「特に歯並びは気になってない」
「費用をかけるほど乱れてないと思う」
一般的に、歯列矯正と聞くと「歯並びを綺麗にする治療」というイメージかもしれません。確かに歯並びを綺麗にすることもありますが、見た目の改善だけが目的ではありません。人によっては、見た目だけでなく身体的なメリットを得られる治療でもあるのです。
そこで当記事では、歯並びを綺麗にする様々なメリットについてご紹介します。また、歯並びを治療せずに放置してしまった場合のリスクやデメリットも詳しくご説明します。
- 1.綺麗な歯並びのメリット
- 1-1.口元の印象を気にしなくなる
- 1-2.虫歯や歯周病になりにくい
- 1-3.噛み合わせや顔の左右のバランスも良くなる
- 2.乱れた歯並びを放置するリスク
- 2-1.虫歯や歯周病のリスクが高まる
- 2-2.胃への負担が増加しやすくなる
- 2-3.肩こりや頭痛などの不調につながる可能性がある
- 2-4.顎関節症を引き起こす可能性がある
- 3.歯並びを綺麗にするため行う歯列矯正の種類
- 3-1.ワイヤー矯正・裏側矯正
- 3-1-1.ワイヤー矯正にかかる費用の相場
- 3-1-2.ワイヤー矯正のメリット
- 3-2.マウスピース矯正
- 3–2-1.マウスピース矯正にかかる費用の相場
- 3-2-2.マウスピース矯正のメリット
- 4.綺麗な歯並びは様々なメリットがある「まとめ」
1.綺麗な歯並びのメリット
綺麗な歯並びにはたくさんのメリットがあります。歯列矯正と聞くと見た目のイメージがありますが、身体的な健康面でのメリットも得られる治療です。悪い歯並びが気になっている方は、矯正治療によるメリットを理解しておきましょう。
1-1.口元の印象を気にしなくなる
歯列が乱れていると笑顔に自信が持てず、口元を隠したり口を閉じたまま笑ったりしてしまうことがあります。矯正治療によって歯並びが綺麗に整うと、自分の口元に自信が持てるようになります。また、白くきれいに整った歯並びは清潔感のある印象にもつながります。
1-2.虫歯や歯周病になりにくい
歯並びが綺麗な人は、虫歯や歯周病になりにくい特徴があります。食後の歯磨きがしやすいだけでなく、歯間ブラシやフロスもスムーズに行えるためです。そのため、歯並びが悪い人は歯列矯正を受けることで虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
日々のケアが行いにくいと感じる人は、一度クリニックで歯並びをチェックしてもらうと良いでしょう。
1-3.噛み合わせや顔の左右のバランスも良くなる
歯列の乱れは、症状によっては噛み合わせにも影響します。
噛み合わせが悪いと偏った部分だけで噛む癖があり、長期的には顔の歪みを引き起こす可能性があります。歯列矯正で噛み合わせが改善されると、骨格も左右対称となってフェイスラインが整います。また、出っ歯や受け口の人は横顔のラインが改善され、バランスの良い顔立ちになります。
2.乱れた歯並びを放置するリスク
「少しくらい歯並びが悪くても気にならない」という人もいますが、あまり放置はおすすめできません。歯列不正はお口の中の病気だけでなく、体調にも悪影響を及ぼすケースもある症状です。
2-1.虫歯や歯周病のリスクが高まる
悪い歯並びは、程度によって虫歯や歯周病のリスクが高くなります。乱れ方によっては歯ブラシが行き届かず、歯の隙間に食べカスや歯垢が残ってしまうためです。特にデコボコに乱れている叢生(そうせい)は磨きにくい箇所が多くなるため注意が必要です。また、磨き残しが多くなると口臭の原因にもなり、社会生活に支障をきたす可能性があります。
2-2.胃への負担が増加しやすくなる
上下の歯がうまく噛み合わないと、食べ物をうまく咀嚼できずに飲み込む癖がつきやすくなります。乱れ方によっては、奥歯がしっかりと噛み合わないため十分に噛み砕けないためです。歯並びや噛み合わせは見た目の問題だけでなく、胃腸の健康面にも影響を与える可能性があります。
2-3.肩こりや頭痛などの不調につながる可能性がある
歯列が原因で上下の歯がピッタリ合わないと、身体的な面での不調につながるケースがあります。食事の際に咀嚼しにくいだけでなく、通常時に口を閉じていても常に上下の歯が噛み合っていません。そのため、日常的に顎関節への負担がかかるため、片頭痛や肩こりを引き起こすこともあります。
2-4.顎関節症を引き起こす可能性がある
噛み合わせが悪い歯並びは、顎関節症を発症するリスクがあります。上下の歯がうまく噛み合わないことから、顎関節に負担がかかってしまうことが原因です。さらに、睡眠時に歯ぎしりをする癖のある人は、余計に顎への負担がかかりやすくなります。
\先着30名様限定お試しプラン1,650円/
3.歯並びを綺麗にするため行う歯列矯正の種類
歯並びを改善する主な矯正方法は、ワイヤー矯正・マウスピース矯正・裏側矯正の3つです。希望する装置で治療できますが、症状によっては条件が合わずに適応できないケースもあります。治療を検討している方は、歯科医師と相談の上で決めるようにしましょう。
3-1.ワイヤー矯正・裏側矯正
ワイヤー矯正は、歯の表面に金属製のブラケットを装着します。ブラケットに通したワイヤーの力で、歯を少しずつ移動していく治療法です。治療期間中は定期的に通院し、歯科医師が歯の移動をチェックしながらワイヤーを調整します。
「金属の装置は目立つからちょっと・・」という場合は裏側矯正(舌側矯正)での治療も可能です。構造はワイヤー矯正と同じですが、歯の裏側に装着するので目立たずに治療できます。また、白色や透明のブラケット(審美ブラケット)を利用するリンガル矯正もあります。
3-1-1.ワイヤー矯正にかかる費用の相場
ワイヤー矯正の相場は約20万~100万円ほどです。前歯だけの部分矯正や全体矯正など、症状や治療する範囲によって異なります。また、裏側矯正は管理の手間がかかるため、費用は35万~150万円ほどと割高になっています。
歯科矯正は自由診療なので、治療する矯正歯科やクリニックによっても治療費には差があります。
3-1-2.ワイヤー矯正のメリット
ワイヤー矯正は、様々な症例に対応できるというメリットがあります。マウスピース矯正では改善できないような、複雑に乱れた歯並びにも適応できます。また固定式の装置なので、治療期間中は自分で管理する必要がありません。
3-2.マウスピース矯正
マウスピース矯正は、透明のアライナーを装着する矯正治療です。治療期間中は、約2週間ごとに形の違うマウスピースに交換しながら歯並びを整えていきます。インビザラインの商品が有名ですが、現在では様々なメーカーから装置を選ぶことができます。
3–2-1.マウスピース矯正にかかる費用の相場
マウスピース矯正の相場は10~100万円ほどで、症状や矯正の範囲によって決まります。ワイヤー矯正と同様、保険が適用されませんので歯科医院やメーカーによって様々です。
3-2-2.マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正のいちばんの特徴は、なんと言っても透明の矯正装置です。目立たずに治療できるため、矯正期間中に人目が気になることがありません。また、滑舌にも影響しにくいので、接客業など多くの人に支持されている矯正方法です。
\自分にぴったりのプランを見つける/
4.綺麗な歯並びは様々なメリットがある「まとめ」
歯並びの改善には様々なメリットがあります。白く綺麗な歯並びは自信にも繋がり、社会生活にも大きく影響します。また、歯列矯正は見た目の問題を解決するだけではありません。人によっては噛み合わせの悪さのせいで、身体的な問題を引き起こしてしまう可能性があります。
少しでも歯並びに違和感のある方は、一度クリニックで相談してみると良いでしょう。
\先着30名様限定お試しプラン1,650円/