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綺麗な歯とは具体的にどんな状態?どうしたら綺麗な歯になれるのか

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

芸能人やインフルエンサーの綺麗な歯に憧れる方は多いのではないでしょうか。歯が綺麗だと見た目が美しいだけでなく、健康面にも良い影響を与えます。美容に関心がある方はもちろん、そうでない方にとっても、歯を綺麗にすることはメリットが大きいと考えられます。

 

しかし、単に「綺麗な歯」といわれても、具体的にどのような状態の歯を示しているのか判断しにくいのではないでしょうか。

 

そこで今回は、そもそも綺麗な歯とはどのような状態のことを指すのか、また歯が綺麗だとどのようなメリットがあるのかを解説したうえで、歯を綺麗にするためにできることを紹介します。

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1. 「綺麗な歯」とはどのような状態?

「綺麗な歯」といわれるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

 

ここでは、綺麗な歯が具体的にどのような状態のことを指すのか解説します。自分の歯を鏡で見ながら、1つずつ当てはまっているかチェックしてみてください。

1-1. 清潔で食べかすや歯垢がついていない

綺麗な歯の条件の1つ目は、口内に食べかすや歯垢が残っておらず、清潔であることです。

 

口内に残った食べかすをそのままにしておくと、食べかすに含まれる糖質を栄養源とする細菌が繁殖し、白いねばねばした塊になります。この塊を歯垢プラーク)といいます。歯垢は歯の表面を溶かすため、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。

 

この歯垢をさらに放置しておくと石灰化し、固い歯石になります。

1-2. 虫歯や歯周病がない

綺麗な歯には虫歯や歯周病がありません。

 

虫歯になった歯は黒ずんだり穴が開いたりしており、不潔に見えてしまいます。

 

また、虫歯の治療を終えていても詰めものや被せものに銀歯を使用していると見栄えが悪く「オーラルケアができておらず虫歯になりやすい、だらしない人」という印象を与えかねません。清潔感を与えるためには、セラミックなど歯の色に近い白い詰めものや被せもので治療することをおすすめします。

 

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1-3. 健康的な白色をしている

歯の色が自然な白色をしていることも綺麗な歯の条件の一つです。虫歯や歯周病がなくても、黄ばんだ歯や茶色い歯では綺麗に見えません。

 

ただし、白ければ白いほど良いというわけでもありません。真っ白すぎると人工的に見えてしまい、違和感を覚える方も多いようです。あくまでも自然な白色が健康的に見えます。

 

歯が黄ばんだり茶色く変色したりする原因はいくつかありますが、そのうちの一つが食事習慣です。コーヒーや紅茶、ワイン、スパイス、タバコなどの飲食物を口にすると、歯に着色汚れがつきます。また、柑橘類など酸性度の高いものを頻繁に食べていると、歯表面のエナメル質が溶け、着色しやすくなります。

 

歯磨きをおろそかにするのも、歯が変色する原因となります。歯磨きをしないと歯に歯垢がたまり、歯表面のエナメル質を溶かして着色しやすくなるためです。

 

また、加齢によってエナメル質がすり減り、内部の象牙質が透けて黄色っぽく見えることもあります。

1-4. 歯茎が引き締まったピンク色をしている

綺麗な歯になるためには、歯そのものだけでなく歯茎の状態にも注目する必要があります。血色が良く、ピンク色で引き締まった状態の歯茎は綺麗で健康的です。

 

なお、歯茎にみかんの皮のようなツブツブが見られることがあります。これは「スティップリング」と呼ばれるもので、歯茎が歯槽骨(顎の骨)にぴったりくっついていることによって生じるものです。スティップリングは歯茎が健康である証拠といえます。

1-5. 歯並びが整っている

綺麗な歯は、一本一本が個別で綺麗であるだけでなく、歯並びも整っています。

歯並びが整っている」とは具体的にどのような状態を指すのか解説します。

 

歯の位置が凸凹していない

整った歯並びは、歯を見せて笑ったときに凸凹せず綺麗に並んでいる状態のことをいいます。

 

歯を上から見ると、人によってV型U型四角い形などに見えますが、歯並びが整っている人は綺麗なU型のアーチになっています。

 

歯が左右対称に並んでいる

歯並びが整っている人は、歯が左右対称に並んでいます。

 

顔の中心の縦軸を「正中」と呼びますが、正中線と上下の前歯の中心がそろっているのが正しい状態です。さらに、前歯の歯茎と歯の間に線を横に引いた際に、そのラインが正中を対に左右対称になっており、歯茎の高さが中心から外側に向かって「高い、低い、高い」の順に並んでいると、綺麗な歯並びといえます。

 

横から見て唇がEラインに収まっている

歯並びが整っている人は、横顔が綺麗に見えます。横顔の美しさを測る基準はさまざまですが、そのうちの一つに「Eライン」があります。

 

Eラインとは、顔を横から見たときに、下顎の突き出た部分と鼻先を直線で結んだ線のことを指します。このEラインの内側に唇が収まっていると、横顔が美しいとされています。

 

自分の指を鼻先と顎先に当ててみて、唇が触れないか、もしくは少し触れるだけの状態であれば、最適なEラインといえます。

 

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噛み合わせが正しい状態になっている

見た目が整っているだけでなく、歯がしっかり噛み合っていることも正しい歯並びの条件です。

 

歯が噛み合っている」とは、噛んだときに上下の前歯が前後で2~3mm程度重なり、前歯の歯と歯の間が上下でそろっていて、下の前歯以外の歯がそれぞれ1本につき2本ずつ対応している状態のことをいいます。

2. 綺麗な歯・綺麗な歯並びになるメリット

綺麗な歯とは、具体的にどのような状態のことを指すのか解説してきました。歯が綺麗になると気分が良いだけでなく、以下のようなメリットもあります。

 

・見た目の印象が良くなる

・虫歯や歯周病のリスクを軽減できる

・健康に良い影響を与える

2-1. 見た目の印象が良くなる

歯並びや歯の色が綺麗だと、周囲からの第一印象が良くなります。

 

2018年に実施された「人の印象に関する意識調査」によると、人の第一印象を決める際に7割以上の人が「顔」を最も重視しているという結果になりました。また、口元は最も印象を与える顔のパーツの第2位となりました。第一印象を決めるうえで、口元の美しさは重要であるといえるでしょう。

 

また、歯が綺麗だと、自分の見た目に自信が付きます。歯にコンプレックスを持っている方も、歯や歯並びを綺麗にすることで積極的に笑えるようになり、明るく社交的になれるかもしれません。

2-2. 虫歯や歯周病のリスクを軽減できる

綺麗な歯を保っているということは、歯磨きやフロスなどのオーラルケアを毎日欠かさずにしているということです。また、歯並びが整っていると、口内のすみずみまで歯ブラシがしっかり届くため、磨き残しが出にくいでしょう。

 

つまり、歯が綺麗な人は、そうでない人と比べて虫歯や歯周病になりにくいといえるのです。

 

2-3. 健康に良い影響を与える

先ほども述べたように、噛み合わせの良さも綺麗な歯の条件の一つです。噛み合わせの良さは見た目だけでなく、健康維持にも役立ちます。

 

例えば、噛み合わせが正しいと食べ物を噛みやすく、よく噛んで食べることができます。よく噛むと唾液をしっかり出すことができますが、唾液には抗菌作用があるため、免疫力アップにつながります。

 

また、よく噛むことで食べ物が消化されやすくなるため、胃腸にかかる負担が軽減されるというメリットもあります。

 

また、噛み合わせは頭や肩、首にも影響をおよぼします。噛み合わせが正しくない状態で食べ物を噛むと、筋肉や関節に過度の負担がかかり、頭痛や首の痛み、肩こりなどにつながります。噛み合わせを治すことで、これらの症状が改善されるケースがあります。

3. 綺麗な歯になるためにできること

綺麗な歯は、見た目だけではなく健康面にも良いことを説明しました。綺麗な歯になるための方法はいくつかあります。ここでは、歯を綺麗にするためにできることを5つ紹介します。手軽な方法から順にお伝えするので、ぜひやってみてください。

3-1. 毎日丁寧にオーラルケアを行なう

まずは、自宅でのオーラルケアを毎日丁寧に行ないましょう。歯磨きの回数は人によりますが、最低でも朝と夜寝る前の2回は必ず磨いてください。

 

また、歯ブラシを使って歯を磨くだけでは、歯と歯の間にある食べかすや歯垢をしっかり取り除くことができません。歯間ブラシやタフトブラシなども利用して、歯ブラシでは届かない細かい部分の汚れを取り除きましょう。液体歯磨きを併用すると、より効果的です。

3-2. 歯並びが悪くなる習慣をやめる

歯並びは生まれつきの先天的な要因だけではなく、日々の生活習慣も関係しています。今は歯並びが綺麗でも、悪い習慣を続けることで、徐々に歯並びが乱れてしまう可能性があります。

 

例えば、口呼吸や猫背が癖になっていると、口や舌の筋力が衰えて前歯が前に傾いてしまい、歯並びが乱れてしまいます。また、よく噛まずに食べるのも、顎の筋肉が衰えて歯並びが悪くなる要因となります。

 

特に、幼少期から上記のような習慣を続けていると歯並びが悪くなりやすいといわれています。お子さんがいる方は、将来の歯並びのためにも正しい姿勢や食事の習慣を身に付けさせてください。

3-3. 歯科医院で定期健診を受ける

綺麗な歯のために、歯科医院に通って定期健診を受けることをおすすめします。定期健診では、虫歯や歯周病の有無のチェックや唾液の検査に加え、普段のオーラルケアでは取り切れない汚れや歯石の除去、ブラッシング指導なども実施します。

 

定期健診の頻度は、年に3~4回が目安です。通い続けることで虫歯や歯周病を事前に防ぎ、綺麗な歯を保つことができるでしょう。

3-4. ホワイトニングを行なう

歯の表面についた黄ばみや茶色い汚れを落とすために、ホワイトニングを検討するのもよいでしょう。

 

歯科医院で薬を塗り光を当てて白くする方法(オフィスホワイトニング法)と、自宅でホワイトニングジェルを入れたマウストレーを歯に装着して白くする方法(ホームホワイトニング法)があります。また、歯に専用の白いマニキュア材を塗る方法もあります。

 

歯科医師の説明をよく聞き、自分に合ったホワイトニングの方法を選びましょう。

 

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3-5. 歯列矯正を行なう

歯の矯正を行なうと、歯並びが整って見た目が良くなるのはもちろん、噛み合わせも改善できます。出っ歯や受け口が改善されることでEラインが整い、横顔も美しくなるでしょう。

 

歯列矯正の方法には、ワイヤー矯正マウスピース矯正の2種類があります。ワイヤー矯正は、ブラケットという装置を歯の表面に付け、ワイヤーでの圧力で歯を動かします。マウスピース矯正は、透明なマウスピースを付けて歯を動かします。

 

また、歯を動かさないため正確には矯正とはいえませんが、被せものを付けて短時間で見た目を良くするセラミック矯正という方法もあります。

 

歯の状態や生活スタイル、目的によって適切な矯正方法は異なるため、担当医師とよく相談して選びましょう。

 

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4. まとめ|綺麗な歯を目指してできることから始めよう

綺麗な歯とは具体的にどのような状態か説明し、歯が綺麗であることのメリットや、歯を綺麗にするための方法について説明してきました。

 

歯が綺麗だと周りの人に好印象を与えるだけでなく健康維持にも役立ちます。本記事の内容を参考に、歯を綺麗にするためにできることから始めてみてください。

 

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