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矯正でEラインを整える!口元を引っ込める治療法と費用・期間を解説

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

みなさんは、「Eライン」という言葉を聞いたことがありますか?

Eラインとは、横顔の美しさを決める重要なポイントのひとつ。

理想的なEラインは、鼻先・唇・アゴを結んだラインの内側に口元が収まる状態を指します。
実は、多くの人が自分の顔を正面から見ることが多いですが、他人が目にするのは意外と 「横顔」 なのです。

横顔の印象を大きく左右するのが 歯並び。
特に「出っ歯」や「受け口」などがあると、Eラインが崩れやすくなります。

しかし、歯列矯正によって口元のバランスを整えることで、理想的なEラインを目指すことが可能です。

本記事では、美しいEラインを作るための3つのポイントや、歯列矯正で口元を引っ込める方法 をわかりやすく解説します。

矯正の種類ごとの特徴や費用・期間についてもまとめているので、「Eラインを整えたい」「矯正で横顔を美しくしたい」と考えている方はぜひ参考にしてください。

1. Eラインとは?口元を引っ込めるための基本知識

Eラインとは、エステティックラインの略で「横顔の美」をはかる際の基準です。

 

以下の画像のように、横顔の鼻先とオトガイ(アゴの先端)を結んだラインがEラインと呼ばれています。

一般的に、Eラインよりも唇の先が5mmほど内側にある状態が理想的な顔貌とされています。

 

ただ、日本人は欧米人に比べて鼻が低いため、Eラインより2mmほど内側から少し口先が触れる程度が理想的とも考えられています。

 

歯科矯正と横顔の印象の関係性については、以下の記事で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

 

■参考記事:歯科矯正で横顔の印象は改善する?Eラインに影響を与える症例

1-1. Eラインの種類と崩れやすい顔の特徴

Eラインは、理想的な横顔を測る指標のひとつですが、実際には 「Eラインが整っている人」と「崩れている人」 に分かれます。

あなたの横顔はどのタイプでしょうか?

Eラインの種類

Eラインの位置によって、主に以下のようなタイプに分類されます。

Eラインのタイプ特徴
理想的なEライン鼻先とアゴを結んだラインより口元が内側にある(約5mm程度)
口ゴボ(上顎前突)上アゴや口元が前に出ている状態(Eラインより口元が突出)
しゃくれ(下顎前突)下アゴが出ているため、Eラインが崩れる
アゴが小さい(下顎後退)下アゴが小さく後ろに下がっており、口元が相対的に前に出る
鼻が低い鼻の高さが低く、Eラインのバランスが悪くなる

 

 

Eラインが崩れやすい顔の特徴

以下のような特徴を持つ人は、Eラインが理想的でない可能性があります。

・ 口元が前に出ている(出っ歯・口ゴボ)
・ 下アゴが小さい(後退している)
・ 鼻が低い(顔の立体感が少ない)
・ 猫背・姿勢が悪い(アゴが引けて見える)

これらの特徴があると、顔のバランスが崩れやすく、横顔の印象にも影響を与えます。

しかし、矯正治療などを活用することで 口元のバランスを整え、理想のEラインに近づくことが可能です。

1-2. Eラインが注目されている理由

株式会社カネボウ化粧品が30代のモデル女性100名・一般女性100名を対象に実施した美意識調査によると、他人の横顔をチェックしている女性が多いことがわかりました。

 

モデル女性の92.0%、一般女性の78.0%が他人の横顔をチェックしており、他人の横顔をきっかけに自分の横顔のシルエットに目を向けるようです。

 

■参照:「女の横顔」には、お手入れや美意識の差が表れる?30代のモデル女性100名と一般女性100名に聞く美意識調査

 

普段見る機会の多い正面の顔を意識しがちですが、横顔を見られる機会は意外にも多く、Eラインを意識する人が増えているといえます。

1-3. Eラインのセルフチェック方法【簡単診断】

「自分のEラインって整っているの?」と気になったら、簡単にできるセルフチェック方法 を試してみましょう!

簡単!Eラインのセルフチェック方法

① スマホで横顔を撮影する(正面ではなく、真横から撮る)
② 鼻先とアゴ先を結ぶ直線(Eライン)を確認する
③ 唇がEラインの内側or触れるくらいなら理想的!
④ 唇がEラインより前に出ていたら、口元が突出している可能性あり


🔹 指でチェックする方法(簡易版)
👉 人差し指を鼻先とアゴ先に当てて、唇に触れるか確認!

・理想的なEライン → 指に少し触れるか、触れないくらい
・口元が出ている場合 → 唇が指より前に出ている

Eラインが崩れている場合、歯並び噛み合わせ骨格の影響 が考えられます。
まずはセルフチェックをして、気になる場合は専門の矯正歯科で相談してみましょう!

1-4. 口元が突出する原因と矯正が必要なケース

Eラインが崩れる原因は 「歯並び」や「骨格」「生活習慣」 によって異なります。

以下の原因をチェックし、矯正が必要なケースを見極めましょう。

 


✔ 口元が突出する主な原因

 

🔹 歯並びの乱れ(出っ歯・口ゴボ)
前歯が前方に傾いていると、口元が出てEラインが崩れやすい

🔹 骨格的な問題(上顎前突・下顎後退)
遺伝的に上アゴが出ていたり、下アゴが小さかったりすると、矯正のみでの改善が難しい場合も

🔹 舌の癖(舌癖・口呼吸)
舌で前歯を押す癖があると、徐々に前歯が前に出てくる

🔹 姿勢の悪さ(猫背・ストレートネック)
頭が前に出ることで、アゴの位置が後退し、口元が突出して見える


✔ 矯正が必要なケース

 

・ 出っ歯で横顔のバランスが崩れている
・ 口を閉じても、歯が見えてしまう
・ 口ゴボで、横顔がもったりとした印象になる
・ 矯正なしでの改善が難しい(トレーニングや生活習慣改善で効果が出ない)

矯正によって口元のバランスを整えることで、Eラインを理想的に近づけることができます。

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2. 理想的なEラインを作るための3つのポイント

理想的なEラインをつくるためには、Eラインを構成する鼻・口・アゴ先の3つが重要です。3つの要素それぞれのポイントを押さえ、きれいなEラインを目指しましょう。

 

  • 鼻が高いこと
  • ・口が出ていないこと
  • ・アゴ先の位置や形状が整っていること

2-1. 鼻が高いこと

鼻が高いと、鼻とアゴ先を結んだラインが外側になりやすく、口元がEラインの内側に収まりやすくなります。口元が少々出ていても、鼻の高さによってはきれいなEラインになっているでしょう。

 

日本人は欧米人に比べて鼻が低いため、あまり差が出にくい部分ですが、バランスの取れた横顔には鼻の高さが重要です。

2-2. 口が出ていないこと

鼻先とアゴ先のラインから口が出ていないと、きれいなEラインといえます。横から見たときに口元がすっきり収まっているので、バランスの取れた印象になりやすいです。

 

上アゴが出ていたり、出っ歯になっていたりすると、口元がEラインの外側に出やすくなります。歯並びの状態によっては歯列矯正で改善できるので、Eラインの内側に口元を収めることが可能です。

 

口元が膨らんだように見える口ゴボについては、以下の記事をぜひチェックしてみてください。

 

■参考記事:口ゴボとは?影響や原因を理解して歯列矯正で治療で改善しよう

 

出っ歯についてもセルフケアや矯正治療を解説しているので、あわせて確認してみましょう。

 

■参考記事:出っ歯は自力で押しても治せない!悪化させないためのセルフケアと矯正治療法を紹介

2-3. アゴ先の位置や形状が整っていること

アゴ先の位置や形状は、横顔の印象に関わりやすいため、きれいなEラインのためにはアゴ先を整える必要があります

 

たとえば、しゃくれや受け口で下唇や下アゴがEラインの外側に出ていると、横顔のバランスが崩れるでしょう。

 

骨格的な問題がある場合は外科的な手術が必要ですが、下アゴの歯並びが原因であれば、位置の調整によってEラインを整えられます。

 

受け口の原因や矯正方法については以下の記事で解説しているので、受け口で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

 

■参考記事:大人の受け口の治し方|歯列矯正の費用や自分でできるトレーニングを紹介

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3. 口元を引っ込めるための矯正治療方法

理想的なEラインはセルフチェックを実施した上で気になる部分を整え、実現できる場合が多いです。

 

たとえば、口元がEラインの外側に出ている場合は、歯列矯正や外科手術などで歯並びやアゴの位置を調整する必要があります

 

■参考記事:歯並びが悪い美人の印象とは?美しさの条件と治した方がいい症例を解説

 

Eラインをつくる4つの方法について、下記の表に特徴をまとめているので、必要な治療・施術のメリット・デメリットを正しく理解しましょう。

 

方法改善できる箇所メリットデメリット
歯列矯正口元・出っ歯や口ゴボなど膨らんだ口元を引っ込められる

・受け口など下唇や下アゴの状態を改善できる

・矯正が完了するまでに時間がかかる

・矯正中に痛みや違和感を生じる恐れがある

Gメッシュ
(メッシュ糸の挿入)
・メッシュ状の糸によって鼻筋の高さやふくらみを生み出せる

・腫れや痛みが少ない

・数年間で効果が弱まっていく

・高さを出すことは難しい

プロテーゼ
(医療用シリコンの挿入)
・医療用シリコンによって理想的な鼻の形を手に入れられる・腫れや痛みなどのリスクがある

・プロテーゼの劣化によるトラブルが起きる恐れがある

ヒアルロン酸注入アゴ・ヒアルロン酸によってアゴのボリュームをアップできる・腫れや内出血のリスクがある

・徐々に体内に吸収されるため、定期的な治療が必要になる

3-1. 口元を自然に引っ込める方法【生活習慣&トレーニング】

軽度の場合は、日常生活の改善でEラインに近づくことが可能です。以下の方法を試してみましょう。

 

・口輪筋を鍛えるトレーニング:

唇を閉じる運動や「あいうえお体操」を毎日行うことで、筋力を強化します。

 

・鼻呼吸の習慣化

マウステープを使うなどして、寝ている間に口呼吸を防ぐ方法を取り入れましょう。

 

・正しい姿勢を保つ

顎を引き、背筋を伸ばす姿勢を意識することで、顔のバランスが整います。

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4. Eラインをつくるために口元を整える矯正方法

Eラインをセルフチェックした際に、口元が出ているように感じた場合は、歯列矯正で歯並びを改善するのがおすすめです。

 

歯列矯正で改善できるかは状態にもよりますが、歯並びの改善によって口元のバランスを整えられます。

 

ここでは、Eラインの実現に向けて口元の改善を期待できる4つの矯正方法をチェックしていきましょう。

 

  • マウスピース矯正
  • ・ワイヤー矯正
  • ・床矯正(しょうきょうせい)
  • ・アンカースクリュー

4‐1. マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、アライナーという器具で歯列を整える矯正方法です。

 

矯正中は定期的に通院し、形の異なるマウスピースに交換しながら歯を移動していきます。

 

マウスピース矯正については以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

 

■参考記事:マウスピース矯正とは?メリットや価格、ワイヤー矯正との違いを徹底解説!

 

・マウスピース矯正のメリット

 

アライナーは透明で目立ちにくいため、芸能人や接客業など人前に出る方でも気軽に治療できます。

マウスピースは簡単に取り外せるため、食事や歯磨きなどが行いやすい点もメリットです。

また、取り外しのできないワイヤー矯正に比べ、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。

 

マウスピース矯正は、症状によってはワイヤー矯正よりも費用を抑えられるケースも多いです。

たとえばウィ・スマイルの場合、8回コースであれば月額1,925円のお支払いで治療が受けられます。

ただし、重度の叢生(そうせい)や出っ歯など、マウスピース矯正が適応できない症例もあるので、気になる方は一度クリニックで相談してみましょう。

 

・マウスピース矯正の注意点

 

矯正期間中は、1日20時間以上の装着が必要です。

そのため、食事と歯みがき以外は睡眠時も忘れずに装着する必要があります。

 

装着時間を守らないと、治療が予定通りに進まなくなってしまうため注意が必要です。特に外食時や旅行中に紛失するケースが多いため、しっかり自己管理しましょう

 

4-1-1.マウスピース矯正の相場

 

マウスピース矯正を受ける際の一般的な相場は以下の通りです。

ただし、歯列矯正は基本的に自由診療なため、治療費はクリニックによって様々です。

また、利用するマウスピースや歯並びの状態によって、相場よりも高額になる可能性もあります。

 

  • ・部分矯正:約10~70万円
  • ・全体矯正:約60~100万円

 

4-1-2.マウスピース矯正の治療期間

 

マウスピース矯正の平均的な治療期間は以下の通りです。

ただし、具体的な矯正期間は症状によって異なり、矯正後には後戻りを防ぐ保定期間がプラスされます。

 

  • ・部分矯正:約3ヶ月~1年程度
  • ・全体矯正:約1~2年

4-2. ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、ワイヤーとブラケットといった矯正器具を装着し、歯を少しずつ動かす矯正方法です。

 

矯正器具を取り付ける場所によって方法が異なり、表面に取り付ける場合を表側矯正、裏面に取り付ける場合を裏側矯正と呼びます。

 

・ワイヤー矯正のメリット

 

ワイヤー矯正は、矯正方法の中でも対応できる症例が幅広いのが特徴です。

出っ歯や受け口などさまざまな状態に対応できるため、多くの方にとって口元の改善を期待できます。

また、マウスピースよりも違和感が少なく、発音や食事などに不便が少ないのもメリットです。

 

・ワイヤー矯正の注意点

 

ワイヤー矯正で一般的な表側矯正は、ワイヤーやブラケットが見えやすく、口元が目立つ恐れがあります。

矯正器具は少なからずボリュームがあるので、口元が突き出たように見えるのも注意点です。

 

裏側矯正は目立ちにくいものの、対応症例が少なかったり、技術が求められたりするため、選択できない場合もあります。

矯正器具を目視できないため、メンテナンスにも注意しなければいけません。

 

4-2-1.ワイヤー矯正の相場

 

ワイヤー矯正の費用相場は、約30~100万円といわれています。

金属製やセラミック製など矯正器具の素材によって費用が差が出やすく、歯の色と似ているセラミックブラケットやホワイトワイヤーなど目立ちにくいものを選ぶと、通常よりも高額になりやすいです。

 

4-2-2.ワイヤー矯正の治療期間

 

ワイヤー矯正の治療期間は矯正する範囲によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

 

  • ・部分矯正:約3ヶ月~1年
  • ・全体矯正:約1~3年

 

表側矯正と裏側矯正どちらで治療するかによっても若干違いがあり、裏側矯正は表側矯正よりも時間がかかる傾向があります。

4-3. 床矯正(しょうきょうせい)

床矯正とは、歯を適切に並べるスペースが足りない症例に対して行う治療方法です。

 

治療の際は拡大床という装置を利用して、上アゴや下アゴの歯を外側に広げてスペースを作ります。

拡大床はプレート状になっており、中央にあるネジ回してプレートを徐々に広げていきます。

 

床矯正は、骨格の成長期に合わせて子供に利用されることが多いですが、症状によっては大人も利用するケースがあります。

ただし、あくまでも床矯正はスペースを確保する装置なので、他の矯正装置と併用するケースが一般的です。

 

・床矯正のメリット

 

床矯正は、スペースが足りないことが要因となっている症状に効果的です。

そのため、床矯正で十分なスペースが確保できた場合は、抜歯をせずに矯正治療を行える可能性があります。

また、拡大床は取り外しが可能なので、矯正中でも歯みがきや器具のケアが簡単に行えます。

 

・床矯正の注意点

 

床矯正は取り外せるので便利ですが、1日のうち8時間以上の装着が必要です

装着時間を守れない場合、計画通りに治療が進まなくなることがあります。

また、装置の異物感から会話がしにくかったり、不快感を持ったりすることもあるでしょう

 

4-3-1.床矯正の相場

 

床矯正の一般的な相場は20~40万円です。

ただし、矯正中の調整料や診察料などが別途プラスされる場合もあります。

 

4-3-2.床矯正の治療期間

 

子どもであればアゴが広がりやすいため、保定期間を入れても半年から2年ほどで完了します。

一方で、大人は骨格の成長が終わっているため、治療期間には個人差が出やすいです

大人の平均的な床矯正は3〜5年ほどですが、骨格の状態によってはさらに時間がかかるケースも見られます。

4-4. アンカースクリュー

アンカースクリューとは、直径が1~2mm・長さが6~10mmほどの歯科矯正用ネジです。

 

治療の際は骨に埋め込んだネジを支点にして、歯を適切な位置へと移動します。

また、アンカースクリューはチタン製なので、金属アレルギーの方でも安心して利用可能です

 

・アンカースクリューのメリット

 

特に、これまで難しかった臼歯(奥歯)を後方へ移動できるため、ヘッドギア無しでの矯正治療が可能になりました。

また、骨格製の症例で外科手術が必要なケースでも、アンカースクリューによって手術が避けられるというメリットもあります。

 

・アンカースクリューの注意点

 

アンカースクリューは、治療が終われば取り外すので、インプラントのように骨とは結合しません。

そのため、埋め込んだスクリューが矯正中に外れてしまうことがあります

外れた場合は骨が埋まるまでに数ヶ月かかるため、別の場所に埋めるなど身体的な負担に注意が必要です。

 

ネジを埋めると聞くと不安を持つ方もいますが、施術時間は20分ほどで痛みの心配もほとんどありません。

ただし、対応しているクリニックがあまり多くないため、通院する矯正歯科や歯科医院によっては受けられない可能性があります。

 

4-4-1.アンカースクリューの相場

 

アンカースクリューは1本あたり2万~4万円ほどです。

症状によってネジを埋め込む数が異なるため、本数が増えるほど費用が高くなります。

 

4-4-2.アンカースクリューの治療期間

 

アンカースクリューの平均的な治療期間は、矯正器具を利用した場合の半分~2/3ほどです。

たとえば、マウスピース矯正やワイヤー矯正で2年かかる場合、アンカースクリューだと1年~1年8ヶ月ほどで改善できます。

4-5. 矯正でEラインが悪化することはある?リスクと対策

矯正治療には多くのメリットがありますが、リスク副作用 についても理解しておくことが大切です。

特に「矯正でEラインが悪化するのでは?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。


✔ 矯正治療の主なリスク

🔹 一時的な痛みや違和感
矯正器具の装着後、数日間の痛み や締め付け感を感じることがありますが、徐々に慣れます。

🔹 食事の制限がある
ワイヤー矯正では固い食べ物や粘着性のあるもの(ガム・キャラメルなど) を避ける必要があります。

🔹 治療期間が長い
軽度の症例でも1年以上 かかるため、計画的に進める必要があります。

🔹 Eラインが悪化する可能性
矯正の方法次第では、Eラインが整うどころか逆にバランスが崩れる ことも。


✔ 矯正でEラインが悪化する主な原因

❌ 非抜歯矯正でスペース不足になり、前歯が押し出される
❌ 下アゴが後退し、口元が相対的に前に出てしまう
❌ 抜歯しすぎて口元が引っ込みすぎ、頬がこける


✔ Eラインを崩さないための対策

抜歯・非抜歯を慎重に判断
治療前に歯のスペースや骨格をしっかり診断 し、適切な方法を選ぶ。

治療前に3Dシミュレーションを確認
Eラインがどう変わるか事前に把握できるクリニック を選ぶのが安心。

アンカースクリュー矯正を活用
奥歯を適切に動かし、前歯を無理なく後退させる方法 でEラインを整えやすくする。

 

■参考記事:歯科矯正と頬がこける原因について:知っておきたいポイント

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5. Eラインをつくるために抜歯は必要?

Eラインをつくるために歯列矯正や外科手術などを行う際に、抜歯が必要か気になる方も多いのではないでしょうか。

 

抜歯が必要かどうかは歯並びや骨格の状態によるため、治療前に確認する必要があります。

 

ここでは、抜歯がすすめられるケースと不要なケースを解説します。

 

マウスピース矯正で抜歯が必要か知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

 

■参考記事:マウスピース矯正に抜歯は必要?抜歯なしでマウスピース矯正する方法も紹介

5-1. 抜歯がすすめられるケース

歯列矯正の際に、重度の出っ歯や叢生(そうせい)などは矯正前に抜歯を行うことが多いです。

 

また、以下のような症状が見られる場合も抜歯をすすめられる可能性があります。

 

  • ・歯が大きすぎてアゴに収まりきらない
  • ・アゴが小さすぎて歯がきれいに並べられない
  • ・親知らずが矯正治療の邪魔になっている
  • ・上下(または片方)のアゴが大きく突出している

 

Eラインのためとは言っても、抜歯した歯は当然ですが元に戻りません。

そのため、抜歯をする際は信頼できる矯正医や歯科医師と相談し、納得した上で治療することが大切です。

5-2. 抜歯が不要なケース

歯列矯正の際に、歯が移動できるスペースが十分な場合は非抜歯矯正で改善できることが多いです。

 

主に、以下のようなケースでは抜歯をせずに矯正治療できる可能性があります。

 

  • ・ごく軽度な出っ歯や受け口
  • ・一部のすきっ歯や歯のねじれ
  • ・軽度な全アゴ矯正が可能な症例

 

上記のケースを含め、症状が軽度な場合は非抜歯矯正でEラインを整えやすいです。

 

矯正での抜歯や非抜歯矯正については、以下の記事もチェックしてみてください。

 

■参考記事:矯正に抜歯が必要な症例3選|歯を抜くメリットや非抜歯との違いも解説

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6. 口元からEラインをつくるなら「ウィ・スマイル」

ウィスマイルでは、口元からEラインをつくるために歯列矯正を提供しています。

 

理想的な歯並びを多くの方に実現していただくために、質の高いサービスやはじめやすい料金で提供しているのが特徴です。

 

ウィスマイルの魅力を3つ紹介するので、ぜひチェックして治療をご検討ください。

 

  • ・3Dシミュレーションの理想的な歯並びをデザインできる
  • ・リーズナブルな料金ではじめられる
  • ・最短3ヶ月で矯正できる

6-1. 3Dシミュレーションの理想的な歯並びをデザインできる

ウィスマイルでは、治療後の歯並びをイメージできるように3Dシミュレーションを導入しています。

 

口腔内スキャン装置で現在の歯並びをデータ化し、治療後の状態を確認しながら、理想の歯並びをデザインできるのが特徴です。

 

スキャンが型取りの役割も果たしているので、不快感なくマウスピース矯正をはじめられる点も支持されています。

6-2. リーズナブルな料金ではじめられる

ウィスマイルの治療費は、月額1,760円からの定額制を採用しています。

 

調整料や保定管理費は治療費に含まれるため、別途費用がかかる心配はありません

 

シンプルでわかりやすい料金設定であるため、予算に合わせて治療をはじめられるのが喜ばれているポイントです。

6-3. 最短3ヶ月で矯正できる

ィスマイルのマウスピース矯正の平均的な治療期間は、3ヶ月から11ヶ月です。

 

状態によりますが、改善が早い方は最短3ヶ月で歯並びをきれいに整えられます。

 

あなたに合った治療期間は、矯正歯科医師と相談しながら決められるので、無理のないスケジュールで歯列矯正をはじめましょう。

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7. 矯正治療でEラインを整え、理想的な横顔へ

Eラインは、横顔の美しさを左右する重要なポイント です。

歯並びや骨格によってEラインが崩れることがありますが、矯正治療によって 口元を引っ込め、理想的な横顔に近づけることが可能 です。

ただし、矯正の方法を誤ると、Eラインが悪化するリスクも あります。

Eラインを整えるためのポイント

✅ 矯正前にEラインの状態をチェックする
✅ 抜歯・非抜歯の選択を慎重に行う
✅ 3Dシミュレーションで治療後の変化を確認する
✅ アンカースクリュー矯正など適切な方法を選ぶ

Eラインを意識した矯正を成功させるには、経験豊富な矯正歯科を選び、適切な治療計画を立てることが大切 です。

「矯正でEラインを整えたい」「口元のバランスを改善したい」と考えている方は、専門の矯正歯科でカウンセリングを受け、自分に合った方法を見つけましょう。

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