
- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

「歯並びが気になって友達の前で堂々と笑えない」
「社会人になる前の学生のうちに歯列矯正を受けたい」
就職活動や、これから迎える社会生活のために歯列矯正を受けたいと思う大学生が増えています。
一方で、 「費用の負担」「矯正中の痛み」「バイトやサークルへの影響」 など、不安要素も。
そこで本記事では、 大学生の歯列矯正のメリット・デメリット、費用相場、お得な支払い方法、矯正中の生活への影響 を詳しく解説します。
「今矯正を始めるべきか?」と悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてください。
- 1. 大学生の歯列矯正の事情
- 1-1. 歯列矯正治療とは
- 1-2. 大学生が歯列矯正治療を検討する理由
- 1-3.大学生が歯列矯正治療を始めやすいタイミング
- 2. 大学生が歯列矯正治療を行うメリット
- 2-1. 矯正期間の短期化を期待できる
- 2-2. 歯科医院に行く時間を社会人よりも取りやすい
- 2-3. 社会人になる前に矯正が完了する
- 3. 大学生が歯列矯正治療を行うデメリット
- 3-1. 費用の負担が大きい
- 3-2. 矯正中の違和感や痛み
- 3-3. バイトや食事に影響がある
- 4. 大学生の矯正費用は?お得な支払い方法をチェック
- 4-1. 歯列矯正治療の費用の目安
- 4-2. お得な支払い方法
- 4-3. 歯列矯正をする際の注意点
- 5. まとめ:大学生の矯正はメリットも多いが、しっかり準備が大切!
1. 大学生の歯列矯正の事情

大学生の矯正歯科治療といっても、基本的な治療方法は大人や子供と特に変わりはありません。
ただひとつだけ大きな違いとしては、社会に出る前の最後の時期ということです。
そして最近では、多くの大学生が矯正治療を希望するようになってきています。
1-1. 歯列矯正治療とは
歯列矯正治療とは、歯ならびの乱れや悩みを改善する治療です。
出っ歯や八重歯、すきっ歯、受け口など、様々な症状をきれいな歯並びに整えます。
また歯並びだけでなく、噛み合わせのバランスも改善することができます。
そのため、大学生に限らず子供から高齢者の方まで多くのメリットがある治療です。
1-2. 大学生が歯列矯正治療を検討する理由
大学生が矯正治療を受ける場合、以下のような理由があげられます。
・社会人になる前に口元のコンプレックスを改善したい
・就職活動における面接の際に印象の良い表情にしたい
やはり、社会に出る前に「自信を持って人と接することができるように」という大学生が多いようです。
そして、もし矯正中に面接が重なってしまっても、矯正装置がマイナス点になるということはありません。
1-3. 大学生が歯列矯正治療を始めやすいタイミング
絶対的にというわけではありませんが、在学中は早めの治療をおすすめします。
程度にもよりますが、全顎矯正の治療期間が2~3年になることもあるからです。
1年生か2年生であれば、卒業前に矯正治療を終えることができます。
結果的に、就職活動に間に合いますので、検討中の方は早期の治療が良いでしょう。
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2. 大学生が歯列矯正治療を行うメリット

大学生のうちに受ける歯列矯正には、大人が受ける治療にはないメリットがあります。
いま現在、歯科矯正を検討中の方は、在学中に治療するメリットを踏まえていただければと思います。
2-1. 矯正期間の短期化を期待できる
大学生は大人に比べ、相対的に治療を短期間で終えられることが多いです。
これは、年齢を重ねるにつれて固くなる歯槽骨が、まだ動かしやすいという理由が考えられます。
さらに、結果的に治療期間が短くなれば治療費も減るため、費用面でのメリットもあるのです。
2-2. 歯科医院に行く時間を社会人よりも取りやすい
大学生が矯正治療を受けるメリットとして、社会人にはない時間的なゆとりもあげられます。
矯正方法にもよりますが、矯正期間中は定期的に通院する治療です。
しかし多くの社会人は、休日に行くことになるため予約が取りにくかったり、クリニックが休みだったりもします。
このようにスムーズに通えない社会人に比べ、大学生はスケジュールの調整がしやすいと言えるでしょう。
2-3. 社会人になる前に矯正が完了する
一般的に、 矯正治療の期間は1.5~3年ほど。
大学生のうちに矯正を開始すれば、 就活や社会人デビュー前に治療が終わる可能性があります。
また、 社会人になると人前で話す機会が増える ため、矯正中の見た目が気になる人も多いですが、大学生のうちに矯正を完了しておけば、 社会に出るときには自信のある笑顔を手に入れられるでしょう。
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3. 大学生が歯列矯正治療を行うデメリット

大学生のうちに矯正治療を受けることには多くのメリットがありますが、注意すべき点もあります。
治療を始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないように、考えられるデメリットもしっかり理解しておきましょう。
3-1. 費用の負担が大きい
矯正治療は、 数十万円~100万円以上かかるケースもあります。
大学生の場合、 一括払いが難しいこともあるため、分割払いの選択肢を検討することが重要です。
また、 医療費控除や学割が適用されるかを確認し、少しでも費用負担を軽減する工夫 をしましょう。
3-2. 矯正中の違和感や痛み
矯正治療を始めると、 歯が動く際に痛みを感じることがある ため、最初のうちは 食事がしづらい こともあります。
また、 ワイヤー矯正の場合は口内炎ができることも ありますが、装置に慣れてくれば問題なく過ごせるようになります。
3-3. バイトや食事に影響がある
矯正中は、食事制限が必要な場合があります。
特に、ワイヤー矯正では 硬いものや粘着性のある食べ物が食べにくくなる ため、注意が必要です。
また、 接客業のバイトをしている場合、最初のうちは滑舌が悪くなることもあるため、発音に慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
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4. 大学生の矯正費用は?お得な支払い方法をチェック

矯正治療の費用は高額になりがちですが、大学生でも負担を抑えて始められる方法があります。
「費用がネックで矯正を諦めるしかない…」と悩んでいる方も、賢く支払う方法を知っておけば無理なく治療が可能です。
ここでは、 矯正の費用相場と、お得な支払い方法 をご紹介します。
お口の状態によっては、抜歯やエナメル質を薄く削るなどの費用が発生することもあるため、事前に特徴を理解しておきましょう。
4-1. 歯列矯正治療の費用の目安
歯列矯正治療を大きく分けると、マウスピース矯正・ワイヤー矯正・裏側(舌側)矯正の4種類です。
矯正装置ごとに異なる費用と治療期間は以下のようになります。
ただし、矯正治療は原則として自由診療になるため、平均的な目安として参考にしてください。
また、治療後の後戻りを防ぐ保定期間や、抜歯の費用などの個人差があるものは含んでいません。
矯正装置 | 矯正の範囲 | 期間 | 費用 |
マウスピース矯正 | 全体 | 1~3年 | 60~100万円 |
マウスピース矯正(部分) | 前歯中心 | 3ヶ月~1年半 | 10~50万円 |
表側ワイヤー矯正 | 全体 | 2~3年 | 60~130万円 |
表側ワイヤー矯正(部分) | 前歯中心 | 1年前後 | 30~60万円 |
裏側ワイヤー矯正 | 全体 | 2~3年 | 100~170万円 |
裏側ワイヤー矯正(部分) | 前歯中心 | 1年前後 | 40~70万円 |

マウスピース矯正
装置が透明のため、周りの人に気付かれずに矯正治療を受けることができます。
現在では、インビザラインなど世界中にメーカーがあり、芸能人をはじめとして多くの方に人気があります。
また技術の進歩によって、軽度の乱れであれば以前は対応できなかった歯並びの改善もできるようになっています。

ワイヤー矯正
金属製のブラケットとワイヤーを利用した一般的な治療法です。
歯の表面にブラケットを装着し、通したワイヤーの力で少しずつ歯を移動していきます。
そして、マウスピースでは対応できない重度な乱れや問題を改善できる矯正装置です。

裏側矯正
歯の裏側に器具を装着するワイヤー矯正です。
歯列を整える仕組みはワイヤー矯正と同じで、あらゆる歯並びの乱れに適応できるうえ、口元を見たときに矯正装置が目立ちません。
矯正治療の費用は、上顎だけ、または下顎だけなどお口の状態によって細かく変動します。
そのため、詳しい費用についてはクリニックの無料カウンセリングを利用するか、事前のご相談をおすすめします。
4-2. お得な支払い方法
矯正費用が高額でも、 支払い方法を工夫すれば無理なく治療を受けることができます。
✅ 学割のあるクリニックを探す
→ 一部の歯科医院では 大学生向けの割引プラン を提供していることがあります。
✅ 分割払い・デンタルローンを活用する
→ 月々 5,000〜10,000円 の負担で矯正が可能なプランもあります。
初期費用が少なくても始めやすいのが魅力です。
✅ 親の医療費控除を活用する
→ 矯正治療は 医療費控除の対象 になる場合があります。
家族の合計医療費が10万円を超えると、確定申告で税金の一部が戻ってくる可能性がある ため、親に相談しておくと良いでしょう。
💡 費用面で不安がある場合は、まずはクリニックに相談して、自分に合った支払い方法を見つけましょう!
4-3. 歯列矯正をする際の注意点
歯列矯正を受ける際は、自分の希望する条件でクリニックを選んだり、矯正装置を選ぶことが多いです。
もちろん希望は大切なのですが、いちばん重要なことは理想の歯並びを手にすることではないでしょうか。
そのためにも、歯科矯正の注意点を理解した上で治療を受けるようにしましょう。
✔ 価格だけを見てクリニックや歯科医院を選ばない
最近では、歯科医院のホームページを見ると様々な価格やサービスが表示されています。
中には「本当にこの価格で良いのか」と思うような低予算の矯正治療も見かけます。
その一方で、精度の低い治療によるトラブルや再治療に訪れるというケースも増えているのです。
歯列矯正という治療は、非常に繊細で高度な技術を必要とする治療です。
そのため、安易に安さだけで決めるのではなく、歯科医師の実績と信頼性を重視しましょう。
長期的にトラブルがない矯正歯科を選ぶことが、結果的に費用面の負担を抑えることにもなるのです。
■参考記事:矯正歯科の正しい選び方|失敗しないためのポイントとよくある疑問も紹介
✔ 矯正に用いる装置によってメリットとデメリットがある
マウスピース矯正
取り外しが簡単なため、就活中の面接時にも外せるというメリットがあります。
ただし、1日20時間以上の装着が必要なため、食事と歯みがき以外は忘れないよう注意が必要です。
また、重度の開咬や乱杭歯など、症状によってはマウスピース矯正が適応しない可能性があります。
ワイヤー矯正
一般的に他の矯正に比べて費用を抑えることができます。
あらゆる歯ならびに対応できる点がメリットですが、装置が目立つため審美性が良くありません。
また、装置と歯の隙間に食べ物が挟まりやすいため、虫歯や歯周病のリスクには注意が必要です。
歯の裏に装着する裏側矯正
大学生にとっては目立たずに治療できるというメリットがあります。
ただし、装置で舌や歯肉を傷つけてしまうことがあるため、慢性的な出血や痛みには注意が必要です。
また、裏側矯正は装着の難易度が高いため、一般的なワイヤー矯正よりも高額になります。
8回、12回、18回、24回、30回、難症例コースを矯正歯科医師と相談の上、選択いただけます。
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5. まとめ:大学生の矯正はメリットも多いが、しっかり準備が大切!

大学生のうちに矯正を始めることには 「社会人になる前に完了できる」「学割が使える」「通院しやすい」 などのメリットがあります。
一方で、 費用の負担や矯正中の生活への影響も考慮する必要があります。
しかし、これらのデメリットも 支払い方法の工夫や、矯正方法の選択次第で軽減可能 です。
✅ 費用が気になるなら? → 学割や分割払いを活用し、医療費控除もチェック
✅ 見た目が気になるなら? → 目立ちにくいマウスピース矯正や舌側矯正を選ぶ
✅ バイトやサークルとの両立は? → 食事や発音に影響が少ない矯正方法を選択
✅ 長期旅行や留学の予定があるなら? → マウスピース矯正なら持ち運びができる
矯正治療は 一度始めると途中でやめることが難しいため、事前にしっかり情報を集め、納得のいく治療方法を選ぶことが大切です。
大学生のうちに矯正を考えているなら、まずは無料相談を受けてみましょう。
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