用の目安

マウスピース矯正は、アライナーという透明の矯正器具を利用する治療法です。

 

装置が透明なので、タレントさんや接客業など、人と関わることが多い方にとても人気があります。そのため、結婚式や面接などの横顔や笑顔がポイントになるという方にもおすすめです。

また、アライナーは簡単に取り外せるため、矯正中でも食事や歯磨きなど負担なく行えます。

8-2.ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、金属の装置で歯列の乱れを改善する矯正方法です。

 

歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーの力で少しずつ歯を移動します。

そのため、マウスピース矯正では適応しないような歯並びの症状でも改善できる症例が多い治療法です。

8-3.裏側矯正(舌側矯正)

裏側矯正は、歯の裏側にブラケットを装着する矯正方法です。

 

治療の仕組みは、通常のワイヤー矯正のようにワイヤーの力で歯列を整えていきます。

矯正装置が歯の裏にあるため、目立たずに矯正治療できる点がメリットです。

 

裏側矯正は、歯の裏側にブラケットを装着するため、歯科医師の技術と手間がかかります。

そのため、通常のワイヤー矯正よりも治療費が割高になる傾向があります。

8-4.セラミック矯正

歯を移動する歯列矯正とは異なりますが、以下のような軽度の乱れであればセラミック矯正で魅力的な口元を手にすることもできます。

 

・一部の歯の角度が悪い

・一部の歯がねじれている

・矮小歯(わいしょうし)

 

セラミック矯正は歯を移動することはできないので、重度の乱れや歯並び全体の改善には適していません。

また、ほとんどのケースで自分の歯を削る必要があるため、抵抗のある方には向いていない治療といえます。

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9.歯列矯正ごとの費用と期間

矯正治療を考える際に一番気になるのは、やはり費用期間ではないでしょうか。

歯列矯正は個人の口内環境や希望する治療内容によって様々ですが、大まかな費用と期間の目安を知ることは重要です。

 

代表的な矯正方法であるマウスピース矯正、ワイヤー矯正、そしてセラミック矯正の費用と期間の目安は以下のとおりです。

矯正方法費用の目安特徴期間の目安
マウスピース矯正50~100万円程度-透明で目立たない

-取り外し可能

-軽度~中等度の矯正に適している

6か月~2年程度
ワイヤー矯正60~130万円程度-金属ブラケットとワイヤーを使用

-確実な矯正力を持ち、幅広い症例に対応

-裏側矯正(舌側矯正)は費用が高め

1.5年~3年程度
セラミック矯正1本あたり8~18万円程度-短期間で歯並びを整えられる

-素材の選択肢が豊富で即効性がある

数週間~数か月程度

 

 

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10.歯列矯正の注意点

歯列矯正を行う際は、次の4つの点に注意が必要です。

 

・口元が目立つ場合がある

・痛むことがある

・後戻りする場合がある

・治療費が高額になりやすい

 

注意点をあらかじめ理解しておくと、歯列矯正をはじめる際の心づもりができるので、参考にしてみてください。

10-1.口元が目立つ場合がある

とくに、ワイヤー矯正については歯の表面に装置があるため、口元の金属が目立ちやすい治療です。

そのため、人と会話をしていても「金属の装置が気になって恥ずかしい」という方もいらっしゃいます。

 

装置を目立たせたくない場合は、白や透明の目立ちにくい審美ブラケットを利用してもよいでしょう。

またワイヤー矯正は、歯の表面にあるブラケットのせいで、さらに口元がもっこりして目立ってしまう可能性があります。

10-2.痛むことがある

歯並びの状態や個人差がありますが、矯正治療による痛みを感じることがあります。

 

ただし、多くの場合は数日で痛みが落ち着くケースが一般的です。

日にちが経っても痛みが消えない場合は、歯科医師に状態をチェックしてもらいましょう。

 

また、鎮痛剤も効果的ですが、歯科医師に用量や回数などを相談した上で服用してください。

10-3.後戻りする場合がある

矯正歯科治療は、固定されていた歯を移動して歯列を整える治療です。

そのため、治療後は歯が元の位置に戻ろうとする(後戻り)可能性があります。

 

後戻りの程度には個人差がありますが、矯正期間と同じくらい保定装置(リテーナー)を装着するケースが多いです。

リテーナーは固定式・マウスピース型・ワイヤー式などがあり、症状に合わせて利用します。

 

また、マウスピース矯正は装着時間を守らないと、治療中にも後戻りのリスクがあります。

そのため、1日20時間以上の装着時間をしっかり管理することが大切です。

10-4.治療費が高額になりやすい

審美性を目的とした場合、歯列矯正には保険が適用されないので高額になりやすい治療です。

また、ホームページの表示価格が矯正装置だけの金額になっていることも多いです。そのため、以下の費用が別料金になっていることもあります。

 

・初診料

・カウンセリング料

・検査料/診断料

・調整料

・リテーナー料

・保定料

・保定管理料

 

支払いの負担を抑えたい場合は、トータルフィー(※)を採用しているクリニックもあります。

また、金利の低いデンタルローンを利用して、月々の負担を抑えることもできます。 

 

※トータルフィー:矯正装置の費用だけでなく、初診料・検査料・調整料・保定料などの費用がすべて含まれた支払いシステム

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11.歯列矯正の歯科を選ぶ際のポイント

歯列矯正は基本的に長期で行う必要があるため、自分にあった安心かつ信頼できる歯科で矯正をすることが大切です。

料金だけでなく治療の計画や医師のコミュニケーション能力など総合的に確認するのがポイントです。

11-1.日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているか

歯科医院に在籍している医師が、日本矯正歯科学会の認定医であるかどうかを確認することは重要です。

 

日本矯正歯科学会の認定医は、矯正治療において高い専門知識と技術を持っており、信頼性が高いとされています。

5年以上日本矯正歯科学会の会員であることや、臨床経験、論文を発表などが最低条件となります。

 

認定医が在籍している歯科医院で治療を受けることで、安心して治療を受けることができます。

認定医の資格を持っている歯科医師がいる歯科医院は、日本矯正学会のホームページで知ることができます。

11-2.費用の設定が明確かつ分かりやすいか

歯列矯正の費用は、治療内容や使用する装置、治療期間などによって異なります。

 

歯科医院によって費用設定が異なるため、治療を始める前に費用について明確に理解することが重要です。

 

また、追加料金や支払い方法なども事前に確認しておくと良いでしょう。

費用に関する不明点や疑問点があれば、歯科医院に直接問い合わせてみることをおすすめします。

11-3.治療計画が明瞭か

治療計画が明確かどうか、複数の治療計画のメリットやデメリットがそれぞれ提示されているかなどが重要なポイントです。

 

また、患者様がそれらを確認し、治療の進行や予定された結果について理解することが必要です。

その後、しっかりと同意を得た後治療を進めてくれる歯科医院を選びましょう。

 

また、治療の進行状況や変化について定期的に説明を受けることで、治療に対する理解が深まり、安心感を得ることができます。

11-4.矯正中のトラブルに対応してくれるか

治療中は、装置の調整や不具合、緊急のトラブルが発生することがあります。

そのような場合に、歯科医院が迅速かつ適切に対応してくれるかどうかも重要です。

 

矯正歯科医が常駐している医院を選ぶ、すぐ予約が取れるなども重要なポイントです。

歯科医院の対応が迅速であり、患者の不安や疑問に丁寧に応えてくれる医院を選ぶことが大切です。

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12.まとめ:歯列矯正をして美人度アップを目指そう

まとめ:歯列矯正をして美人度アップを目指そう

歯並びの悪さを改善すると、顔の印象が変わり美人度がアップします。

 

歯並びの悪さは、顔全体の印象を大きく左右します。歯並びが悪い方は、口元のコンプレックスを感じ、マスクや手で口元を隠すことが増えるでしょう。

しかし、常に隠しておくことは難しく、どこかで素顔を出さなければならない場面もあるはずです。そのような場面でコンプレックスを感じず、自分らしくコミュニケーションを取るためには、歯並びの改善が必要です。

 

状態にもよりますが、透明で装置が目立ちにくく痛みが少ないマウスピース矯正で改善できる可能性があります。

 

ウィ・スマイル」は、全国の患者さんとマウスピース矯正の治療実績が豊富な信頼できるクリニックをおつなぎできます。

「悪い歯並びを改善して美人に近づきたい」とお考えの患者さんは、ぜひ一度ウィスマイルにお問い合わせください。

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