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歯のホワイトニングの種類|費用相場・ホワイトニング効果を持続させるポイント

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

ホワイトニングに興味を持っていても、「実際どういうものなのかよくわからない」「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「費用や効果の持続性が気になる」と悩む人は少なくありません。

 

実際、ホワイトニングには医療機関で行なうものからセルフで行なうものまで複数の選択肢があります。

 

この記事では、それぞれの特徴や費用相場効果を長持ちさせるポイントをわかりやすく解説します。

後悔しないホワイトニングの第一歩に活かしてください。

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1. 歯のホワイトニングとは?

人は年齢を重ねるにつれ、またコーヒーや紅茶、ワインやチョコレート、さらにはタバコといった嗜好品の影響によって、歯が黄ばみやすくなります。

 

ホワイトニングとは、歯を削ることなく薬剤の力で着色汚れを落としたり歯そのものを漂白したりして、自然な白さを取り戻す方法です。

人工歯を使わず自分の歯を白くできるため、仕上がりは自然で違和感はあまりありません

 

ホワイトニングをすれば、笑顔に自信を持ちやすくなるでしょう。

2. 歯のホワイトニングの種類・特徴

一口にホワイトニングといっても種類があり、特徴や費用も異なるので注意が必要です。

大まかには、「歯科医院で行なう医療ホワイトニング」と「サロンなどで行なうセルフホワイトニング」に分けられ、ここではさらに以下の4つに分けて解説していきます。

 

・オフィスホワイトニング

・ホームホワイトニング

・デュアルホワイトニング

・セルフホワイトニング

2-1. オフィスホワイトニング

歯科医院やクリニックで行なう方法です。

 

過酸化水素を主成分としたジェルを歯に塗布し、専用の光や熱で薬剤を活性化させて歯の黄ばみを分解します。

所要時間はおよそ1時間半で、1回の施術でも効果を実感しやすいのが魅力です。

 

ただし即効性が高い一方で持続性はやや低く、費用も比較的高額になりやすい傾向があります。

2-2. ホームホワイトニング

こちらは自宅で行なう方法です。

 

歯科医院で自分専用のマウスピースを作製し、処方されたホワイトニング剤(過酸化尿素)を入れて使用します。

オフィスホワイトニングのように即時的な効果はありませんが、日々の装着を積み重ねることで徐々に歯を白くし、効果が長持ちしやすいのが特徴です。

 

通院回数が少なく、自分の好きな時間に取り組めるため忙しい人にも人気があります。

 

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自宅で簡単!マウスピースを使ったホームホワイトニングの費用・手順・メリット徹底解説

2-3. デュアルホワイトニング

デュアル(二つの)ホワイトニングとは、その名のとおり歯科医院での施術(オフィス)と自宅でのケア(ホーム)を併用する方法です。

 

それぞれの長所を兼ね備えていて、オフィスの即効性により短期間で白さを実感でき、さらにホームを継続することで色戻りを防げます

効果と持続性を両立したい人に向いている、バランスの取れた方法といえるでしょう。

 

ただし、費用は高額になる傾向があります。

2-4. セルフホワイトニング

歯科医院ではなく、ホワイトニングサロンや専門店でスタッフの指示を受けながら自分で行なう方法です。

 

施設に用意された薬剤や機器を用い、短時間かつ低価格で体験できるのが最大の魅力といえます。

価格は数千円程度と安価ですが、医療ホワイトニングに比べると効果は限定的で、歯の汚れ着色を取り除く程度にとどまることを覚えておきましょう。

 

また、歯科医院ではないため、口内の健康チェックや診断も受けられません。

3. 歯のホワイトニングに用いる薬剤の種類

ホワイトニングに使用される薬剤は大きく「歯を内側から白くするタイプ」と「歯の表面の汚れを落とすタイプ」に分けられます。

 

ここでは、それぞれの成分や特徴を解説しましょう。

3-1. 歯を内側から白くする薬剤

歯のエナメル質や象牙質に浸透し、歯そのものを漂白するタイプの薬剤です。

歯を内側から白くできるため、ホワイトニング効果が高く、一般的に「ホワイトニング薬剤」と呼ばれるのはこちらを指します。

 

代表的な成分は以下の2種類です。

 

・過酸化水素

即効性が高く短期間で白さを実感できる一方、知覚過敏のようなしみる症状をともなうことがある成分です。主にオフィスホワイトニングで使用されます。

 

・過酸化尿素

過酸化水素よりも効果が穏やかかつ持続性に優れていて、歯科医院でのみ取り扱いが認められています。

3-2. 歯の汚れを落として白くする薬剤

歯の表面に付着した着色汚れを分解し、本来の自然な白さを取り戻すタイプの薬剤です。

内部に浸透することはないため漂白効果は期待できませんが、軽度の黄ばみステイン(着色汚れ)の改善には有効です。

 

代表的な成分として、以下のものが挙げられます。

 

・ポリリン酸ナトリウム

歯をコーティングして白く見せる作用があります。

 

・メタリン酸ナトリウム

着色成分を浮かせて除去します。

 

これらの成分はホワイトニング効果のある歯磨き粉にも含まれており、強力な漂白ではなく「自然な白さの回復」を求める人におすすめです。

日常的なケアに採り入れやすいのも利点といえます。

4. 歯のホワイトニングはどの種類を選べばいい?

ホワイトニングで後悔しないためには、自分のライフスタイルや目的に合った施術方法を選ぶことが大切です。

それぞれの特徴を理解して選択すれば、自分にぴったりの方法で納得の白さを実現できるでしょう。

 

以下に、ホワイトニングの種類ごとにおすすめの人をまとめました。ぜひ参考にしてください。

 

種類おすすめの人
オフィスホワイトニング短期間で結果を出したい人
ホームホワイトニング白さの持続性を重視する人
デュアルホワイトニング即効性と持続性のどちらも求める人
セルフホワイトニングとにかく費用を抑えたい人

5. 【種類別】歯のホワイトニングの費用相場

ホワイトニングの種類別に見る費用の大まかな目安は以下のとおりです。

 

種類費用相場効果の持続期間特徴
オフィスホワイトニング3万~5万円約3ヵ月~1年即効性が高いが後戻りしやすい
ホームホワイトニング2.5万~5万円約6ヵ月~1年持続性があり、通院も少ない
デュアルホワイトニング5万~8万円約1~2年即効性と持続性を兼ね備える
セルフホワイトニング2,000円~5,000円約2~3週間安価だが効果は限定的

 

歯科医院で行なうホワイトニングは複数回の施術が必要な場合もあり、総額がかさむことがあります。

また医院やクリニックごとに価格設定やプランが異なるため、事前にしっかり情報収集し、カウンセリングをじっくり受けてから選ぶことが重要です

 

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6. 歯のホワイトニングのメリット・デメリット

ホワイトニングで歯を白くすることで、見た目の印象は大きく変わります。

その一方で、費用や痛み、定期的なメンテナンスの手間といったデメリットもあり、メリット・デメリットの両方を理解して慎重に検討することが大事だといえるでしょう。

 

そこで、ここではホワイトニングのメリット・デメリットをそれぞれ簡単に紹介します。

6-1. メリット

ホワイトニングは歯を削らずに薬剤で白くするため、歯への負担が少ないのが大きなメリットです。

 

また、医療ホワイトニングであれば歯本来の色以上に白くでき、見た目の印象を大きく改善し、清潔感や若々しさ、魅力的な笑顔を手に入れられます。

口元に自信が持てれば人前で堂々とでき、人とのコミュニケーションにもプラスの影響をおよぼすでしょう。

 

さらに歯の表面がつるつるになり汚れが付きにくくなることから、虫歯や歯周病予防につながるのも大きなメリットです。

6-2. デメリット

ホワイトニングは一度で理想の白さになるわけではありません。複数回の施術が必要な場合もあり、その分費用がかさむ可能性があります。

 

また、天然の歯にしか効果がなく、人工歯や被せ物は白くできません

さらに、陶器のように真っ白にすることはできず、より白さを求める場合は歯を削ってセラミックを貼るといったような別の治療が必要になります。

 

加えて、ホワイトニング後も色戻りを防ぐための定期的なメンテナンスが不可欠です。

施術時に知覚過敏を起こしたり、歯にヒビや欠けがある場合は痛みが出たりするリスクもあります。

 

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ホワイトニングはなぜ痛い?痛みが出やすい人の特徴と、知覚過敏を防ぐ方法

7. 歯のホワイトニングの効果を持続させるためにできること

ホワイトニングの効果には個人差があり、また、永久ではなく、日常の食習慣やケア方法によって差が出ます。

 

ここでは、少しでも効果を持続させるためにできることを紹介します。

7-1. 着色しやすい飲食物を避ける

コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなどは歯に着色しやすい代表的な飲食物です。

 

なるべく避けることをおすすめしますが、すべてを完全に避けることはなかなか難しいでしょう。

着色を防ぐために、飲食したあとは早めに歯を磨くことが大切です。また、飲み物はストローを使うと歯に直接触れる時間を減らせるので効果的です。

 

普段から着色リスクを意識して食事の内容や取り方を工夫することで、ホワイトニング後の白さをより長く保てるでしょう。

7-2. こまめに歯磨きをする

日常の歯磨き習慣はホワイトニング効果を長持ちさせるうえで欠かせません。

磨き残しは着色汚れの原因になるため、一日2~3回の歯磨きを心がけましょう。特に食後はできるだけ早く磨くことが理想です。

 

また、研磨剤入りの歯磨き粉は歯の表面を傷つけ、かえってステインが付きやすくなるため注意が必要です。

優しく丁寧に磨くことを意識し、フロスや歯間ブラシも併用するとより効果的です。

7-3. 禁煙する

タバコに含まれるタールニコチンも歯の黄ばみの原因になります。

せっかくホワイトニングをしても、喫煙習慣があると短期間で色戻りしてしまう可能性を否定できません。

 

禁煙が難しい場合は、まず本数を徐々に減らすことから始めてみてください。施術後の白さを長持ちさせるためにも「タバコを控える意識」が大切です。

 

ホワイトニングの効果を無駄にしないため、そして美しい口元を保つ一歩として、ぜひ禁煙に取り組んでください。

7-4. 定期的に歯科医院を受診する

歯科医院での定期健診やクリーニングは、ホワイトニングの効果を持続させる重要なポイントです。

 

毎日の歯磨きだけでは落としきれないステイン歯垢をプロの手でしっかり除去してもらうことで、白さを維持しやすくなるでしょう。

また、口内の状態を定期的にチェックすることは虫歯や歯周病の早期発見・予防にも効果的です。

 

ぜひ、数ヵ月に一度の定期健診を習慣付けてください。

7-5. ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使う

市販のホワイトニング効果のある歯磨き粉を日常的なケアに採り入れるのも有効です。

薬剤を使った施術ほどの効果はありませんが、着色汚れを防ぎ、白さを維持するサポートになるでしょう。

8. 歯のホワイトニングを始める際の注意点

ホワイトニングは誰でも受けられるわけではなく、口や体の健康状態によっては施術が制限される場合があります。

妊娠中や授乳中の人、重度の虫歯や歯周病がある人は特に注意が必要です。

 

また、白さの程度や効果の持続期間には個人差があります。

始める前には必ず歯科医師のカウンセリングを受け、自分に合った方法を選びましょう。

 

費用施術回数についても事前に理解しておくことが大切です。

9. まとめ|歯のホワイトニングは4種類!自分に合ったものを選んで

ホワイトニングには「オフィス」「ホーム」「デュアル」「セルフ」の4種類があり、それぞれに特徴や費用、効果の持続性が異なります。

短期的に白さを得たい、費用を抑えたい、持続性を重視したいなど、目的に合わせて選ぶことが大切です。メ

リット・デメリットも理解したうえで、慎重に検討してください。

 

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