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歯並びが悪い原因は?大人も子供も知っておきたい対処法や矯正方法を紹介

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

鏡を見るたびに自分の歯並びが気になり、人前で笑うことに苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか。歯並びの乱れは見た目だけでなく、全身の健康にも影響をおよぼすおそれがあるため、子供だけでなく大人にとっても大きな問題です。

 

歯並びが悪くなる原因はいくつかあり、普段の何気ない癖や習慣が影響しているケースもあるため、それらを見直すことで歯並びの悪化を防ぐことが可能です。

 

この記事では、遺伝・口呼吸・虫歯といった、歯並びが悪くなる原因を解説します。また、歯並びが悪いことによる弊害や、日常的にできる予防法、歯並びを整える矯正方法まで詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1. 歯並びが悪くなる7つの原因

歯並びが悪くなる原因には、遺伝などの先天的なものと、口の癖や虫歯などによる後天的なものが挙げられます。

ここでは7つの原因について、それぞれ解説します。

1-1. 遺伝

歯並びが悪くなる要因の一つに遺伝があります。顔立ちや体格が親に似るように、顎の形や大きさ、歯のサイズといった骨格の特徴も遺伝によって決まりやすいため、結果として歯並びにも影響を与えます。

 

しかし、親の歯並びがそのまま子供に受け継がれるわけではありません。歯並びが悪くなる原因は、日常生活のなかにあるさまざまな後天的な要因が複雑に絡み合っているケースが多く、遺伝による影響は限定的です。

1-2. 口呼吸

来、舌は上顎に密着しているのが理想ですが、舌が下がった状態が続くと気道が狭くなるため、口呼吸になりやすくなります。

 

口呼吸が長くなると、口の周りの筋力が衰えて、舌・頬・唇の力のバランスが崩れてしまい、出っ歯受け口などの症状を生む原因となります。

 

口呼吸を予防するには、原因となっている鼻炎の治療のほか、常に舌を上顎に当てるように意識したり、姿勢を改善したりすることが重要です。

1-3. 口の癖や習慣

何気ない癖や習慣も、徐々に歯並びを変化させます。歯は継続的にかかる微弱な力に弱いため、無意識にしている動作が歯を動かす要因となるためです。

 

舌を噛む舌で歯を押し出す歯ぎしり歯の食いしばり爪を噛む指しゃぶり唇を噛むといった口の癖は、歯並びが悪くなる原因になるため注意しましょう。

 

また、頬杖や下顎を机に押し当てて本を読むなどの習慣も、顎に力が加わり歯並びを変化させるおそれがあります。

 

なお、食いしばりや歯ぎしりの場合は、マウスピースを装着することで歯並びの悪化をある程度予防することが可能です。気になる方は、一度歯科クリニックで相談してみましょう。

1-4. 虫歯・歯周病

口のトラブルの代表である虫歯や歯周病も、放置すると歯並びが悪くなる原因になります。虫歯や歯周病によって歯が欠けたり、痛みのため反対側の歯ばかり使って噛んでいたりすると、口周りの筋力や噛み合わせのバランスが崩れてしまうためです。

 

また、歯周病になると歯周病菌が歯の土台である歯槽骨を溶かしてしまい、歯が動きやすくなって歯並びが乱れる原因になります。

 

これらを防ぐには、虫歯や歯周病の予防や早期治療が欠かせません。痛みや違和感があれば早めに歯科クリニックを受診しましょう。

1-5. 欠損した歯の放置

抜けてしまった歯や治療途中の歯を放置すると、歯並びが悪化する原因となります。歯がないスペースに隣の歯が倒れ込んだり、噛み合う歯が伸びてきたりして、口全体のバランスが連鎖的に崩れてしまうためです。

 

これは大人の歯だけでなく、乳歯の早期脱落も同じです。そのうち永久歯が生えるからといって放置するのは避けましょう。

 

乳歯には、永久歯を正しい位置へ導くガイドの役割があります。早くに抜けたところを放置すると、永久歯が生えるスペースが足りなくなり、歯並びの乱れを招くおそれがあります。大人も子供も歯がない状態を軽視せず、早めに治療を受けましょう。

1-6. 悪い姿勢

猫背ストレートネックなどの悪い姿勢が習慣化すると、顔や体全体の骨格にゆがみが生じます。体がゆがんで重心がずれると、顎の位置も不安定になり、歯並びを悪くする原因になります。

 

また、猫背のような前かがみの姿勢でいると、筋肉の関係で口が開きやすくなるため注意しましょう。これが原因で口呼吸になり、さらに歯並びが乱れるという悪循環になりかねません。

 

正しい姿勢を保つためにも、頭のてっぺんから糸で吊るされているような意識を常に持ち、背筋を伸ばして生活するよう心がけましょう。

1-7. 噛む習慣の不足

普段の食生活でしっかり噛む機会が減っているのも、歯並びが悪くなる原因の一つです。よく噛む習慣がないと、口・舌・顎の筋力が衰え、歯並びを正しく保つ力が弱まります。

 

これらを防ぐには食生活の工夫が必要です。やわらかいものだけではなく適度に噛み応えのある食材も選び、食材を大きめに切る、煮込みすぎないといった工夫をして噛む回数を増やしましょう。

 

また、よく噛むことは血流を促して脳を活性化させることにもつながります。歯並びの悪化を防ぐだけでなく、子供の知育高齢者の認知症予防にも効果があるため、一口30回を目安によく噛む習慣を身に付けましょう

2. 歯並びが悪いことが原因で生じるリスク

歯並びの乱れは、口の健康や見た目だけの問題に留まりません。放置すると全身の健康や心の状態にまで影響をおよぼします。

ここでは、具体的にどのようなリスクがあるのか詳しく解説します。

2-1. 虫歯・歯周病になりやすい

歯並びが悪くなると、歯と歯が重なり合った部分や複雑な隙間に歯ブラシが十分に届きません。

 

歯磨きで取りきれなかった汚れは歯垢となり、やがて硬い歯石へと変化して歯に蓄積します。こうした状態が続くことで歯周病菌が繁殖しやすくなり、健康な歯並びの人に比べて虫歯や歯周病のリスクが高まります。

2-2. 発音・滑舌が悪くなる

歯並びが乱れると、歯の隙間から空気が漏れたり、舌や唇の動きが制限されたりすることで、発音や滑舌に影響するケースも少なくありません。

 

特に、下の歯が上の歯より前に出ている受け口や、上下の歯が噛み合わずに隙間ができる開咬の場合、舌の動きが通常と異なります。そのため、サ行やタ行などの特定の音が不明瞭になり、日常的な会話をするうえで妨げになることがあります。

2-3. 消化・吸収不良になる

歯並びが悪くなり噛み合わせが合わないと、食べ物を細かく噛み砕く咀嚼の効率が低下します。

食べたものが細かくならないまま胃へ送られると、体内での消化・吸収がスムーズに行なわれず、消化器官に負担をかけてしまいます。

2-4. 全身の健康に影響する

噛み合わせが悪いと、特定の歯や筋肉に過剰な負担がかかり、それが引き金となって肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。

 

また、すでに解説したとおり、しっかり噛めないことによって脳への刺激が不足するほか、消化器官への負担を増大させる原因にもなります。

 

このように、歯の健康は全身の健康に直結しています。その土台となる歯並びを整えることは、健康を維持するために欠かせない要素といえるでしょう。

2-5. 精神的な負担になる

歯並びは、顔の印象を大きく左右する要素です。歯並びが悪いと、見た目に対する不安に加え、発音や滑舌の悪さが気になって、人と話すことに消極的になってしまう場合もあります。

 

このような悩みは長期にわたって、大きな精神的負担となります。常にマスクで顔を隠したり、笑うときに手で口もとを覆ったりするなど、自分の笑顔に自信を持てなくなる方も少なくありません。

 

歯並びの乱れは、精神面の健康にもかかわる、見逃せないリスクといえるでしょう。

3. 歯並びが悪くなるのを防ぐには?

歯並びが悪くなるのを防止するには、これまでに挙げた原因に対して一つひとつ適切に対策することが重要です。

 

鼻炎を治療して口呼吸を改善する、指しゃぶりや頬杖といった癖を正す、虫歯を治す、良い姿勢を意識する、しっかり噛んで食べるなど、生活習慣を見直して改善していきましょう。

 

また、予防のためには歯科クリニックでの定期検診も大切です。継続的にプロのチェックを受けることで、虫歯の発生や歯並びの異常にいち早く気づくことができます。

 

特に、子供は顎の成長や歯の生え変わりによって、口の状態がみるみる変化します。定期検診を受け、歯並びが悪くなるリスクに対して、早期に対策するようにしましょう。

4. 悪い歯並びを治す矯正方法

すでに歯並びが悪くなっている場合でも、歯科クリニックでの歯列矯正によって整えることが可能です。気になる方は信頼できる矯正医に相談しましょう。

 

歯列矯正には、ライフスタイルや予算に合わせたさまざまな治療方法があります。ここからは、代表的な4つの矯正方法について、それぞれの特徴を解説します。

4-1. マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを歯に装着し、1~2週間ごとに新しいものへ交換しながら少しずつ歯を動かす矯正方法です。段階的に形状の異なるマウスピースを使用することで、歯並びを整えていきます。

 

マウスピース矯正のメリットは、透明で目立たないことと自分で取り外しができるため食事や歯磨きが普段どおり行なえる点です。

 

ただし、1日20~22時間の装着が推奨されており、しっかり装着し続けるためにも自己管理が不可欠です。また、歯のねじれや大幅な移動が必要な症例では、マウスピースのみでの対応が難しい場合もあります。

 

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4-2. ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという装置を固定し、そこに通したワイヤーの力で歯を少しずつ動かす治療法です。治療期間は一般的に1~3年ほどですが、歯並びの状態により個人差があります。

 

マウスピース矯正とは異なり、常に装置を着けて過ごすため、装着し忘れの心配がありません。一方で、装置をはずせないため食事がしにくい、歯が磨きにくいといったデメリットがあります。

 

装置が目立つため見た目を気にする方もいますが、最近は白や透明の目立ちにくいタイプや、歯の裏側に付ける方法も選べるため、気になる方は矯正医に相談してみましょう。症例によっては、マウスピース矯正と併用して治療を進めるケースもあります。

 

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4-3. 部分矯正

部分矯正

部分矯正は、数本の歯にワイヤーやマウスピースの矯正装置を装着し、前歯の隙間や重なりといった特定の部分の歯並びだけを整える治療法です。

 

この方法は、奥歯の噛み合わせに大きな問題がなく、少しの移動で歯並びの改善が見込める軽度の症例が対象です。

 

治療できる本数は一般的に1~6本程度までで、歯全体の矯正に比べて治療期間が短く済むため、気になるところだけを効率的に矯正したい場合に適しています。

 

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4-4. セラミック矯正

セラミック矯正は、天然の歯を削り、その上からセラミックの被せ物を取り付けて見た目を整える方法です。

 

治療期間が短く、多くの場合は1~2ヵ月程度で完了します。また、歯を物理的に移動させるわけではないため、治療後の後戻りの心配がありません。

 

ただし、歯を削る必要があるため、適用できるのは軽度の乱れに限られます。自分の歯を削ることに抵抗を感じる方も多いため、メリットとリスクを踏まえて、矯正医とよく相談することが大切です。

 

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5.まとめ|歯並びが悪いと感じたら矯正歯科に相談を!

歯並びが悪くなる原因は、遺伝だけでなく口呼吸や日頃の習慣、姿勢などさまざまです。これらを放置すると、虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、全身の健康や精神面にも影響をおよぼすおそれがあります。

 

歯並びの悪化を防ぐには、日頃のちょっとした習慣を見直し、歯科クリニックで定期的に健診を受けることが大切です。すでに歯並びに関する悩みをお持ちの場合は、マウスピース矯正やワイヤー矯正など、自分に合った矯正方法をクリニックで相談してみましょう。

 

100医院以上が加盟している「ウィ・スマイル」のポータルサイトでは、口もとの悩みに寄り添う矯正歯科医を探すことができます。「歯列矯正で失敗したくない」「歯列矯正で顔の印象がどう変わるか知りたい」という方は、ぜひご活用ください。

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