「マウスピース矯正ってどんな矯正?」
「マウスピース矯正とワイヤー矯正、どっちがいいの?」
マウスピース矯正とは、透明な矯正器具を装着して歯の移動をうながす矯正方法です。ワイヤー矯正と違って治療の様子が目立ちにくいため、人目を気にせず治療に専念できます。
ただし、マウスピース矯正は、症例によってあまり効果を実感できない場合があります。そのため、マウスピース矯正が自分の症状に合っているか見当をつけたうえで、医師に相談することが大切です。
本記事では、マウスピース矯正の概要とメリット、デメリット、ワイヤー矯正との比較を解説します。人気の高いマウスピース矯正が、自分に合っているのか知るために、ぜひ参考にしてみてください。
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- 1.マウスピース矯正とは
- 2.マウスピース矯正の治療期間
- 3.マウスピース矯正にかかる費用
- 4.マウスピース矯正のメリット
- 4-1.目立ちにくい
- 4-2.自由に取り外せる
- 4-3.治療期間が分かりやすい
- 4-4.金属アレルギーでも装着できる
- 4-5.装着中の痛みや違和感が少ない
- 4-6.抜歯せずに治療できる可能性が高い
- 5.マウスピース矯正のデメリット
- 5-1.1日に20時間以上の装着が必要になる
- 5-2.マウスピース矯正ができないケースがある
- 5-3.装着中の飲食が制限される
- 5-4.すべてのケースで保険適用されない
- 5-4-1.未承認医療機器とは
- 5-4-2.矯正治療で保険適用されるケース
- 5-5.奥歯や歯根に影響が出る場合がある
- 5-6.マウスピースの手入れが必要
- 6.マウスピース矯正できる可能性が高い症例
- 7.マウスピース矯正できない症例
- 8.ウィ・スマイルのマウスピース矯正症例からわかる効果
- 9.マウスピース矯正に向けた精密検査をおすすめしたい方
- 9-1.歯並びの乱れが軽度の方
- 9-2.反対咬合(受け口)の方
- 9-3.出っ歯やすきっ歯が気になる方
- 9-4.周りに気づかれずに矯正したい方
- 10.ウィ・スマイルでマウスピース矯正しよう
- 10-1.目立ちにくい
- 10-2.治療精度が高い
- 10-3.手頃な料金ではじめられる
- 11.マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較表
- 12.マウスピース矯正に関するよくある質問
- 12-1.マウスピース矯正は前歯だけでもできますか?
- 12-2.マウスピース矯正は出っ歯に適用できますか?
- 12-3.マウスピース矯正は失敗することがありますか?
- 13.まとめ:マウスピース矯正をするために精密検査を受けよう
1.マウスピース矯正とは
マウスピース矯正とは、透明な素材で作られたマウスピースを歯に装着し、少しずつ歯を動かして矯正していく方法です。定期的にマウスピースを交換しながら、歯並びを少しずつ理想の形に近づけていけます。
マウスピースの大きな特長は、透明な素材でできているため、周りから気づかれずに歯の矯正ができることです。大人になってから歯の矯正をしたいと思っても、見た目が気になりためらう方は少なくありません。マウスピース矯正に使用する矯正器具は目立たないため、人と接する機会が多い職業の方も治療しやすいでしょう。
また、ワイヤー矯正のように歯に固定するわけではないので、食事や歯磨きの際に自分で自由に取り外せます。外したままの時間が長すぎると治療に影響を及ぼしますが、これまで通りに食事や歯磨きができるのでストレスになりにくいでしょう。
2.マウスピース矯正の治療期間
治療期間は症状によって異なりますが、ウィ・スマイルの平均治療期間は3〜11ヶ月です。治療回数は矯正歯科医師と相談して1回・4回・8回・12回・18回・24回・難症例コースからプランを選択できます。
治療期間が短くても歯並びが整うか疑問に思う方もいらっしゃるでしょうが、軽度の歯並びの崩れであれば、短期間でも整うことがあります。
ウィ・スマイル矯正とは、マウスピース矯正を考えている患者さんと全国のクリニックをおつなぎする「ポータルサイトの名称」です。
「ウィ・スマイル矯正」というマウスピース装置が存在するわけではなく、カウンセリングの上で、その医院が提供している適切なマウスピース矯正をお選びいただくことになります。
3.マウスピース矯正にかかる費用
マウスピース矯正の費用はマウスピースの種類や歯並びの状態によって異なりますが、相場は約10~100万円(部分矯正を含む)です。基本的に保険適用外なので、費用が高額になることがあります。
ウィ・スマイルを通してクリニックにご予約いただくと、治療費定額制の「ウィ・スマイル矯正」をご利用いただけます。
通常、矯正治療は一般的に相談料や検査料、診断料で3万円~5万円かかりますが、ウィ・スマイル矯正はこれらの料金が0円~(費用は歯科医院によって異なります)、かつ毎月の調整料や治療後にかかる保定管理費も0円です。治療費に調整料や保定管理費が含まれているため、別途お支払いいただく必要はありません。
ウィ・スマイル矯正をリーズナブルにご提供できるのは、大手からマウスピース型矯正歯科装置の提供を受けており、適正な制作コストを価格に還元しているためです。
費用は症状や治療内容などによって異なりますが、コース別の費用は以下の通りです。
- ・1回コース…1,650円
- ・4回コース…10万7,800円
- ・8回コース…23万1,000円
- ・12回コース…35万2,000円
- ・18回コース…51万7,000円
- ・24回コース…66万円
- ・難症例コース…別途お見積もり
ウィ・スマイルの平均治療費は10万7,800円~31万3,500円(税込)です。4回コースであれば月額1,760円~(分割手数料は別)で矯正治療できます。最大60回まで分割できるので、月々の出費を抑えて治療可能です。
さらに、毎月30名限定で、1回お試しコースを1,650円(税込)を試していただけます。マウスピース矯正がどのようなものか体験できるコースなので、1度試してから治療をはじめたい方におすすめです。お試し後は、ほかのプランへ移行でき、合わない場合は1回のみで終えることができます。
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4.マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正のメリットは、次の6つです。
- ・目立ちにくい
- ・自由に取り外せる
- ・治療期間がわかりやすい
- ・金属アレルギーでも装着できる
- ・装着中の痛みや違和感が少ない
- ・抜歯せずに治療できる可能性が高い
歯の矯正治療はワイヤー矯正のイメージが強く、抵抗のある方も多くいます。マウスピース矯正のメリットを知ると、歯の矯正治療のイメージが変わりますので、参考にしてみてください。
4-1.目立ちにくい
マウスピース矯正の大きなメリットは、装着していても目立ちにくいことです。従来のワイヤー矯正は、金属製のブラケットとワイヤーを歯に装着して歯並びを矯正するものなので、会話をするときにどうしても目立ってしまいます。見た目が気になることで、歯並びの矯正を諦めていた方もいらっしゃるでしょう。
一方、マウスピース矯正は薄くて透明度が高い医療用プラスチック製の矯正装置です。装着していてもほとんど目立たないため、周りから気づかれずに歯並びを矯正できます。会話中も目立たないため、見た目を気にせずに歯並びを矯正できます。
4-2.自由に取り外せる
矯正器具を自分で自由に着脱できることもマウスピース矯正のメリットです。食事や歯磨きのときは取り外せるため、邪魔になりません。しっかり歯磨きできるため、虫歯や歯周病予防にもなります。
ワイヤー矯正は常に装着しているため、食べかすがたまることや、歯磨きしにくいなどのデメリットがあります。結婚式など特別な日は一時的に取り外すことも可能ですが、ワイヤーを通すブラケットは再利用できないため、一度外すと再度付ける必要があり、費用が高額になることもあります。
マウスピースは取り外せるといっても外したままで過ごすのはNGですが、外したいときに自由に取り外せることは、マウスピース矯正の大きなメリットです。
4-3.治療期間がわかりやすい
マウスピース矯正はカウンセリングの後、CTなどで精密検査をおこない、歯の型を取ります。現在の歯型からゴールとなる歯並びをシミュレーションし、治療計画に沿ってマウスピースを交換しながら矯正していきます。
そのため治療期間がわかりやすいこともメリットのひとつです。マウスピース矯正は歯を大きく動かすわけではないため、治療期間は一般的に5ヶ月~2年程度です。
4-4.金属アレルギーでも装着できる
マウスピース矯正は、金属アレルギーの方でも装着できます。ワイヤー矯正は金属を使用していますが、マウスピースはプラスチック製で、金属を使用していません。
また、ワイヤー矯正はブラケットが口内を傷つけて、口内炎を引き起こすこともあります。一方、マウスピースはやわらかい素材なので口内炎ができにくいこともメリットのひとつです。
4-5.装着中の痛みや違和感が少ない
マウスピース矯正は、他の治療方法に比べると、矯正器具の装着中の痛みや違和感が少ないのがメリットです。ワイヤー矯正の歯の移動量は、1ヶ月で0.3~0.5mmほどとされています。これに対しマウスピース矯正の歯の移動量は、マウスピース1枚あたり0.25mmといわれており、ワイヤー矯正よりも移動量が少ない分痛みも軽減されます。
ワイヤー矯正の場合、歯の表面にブランケットと呼ばれる器具にワイヤーを通すため、治療中は口腔内に器具が触れる状態です。マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも器具の厚みが薄く、デコボコしていないため、口腔内の違和感が生じにくいといえます。
マウスピースを装着する際は違和感を覚える方もいますが、ワイヤー矯正よりも痛みや違和感が少ないため、慣れると気にならなくなります。
4-6.抜歯せずに治療できる可能性が高い
矯正治療では、歯が適切な場所に移動できるようにするため、抜歯することがあります。顎の大きさに対して歯が大きいと、矯正器具をつけても移動する場所がなく、治療に時間がかかったり効果が薄れたりするためです。
マウスピース矯正は、他の矯正方法に比べて「歯を後ろに動かす」ことが得意です。そのため、歯全体を少しずつ後ろに動かすことで、抜歯せずに治療できる可能性があります。
抜歯をするとその分費用がかかり、痛みが発生します。マウスピース矯正なら、抜歯の負担なく矯正できる可能性があるため、健康な歯をなるべく抜かずに治療したい方にもおすすめです。
ただし、マウスピース矯正でも症例によっては抜歯が必要なケースがあるので、治療方法を選択する際に医師に確認しましょう。
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5.マウスピース矯正のデメリット
マウスピース矯正のデメリットは、次の6つです。
- ・1日に20時間以上の装着が必要になる
- ・マウスピース矯正ができないケースがある
- ・装着中の飲食が制限される
- ・すべてのケースで保険適用されない
- ・奥歯や歯根に影響が出る場合がある
- ・マウスピースの手入れが必要
マウスピース矯正のメリットだけでなくデメリットを知っておくと、自分に合った効果の高い治療方法を選択できます。
5-1.1日に20時間以上の装着が必要になる
マウスピース矯正は、自分の意思で自由に着脱できますが、1日に20時間以上の装着が必要です。そのため、基本的に食事や歯磨きの時間を除くと、ほとんどの時間は装着することになります。
万が一、1日の装着時間が20時間未満になった場合、治療に遅れが生じる可能性があります。はじめてマウスピースを装着したときは違和感や痛みで外したくなることもありますが、1日20時間以上の装着時間は守るよう心がけましょう。
5-2.マウスピース矯正ができないケースがある
マウスピース矯正は、ピンポイントで歯を矯正する治療に向いています。一方で、元の位置から大きく歯を動かす治療には向いていません。ワイヤー矯正に比べて適応できる症例が限られているため、歯並びや噛み合わせ、口の状態によってはマウスピース矯正で対応できないことがあります。
5-3.装着中の飲食が制限される
マウスピース矯正は装着中に飲食できません。口にできるのは基本的に水のみです。飲食をする際はマウスピースを取り外し、飲食が終わったら歯を磨いてから装着しないといけないため、やや手間がかかります。
マウスピースはやわらかい素材なので、装着したまま食事をすると破損する恐れがあります。また、装着したまま熱い飲み物を飲むと変形する場合があるため、避けなくてはいけません。冷たい飲み物であっても甘いものは糖分がマウスピースと歯の間に残り、虫歯になるリスクが高まります。外出中の飲食は、やや面倒に思えるかもしれません。
装着中の飲食が制限されることは、マウスピース矯正のデメリットのひとつです。
5-4.すべてのケースで保険適用されない
マウスピース矯正は、薬機法の未承認医療機器であるため、品質や有効性、安全性の国内基準を満たしていない可能性があります。さらに「医薬品副作用被害者救済制度」の対象外となる可能性が高く、マウスピース矯正治療によって健康被害が起きても同制度による補償は受けられません。
薬機法の承認医療機器であるワイヤー矯正では一部認められている保険診療も、マウスピース矯正は未承認のため、すべてのケースで適用されません。
したがって、ワイヤー矯正なら費用の3割で受けられる治療が、マウスピース矯正だと10割負担になるケースがあります。医師と相談したうえで、適切な治療方法を決めることが大切です。
5-4-1.未承認医療機器とは
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と異なり未承認医療機器です。日本では、「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」という法律にもとづいて、医薬品や医療機器といった製品の品質や有効性、安全性が確保されています。つまり、未承認医療機器は、品質や有効性、安全性の国内基準を満たしていない可能性があります。
さらに、未承認医療機器は「医薬品副作用被害者救済制度」の対象外です。この制度は、医薬品や医療機器の使用によって重篤な健康被害が生じた場合、医療費の補助や給付を行う制度です。つまり、マウスピース矯正によって重篤な健康被害が生じた際は、同制度による保障を受けられないことになります。
5-4-2.矯正治療で保険適用されるケース
歯の矯正治療は一般的に保険が適用されないため、費用の自己負担額が10割となります。ところが、ワイヤー矯正のように薬機法で承認を受けている場合、下記のような一部の症例に限り保険診療が認められることがあります。その場合、費用負担は3割です。
- 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関において行う別に厚生労働大臣が定める疾患に起因した咬合異常(例:唇顎口蓋裂、ゴールデンハー症候群、鎖骨頭蓋骨異形症)
- 3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る。)
- 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関において行う顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る。)の手術の前後における療養
引用:「保険診療の理解のために【歯科】(平成30年度)」P20|厚生労働省保険局医療課医療指導監査室
マウスピース矯正のみで治療を行う場合、上記に該当しても自由診療扱いとなり、費用の自己負担額は10割です。
下記の記事で、歯の矯正治療の保険適用についてくわしく解説していますので、あわせてご覧ください。
5-5.奥歯や歯根に影響が出る場合がある
マウスピース矯正の適さない症例に対して治療を行うと、下記のような症状が起きる場合があります。
- ・歯茎が下がりすぎて歯根(歯の根っこ)が露出してしまう
- ・奥歯が圧下され、噛み合わせが悪くなることがある
マウスピース矯正では、たとえば初回の2週間はAのマウスピースを使用し、3週目からBに付け替える作業を自分で行うことがあります。このとき、治療期間を早めたいからといって、最初からBのマウスピースを装着すると、奥歯や歯根に影響がでる可能性があり危険です。症状が出てしまうと、新たな治療や治療計画の変更が必要となり、費用がかさむとともに治療期間が長引きます。
こうした事態を避けるためには、治療計画や医師の指示に従うことが大切です。また、自分に合った調整方法や治療計画を提案してくれる、マウスピース矯正の経験が豊富なクリニックを選びましょう。
5-6.マウスピースの手入れが必要
マウスピースは、自分でお手入れする必要があります。1日20時間以上口腔内にあるマウスピースは、汚れが溜まり不衛生になりがちです。不衛生なまま装着し続けると、虫歯や口臭の原因となります。
そのため、マウスピースを外すたびに洗う意識で過ごすのが理想的です。ただし、出先では洗浄が難しいこともあるので、最低でも朝と夜の1日2回のお手入れを心がけましょう。
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6.マウスピース矯正できる可能性が高い症例
マウスピース矯正で治療できる可能性が高い症例は、下記の通りです。
症例 | 特徴 |
出っ歯 | ・上の前歯が前に出過ぎている状態で、Eラインの崩れにつながる ・唇が閉じにくい、食べ物を噛み切りにくいことがある |
すきっ歯 | ・歯と歯の間にすき間がある ・すき間から息がもれ発音に影響が出ることがある ・食べ物が挟まりやすく、虫歯や口臭を引き起こすことがある |
歯の生え方が原因の受け口 | ・下の歯が上の歯より前に出ている状態で、顎の骨に問題がない ・食べ物を噛みにくい、滑舌が悪くなることがある |
軽度の正中のずれ | ・上下の歯の中心線がずれている ・見た目が気になることが多い |
歯並びの乱れ | ・歯が美しいアーチ状に並んでいない ・歯磨きがしにくく、虫歯や口臭を引き起こすことがある |
オープンバイト(開咬) | ・奥歯を噛み合わせたとき、前歯が閉じない ・食べ物を噛み切れず、発音にも影響が出る |
上記に該当しても症状が重いケースでは、マウスピース矯正のみでの治療が難しいことがあります。そのため医師に相談し、自分に合った治療方法を選ぶことが大切です。
7.マウスピース矯正できない症例
マウスピース矯正だけでは、改善が難しい症例は下記の通りです。
症例 | 特徴 |
重度の歯並びの乱れ | ・歯のデコボコが激しい ・矯正治療における歯の移動量が多い |
重度の正中のずれ | 上下の歯の中心線が大きくずれている |
顎変形症 | 顎が左右にずれており、外科手術が必要 |
クロスバイト(交叉咬合) | 上の歯と下の歯の前後関係がいびつ |
重度の歯周病 | ・歯槽膿漏のような重度の状態 ・マウスピース矯正によって症状が悪化する可能性がある ・歯周病の治療後に矯正治療できるケースもある |
「自分の症状にマウスピース矯正が適用できるか」は、自分で判断することは難しいといえます。そのため、信頼できるクリニックで医師の診察を受けることが大切です。
8.ウィ・スマイルのマウスピース矯正症例からわかる効果
ウィ・スマイルのマウスピース矯正の症例写真を見ると、マウスピース矯正の効果をイメージできます。
マウスピース矯正で軽度の出っ歯を治療しました。横から見ると、上の歯の出っ張りが改善されていることがわかります。
マウスピース矯正で軽微な歯並びの乱れを治療しました。歯のデコボコが改善され、見た目がよくなったことがわかります。
マウスピース矯正で軽度のすきっ歯を治療しました。すき間がなくなり、審美性が高くなったことがうかがえます。
下記の記事では、マウスピース矯正できない歯並びを解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
9.マウスピース矯正に向けた精密検査をおすすめしたい方
次の症状が気になる方には、マウスピース矯正に向けた精密検査を受けてみるのがおすすめです。
- ・歯並びの乱れが軽度の方
- ・反対咬合(受け口)の方
- ・出っ歯やすきっ歯が気になる方
- ・周りに気づかれずに矯正したい方
矯正治療では、歯や顎の状態を見るためのレントゲン検査や歯型とり、口腔内の撮影といった精密検査を行い、患者さんごとに治療方針を決めます。マウスピース矯正が適用できるかは、精密検査の結果によっても変わりますので、下記にあてはまる方はまず精密検査を受けてみましょう。
9-1.歯並びの乱れが軽度の方
歯のデコボコが軽微な方は、マウスピース矯正のみで改善できる可能性があります。ただし、歯並びの乱れの重症度は自己判断が難しいため、医師の診察が必要です。
軽度の乱れでも、歯が磨きにくいことで虫歯や口臭を引き起こす原因になります。マウスピース矯正によって、こうした問題も解決できる可能性があるため、精密検査の受診がおすすめです。
9-2.反対咬合(受け口)の方
反対咬合(受け口)で、下の歯が前の歯よりも前に出ている場合、矯正治療によって下記の効果を期待できます。
- ・上下の歯を正常な関係性に戻す
- ・前歯で食べ物を噛み切れるようになる
- ・活舌がよくなる
見た目だけでなく、日常生活に生じていた問題も解決できる可能性があるため、精密検査の受診がおすすめです。ただし、受け口の原因が骨格にあった場合、外科手術が必要となるケースがあります。その場合、マウスピース矯正のみの治療は難しいでしょう。
9-3.出っ歯やすきっ歯が気になる方
出っ歯やすきっ歯など、笑ったときの見た目が気になる場合、矯正治療によってコンプレックスを改善できる可能性があります。出っ歯やすきっ歯が気になって、笑うときに口元を手で隠す癖のある方は、検討してみてください。
症状によってマウスピース矯正が適用できるかどうかが変わるので、精密検査の受診が必要です。
9-4.周りに気づかれずに矯正したい方
矯正治療を迷う原因の1つに、笑ったときやしゃべったときに歯に装着した矯正器具が目立つことが挙げられます。ワイヤー矯正だとこのようなとき目立ちますが、マウスピース矯正は目立ちません。
そのため、周りに気づかれず矯正したい方には、マウスピース矯正がおすすめです。自分の症状にマウスピース矯正が適用できるか判断するために、精密検査を受ける必要があります。
10.ウィ・スマイルでマウスピース矯正しよう
マウスピース矯正は、リーズナブルな治療定額制のウィ・スマイルがおすすめです。
- ・目立ちにくい
- ・治療精度が高い
- ・手頃な料金ではじめられる
ここでは、ウィ・スマイル矯正のおすすめポイントを3つご紹介します。
10-1.目立ちにくい
マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて目立ちにくいことが特徴ですが、ウィ・スマイルはさらに目立ちにくい工夫を施しています。
マウスピース型矯正歯科装置は透明なので目立ちにくいものの、光沢があるため光の当たり方によっては反射して目立つことがあります。ウィ・スマイルは表面に特殊な光沢防止加工を施しているため、可能な限り目立ちにくくしていることが特長です。
また、マウスピース矯正は、歯にアタッチメントと呼ばれる樹脂を接着してから装着します。アタッチメントはマウスピースを歯にしっかり固定させ、適切な圧力をかける目的で使用します。
しかし、アタッチメントの数が多いと突起物が増えるため、目立ってしまうことがデメリットです。ウィ・スマイルはアタッチメントにさほど頼らない構造なので、数を大幅に減らすことができます。
このようにウィ・スマイル矯正はより目立ちにくい工夫をおこなっているため、治療中の見た目が気になる方も安心です。
10-2.治療精度が高い
ウィ・スマイル矯正は、口腔内スキャン装置を利用してマウスピースを制作します。口腔内スキャン装置は膨大な情報からその人に適切な治療法を導き出す高精度な機器です。
また、機器だけに頼るのではなく、矯正歯科医師による検査診断もあわせておこなうため、より精度の高い治療計画の立案や治療が可能です。治療前に治療後の歯並びをシミュレーションできるため、矯正歯科医師と話し合いながら理想の歯並びを決められます。
さらに型取りの際の不快感を軽減できることもメリットのひとつです。マウスピース型矯正歯科装置を作るには歯の型を採る必要がありますが、口腔内スキャン装置を利用するので、型取りが苦手な方も安心です。
10-3.手頃な料金ではじめられる
矯正治療を検討するときに、誰もが気になるのが料金ではないでしょうか。ウィ・スマイルは金銭的負担をできるだけ抑えたリーズナブルな料金システムです。初診料は0円~(医院によって異なります)で、毎月の調整料や治療完了後の保定管理料も0円の治療定額制です。調整料や保定管理料は治療費に含まれていますので、別途必要になることはありません。
さらに最大60回まで分割可能なので、月々の出費を抑えながら歯並びをきれいにできます。たとえば4回プランなら月々1,760円~、8回プランなら月々3,850円~です。リーズナブルな料金で、きれいな歯並びを手に入れられます。
11.マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較表
本記事で紹介したマウスピース矯正の特徴とワイヤー矯正を比較すると、下記のようになります。
治療方法 | マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 |
治療期間の目安 | 5ヶ月~2年程度 | 1~3年 |
費用の目安 | 20万円〜60万円 | 40万円~80万円 |
メリット | ・目立ちにくい ・自由に取り外せる ・治療期間がわかりやすい ・金属アレルギーでも装着できる ・痛みや違和感が少ない ・抜歯せずに治療できる可能性が高い | ・ほとんどの症例に適用できる ・微調整がしやすく、効率的な治療ができる |
デメリット | ・1日20時間以上の装着が必要 ・適用できない症例がある ・装着中の飲食が制限される ・すべてのケースで保険適用されない ・奥歯や歯根に影響が出る場合がある ・マウスピースの手入れが必要 | ・自由に器具を取り外せない ・マウスピース矯正より痛みが違和感が強いことがある ・食事や歯磨きがしにくい ・矯正器具で口腔内を傷つける恐れがある |
適応しやすい例 | ・出っ歯 ・すきっ歯 ・歯の生え方が原因の受け口 ・軽度の正中のずれ ・歯並びの乱れ ・オープンバイト(開咬) | ほとんどの症例 |
向いている人 | ・周囲の人に気づかれたくない ・歯並びの乱れが軽~中度の症状 ・歯磨きや器具のお手入れを簡単にしたい ・金属アレルギーの疑いがある | ・周囲の目をあまり気にしない ・骨格に問題がある ・歯並びの乱れが重度 ・複数の抜歯が必要 ・マウスピース矯正だと高額になる症例 |
マウスピース矯正かワイヤー矯正で迷っている方は、参考にしてみてください。なお、矯正治療で自分に合った治療方法を選ぶ際は、精密検査をもとにした医師の診察が必要です。最終的には、医師の指示に従う必要がありますので、実績豊富な信頼できるクリニックを選びましょう。
12.マウスピース矯正に関するよくある質問
マウスピース矯正に関してよくある質問に、ウィ・スマイルがお答えします。
12-1.マウスピース矯正は前歯だけでもできますか?
マウスピース矯正は、前歯の矯正にも対応できます。ただし、矯正器具は前歯だけでなく、歯全体に装着します。前歯だけを部分矯正したい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
12-2.マウスピース矯正は出っ歯に適用できますか?
マウスピース矯正は、出っ歯にも適用できます。歯を後ろに動かすことが得意なため、出っ歯の矯正にも大きな効果を期待できる治療方法です。ただし、他の症状を併発しており、同時に治療する場合はワイヤー矯正の方が適している場合もあります。そのため、自分に合った治療方法を提案してくれるクリニックを選ぶことが大切です。出っ歯の矯正治療をお考えの方は、下記の記事も参考にしてみてください。
12-3.マウスピース矯正は失敗することがありますか?
経験豊富な医師の判断と治療計画にもとづいた治療を続けていけば、失敗することはほとんどありません。ただし、治療計画や医師の指示を無視した治療を続けると、奥歯や歯根に悪影響を与え、歯並びが悪化することがあります。マウスピース矯正の失敗を避けるためには、実績があり信頼できるクリニックを選ぶことと医師の指示に従うことが大切です。クリニックを選ぶ際は、下記の記事も参考にしてみてください。
13.まとめ:マウスピース矯正をするために精密検査を受けよう
マウスピース矯正は、治療の様子が目立ちにくく、痛みや違和感が少ないメリットがあります。軽微な歯並びの乱れや出っ歯、すきっ歯が気になる方は、マウスピース矯正で改善できる可能性が高いため、精密検査の受診がおすすめです。
精密検査の結果をもとに、マウスピース矯正が自分の症状に適用できるかどうかをふくめ、医師の診断を受けられます。マウスピース矯正が気になっている方は、実績豊富なクリニックを選び、精密検査を受けてみましょう。
ウィ・スマイルは、マウスピース矯正をはじめたい患者さんと全国のクリニックをつなぐポータルサイトです。ウィ・スマイルの公式サイトから掲載クリニックにご予約いただいた場合、月額制でマウスピース矯正治療を受けられます。月額制なら1回の支払額を手頃に抑えながら歯列矯正を始められます。マウスピース矯正の実績豊富なクリニックをお探しの場合は、ぜひウィ・スマイルをご活用ください。
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