ブログ

ブログ

筋トレ用マウスピースとは?筋トレが歯に与える影響、マウスガードの作り方も解説

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

筋トレを行なう際に「マウスピースは着用したほうがよいのか」「どのような効果があるのか」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

 

マウスピースには、食いしばりによる歯への負担を軽減する効果があります。強度の高い筋トレを行なう際は無意識のうちに歯を強く噛みしめてしまい、負荷がかかりやすいため、マウスピースを活用して歯の健康を守りましょう。

 

この記事では、筋トレ時にマウスピースを使うメリット筋トレが歯に与える影響マウスピース選びのポイントを解説します。

併せて、よくある疑問をQ&A形式で紹介しているため、筋トレ時にマウスピースの着用を検討している方はぜひ参考にしてください。

\信頼できる矯正医を探すなら
「WE SMILE」/

1. 筋トレで使うマウスピース(マウスガード)とは

筋トレやスポーツ時に使用するマウスピースは、食いしばりや転倒などの衝撃から歯や顎を守ることを目的とした器具です。「マウスガード」とも呼ばれています。

 

一般的な矯正用マウスピースよりも厚みがあり、装着すると歯をしっかりと噛みしめられるようになるため、より力を入れやすくなる点も特徴です。

 

ただし、歯に合っていないマウスピースを使うと、本来のパフォーマンスを発揮できないことがあります。そのため、筋トレ時にマウスピースの着用を検討しているなら、歯科医院で自分の歯に合ったものを作成するのがおすすめです。

2. 筋トレでマウスピースを使用するメリット

筋トレ中のマウスピースの着用には、歯や顎を保護できるだけでなく、トレーニングに集中しやすい状態を保ちやすくなるなどのメリットがあります。

 

ここでは、筋トレ時にマウスピースを着用することで期待できるおもなメリットを紹介します。

2-1. 歯や顎を保護できる

高重量を扱う筋トレでは、力を入れる瞬間に無意識のうちに歯を強く食いしばることが少なくありません。この食いしばりが繰り返されることで、歯や顎に大きな負担がかかります。しかし筋トレの際にマウスピースを着用すれば、噛みしめた際に歯にかかる力が分散され、歯や顎への過度な負荷を軽減する効果が期待できます。

 

また、マウスピースが緩衝材の役割を果たすため、上下の歯の接触によるすり減りなども防止可能です。

 

筋トレ時にかかる歯への負担は、顎関節症の発症や歯列の乱れにつながりかねません。歯を守るためには、噛みしめによる力を分散・吸収するマウスピースを活用することが大切です。

 

・関連記事

歯ぎしり用・歯科矯正用マウスピースのメリットとデメリットを解説!

2-2. 集中力が高まる

マウスピースを着用せずに筋トレを行なうと、「強く噛みしめて歯に負担がかからないか」といったことが無意識に気になり、トレーニングに集中しづらくなることがあります。こうした不安は、筋トレ時のフォームや呼吸への意識を分散させる要因になりかねません。

 

その点、筋トレ時にマウスピースを着用すると、食いしばりによる歯や顎への負担を気にせずに済み、安心してトレーニングに取り組めるようになります。

また、歯をしっかりと噛み合わせると交感神経が刺激され、脳の覚醒度を高めるともいわれています。結果、筋トレの動作に意識を向けやすい状態を保ちやすくなるのです。

 

筋トレをより集中して行ないたい場合は市販品ではなく、自分の歯に合った専用のマウスピースを歯科医院で作成するとよいでしょう。

2-3. 筋力増強につながる

マウスピースを着用すると、歯をしっかりと噛みしめられるようになります。

その結果、より力を入れやすくなり、普段よりも強い負荷の筋トレを行なうことが可能です。自分の限界に近い負荷の筋トレに取り組むことで、効率的に筋力を向上できるでしょう。

2-4. バランス感覚が向上する

歯の噛み合わせの乱れは、体全体のゆがみを引き起こします。体のバランスが不安定だと、腕に力がうまく伝わらないなど運動パフォーマンスの低下につながりかねません。

 

しかしマウスピースを着用して適切な位置で歯を噛み合わせられるようになると、体幹が安定し、より大きな力を出せるようになります。筋トレのパフォーマンスを最大化するうえで、体全体のバランスを整えるマウスピースは有用なアイテムといえるでしょう。

3. 筋トレが歯に与える影響

マウスピースを使用せずに筋トレを行なうと、歯や顎に想像以上に負担がかかることがあります。

 

ここでは、筋トレが歯に与える影響について解説します。

3-1. 歯が割れる・すり減る

バーベルを持ち上げる瞬間など、強い力を入れるときには無意識のうちに歯を強く食いしばってしまうことがあります。この状態が繰り返されると、歯に大きな負荷がかかってすり減ったり、詰め物が取れたりするリスクが高まります。

 

特に、虫歯で歯の内部に空洞ができている場合、強い力がかかると割れる恐れがあるので注意が必要です。

3-2. 知覚過敏につながる

筋トレ中に歯を食いしばると、歯の根元部分にも大きな力が加わります。歯の根元付近に継続的な負荷がかかると、目に見えない細かなひびが歯の表面に生じ、内部の神経に刺激が伝わりやすくなります

その結果、冷たい飲み物がしみるといった知覚過敏の症状が表れる恐れがあるため、注意しましょう。

 

・関連記事

ホワイトニングはなぜ痛い?痛みが出やすい人の特徴と、知覚過敏を防ぐ方法

3-3. 歯茎が下がる

筋トレ中に歯を強く食いしばると、歯茎にも負担がかかることがあります。過度な力が繰り返し加わることで歯茎に炎症が起こり、痛みや腫れが出るケースも珍しくありません。

 

冷たい飲み物がしみるなどの症状が表れた場合は歯茎が下がっている可能性があるため、早めに歯科医師へ相談することが大切です。

4. 筋トレ用マウスピースを選ぶときのポイント

筋トレ用マウスピースにはさまざまな種類があるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

 

ここでは、筋トレ用マウスピースを選ぶときのポイントを紹介します。

4-1. 種類

筋トレ用マウスピースは、大きく分けて市販品歯科医院で作製するカスタムメイドの2種類があります。カスタムメイドは歯型を採取したうえで作製するため、フィット感が高く、噛みしめた際の違和感が出にくいのが特徴です。使用感を重視する方、歯や顎への負担をできるだけ抑えたい方に向いています。

 

一方、市販品のマウスピースは「ストック」「マウスフォームド」「シェルライナー」の3タイプに分けられます。

 

ストックはあらかじめ成型された既製品です。手軽に購入できますが、サイズ調整はできないのでフィット感には個人差があります。

 

マウスフォームドは、お湯でやわらかくしてから歯型に合わせて成型するタイプです。市販品のなかでは比較的フィット感を得やすいため、このタイプを選ぶ人は少なくありません。

 

シェルライナーは、シリコンゴムを型に流し込み、上の歯に密着させて口内で成型するタイプのマウスピースです。噛み合わせの調整が難しいため、比較的歯並びが整っている方に向いています。

4-2. 厚さ

ラグビーやボクシングなど激しい接触のあるスポーツ用のマウスピースは、衝撃を吸収しやすい厚みのあるタイプが多い傾向にあります。ただし、厚みがあるほど口のなかでの違和感が強くなり、着用時に息苦しさや不快感を覚える方もいます。

 

薄型のマウスピースは厚手のものに比べるとクッション性は劣りますが、着用しても違和感を覚えにくいのが特徴です。初めてマウスピースを使用する方や、軽めの筋トレを行なう場合には、薄型タイプから試してみるとよいでしょう。

4-3. 硬さ

マウスピースの硬さは、歯や顎への負担をどの程度軽減するかにかかわる大切な要素です。一般的に、硬いマウスピースほど歯や顎にかかる衝撃をより吸収・分散するといわれています。そのため、高重量を扱う筋トレや歯を強く食いしばりやすいトレーニングを行なう際には、硬めのタイプを選ぶとよいでしょう。

 

一方で、硬いマウスピースは着用時の違和感を覚えやすく、慣れるまで時間がかかることもあります。マウスピースに慣れていないうちは、フィット感が高く、口への負担を感じにくいやわらかめのタイプを選ぶと安心です。

4-4. デザイン

マウスピースを着用した際の見た目が気になる場合は、デザインにも注目して選ぶとよいでしょう。目立ちにくさを重視したい方には、白や透明などシンプルなカラーが適しています。一方で、存在感を出したい場合はブラックなどのダークカラーを選ぶのも選択肢の一つです。

 

見た目にこだわりたい方は、ロゴ入りのデザインツートンカラーなど、好みに合ったものを検討してみてください。自分が気に入ったデザインのマウスピースを選ぶことで、筋トレへのモチベーションを維持しやすくなるでしょう。

5. 歯科医院で筋トレ用マウスピースを作成する流れ

筋トレ時にかかる歯や顎への負担をより軽減したいなら、自分の歯に合ったマウスピースを作製することをおすすめします。

 

ここでは、歯科医院で筋トレ用のマウスピースを作るときの流れを見ていきましょう。

5-1. 口腔内診査

歯科医院では、マウスピースを作製する前に、虫歯歯周病の有無歯茎の状態などを確認します。口腔内にトラブルがある状態でマウスピースを作ると、痛みや違和感が出たり、症状が悪化したりする恐れがあるためです。

 

もしも虫歯や歯周病が見つかった場合は、必要に応じて治療や歯石除去を優先します。口腔内の状態に問題がなければ、診査と併せて次のステップである歯型取りを行なう場合もあります。

5-2. 歯型取り

口腔内のチェック、および治療が終わったら、歯にしっかりとフィットするマウスピースを作製するために歯型を取ります。歯型取りは、着用時の違和感を抑えるだけでなく、フィット感を高めるために欠かせない工程です。

 

併せて、使用する場面や好みに応じてマウスピースの素材や厚み、カラーなどを歯科医師と相談しながら決めていきます。

5-3. マウスピースの調整

マウスピースが完成したら実際に着用し、フィット感や噛みしめた際の違和感がないかを確認します。頬の内側や歯茎に当たる部分があれば、マウスピースの形や高さを微調整して終了です。

 

なお、マウスピースは使用を重ねるうちに変形ひび割れが生じる恐れがあります。そのため、使い始めたあとも定期的に歯科医院を受診し、フィット感や状態を確認しながら、必要に応じて調整してもらうことが大切です。

6. 筋トレ用マウスピースに関するよくある質問

ここでは、筋トレ用マウスピースについてよく寄せられる質問とその回答を紹介します。

Q1. 筋トレ用マウスピースの作製費用は?

歯科医院で筋トレ用マウスピースを作製する場合、費用の目安は1~5万円程度です。筋トレ用マウスピースの作製は基本的に保険適用外(自由診療)となるため、費用はやや高めです。しかし歯型を取って作る分、フィット感が高く、着用時の違和感が出にくいのが既製品との違いです。

 

一方で、市販のマウスピースの価格は1,000円~1万円程度であり、比較的購入しやすいのが特徴です。価格が高い製品ほど、機能性に優れている傾向にあります。

 

・関連記事

ホワイトニングのマウスピースだけ作りたい人必見!費用・作成できる歯科医院の探し方まとめ

Q2. 筋トレ用マウスピース使用時の注意点は?

マウスピースが口に合っていない場合、着用時にパーツが歯茎に当たって歯肉退縮が起こるリスクがあります。

 

また、マウスピース着用時は唾液が口腔内を洗浄する作用が働きにくくなります。その状態で糖分を含むスポーツドリンクを摂取すると虫歯発症のリスクが高まるため、注意が必要です。そのため、スポーツドリンクを飲んだらマウスピースを外してうがいをするなど、口腔内を清潔に保つことを心がけましょう。

 

さらに、汚れたままのマウスピースを使用すると口腔内で細菌が増殖しやすくなるため、使用後は毎回洗浄することが大切です。お手入れ方法は次の見出しで解説します。

Q3. 筋トレ用マウスピースのお手入れ方法は?

使用後のマウスピースは水で汚れを洗い流すとともに、指ややわらかい歯ブラシで優しくこすって清潔な状態を保ちましょう。マウスピースは熱に弱いため、熱湯の使用は避けてください。

 

日常のお手入れに加えて、定期的にマウスピース専用の洗浄剤を使用すると、落としにくい汚れや臭いを除去しやすくなります。また、超音波洗浄機を使う方法も選択肢の一つです。

 

洗浄後はティッシュやキッチンペーパーなどで水気を拭き取り、十分に乾燥させてから専用ケースに入れて保管しましょう。

 

・関連記事

マウスピースの洗浄方法・頻度は?おすすめの洗浄剤と選び方のポイントも解説

7. まとめ|筋トレ用マウスピースで歯の健康を守ろう

マウスピースは、筋トレ中の食いしばりによる歯や顎への負担を軽減するアイテムです。厚みや硬さなどは製品によって異なるため、トレーニング内容や使用感などを踏まえて選ぶことが大切です。

 

よりフィット感や快適さを重視したい場合は、歯科医院で歯型を取り、自分に合ったマウスピースを作製してもらうのも一つの手です。

 

ウィ・スマイル」のポータルサイトでは、マウスピースの作製実績が豊富な歯科医院を紹介しています。筋トレ時にマウスピースを着用して歯を守りたいと考えている方は、ぜひご活用ください。

\信頼できる矯正医を探すなら
「WE SMILE」/

  • LINE相談
  • 24時間WEB予約
  • クリニックを選ぶ

最新記事

いつも笑顔で輝いていられるから あのキラキラした人もウィスマイル

まずはご相談を。

LINEにて「ご質問・ご相談」を受けています。
新店舗の予約待ちもできます。

LINE登録

24時間WEB予約

お近くの医院を選べます。

24時間WEB予約

「予約ができない医院」で予約を希望の方は、
「LINE相談」にて、LINE登録ください。

PAGETOP