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2回目の歯医者ではいくら持っていく?料金の目安から支払いを抑える方法まで徹底解説!

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

「歯医者さん、次はいつ行こう……」「2回目の治療では、いくらかかるのだろう?」と、次回の費用がわからずに不安を感じる方もいるのではないでしょうか?

 

初診の料金は把握していても、2回目以降の料金はどれくらいかかるのか、なかなか想像がつきにくいものです。

 

歯医者にかかる費用は、毎回同じではありません。1回目と2回目で料金は異なるうえ、治療内容や保険適用内かどうかによっても大きく変動します。

 

この記事では、2回目以降の受診の際に歯医者に持っていく金額の目安と、費用を抑えるための具体的な方法について解説します。2回目の歯医者にいくら持っていけば良いか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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1. 初診と2回目以降では料金は異なる

歯医者での診療にかかる費用は、治療内容によって変動します。一般的には、2回目以降は初診よりも安くなることが多い傾向です。

 

歯医者を受診する際には、初診料か再診料のどちらかが必要です。初診料と再診料は厚生労働省が定めた診療報酬によって決まっており、初診料のほうが高く設定されています。そのため、初診時と比べると2回目以降は支払額が抑えられます。

 

項目内容診療報酬点数
初診料初めて受診する場合、または前回の受診から一定期間(3ヵ月など)が空いている場合。267
再診料1つの治療を一定期間内に継続して行なう場合。58

出典:厚生労働省「令和6年度歯科診療報酬改定の主なポイント

 

ちなみに、かかりつけの歯医者であったとしても、初診料がかることがあります。

 

【かかりつけでも初診料がかかる例】

・前回の受診から3ヵ月以上空いている場合

・前回の治療が完治し、新たな治療を行なう場合

・自分の都合で治療を辞めて、通院を再開した場合

 

歯医者では、初診料や再診料だけではなく、治療費も必要です。また、歯医者の治療は一度で完了するケースばかりではなく、段階的に行なわれることもあるため、都度の処置内容によっても料金は異なります。

 

2. 2回目以降の歯医者でかかる料金の目安

2回目以降の歯医者での受診には、再診料と治療費が必要です。

 

保険診療の場合、人それぞれ負担割合は異なります。

ここでは、3割負担の方を想定して主な料金の目安を示します。

 

項目料金の目安 ※3割負担の場合
再診料180円程度
軽度の虫歯治療1,500~3,000円程度
中~重度の虫歯治療2,000~2万円程度
クリーニング1,000~2,500円程度

2-1. 再診料:180円程度

再診料は、2回目以降の受診時にかかる基本的な料金です。保険適用治療で3割負担の場合、再診料は180円前後が目安です。

 

診療報酬の点数は、厚生労働省によって全国一律に定められています。2年に1度見直されるため、金額は変わることがあります。

 

2-2. 軽度の虫歯治療の場合:1,500~3,000円程度

少し削る程度の虫歯であれば、1,500円程度で済む場合もあり、比較的費用はかかりません。小さな虫歯で保険適用内の詰め物をする場合であれば、3,000円程度が目安です。

 

2-3. 中~重度の虫歯治療の場合:2,000~2万円程度

虫歯が歯の奥の象牙質まで進行していたり、神経を抜く必要があったりした場合、1回当たりの治療費も大きくなります。大きい虫歯になると、歯の土台を作ったり型取りして調整が必要になったりと、来院回数も必然的に増えるでしょう。

 

例えば虫歯で歯を失ってブリッジが必要になった場合保険適用でも2万円程度かかることがあります。インプラントやセラミックなどの自由診療を選択すると、より高額になるでしょう。

2-4. クリーニングの場合:1,000~2,500円程度

歯石やプラークの除去、歯の表面の研磨などを行なう場合の費用です。必要に応じて、歯科衛生士による歯磨き指導やフッ素塗布を受けることもあります。

 

3. 自由診療の料金の目安

歯医者では、治療内容によっては審美性や耐久性を重視して自由診療をすすめられることも珍しくありません。自由診療とは健康保険が適用されない治療のことです。

 

自由診療はクリニックによって料金が異なるため、あくまでも参考の目安としてください。

 

3-1. インプラント:20万~50万円程度

失った歯の場所に人工の歯根を埋め込む治療法です。外科処置が必要ですが、部分入れ歯に比べると安定するうえ、見た目も自然な仕上がりになります。

 

1本当たり20万〜50万円程度が一般的ですが、使用する材質によって価格は大きく変動します。

 

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3-2. ホワイトニング:3万~5万円程度

クリニックで施術するオフィスホワイトニングは、専用の薬剤を使って歯を白くします。費用は1回当たり3万〜5万円が目安です。

 

希望する白さによっては、複数回の施術が必要な場合があります。

 

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3-3. マウスピース矯正:10万~100万円程度

マウスピースを使用して段階的に歯列を矯正するマウスピース矯正は、前歯など一部の矯正であれば10万〜50万円全体矯正では60万〜100万円が目安です。

 

矯正部位や使用するマウスピースのブランドによって費用は変動します。月額定額でマウスピース矯正が行なえる場合もあります。

 

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3-4. セラミック:4万~20万円程度

被せ物や詰め物に、保険が適用される金属やプラスチックの代わりとなる素材として、耐久性や審美性を考慮してセラミックをすすめられる場合があります。

 

セラミックを選んだ場合、使用するセラミックの種類にもよりますが、1本当たり4万〜20万円程度かかります。

 

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4. 2回目の歯医者にはいくら持っていくべき?

それでは、実際に2回目の受診で歯医者に行くときには、お財布にいくら入れておけば良いのでしょうか?

 

4-1. 保険診療のみの場合:5,000~1万円あれば安心

一般的に、2回目以降の支払額は初診時よりも安くなる傾向にあります。初診時にはレントゲンや検査代も含まれるため、支払額が大きくなることが多いためです。

 

軽度の虫歯治療やクリーニングであれば、5,000円程度で収まることもあります。ただし、詰め物や被せ物をする場合は、費用がプラスされることもあるため、不安な場合は多めに持参しましょう。

 

また、大幅に費用がかかる場合や治療が大掛かりになる場合には、事前にカウンセリングが行なわれることが一般的です。もし不明な点があれば、早めに確認しましょう。

 

4-2. 自由診療の場合:初回時に確認する

セラミック治療やホワイトニング、歯列矯正など自由診療をともなう場合には、高額な費用が必要になることもあります。支払いのタイミングはクリニックによります。

 

保険診療と同様に、外科的治療や特別な処置が加わる場合には、事前に医師からのカウンセリングがあるため、初回時に金額や支払い方法について確認しましょう。

 

保険診療で進めていくなかで、必要に応じて自由診療に切り替えることも可能です。

 

5. 2回目以降の歯医者の料金を抑える方法

2回目以降の料金を抑えたい場合、下記の4点を意識してみましょう。

 

5-1. 期間を空けずに受診する

冒頭でも紹介したように、一般的には前回の通院から3ヵ月経つと初診料がかかります初診料は再診料よりも負担が大きいため継続的な治療が必要な場合には3ヵ月以内に通院することが大切です。

 

また、自己判断で治療を中断したり期間を空けてしまったりすると、症状が悪化して費用がかさんでしまう危険性もあります。医師の指示に従って、期間を空けすぎないことをおすすめします。

 

5-2. 定期健診で予防する

定期的に歯医者に通ってクリーニングをすることにより、虫歯やその他の病気を予防可能です。万が一虫歯が見つかっても、早期に発見できるため、費用も抑えられます。

 

日頃から、自宅での丁寧な歯磨きやフロスも意識しましょう。

 

5-3. 保険診療を選択する

詰め物や被せ物など、保険診療と自由診療を選択できるケースがあります。費用を抑えたい場合には保険診療を選ぶことが基本です。

 

ただし、品質や機能性を考慮するなら、自由診療も視野に入れることもよいでしょう。どちらにするか迷った際には、医師に相談してみてください。

 

また、ホワイトニングや審美目的の歯列矯正はそもそも保険適用外であることは覚えておきましょう。

 

5-4. 複数のクリニックを比較する

自由診療を選ぶ場合には、複数のクリニックで見積もりをもらう方法がおすすめです。クリニックによって料金や治療方針が異なるため、ご自身に合った選択ができます。

 

例えば、歯列矯正であれば初回カウンセリングを無料で実施しているクリニックも多数存在します。気軽にWeb予約できるクリニックもあるため、まずは相談して見積もりを依頼しみましょう。

 

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6. 歯医者の2回目の料金に関するよくある質問

ここでは、2回目の歯医者の料金についてよくある質問をまとめました。

Q1. 2回目の歯医者でお金以外に必要なものは?

2回目の受診時に必要なものは下記のとおりです。

 

・マイナンバーカードもしくは保険証、その他の医療証

・クリニックの診察券

・現金もしくはクレジットカードなど

・お薬手帳

 

特に、前回の受診から月が変わるタイミングでは、保険証やマイナンバーカードを忘れずに持っていきましょう。お子さんの場合は、小児医療証なども必要です。また、お薬手帳があれば、現在服用中の薬やアレルギー情報をスムーズに伝えられます。

 

Q2. 2回目の歯医者で診察券や保険証を忘れたらどうなる?

診察券を忘れた場合には、再発行手数料がかかることがあります。マイナンバーカードや保険証がない場合、基本的に10割負担になるので注意が必要です。

 

もし10割負担になった場合には、後日保険証を持参したり、加入している保険組合に請求したりすることによって、差額分が返金されます。

 

Q3. 歯医者の通院が複数回になるのはなぜ?

治療内容によって段階的な処置が必要になるためです。

 

初期の虫歯なら1回の来院で済むこともありますが、神経を抜いたり根管の処置が必要だったりする場合には、複数回の来院が必要になります。処置内容も毎回変わるため、料金もその都度変動します。

 

Q4. 2回目以降の診察料を知るにはどうすればいい?

初診時に、次回の料金の目安をたずねるのが最も確実です。ただし、治療内容によって費用が変動する可能性があるため、正確な金額を伝えられない場合もあるでしょう。

 

支払いが気になる場合には、現金以外にクレジットカードやキャッシュレスでの支払いができるかについても確認しておくと安心です。

 

Q5. 歯医者を継続受診したいのにお金が足りないときは?

現金払い以外にも、クレジットカード払いやデンタルローンなど、さまざまな支払い方法から選択できるクリニックもあります。

 

保険適用の場合には現金払いのみとするクリニックも存在するため、事前に確認するとよいでしょう。貯金や収入がない場合は、自治体によって低所得者向けの支援制度が利用できる可能性もあります。

 

いずれにせよ、虫歯の場合は放っておくと進行してさらに治療費が必要になるため、早めの受診がおすすめです。

 

7. まとめ|2回目の歯医者の料金は5,000円が目安!自由診療の場合は受診時に確認を

2回目の歯医者を受診する際には、一般的に初診料よりも安い再診料が適用されるため、初診時よりも費用が抑えられる傾向にあります。軽度の虫歯治療やクリーニングなど保険診療のみの場合には、5,000円程度あれば安心して受診できるでしょう。

 

費用を抑えるためには、治療を中断したり期間を空けたりせずに通院し日頃から定期的な健診を行ない予防に努めることも重要です。歯の痛みや違和感を放置せず、早めに歯医者へ相談することが、結果的に歯への負担と治療費を抑えることにつながります。

 

セラミック治療やホワイトニングなど、自由診療を希望する場合には費用が高額になる可能性があります。カウンセリング時に治療内容や料金について十分に確認しましょう。

 

マウスピース矯正を検討中の場合、ウィ・スマイルであれば初診料無料で相談が可能です。気になる方はお気軽にご相談ください。

(※一部クリニックでは初診料がかかる場合もあります。)

 

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