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マウスピース矯正とは?特徴・費用・治療の流れを徹底解説!

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

目立たず快適に歯並びを整えられると話題の「マウスピース矯正」。

 

しかし、気になるのは

「自分に合っているの?」「費用はどのくらい?」「通院や装着は大変?」

といったリアルな疑問ではないでしょうか。

 

本記事では、マウスピース矯正の基本から、メリット・デメリット治療の流れや他の矯正方法との違いまで、わかりやすく解説していきます。これから矯正を始めようか悩んでいる方にとって、判断材料になる情報をお届けします!

1. マウスピース矯正とは?目立たず快適な新しい矯正スタイル

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく、取り外し可能な装置を使って歯並びを整える、比較的新しいスタイルの矯正治療です。

従来のワイヤー矯正に比べて見た目のストレスが少なく、食事や歯磨きの際に装置を外せるなど、日常生活における利便性の高さから人気を集めています。審美性と快適性を重視する方に特に支持されている治療法です。

1-1. マウスピース矯正の基本的な仕組みと歯が動く原理

マウスピース矯正は、歯科医師が作成した3Dシミュレーションに基づき複数の透明なマウスピース(アライナー)を段階的に交換しながら治療を進めます。1枚ごとに歯を0.25〜0.5mmずつ動かし、計画に沿って徐々に理想の歯並びへと導きます。

 

マウスピースは1日20時間以上の装着が基本で、毎日の積み重ねによって確実に歯列が整っていきます。

1-2. 歴史と信頼性:どれくらい安全な治療法なの?

マウスピース矯正の代表格である「インビザライン」は、1997年にアメリカで開発されて以降、世界中で導入が進んでいます。現在では100カ国以上で使用され、1,400万人以上の治療実績(2024年時点)が報告されています。

長年の臨床研究と技術革新により安全性と治療精度の両面で信頼性が確立されており、幅広い年齢層に対応可能な治療方法として評価されています。

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2. マウスピース矯正が向いている人・向かない人

マウスピース矯正は、見た目や快適さの面で優れている一方、すべての症例に対応できるわけではありません。歯並びの状態や骨格の問題などによっては、ほかの治療法のほうが適している場合もあります。

 

ここでは、マウスピース矯正が効果的なケースと、向いていないケースを詳しく解説します。

2-1. 適応する症例

以下のような症例では、マウスピース矯正によって良好な治療効果が期待できます

 

・前歯のすきっ歯(空隙歯列)

・軽度の叢生(歯のガタつき)

・軽度の出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)

・歯のねじれや回転が小さい症例

・以前に矯正を行ったが後戻りしたケース

 

これらは比較的歯の移動量が少なく、マウスピースの力でもコントロールしやすいため、短期間での治療が可能なこともあります。

2-2. 適応しない症例

以下のようなケースでは、マウスピース矯正のみでは理想的な治療結果が得られにくく、ワイヤー矯正や外科手術の併用が推奨されます。

 

・顎の骨格に由来する問題(骨格性の出っ歯・受け口など)

・歯の重なりが強い重度の叢生(乱ぐい歯)

・抜歯が必要で、移動距離が大きい場合

・奥歯のかみ合わせの大幅な調整が必要な場合

 

このようなケースでは、矯正専門医による精密な診断と治療計画が不可欠です。マウスピース矯正にこだわらず、自身に合った治療法を選ぶことが、満足のいく仕上がりへとつながります。

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3. マウスピース矯正の主な種類と特徴

マウスピース矯正には、いくつかのブランドやタイプが存在します。それぞれのシステムには特徴があり、患者さんの症状やニーズに合わせて選ぶことが重要です。

 

以下で代表的なマウスピース矯正の種類について紹介します。

3-1. インビザライン:世界的に信頼されるシステム

インビザライン」は、世界No.1のシェア数を誇るマウスピース矯正ブランドです。

 

アメリカのアライン・テクノロジー社が提供しており、累計で数百万人以上の患者さんが治療を受けています。独自のスマートトラック素材を使用しており、精度が高く、幅広い症例に対応可能です。

3-2. クリアコレクト:コストを抑えたい方に人気

クリアコレクト

クリアコレクト」は、インビザラインと同様にアメリカで開発されたマウスピース矯正で、ややコストを抑えた価格帯が魅力です。

 

歯の動かし方や治療ステップに柔軟性があり、軽度〜中等度の症例に対応しやすい点もメリットです。

 

目立たず、自由に取り外しができるため、日常生活に支障をきたさずに矯正を進められます。

3-3. アソアライナー:日本国内で人気の国産矯正

アソアライナー」は、日本のアソインターナショナル社が開発したマウスピース矯正システムで、日本人の症例に合いやすい設計がなされています。

 

1ステップごとに歯科医師が歯型をとって微調整できるため、細やかな管理が可能です。ただし、対応できる症例は比較的軽度のケースに限られることが多いです。

これらのシステムにはそれぞれメリットと制限があるため、歯科医師と相談のうえ、自身の症例やライフスタイルに合った矯正方法を選ぶことが重要です。

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4. マウスピース矯正のメリットとデメリット

マウスピース矯正には多くの魅力がありますが、一方で注意点やデメリットも存在します。

治療を検討する際には、両方の側面を理解しておくことが大切です。

4-1. マウスピース矯正のメリット

・目立たない:透明な素材で作られているため、装着していても気づかれにくく、見た目を気にせずに治療ができます

・取り外しが可能:食事や歯磨きの際には外せるため、口腔ケアがしやすく衛生的です。

・痛みや違和感が少ない:段階的に歯を動かす設計なので、ワイヤー矯正に比べて圧迫感や痛みが少ないと感じる人が多いです。

・金属アレルギーの心配がない:金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。

・通院回数が少ない:治療の進行管理がしやすく、通院頻度も比較的少なくて済みます。

4-2. マウスピース矯正のデメリット

・自己管理が必要:1日20時間以上の装着が必要で、装着時間を守らないと治療が進まない恐れがあります。

・対応できない症例がある:骨格性の不正咬合や重度の歯並びの乱れには向いていないことがあります。

・装着時の取り外しが面倒:外出先や外食時など、都度取り外す手間がかかります。

・マウスピースの紛失や破損のリスク:取り外し式であるため、なくしたり壊したりするリスクがあります。

 

このように、マウスピース矯正は生活にフィットしやすい反面、自己管理力や対応症例の限界といった点も考慮する必要があります。メリット・デメリットを踏まえたうえで、自分に合った矯正方法を選びましょう。

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5. 他の矯正方法との違いを比較

マウスピース矯正は、従来の矯正方法と比べて見た目や生活への影響が少ない点が特徴ですが、それぞれに向き・不向きがあります。

 

ここでは代表的な矯正方法との違いを比較し、自分に合った選択を考える材料にしましょう。

5-1. ワイヤー矯正との違い

ワイヤー矯正は、歯にブラケットという金具をつけ、ワイヤーの力で歯を動かす方法です。幅広い症例に対応でき、特に骨格性の問題や複雑な歯列には効果的です。一方で、装置が目立つ・口内炎ができやすい・食事や歯磨きの制限があるなどのデメリットもあります。

 

それに対してマウスピース矯正は、見た目が自然で、取り外しも可能なため、日常生活への影響が少ない点が魅力です。ただし、自己管理が求められ、重度の症例には対応が難しいこともあります。

5-2. セラミック矯正との違い

セラミック矯正は、歯の形や色を整えたセラミック製のクラウンを被せて見た目を整える「審美治療」に近い方法です。短期間で理想的な見た目にできる反面健康な歯を大きく削る必要があるため、将来的なリスクも伴います。

 

マウスピース矯正は、天然の歯を生かしながら徐々に歯を動かして整えるため、体への負担が少なく健康的な治療が可能です。

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6. マウスピース矯正の費用の目安

マウスピース矯正を検討する際に、多くの方が気になるのが費用と治療期間です。

 

この章では、全体矯正と部分矯正の費用の違いや、保険の適用可否などについて分かりやすく解説します。

6-1. 全体矯正と部分矯正の料金比較

種類費用相場(税込)特徴
部分矯正(前歯など)約20〜50万円軽度のズレ・前歯中心の治療に対応。治療期間も短め。
全体矯正約70〜100万円以上噛み合わせを含めた全体的な歯並びを調整。精密な治療が可能。

 

部分矯正は費用が抑えられる分、対応できる範囲が限られており、前歯の軽度なガタつきや隙間の改善などに向いています。

一方、全体矯正は奥歯の位置や噛み合わせまでトータルで整えるため、費用は高くなりますが、より安定した仕上がりが期待できます。

6-2. 保険適用の有無と注意点

基本的に、マウスピース矯正は自由診療となり、健康保険の適用外です。ただし、以下のような特殊な症例では保険適用となるケースがあります

 

・顎変形症と診断され、外科手術を伴う矯正が必要な場合(指定医療機関でのみ対応)

・唇顎口蓋裂など、先天性疾患に基づく矯正治療

 

これらの条件に該当するかどうかは、歯科医師の診断と医療機関の指定状況により異なります。費用負担の面でも大きく変わるため、気になる方はカウンセリング時に確認しましょう。

 

また、医療費控除の対象となることが多く、年間の支払額に応じて確定申告で所得税の還付を受けられる可能性もあります。

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7. 治療の流れと通院ペース

マウスピース矯正は、装置の設計や治療段階が明確なことから、比較的計画的に進行しやすい治療法です。

 

ここでは、実際の治療がどのように進み、どのくらいの頻度で通院が必要なのかを解説します。

7-1. 初診〜マウスピース完成までの流れ

1. カウンセリング:矯正歯科で相談を行い、マウスピース矯正が適しているかを確認します。

 

2. 精密検査:口腔内スキャンやレントゲン撮影、写真撮影などを行います。

 

3. シミュレーションと治療計画:3D画像で歯の動き方や治療期間をシミュレーションし、患者と相談のうえで治療方針を決定します。

 

4. マウスピース作成・装着開始:最初のアライナーが完成したら、治療スタートとなります。

 

マウスピースの製作には、検査からおよそ2〜3週間かかることが多いため、早めの相談が理想です。

7-2. 通院頻度・装着スケジュールの目安

通院は基本的に1.5〜3ヶ月に1回程度で済みます。これはワイヤー矯正に比べて通院頻度が少なくて済むメリットのひとつです。

 

装着スケジュールは一般的に1〜2週間ごとに新しいアライナーへ交換していきます。1日20時間以上の装着が推奨されており、自己管理が非常に重要です。アライナーの交換ペースや通院頻度は症例や歯科医院の方針によって異なるため、個別に確認しておきましょう。

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8. 信頼できる矯正歯科の選び方

マウスピース矯正を成功させるためには、治療技術だけでなく、丁寧なカウンセリングや適切なアフターケアを提供してくれる歯科医院を選ぶことが重要です。

 

ここでは、安心して治療を任せられる歯科医院を選ぶためのポイントを解説します。

8-1. 実績・対応メーカー・カウンセリング内容

信頼できる歯科医院の目安として、以下の点をチェックしましょう。

 

・矯正治療の実績が豊富か:症例数やビフォーアフターの写真が紹介されていると安心です。

 

・複数のマウスピースメーカーに対応しているか:インビザライン、クリアコレクト、アソアライナーなど、複数の装置を扱っている医院は、患者の症状に応じて最適な選択肢を提案してくれます。

 

・カウンセリングが丁寧か:治療のメリットだけでなく、デメリットやリスク、治療の流れについても分かりやすく説明してくれるかどうかが重要です。

8-2. 無料相談を活用して比較するコツ

複数の医院で無料カウンセリングを受けることで、より客観的に医院を比較できます。

 

・医師やスタッフの対応は丁寧か

・説明が分かりやすく、無理な勧誘がないか

・自分の悩みや疑問に真摯に対応してくれるか

 

などをチェックしましょう。また、初診時の院内の雰囲気や清潔感も、継続して通院するうえでの重要な要素です。

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9. まとめ:自分に合ったマウスピース矯正を見つけよう

マウスピース矯正は、目立たず快適に歯並びを整える現代的な治療法です。軽度〜中等度の歯並びの乱れに適しており、見た目や日常生活への影響を抑えながら治療ができる点が魅力です。

 

ただし、すべての症例に適応するわけではないため、治療前には専門医のカウンセリングを受けて適応可否を正しく判断することが重要です。また、装着時間や自己管理が必要であることを理解し、自分に合った矯正方法を選ぶことが成功のカギとなります。

 

費用や治療期間、医院の選び方についても事前にしっかりと情報を集め、納得したうえでスタートしましょう。信頼できる矯正歯科とともに、一歩踏み出すことで、理想の歯並びと笑顔を手に入れることができます。

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