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Eラインを整えて横顔美人になるには?セルフチェック手順や整わない原因・対処法を解説

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

横顔美人の条件として「Eライン」が注目されています。Eラインのバランスを整える方法には、歯科矯正美容整形マッサージなどがあり、原因に沿ってアプローチすることが大切です。

 

本記事では、Eラインのセルフチェック方法を紹介し、Eラインが整わない原因や対処法、自分に合ったEラインの整え方を見つける方法などを解説します。

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1. Eラインとは?

鼻の先端と顎の先端を結んだ直線のことを「Eライン(エステティックライン)」と呼びます。Eラインは矯正歯科医・リケッツ博士が提唱した指標であり、わかりやすい美しさの基準として、矯正や美容の分野で注目を集めています。

Eラインの内側に唇がおさまっていることが、横顔のバランスが美しいとされる条件です。欧米人と日本人は骨格が異なるため、日本人の場合は、口先がEラインに触れるくらいが理想的といわれることもあります。

 

横顔のバランスをより良くしたいなら、Eラインに注目するとよいでしょう。

2. Eラインをセルフチェック!

自分のEラインは、以下の方法でチェックできます。

 

スマートフォンで横顔を撮影する(正面ではなく、真横から撮る)
鼻先と顎先を結ぶ直線(Eライン)を確認する
唇がEラインの内側or触れるくらいなら理想的!
唇がEラインより前に出ていたら、口元が突出している可能性あり

 

人差し指を鼻先と顎先にあて、唇に触れるかどうかでチェックする方法もあります。指に唇が触れない、または、少し触れる程度であれば、理想的なEラインだといえるでしょう。

3. Eラインが整わない4つの原因

Eラインが整わない原因としては、以下の4つが挙げられます。原因をそれぞれ詳しくみていきましょう。

 

・口元が出ている(口ゴボ・出っ歯)

・下顎が出ている(受け口・しゃくれ)
・下顎が後退している
・鼻が低い

3-1. 口元が出ている(口ゴボ・出っ歯)

口元が出ている場合、Eラインに口元が触れてしまいます。口元が出ている原因には、上下の口元が全体的に前に突き出ている口ゴボ上の前歯が前に出ている出っ歯の2種類が挙げられます。

 

 

一般的に、口ゴボの原因とされるのは骨格や口呼吸などです。骨格が原因で口ゴボになっている場合は、歯列矯正と外科手術の両方で改善が必要な可能性があります。出っ歯の場合は、歯列矯正での改善が期待できます。

3-2. 下顎が出ている(受け口・しゃくれ)

下顎が上顎より出ていると、Eラインが斜めではなく縦になってしまい、バランスが崩れてしまいます。下顎が出ている原因には受け口しゃくれがあり、それぞれ対処法が異なります。

 

 

受け口は反対咬合と呼ばれる症状です。歯並びが原因である場合が多く、歯列矯正 での改善が見込めます。また、しゃくれは下顎が大きく発達した状態で、顎の骨格そのものが原因です。しゃくれを改善させるには、外科的な対処が求められます。

 

受け口としゃくれの違いや治し方については、下記の関連記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください。

 

関連記事
受け口としゃくれの違いとは?原因や治療法を徹底解説
受け口(反対咬合)の治し方|子どもと大人で異なる治療法と費用の全て

3-3. 下顎が後退している

下顎が後退していると、Eラインが内側に傾くため口元がEラインに触れやすくなってしまいます。顎が小さく歯並びが悪くなってしまっていることなどが主な原因です

下顎が後退している場合、改善には外科的なアプローチが求められます。

3-4. 鼻が低い

鼻が低い場合も、Eラインは整いにくくなります。歯並びや顎の位置に問題がないのにEラインが整っていないと感じるなら、鼻の高さに原因があるかもしれません。

鼻の高さは美容整形などにより変えられます

4. Eラインを整える3つの方法

Eラインを整える方法は、歯列矯正美容整形・形成外科マッサージ・トレーニングの3つがあります。それぞれ治療にかかる期間や費用などが異なります。原因に合わせて治療法を選択しましょう

 

関連記事
eラインを整える治療法とは?矯正・整形・セルフケアを徹底解説

4-1. 歯列矯正

歯列矯正には、マウスピース矯正やワイヤー矯正など、主に4つの矯正方法があります。歯列矯正の種類と概要を解説します。

🔷マウスピース矯正

 

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着する矯正方法です。軽~中程度の症状に向いており、装置が透明で目立ちにくく、食事や歯磨きのときに取り外せるといったメリットがあります

 

マウスピース矯正を成功させるには、1日20時間以上装着などのルールをしっかりと守ることが大切です。

 

マウスピース矯正にかかる費用は55~130万円程度で、治療期間は9ヵ月~3年程度です。費用や治療期間は症状によって異なるため、担当の歯科医師などと相談しながら治療を進めていきましょう。

 

関連記事
マウスピース矯正の方法とは?仕組み・流れ・向き不向きまでわかりやすく解説!
【徹底比較】マウスピース矯正おすすめ10選|人気ブランドの特徴・料金・選び方ガイド

🔷ワイヤー矯正

 

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーでつなげる矯正方法です。ワイヤーの弾力性などにより徐々に歯を移動させ、最適な位置へ導きます。重度の歯列不正や複雑な咬み合わせのズレをともなう症例に適しています。

ワイヤー矯正には表側矯正裏側矯正(舌側矯正)があり、裏側矯正の方が高額です。また、ブラケットの種類によっても金額が変わります。費用は60~160万円程度で、治療期間は1年4ヵ月~3年2ヵ月程度です

 

関連記事
ワイヤー矯正の仕組みとは?歯が動くメカニズム・痛みの原因を徹底解説!
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🔷アンカースクリューを併用

 

ワイヤー矯正やマウスピース矯正とアンカースクリューを併用する方法もあります。アンカースクリューは、小さなネジのような装置を歯茎の骨に直接埋め込み、一時的に固定する方法で、歯列矯正で補助的な役割を果たします。

 

アンカースクリューを使用すると、より精密に歯の動きを制御できます。抜歯や外科処置の代替手段としても活用され、費用は1本当たり5,000円~2万円程度です

 

関連記事
アンカースクリューを使用した矯正の費用は?必要性や痛み・リスクまで解説

🔷床矯正(子ども向け)

 

床矯正は、歯を抜かずに歯列を整える非抜歯矯正を実現させるため、顎を広げて歯を正しい状態に並べる治療法です。6歳から10歳頃の、顎の骨が成長段階にある時期に始めるのが一般的で、出っ歯や受け口の予防になります。床矯正の費用は10~40万円が一般的です

 

関連記事
床矯正とは?メリット・デメリットと治療の流れをわかりやすく解説

4-2. 美容整形・形成外科

Eラインが整わない原因が骨格にある場合は、歯列矯正ではなく美容整形や形成外科での対応が必要です。

 

下顎が小さい場合や引っ込んでいる場合はヒアルロン酸注入、顎プロテーゼなど、鼻を高くする場合はヒアルロン酸注入、鼻プロテーゼ、鼻尖形成手術などのアプローチがあります。どのような手法をとるかは、メリット・デメリットを理解したうえで医師とよく相談して決めましょう。

 

美容整形や形成外科にかかる費用は、数万~数十万円程度です。整形と矯正を組み合わせることもできます。

4-3. マッサージ・トレーニング

舌トレーニングやフェイストレーニング、マッサージなどで顔周りの筋肉にアプローチし、Eラインを整える方法もあります。日常生活に手軽に採り入れられるため、すぐに始めやすく、費用がかからないので経済的にもお得です

 

ただし、誤ったセルフケアを続けてしまうと、顎関節の負担が大きくなったり、咬み合わせが悪化したりする可能性があります。セルフケアはあくまで補助的なものと考えておき、歯列矯正などで根本的な治療を行ないましょう

5. 自分に合ったEラインの整え方を見つけるには?

Eラインの最適な整え方は、Eラインが整っていない原因によって異なります。以下は、代表的な原因と対処法の一例です。

 

原因対処法
出っ歯(上顎前突)歯列矯正
口ゴボ(上下顎前突)歯列矯正、習慣の改善、外科手術
受け口(下顎前突)歯列矯正、外科手術

 

症状は人によって異なるため、対処法も人によって異なります。医師などの専門家に相談したうえで、自分に合った方法を探しましょう。1つの医療機関での判断に不安がある場合は、セカンドオピニオンを求めるのもおすすめです。

 

顔立ちは人それぞれで、最適なEラインも人それぞれです。完璧なEラインにこだわりすぎず、自分に合ったEラインを見つけていきましょう

6. Eラインに関するよくある質問

最後に、Eラインに関するよくある質問と回答を紹介します。

Q1. Eラインは加齢によって変化する?

加齢により骨格は変化していくため、加齢でEラインも変化する可能性があります。口元の変化を予防するためには、顔周りのストレッチが必要です。日常的にストレッチを行なって加齢に備えましょう。

Q2. Eラインの改善には抜歯が必要?

抜歯が必要になるかどうかはケースによって異なります。抜歯せずに歯を並べると歯が前に出てしまう場合などには、抜歯を提案されることが多いでしょう。可能な限り抜歯したくない場合は、医師に事前に伝えておきましょう。

Q3. 自分に合った医療機関を選ぶには?

価格だけで判断せず、治療実績や症例数の多さ、カウンセリングやアフターケアの体制、口コミなどをしっかりとチェックしたうえで医療機関を選びましょう。価格が安すぎる場合、施術に問題があったり、治療後に高額な費用を請求されたりする可能性があります。

7. まとめ|Eラインを整えたいなら原因に沿ったアプローチが大切

美しい横顔を目指したいなら、Eラインが整っているかチェックしてみましょう。Eラインが整っていないと感じる場合は、原因に合わせて歯列矯正美容整形などの治療を行なうのがおすすめです。

 

自分に適した治療を受けるためにも、自分に合った医療機関を探しましょう。医師と相談を重ねながら最適な治療法を選ぶことが重要です

 

ウィ・スマイルでは、マウスピース矯正を考えている方と全国のクリニックをつなぐお手伝いをしています。どの歯科医院に行くか悩んでいる方は、ぜひウィ・スマイルで自分に合った医院を探してみてください。

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