- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
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顎がしゃくれているのが気になり、「人と自然に話せない」「いつも顔を隠してしまう……」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
人からどう見えているのか、鏡やスマートフォンで確認すればするほど気になってしまいますよね。
この記事では、女性のしゃくれの悩みが深い理由やしゃくれをカバーする方法、受け口との違いを紹介します。併せて、原因別の治療法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- 1. 女性の「しゃくれ」の悩みが深い理由と心理的影響とは
- 1-1. SNSの影響で気になってしまう
- 1-2. 横顔のコンプレックスで消極的になってしまう
- 2. ヘアスタイルやメイクで女性のしゃくれをカバーする方法
- 2-1. しゃくれを目立たなくするヘアスタイル・メイク術
- 2-1-1. ヘアスタイル編
- 2-1-2. メイク編
- 2-2. しゃくれが目立ってしまうNGな髪型
- 3. しゃくれを改善すると見た目・印象はどう変わる?
- 3-1. Eライン・横顔が整いやすくなる
- 3-2. 笑顔が自然に作れるようになり、前向きになれる
- 4. しゃくれを放置するデメリット
- 4-1. 咀嚼機能の低下・顎関節の不調につながる
- 4-2. しゃくれを隠し続けることで心理的ストレスがかかる
- 5. しゃくれと受け口の違い
- 5-1. しゃくれは骨格、受け口は歯並びが原因
- 5-2. しゃくれの特徴・見分け方
- 6. 【原因別】しゃくれの治療方法
- 6-1. 【歯並び・噛み合わせが原因】歯列矯正で改善
- 6-1-1. マウスピース矯正
- 6-1-2. ワイヤー矯正
- 6-2. 【骨格が原因】外科矯正が必要
- 6-2-1. 外科手術
- 6-2-2. 美容外科手術
- 7. 目立たずにしゃくれを治したい女性には「マウスピース矯正」がおすすめ
- 7-1. 透明で目立たないから、周囲にバレずにしゃくれを治せる
- 7-2. 外科手術のようなダウンタイムがない
- 7-3. ワイヤー矯正と比較したメリット
- 8. まとめ|しゃくれのコンプレックスを解消して、自信の持てる女性に
1. 女性の「しゃくれ」の悩みが深い理由と心理的影響とは
必要以上に見た目を気にしてしまい、思い悩む女性は少なくありません。
ここでは、しゃくれの悩みが深くなってしまう理由を紹介します。
1-1. SNSの影響で気になってしまう
近年、SNSの影響によって「ルッキズム(外見至上主義)」の考え方が加速しました。芸能人やインフルエンサーなどの華やかな姿に憧れを抱く一方で、画面越しの自分を客観的に見る機会も増え、つい比較してしまうことも多いのではないでしょうか。
こうした背景から、過剰に外見を意識してコンプレックスや心理的ストレスを感じる女性が増えています。
特に、顔は視線が集まりやすいため、しゃくれなどを気にする方も多いようです。
1-2. 横顔のコンプレックスで消極的になってしまう
しゃくれは正面から気付かれにくくても、横から見ると顎が目立ちやすいものです。常に横顔を気にしているうちに、「見られたくない」「顔周りを隠したい」といった気持ちが大きくなることがあります。
見た目のコンプレックスから内向的・消極的になり、次第に人との交流を避けたり行動が起こせなくなったりする可能性もあります。
2. ヘアスタイルやメイクで女性のしゃくれをカバーする方法
ここでは、ヘアスタイルやメイクの視覚効果を活用し、フェイスラインの印象をやわらげる方法や注意したい髪型について解説します。
2-1. しゃくれを目立たなくするヘアスタイル・メイク術
しゃくれが気になる方は、下顎の発達により顔全体が面長に見えやすい傾向があります。
そのため、髪型やメイクで横の広がりを意識し、縦のラインを強調し過ぎない工夫を取り入れることで、フェイスラインの印象をやわらげることができます。
2-1-1. ヘアスタイル編
しゃくれをカバーするヘアスタイルでは、顔周りにレイヤーを入れ、ひし形シルエットを意識するのがポイントです。横幅にボリュームを持たせることで、相対的に面長感が目立ちにくくなります。
髪にボリュームが出にくい場合は、パーマをかけるのもおすすめです。
また、前髪を作ることで顔の縦ラインが抑えられ、面長の印象が軽減されます。おでこに自然な丸みを持たせ、ふんわりと仕上げることで、顎の突出感をやわらげる効果が期待できます。
2-1-2. メイク編
メイクでは、光と影を使って視線を分散させることがポイントです。
・シェーディング
顎の先端と、おでこの生え際付近にシェーディングを入れます。輪郭を引き締めるように影を入れることで、面長が目立ちにくくなります。
・ハイライト
額の中央と眉間、目の下にハイライトを入れると、顔の上半分に視線が集まりやすくなります。
・チーク
頬骨の一番高い位置に、横長を意識してチークを入れます。楕円形に広くぼかすことで、顔の余白を自然にカバーできます。
2-2. しゃくれが目立ってしまうNGな髪型
次のような髪型は、フェイスラインが強調されやすく、しゃくれが目立つ場合があるため注意しましょう。
・顎ラインのタイトなボブ
毛先が顎の位置でそろうことで、輪郭が際立ちやすくなります。
・ストレートロング
縦のラインが強調され、面長やしゃくれの印象が強く出ることがあります。ロングヘアを楽しみたい場合は、パーマなどで顔周りに動きを出すのがおすすめです。
・重ためのぱっつん前髪
前髪は面長カバーに有効ですが、重たい前髪は注意が必要です。おでこを完全に隠すと、視線が口もとや顎に集まりやすくなります。
これらはあくまで視覚効果を利用した一時的な対処法であり、骨格や噛み合わせそのものを改善するものではありません。
3. しゃくれを改善すると見た目・印象はどう変わる?

しゃくれは、歯科矯正などによって改善が期待できます。改善することで、噛み合わせや発音が良くなることはもちろん、口もとや横顔の印象が整いやすくなるといった見た目の変化も期待できます。
3-1. Eライン・横顔が整いやすくなる
前に出ていた下唇や下顎の位置が改善されることで、鼻先と顎の先端を結んだ「Eライン(エステティックライン)」が整いやすくなります。
Eラインは、横顔の美しさを評価する基準の一つです。しゃくれがある場合、下唇がEラインより前に位置しやすい傾向がありますが、治療を行なうことでEラインの内側に収まりやすくなります。
その結果、口もとがすっきりと見え相対的に鼻が高く見えるなど、顔全体のバランスが整った印象につながります。
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3-2. 笑顔が自然に作れるようになり、前向きになれる
しゃくれが改善されることで、顎のラインを意識して隠す必要が減り、自然な表情で過ごしやすくなります。周囲の視線を過度に気にせず本来の自分でいられるので、心理的な負担が軽減されるケースもあります。
また、「隠すための工夫」ではなく、自分が本当に楽しみたいメイクやヘアスタイルを選べるようになることも大きなメリットです。
4. しゃくれを放置するデメリット
しゃくれは噛み合わせに問題を抱えているケースも少なくありません。放置すると、見た目だけでなく健康面や精神面に影響がおよぶ可能性があります。
ここでは、代表的なデメリットについて解説します。
4-1. 咀嚼機能の低下・顎関節の不調につながる
しゃくれの原因が歯並びにある場合、次のような影響が考えられます。
・咀嚼機能の低下による胃腸への負担
・顎関節症(がくかんせつしょう)のリスク
・発音のしにくさ
・特定の歯に負担がかかることによる歯への悪影響
噛み合わせが悪い状態が続くと、食べ物を十分に噛めず、胃腸に負担がかかることがあります。顎関節症を発症すると、顎の痛みや口の開きにくさ、肩こりや頭痛などの症状をともなうこともあります。
さらに、一部の歯に負担がかかることで、将来的に歯を失うリスクが高まる点にも注意が必要です。
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4-2. しゃくれを隠し続けることで心理的ストレスがかかる
「横顔を見られたくない」という意識が常に働き、会話や食事などの人とのコミュニケーションを心から楽しめない方もいます。
メイクや髪型で隠してもフェイスラインそのものは変えられないため、写真や鏡に映る自分の姿にストレスを感じることもあるでしょう。
また、口もとを手で隠す、うつむきがちになるといった仕草が増えることで、周りから消極的な印象を持たれてしまう可能性もあります。こうした心理的な負担から、対人関係において自信を持ちにくくなるケースもあります。
5. しゃくれと受け口の違い
下顎が前に出ている状態は一般的に「しゃくれ」や「受け口」と呼ばれることがありますが、実は意味や指す状態が異なります。
ここでは、それぞれの違いをわかりやすく解説しますので、ご自身の状態を知る参考にしてください。
5-1. しゃくれは骨格、受け口は歯並びが原因
「しゃくれ」とは、下顎の先端が前方へ突き出て見える顔の輪郭を表す言葉です。おもに骨格の特徴によって横顔で目立ちやすくなります。
一方「受け口」は、下の前歯が上の前歯よりも前に位置している噛み合わせの状態のことです。専門的には「反対咬合(はんたいこうごう)」と呼ばれます。
しゃくれの場合、下の前歯が上の前歯より前に出やすくなるため、受け口になっているケースも少なくありませんが、しゃくれて見えても噛み合わせは正常なケースもあります。反対に、しゃくれていない場合で受け口になっているケースもあります。
どちらの状態も、遺伝的要因のほか日常の癖などが関係していると考えられています。
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5-2. しゃくれの特徴・見分け方
しゃくれは骨格的な見た目を表す言葉のため、明確な診断基準はありません。
ただし、次のような特徴が見られる場合、しゃくれととらえられることが多いです。
・正面と横顔のどちらから見ても、下顎の突出感が目立つ
・下唇から顎先までの距離が長い
・口もとがEラインの外側に出ている
・口を閉じにくい
・サ行やタ行が発音しにくい、舌足らずな話し方になる
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6. 【原因別】しゃくれの治療方法

しゃくれの治療は、原因によって選択肢が異なります。ここからは、代表的な治療方法を紹介します。
6-1. 【歯並び・噛み合わせが原因】歯列矯正で改善
下の歯が外側に傾いている、あるいは上の歯が内側に倒れているなど、歯の生え方や歯並びが原因でしゃくれに見えている場合は、歯列矯正で改善できる可能性があります。
6-1-1. マウスピース矯正
「マウスピース(アライナー)」を使用する矯正方法で、マウスピースを定期的に交換して、少しずつ歯を移動させていきます。
プラスチック製の透明な装置のため、ワイヤー矯正よりも目立ちにくく、自分で取り外しができるので衛生的に過ごせるのが特徴です。
骨格に問題がない方に向いており、軽度〜中程度の歯列の乱れや前歯の傾き調整に適しています。
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6-1-2. ワイヤー矯正
歯の表面にブラケットという器具を取りつけ、そこにワイヤーを通して歯を動かす最も一般的な治療法です。
歯を動かす力が強く、抜歯が必要なケースや複雑な歯並びの矯正にも対応できます。マウスピース矯正では対応が難しい重度の症例にも、ワイヤー矯正は適しています。
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6-2. 【骨格が原因】外科矯正が必要
下顎の骨自体が大きい、あるいは上顎に対して下顎の位置が大きく前に出ているなどの「骨格性下顎前突」の場合、歯列矯正だけでは改善が難しい場合があります。
その際は、外科手術が選択肢となります。
6-2-1. 外科手術
歯列矯正だけでは改善が難しい場合、骨を切って顎の位置を整えて噛み合わせ機能を回復させる外科的治療が行なわれることがあります。
手術には入院が必要で、術前・術後には歯並びを整えるための矯正治療も行なわれます。術後の腫れや麻痺などのリスクもあるほか、治療を終えるまでには時間もかかるため、十分な検討が必要です。
なお、医療機関で「顎変形症」と診断されれば、治療にかかる費用は保険適用となります。
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6-2-2. 美容外科手術
骨格によるしゃくれの治療には、美容クリニックで行なわれる輪郭形成手術もあります。こちらは小顔やEラインを整えるといった見た目の改善がおもな目的です。
ただし、見た目の変化だけを優先すると、あとになって噛み合わせの問題が生じる恐れもあります。また、自由診療のため費用は全額自己負担となり、高額になりやすい点にも注意が必要です。
受け口などの噛み合わせも気になる方は、まず歯科医院への相談や、歯科医師との連携がある美容クリニックを選ぶとよいでしょう。
7. 目立たずにしゃくれを治したい女性には「マウスピース矯正」がおすすめ
手術は避けたいものの見た目を整えたい方や、歯並びが原因の軽度なしゃくれ・受け口の場合には、矯正中も目立ちにくいマウスピース矯正が選択肢の一つとなります。
7-1. 透明で目立たないから、周囲にバレずにしゃくれを治せる
マウスピース矯正は透明で薄い装置を使用するため、至近距離でなければ気付かれにくいのが特徴です。ワイヤー矯正のように装置が目立ちにくく、会話や笑顔の際も口もとの印象を大きく変えずに治療を進められます。
学校や職場、プライベートの場面でも見た目を気にせず治療を続けやすいため、営業職や接客業などの人前に出る機会が多い女性にも選ばれています。
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7-2. 外科手術のようなダウンタイムがない
マウスピース矯正は外科手術のように骨を削ったり切ったりしないため、顔の腫れや長期間のダウンタイムが生じる心配はありません。身体への負担が少なく、学校や仕事を休まずに普段どおりの生活を送りながら治療を継続できる点もメリットです。
「手術には抵抗があるけれど、見た目は改善したい」という方にとって、検討しやすい治療方法といえるでしょう。
7-3. ワイヤー矯正と比較したメリット
マウスピース矯正は目立ちにくいだけでなく、以下のメリットもあります。
・取り外しができる
食事の際はマウスピースを外せるため、ワイヤー矯正のように装置に食べ物が挟まる心配がありません。治療中の食事制限がないのは大きなメリットです。
・衛生的
装置を取り外して歯磨きができるので、ブラッシングやフロスなど普段どおりの口腔ケアができます。そのため、磨き残しによる虫歯や歯周病のリスクを防げます。
・トラブルが少ない
ワイヤー矯正のように、装置が粘膜にあたる、口内炎ができるといったトラブルや痛みが比較的少ないのも特徴です。
・金属アレルギーフリー
マウスピースはプラスチック製のため、長期の装着でも金属アレルギーの心配はありません。
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8. まとめ|しゃくれのコンプレックスを解消して、自信の持てる女性に
歯並びや噛み合わせが原因となっているしゃくれの場合、マウスピース矯正によって見た目や機能面の改善が期待できます。噛み合わせが整うことで、見た目だけでなく日常生活の快適さにつながるケースも少なくありません。
マウスピース矯正は装置が目立ちにくいため、周囲の視線が気になる方でも無理なく治療を続けやすい方法です。ただし、適応できるかどうかは歯並びや骨格の状態によって異なるため、まずは歯科医師による診断を受けることが大切です。
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