
- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

インビザラインは透明のマウスピース型の矯正装置で、多くの芸能人に選ばれていることでも知られています。
例えば、お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志さんや、「EXIT」の兼近大樹さんなど、多くの方がインビザラインを利用して歯並びを整えています。
今回は、インビザラインでマウスピース矯正を行なったことを公表している芸能人の例を紹介し、なぜインビザラインが人気なのかを解説します。メリットや注意点も併せて解説しているので、マウスピース矯正に興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。
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- 1. 芸能人にも人気のマウスピース矯正「インビザライン」とは
- 1-1. インビザラインは透明なマウスピースを用いた矯正方法
- 1-2. インビザラインとワイヤー矯正の違い
- 1-3. インビザライン矯正がおすすめの方
- 2. マウスピース矯正(インビザライン)をしている芸能人
- 2-1. 中野美奈子さん
- 2-2. 田中卓志さん(アンガールズ)
- 2-3. 藤井風さん
- 2-4. 上戸彩さん
- 2-5. EXIT 兼近大樹さん・りんたろー。さん
- 2-6. 庄司智春さん(品川庄司)
- 2-7. 長田庄平さん(チョコレートプラネット)
- 2-8. 大谷翔平さん
- 2-9. その他の著名人(スポーツ選手・モデルなど)
- 3. 芸能人がワイヤー矯正ではなくインビザラインを選ぶ理由
- 3-1. 透明で目立ちにくい
- 3-2. 撮影や舞台でも違和感なく使える
- 3-3. 矯正中の食事・ブラッシングがしやすい
- 3-4. 仕事が忙しくても通院頻度が少なくて済む
- 3-5. 保定期間中にホワイトニングもできる
- 4. 一般人にも当てはまる!マウスピース矯正のメリット
- 4-1. 仕事中や日常生活で目立たない
- 4-2. 自分で取り外せる
- 4-3. 痛みや違和感が少ない
- 4-4. 口腔内を衛生的に保ちやすい
- 4-5. 食事や運動などの行動が制限されない
- 4-6. 矯正治療のイメージがしやすい
- 5. マウスピース矯正の注意点
- 5-1. 装着時間を自己管理する必要がある
- 5-2. 適応症例が限られる
- 5-3. 費用が高め
- 5-4. 治療が長引くケースもある
- 6. まとめ:芸能人にも人気のマウスピース矯正で歯並びを整えよう!
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1. 芸能人にも人気のマウスピース矯正「インビザライン」とは

ここでは、芸能人にも人気のマウスピース矯正「インビザライン」について、詳しく解説します。
1-1. インビザラインは透明なマウスピースを用いた矯正方法

インビザラインとは、透明なマウスピース型の矯正装置を用いて歯並びを整える矯正方法です。このマウスピースはアメリカのアライン・テクノロジー社によって開発されたもので、「アライナー」とも呼ばれます。
インビザラインでは、使用者の歯型を専用のスキャナーでスキャンし、カスタムメイドのマウスピースを作成します。このマウスピースは、今の歯と比べて少しだけズレがあるように設計されています。約1~2週間ごとにマウスピースを交換することで、ズレの圧力により歯を少しずつ矯正していくのです。
マウスピースは自分で取り外し可能なため、場面に応じて着けたり外したりできる点も特徴です。
1-2. インビザラインとワイヤー矯正の違い

従来のワイヤー矯正は、歯の表面に装着したブラケットという矯正装置に通したワイヤーの力で歯列を整える方法です。これまでの症例数も多く、複雑な歯並びにも対応できます。また、近年は金属製だけでなく、セラミックやプラスチック製など目立ちにくいブラケットやワイヤーも普及しています。
一方で、ワイヤー矯正は自分で着脱できないというデメリットがあり、インビザラインに比べ見た目が気になるという方もいるでしょう。また、1ヵ月に1回は通院し、歯にかける矯正力を調整する必要があります。そのためインビザラインに比べると通院頻度が多くなったり、直後の痛みを感じやすかったりします。
1-3. インビザライン矯正がおすすめの方
インビザラインは、ワイヤー矯正に比べてさまざまな意味で取り組みやすいといえます。
参考までに、以下のような方にはインビザラインがおすすめです。
🔵軽度~中度の歯並びの乱れのある方
🔵見た目への影響を少なくしたい方
🔵忙しくてあまり頻繁に通院ができない方
🔵できるだけ痛くない矯正方法を選びたい方
🔵装着時間を守るなどの自己管理ができる方
🔵金属アレルギーがある方
🔵結婚式や就職活動を控えており、計画的に矯正を行ないたい方
反対に以下のような方には、インビザライン矯正は向いていない可能性があります。
🔴装着時間を守るのが難しい方
🔴マウスピースの取り扱いを面倒に感じる方
🔴定期的な交換ができない方
また、歯並びの状態や程度によってはマウスピース矯正ができないケースもあります。症例については、のちほど詳しく紹介します。
2. マウスピース矯正(インビザライン)をしている芸能人

マウスピース矯正は従来のワイヤー矯正と比べて装置が目立ちにくいことから、芸能人にも多く選ばれています。以下は、インビザラインを行なったことを公表している代表的な芸能人です。
2-1. 中野美奈子さん
フリーアナウンサーの中野美奈子さんはシンガポールでインビザライン矯正を開始し、その様子をブログで紹介しています。
装置のメリット・デメリットについても詳しく説明されており、矯正を検討している方にとって参考になる内容です。
2-2. 田中卓志さん(アンガールズ)
田中さんはラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン」でインビザラインを使用していることを明かしました。
芸人としての活動中も、透明で目立ちにくい装置を活用していることが話題です。
2-3. 藤井風さん
シンガーソングライターの藤井風さんは、2021年の紅白歌合戦でインビザラインのマウスピースを装着したまま歌唱したことを公表し、話題を集めました。
藤井さんは、岡山の実家からの中継かと思われましたが、実際には紅白の会場である東京国際フォーラムに登場し、観客を魅了しました。この演出は司会の大泉洋さんや川口春奈さんにも知られず、SNSでも瞬く間に拡散。さらに、紅組のトリを担ったMISIAさんとの共演も果たし、初出場ながら記憶に残るパフォーマンスでファンを沸かせました。
2-4. 上戸彩さん
女優の上戸彩さんが、インビザラインによる歯列矯正を行っていたという情報が、一部のメディアやユーザー投稿にて取り上げられています。公式な発言は確認されていないものの、SNS上では「上戸彩さんはインビザラインで矯正をしたらしい」といった投稿があり、その美しい歯並びがインビザラインによるものではないかと推測されています。
また、2000年代後半のドラマ出演時と現在の口元を比較すると、前歯の印象に変化が見られることから、矯正治療を受けた可能性があると考えられています。上戸さんの笑顔の印象は、インビザラインの効果を実感できる好例のひとつといえるでしょう。
2-5. EXIT 兼近大樹さん・りんたろー。さん
お笑いコンビ「EXIT」の兼近さんとりんたろー。さんも同じクリニックでインビザライン矯正を受けています。
兼近さんは矯正と同時にダイレクトベニアも施術しており、治療の様子はEXITの公式YouTubeチャンネルでも確認できます。
2-6. 庄司智春さん(品川庄司)
お笑い芸人として「ミキティー!」のフレーズでおなじみの庄司智春さんも、インビザライン矯正を行っています。
ご自身のYouTubeチャンネルで、矯正を始めるに至った理由や、矯正前後の写真を公開されています。
ビフォーアフターの比較だけでなく、途中経過や装着した際の状態も紹介されており、矯正の感想や具体的な体験談が動画内で語られているため、検討中の方にはとても参考になります。
2-7. 長田庄平さん(チョコレートプラネット)
「TT兄弟」でもお馴染みの人気のお笑いコンビ、チョコレートプラネットの長田庄平さんもインビザライン矯正を行っています。
YouTubeチャンネルでは、以前の歯並びの状態や矯正装置の装着感、話しやすさに関する感想を述べています。また、費用についても独自の表現でわかりやすく説明しているので、矯正を考えている方には役立つ情報です。
さらに、インビザライン矯正を公表している以下の芸能人もいます。
・おかずクラブのオカリナさん、ゆいPさん
・ガンバレルーヤのまひるさん
・はんにゃの川島さん
・FUJIWARAの藤本さん
・ゆきぽよさん
2-8. 大谷翔平さん
メジャーリーガーの大谷翔平選手も、インビザラインによる歯列矯正を行っていたことが報じられています。
インタビュー映像や試合中の映像から、マウスピース型矯正装置の特徴である「アタッチメント」が見えると話題になったことがあります。
さらに、歯科医師や矯正専門医のブログやSNSでも、大谷選手の口元に注目が集まり、「目立たずに歯列を整えるインビザラインは、プロアスリートにとって理想的な選択肢」といった声が紹介されています。
2-9. その他の著名人(スポーツ選手・モデルなど)
インビザラインは、芸能人だけでなくスポーツ選手やファッションモデルなど、多くの著名人にも選ばれています。
特に、競技中のパフォーマンスや撮影時の見た目を気にする職業の方々にとって、透明で目立たず取り外し可能なマウスピース矯正は大きなメリットとなります。
例えば、海外のトップアスリートの中には、矯正中でも競技に支障をきたさないようにインビザラインを活用しているケースがあります。また、モデル業界では、矯正中の金属ブラケットが撮影時に影響しないように、目立ちにくいマウスピース矯正が選ばれることが増えています。日本国内でも、ファッションや美容業界のインフルエンサーがインビザライン矯正を受けている例があり、SNSなどで治療経過を公開しているケースも見られます。
このように、インビザラインは幅広い職業の方に適しており、多忙なスケジュールの中でも治療を進められる利便性が支持される理由となっています。
3. 芸能人がワイヤー矯正ではなくインビザラインを選ぶ理由

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて多くのメリットがあります。以下で詳しく紹介していきます。
3-1. 透明で目立ちにくい
インビザラインは透明なマウスピースを使用するため、装着していても周囲の人に気づかれにくいです。
特に、テレビや映画、モデル撮影などに頻繁に出演する芸能人にとっては、矯正していることを気づかれずに治療を続けられる点が大きなメリットとなります。
3-2. 撮影や舞台でも違和感なく使える
ワイヤー矯正の場合、口元が不自然に見えたり、滑舌に影響が出ることがあります。
しかし、インビザラインなら発音への影響が少なく、撮影や舞台の仕事でも違和感なく使うことができます。多くの芸能人が矯正中も自然な笑顔を維持できるのは、インビザラインの特長の一つです。
3-3. 矯正中の食事・ブラッシングがしやすい
インビザラインは取り外しが可能なため、食事の際に装置を外して自由に食べることができます。
ワイヤー矯正のように食べ物が詰まる心配もなく、歯磨きもしやすいため、口内の清潔を保ちやすい点も人気の理由です。
3-4. 仕事が忙しくても通院頻度が少なくて済む
ワイヤー矯正では、月に1回程度の調整が必要ですが、インビザラインの場合、1〜2カ月に1回の通院で済むことが多いです。スケジュールが不規則な芸能人にとって、通院頻度を抑えられることは大きな利点となります。
また、一度の診察で複数枚のマウスピースを受け取ることで、忙しくても治療をスムーズに進めることが可能です。
ワイヤー矯正では頻繁な調整が必要ですが、インビザラインは通院頻度を減らすことが可能です。忙しい芸能人でも治療を継続しやすくなっています。
3-5. 保定期間中にホワイトニングもできる

インビザラインは、保定期間中もホワイトニングが可能です。矯正後は歯の位置を安定させるための保定装置(リテーナー)を使用しますが、インビザラインではこのリテーナーをホワイトニングジェルと併用することで、矯正直後から歯の美しさを高められます。
芸能人のように人前に出る機会が多い方にとって、「歯並び」と「歯の白さ」を同時に手に入れられる点は大きな魅力です。
4. 一般人にも当てはまる!マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正は、芸能人だけでなく、一般の会社員や学生にとっても魅力的な選択肢です。ここでは、一般の方にも当てはまるメリットを紹介します。
4-1. 仕事中や日常生活で目立たない
インビザラインは透明なマウスピースを使用するため、矯正していることが周囲に気づかれにくいのが特徴です。
会社での会議やプレゼン、学校での授業や友人との交流など、普段の生活に影響を与えずに矯正を進められます。接客業や営業職の方にとっても、見た目の印象を損なわない点は大きなメリットといえるでしょう。
4-2. 自分で取り外せる
ワイヤー矯正と違い、マウスピース矯正は食事や歯磨きの際に取り外しが可能です。これにより、好きな食べ物を我慢する必要がなく、食事のストレスを減らせます。
また、結婚式の写真撮影など特別なイベントでは、できるだけきれいに映りたいものです。マウスピース矯正なら自分で取り外せるため、撮影時のみ一時的に外すなど柔軟に対応できます。
4-3. 痛みや違和感が少ない
ワイヤー矯正では、歯列を整える際にワイヤーで歯に力を加えるため、痛みが生じることがあります。一方でマウスピース矯正は、1~2週間ごとにマウスピースを交換し、少しずつ歯を動かしていきます。そのため、ワイヤー矯正に比べると痛みが生じにくいとされています。
マウスピースでの歯列矯正は2~5年ほどと長期間におよぶのが一般的です。その分、痛みや違和感によるストレスが少ないのは、マウスピース矯正の大きなメリットといえるでしょう。
4-4. 口腔内を衛生的に保ちやすい
自分でマウスピースを取り外せるため、歯磨きやフロスがしやすく、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
また、マウスピース矯正はプラスチック製であり、矯正装置が口腔内(粘膜など)を傷つけることもほとんどありません。金属アレルギーの方も心配なく装着できるでしょう。
4-5. 食事や運動などの行動が制限されない
ワイヤー矯正では、ガムやキャラメルなど粘着性のある食べ物や、カレーなど着色の恐れがある食べ物は避けたほうが良いとされています。一方でマウスピース矯正は、食事の際に装置を外すことで好きなものが食べることができます。
また、ワイヤー矯正に比べて矯正装置によるケガの心配も少なくなります。サッカーなど接触の多いスポーツをする方にもおすすめです。
4-6. 矯正治療のイメージがしやすい
マウスピース矯正では、歯が動いていく過程を事前に3Dシミュレーションで確認できます。そのうえで、マウスピースを用いて少しずつ段階的に歯列を整えていきます。矯正後のイメージを共有できるため、不安感が軽減されるでしょう。
また、1〜2ヵ月に1回の頻度で通院し、マウスピースの適合や歯並びの状態を確認します。遠方から通う方や頻繁に通院できない方にとっては、通院頻度の少なさも利点といえます。
5. マウスピース矯正の注意点

マウスピース矯正には多くのメリットがありますが、その反面で気を付けたい点もあります。
5-1. 装着時間を自己管理する必要がある
インビザラインは1日20時間以上装着する必要があり、着脱が可能な反面、自己管理が求められます。装着時間が不足すると、歯が計画通りに動かず、矯正が長引く可能性があります。
元AKB48の峯岸みなみさんや、元ももいろクローバーの早見あかりさんも、装着時間の管理が難しく、途中で矯正を断念したと公表しています。
5-2. 適応症例が限られる
ワイヤー矯正と比較して、マウスピース矯正は対応できる症例が限定的です。
以下は、マウスピース矯正が難しい代表的な症例です。
・顎の骨事態にズレがある「骨格性不正咬合」
・叢生(凸凹)が強い
・抜歯をしないと矯正できない
・歯が歯ぐきの中に埋まっている「埋伏歯」
・インプラントを入れている
・重度の歯周病
上記の方には、マウスピース矯正ではなくワイヤー矯正が推奨される可能性があります。歯科医と相談し、自分の症例に適した矯正方法を選びましょう。
5-3. 費用が高め
ワイヤー矯正と比較すると、インビザラインは高額になることが多いです。
特に、全体矯正を行う場合は100万円以上かかることもあります。分割払いやデンタルローンの利用を検討するのも一つの方法です。
5-4. 治療が長引くケースもある
自己管理が必要なため、装着時間が不足すると計画通りに進まない可能性があります。
また、矯正後のリテーナー装着を怠ると、後戻りが起こることもあります。治療終了後もアフターケアをしっかり行うことが大切です。
6. まとめ:芸能人にも人気のマウスピース矯正で歯並びを整えよう!

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して、少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。従来のワイヤー矯正に比べて見た目に影響を与えにくいことから、芸能人にも人気です。
ほかにも、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない点や、通院頻度が少なくて済む点、金属アレルギーの方でも装着できる点など多くのメリットがあります。
ただし、装着時間の管理が求められる点や、症例によっては適応できない場合があるため、事前の相談が重要です。費用が高めになるケースもあり、予算を考慮しながら治療方法を決定することをおすすめします。
矯正治療は長期間にわたるものですが、最終的な仕上がりを見据えて適切な方法を選ぶことが大切です。まずは専門の歯科医師に相談し、自分に合った治療計画を立てましょう。
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