
- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

最近注目されているのが、ホワイトニング効果が期待できるマウスウォッシュです。
うがいするだけで着色汚れのケアができ、口臭や虫歯の予防も同時にできる便利なアイテムですが、
「本当に歯が白くなるの?」「自分に合った商品はどれ?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
・マウスウォッシュでホワイトニングができる仕組み
・効果的な選び方と正しい使い方
・人気の市販おすすめ商品6選
までを初心者の方にもわかりやすく解説します。
- 1. マウスウォッシュにホワイトニング効果はある?
- 1-1. ホワイトニング用マウスウォッシュとは?
- 1-2. どんな効果が期待できる?
- 1-3. マウスウォッシュのホワイトニングはどんな人がおすすめ?
- 2. ホワイトニング効果が期待できるマウスウォッシュの選び方
- 2-1. 成分で選ぶ:美白成分の有無を確認
- 2-2. 使用感で選ぶ:アルコールの有無・刺激の強さを確認
- 2-3. 目的で選ぶ:着色汚れ対策 or 口臭・歯周病予防
- 3. 市販のおすすめホワイトニングマウスウォッシュ6選
- 3-1. NONIO+ホワイトニング デンタルリンス【医薬部外品】
- 3-2. リステリン ホワイトニング
- 3-3. クリアクリーン ホワイトニング デンタルリンス アップルミント 【医薬部外品】
- 3-4. オクチホワイトニング 液体ハミガキ
- 3-5. オーラツー プレミアム マウスウォッシュ ダブルクレンジング【医薬部外品】
- 3-6. プロポリンス デンタルホワイトニング
- 4. マウスウォッシュでホワイトニング効果を高める使い方と注意点
- 4-1. 効果的な使用タイミングと順番
- 4-2. 歯のホワイトニング後にマウスウォッシュを併用するポイント
- 4-3. ホワイトニング用マウスウォッシュの注意点
- 5. まとめ|マウスウォッシュでホワイトニングするなら「効果・選び方・使い方」の3つが鍵!
1. マウスウォッシュにホワイトニング効果はある?

ホワイトニング用マウスウォッシュは「うがいするだけで歯が白くなる」として注目されていますが、実際にどれほどの効果が期待できるのでしょうか?
ここでは、通常のマウスウォッシュとの違いや、ホワイトニング効果の仕組み・作用成分などをわかりやすく解説します。
1-1. ホワイトニング用マウスウォッシュとは?
ホワイトニング用のマウスウォッシュは、歯の表面に付着した着色汚れ(ステイン)を落とし、自然な白さへ導くことを目的とした液体タイプのオーラルケア製品です。
通常のマウスウォッシュとの主な違いは以下の通りです。
🟦 通常のマウスウォッシュの主な目的
・口臭予防
・殺菌作用による虫歯や歯周病の予防
🟦 ホワイトニングタイプはさらに+α
・通常のマウスウォッシュ効果に加え、歯の美白ケア(ホワイトニング)にも対応
・美白成分(例:ポリリン酸、重曹など)を含み、以下のような働きをします:
- コーヒー・紅茶・タバコなどによる着色を浮かせて除去
- 再び汚れがつくのを防止(再付着防止)
つまり、ホワイトニング用マウスウォッシュは「口内を清潔に保ちつつ、白さもキープしたい人」にぴったりなアイテムです。
1-2. どんな効果が期待できる?
ホワイトニング用マウスウォッシュで期待できる主な効果は次の3つです。
✅ 1. 歯の表面に付着した着色汚れ(ステイン)を浮かせて除去
コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレー・タバコなどによって付着した歯の表面の色素汚れ(ステイン)を、
毎日の使用で少しずつ浮かせて落とす効果があります。
特に、着色しやすい飲食物をよく摂る方や、白い歯をキープしたい方に適しています。
✅ 2. 再びステインが付着するのを防止(再着色予防)
ただ汚れを落とすだけでなく、再びステインが付着しにくい状態をつくる効果もあります。
使用を続けることで、歯の表面に汚れが付きにくくなり、白さのキープにつながります。
✅ 3. 口臭や歯周病の原因となる菌の除去など、口腔内を清潔に保つ働き
ホワイトニングタイプの多くは、殺菌や抗菌作用も備えており、
・口臭予防
・歯周病・虫歯の原因菌の抑制
・口内のネバつきや不快感の軽減
といった、オーラルケア全般のサポートにも役立ちます。
ホワイトニングマウスウォッシュは、歯の“表面の汚れ”にアプローチするアイテムです。
一方、歯科ホワイトニングのように歯の内側(象牙質)を漂白するわけではありません。
そのため、即効性を求めるというよりは、
継続的に使って「本来の歯の白さに近づける」「白さを維持する」ための習慣的ケアとしておすすめです。
1-3. マウスウォッシュのホワイトニングはどんな人がおすすめ?
以下のような方にとって、ホワイトニングマウスウォッシュは非常に効果的です。
- コーヒー・紅茶・ワイン・カレーなどをよく摂取する人
- 煙習慣があり、ヤニ汚れが気になる人
- 歯科でホワイトニングした後、白さを維持したい人
- ホワイトニング歯磨き粉と併用してさらにケアしたい人
- 忙しくて歯科に通う時間がないが、見た目の印象を良くしたい人
とくに「美白ケアもしたいけど、まずは手軽に始めたい」という方にはぴったりです。
また、外出前や人と会う前のエチケットケアとしても人気です。
2. ホワイトニング効果が期待できるマウスウォッシュの選び方

ホワイトニングマウスウォッシュには多くの種類があり、「どれを選べばいいか分からない」と悩む方も少なくありません。
そこで、成分・使用感・目的の3つの観点から、失敗しない選び方のポイントを紹介します。
2-1. 成分で選ぶ:美白成分の有無を確認
ホワイトニング効果のあるマウスウォッシュを選ぶとき、まず注目すべきは美白成分の配合有無です。
パッケージの「有効成分欄」や「医薬部外品(薬用)」の表示に着目すると、効果が期待できるかどうかを見極めやすくなります。
以下は、代表的な美白成分とその特徴をまとめた一覧です:
成分名 | 主な働き | 備考 |
---|---|---|
ポリリン酸ナトリウム | ステイン除去・再着色防止 | 歯科ホワイトニングでも使用される |
ピロリン酸ナトリウム | ステインを浮かせて落とす | エナメル質を傷つけにくい |
PEG-8 | タンパク質汚れの溶解 | 黄ばみの原因物質を分解 |
炭酸水素ナトリウム(重曹) | 弱アルカリ性で汚れを中和 | 刺激が少ないのも特徴 |
これらの成分が含まれていれば、着色汚れの除去や予防に効果的と考えられます。
購入前には、パッケージの成分表示をチェックする習慣をつけておくと安心です。
2-2. 使用感で選ぶ:アルコールの有無・刺激の強さを確認
いくら成分が優れていても、刺激が強すぎて続けられなければ意味がありません。
毎日使える使用感かどうかも、製品選びではとても大切なポイントです。
✅ アルコール入り・ノンアルコールの違い
種類 | 特徴 | 向いている人 |
アルコール入り | 清涼感が強く、殺菌力が高め | 爽快感を求める人・刺激に強い人 |
ノンアルコール | 低刺激で毎日使いやすい | 子ども・妊婦・口内が敏感な人 |
毎日使うものだからこそ、「使いやすさ・続けやすさ」は継続による効果実感に直結します。
2-3. 目的で選ぶ:着色汚れ対策 or 口臭・歯周病予防
ホワイトニングマウスウォッシュは、目的に応じて最適なタイプを選ぶことが大切です。
重視する目的 | 向いている製品の特徴 |
---|---|
着色汚れ対策(ステイン) | ポリリン酸や重曹などの美白成分を配合/「ホワイトニング」や「ステインケア」と明記されたタイプ |
口臭・虫歯・歯周病予防 | クロルヘキシジン・CPC(殺菌成分)などが豊富/「医薬部外品」の表示がある製品 |
予防+美白のバランス型 | NONIO+ホワイトニングなどの多機能タイプがおすすめ |
市販品には「ホワイトニング重視」と「口腔ケア重視」のどちらも存在するため、自分の悩みに合った製品を選ぶことで効果の実感度が変わってきます。
▶口臭の原因とケア法を詳しく知りたい方はこちら:最強の口臭対策ガイド!セルフケアとプロフェッショナルケアを徹底解説
3. 市販のおすすめホワイトニングマウスウォッシュ6選
ここからは、市販で買える人気商品を、効果・使用感・成分・の観点から厳選して紹介します。
3-1. NONIO+ホワイトニング デンタルリンス【医薬部外品】

出典:https://nonio.lion.co.jp/lineup/whitening.htm
ポリリン酸ナトリウムを配合し、ステイン(着色汚れ)を浮かせて除去しながら再着色を防止。
CPC(塩化セチル ピリジニウム)による殺菌効果で、口臭ケアとホワイトニングが両立された商品です。
アルコール:
アルコール配合(多少の刺激感あり)
※ノンアルコールタイプは通常のNONIOマウスウォッシュシリーズのみであり、ホワイトニングシリーズには存在しません
フレーバー:
フレッシュホワイトミント(グレープフルーツとライチを含む華やかなミント香味)で、すっきりした清涼感が特徴
おすすめの方:
・日常的にステイン・口臭ケアをしたい方
・刺激があっても爽快感が欲しい方
・口臭ケアと美白をまとめて行いたい方
3-2. リステリン ホワイトニング

出典:https://www.listerine-jp.com/mouthwash/antiseptic/listerine-whitening-mouthwash
リステリンのホワイトニングタイプは、歯の表面に付着したステイン(着色汚れ)を浮かせて落とし、再着色を防ぐ設計の薬用マウスウォッシュです。
泡立ちが少なく、清涼感が穏やかで、口臭や歯周病予防にも働きかける効果があります。
アルコール:
アルコール配合(ただし刺激は控えめ)
フレーバー:
ホワイトミント系(比較的マイルドなミント感)
おすすめの方:
・ステインの着色ケア+口内清潔の両立をしたい人
・リステリンの爽快感は好きだけど刺激が苦手
・継続しやすい味や香りを重視する方
3-3. クリアクリーン ホワイトニング デンタルリンス アップルミント 【医薬部外品】

出典:https://www.kao-kirei.com/ja/item/khg/clearclean/4901301203250/?tw=khg
DL‑リンゴ酸(清掃助剤)が着色汚れを浮かせ、ポリリン酸ナトリウムが歯面をコーティングして再付着を防ぐ薬用液体ハミガキです。
タバコのヤニを落とす効果もあり、毎日のホワイトニングケアに適しています。
アルコール:
アルコール配合
フレーバー:
フレッシュなアップルミントの香味
おすすめの方:
・家族みんなで使えるマイルドタイプを探している
・甘めでやさしい香味のマウスウォッシュが好み
・ホワイトニングと虫歯予防を両立したい
3-4. オクチホワイトニング 液体ハミガキ

出典:https://okuchi-bitattojapan.com/product_toothliquid.php
1包分11mlの個包装液体タイプで、口に含み20秒ほどゆすいだ後にブラッシングするスタイルです。
洗口だけでなくブラッシングも可能で、「しっかりケアしたい」方にぴったり。使用後の口内がつるつるになる実感も人気です。
持ち運びやすく個包装なので衛生的なので外出先ケアにも◎
アルコール:
ノンアルコール
フレーバー:
クリアミント
おすすめの方:
・液体ハミガキでしっかり汚れを落としたい
・洗口だけでなく歯磨きもしたい派
・ホワイトニング効果を“実感重視”で求める方
3-5. オーラツー プレミアム マウスウォッシュ ダブルクレンジング【医薬部外品】

出典:https://jp.sunstar.com/oralcare/ora2/product_013.html
口臭の原因となる菌と、歯の表面にたまった着色汚れをダブルでケアできる処方が特長です。
まず、汚れと菌のかたまりを分解する成分が働き、そのあとに殺菌成分が口臭のもとにしっかりアプローチ。
さらに、着色の原因となる汚れもすっきり洗い流して、歯の自然な白さをキープします。
お口全体をすみずみまで洗浄できる、毎日の仕上げケアにぴったりのマウスウォッシュです。
アルコール:
ノンアルコール
フレーバー:
リフレッシュクリアミント/フレッシュフローラルミント
おすすめの方:
・口臭対策とステインケアを同時に行いたい人
・コーヒーや紅茶などで着色汚れが気になる人
・ノンアルコールで低刺激なマウスウォッシュを探している人
3-6. プロポリンス デンタルホワイトニング

重曹(炭酸水素ナトリウム)とフィチン酸という洗浄成分が、歯の着色汚れや口の中の汚れをやさしく浮かせて落としてくれます。
プロポリスやキシリトールも配合されており、毎日の口内ケアにぴったりなアイテムです。
アルコール:
アルコール配合
おすすめの方:
・汚れがしっかり落ちているか実感したい方
・舌のネバつきや口臭が気になる方
・手軽にホワイトニングケアを始めたい方
4. マウスウォッシュでホワイトニング効果を高める使い方と注意点

ホワイトニング用マウスウォッシュの効果をしっかり実感するには、正しい使い方を知ることが大切です。
ここでは、使用タイミングや頻度、歯磨きとの順番、さらに注意すべきポイントまで詳しく解説します。
4-1. 効果的な使用タイミングと順番
ホワイトニングマウスウォッシュは、使うタイミングと順番を工夫することで、効果の実感度が変わってきます。
✅ 使用タイミングのおすすめ
基本的に、ホワイトニングマウスウォッシュは朝晩の2回使用が推奨されています。
1日1回だけでも継続することでステインの蓄積を防ぎやすくなりますが、以下のようなタイミングが特に効果的です。
タイミング | 効果的な理由 |
朝(起床後) | 就寝中に増殖した細菌を除去し、口臭予防にも◎ |
夜(就寝前) | 食事や着色汚れをリセットし、睡眠中の再着色を予防 |
特に、コーヒー・紅茶・ワイン・カレーなど着色性の高い飲食物を摂取した直後に使用するのも効果的です。
食後のブラッシングとあわせて使えば、着色汚れの蓄積を防ぎやすくなります。
✅ 使用順番の基本
① 歯磨き → ② マウスウォッシュ
この順番が最も効果的です。
歯磨きで汚れを落とした後にマウスウォッシュを使うことで、美白成分が歯の表面に行き渡りやすくなり、再着色の予防にもつながります。
※一部の商品は「歯磨き前に使うタイプ」もあるため、パッケージの使用方法を必ず確認しましょう。
4-2. 歯のホワイトニング後にマウスウォッシュを併用するポイント
歯科医院でホワイトニング(オフィスホワイトニングやホームホワイトニング)を受けたあとに、ホワイトニングマウスウォッシュを併用することは、白さの維持や再着色防止に非常に効果的です。
✅ 併用時のポイント
ポイント①:直後はノンアルコールタイプを選ぶのがおすすめ
刺激が少ないため、ホワイトニング後の敏感な歯にも優しく使えます。
ポイント②:継続的な使用が“後戻り”の防止に効果的
マウスウォッシュで日々のステイン付着を防ぐことで、ホワイトニングの効果を長くキープできます。
ホワイトニング直後の歯は、脱水状態になっており、外部からの着色汚れ(ステイン)が再び付着しやすい状態になっています。
「せっかくホワイトニングをしたのに、すぐ元に戻ってしまった…」と感じる方は、日常のオーラルケア習慣としてマウスウォッシュを取り入れることで、より美しい白さを長期間維持することができます。
4-3. ホワイトニング用マウスウォッシュの注意点

ホワイトニングマウスウォッシュは手軽に使える一方、使用方法を誤ると口内に負担をかけることもあるため、
以下の点に注意が必要です。
🔸 アルコール刺激に注意
アルコール配合タイプは清涼感が強い反面、刺激が強すぎる場合があります。口内炎、知覚過敏、妊婦や子どもにはノンアルコールタイプを推奨します。
🔸 使用年齢の制限
一般的に「6歳以上」が目安ですが、製品によっては「12歳以上」の指定があることも。小児が使用する場合は必ず保護者の管理下で行いましょう。
🔸 飲み込まないことが前提
マウスウォッシュは基本的に「洗口液」として設計されているため、絶対に飲み込まないようにしましょう。特に小児や高齢者は誤嚥に注意が必要です。
5. まとめ|マウスウォッシュでホワイトニングするなら「効果・選び方・使い方」の3つが鍵!

ホワイトニングマウスウォッシュは、歯の表面に付着したステインを浮かせて落とし、再着色を防ぐ美白ケアとして効果が期待できるアイテムです。
とくにポリリン酸ナトリウムや重曹などの成分を含む製品を選び、歯磨きとの正しい順番・タイミングで使えば、より高い効果が得られます。
また、歯科ホワイトニング後の白さをキープする「メンテナンスケア」としても有効です。
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