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すきっ歯を埋めるには?短期間でできる治療法と費用を徹底解説!

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

「すきっ歯が気になるけど、どんな方法で埋められる?」

 

実は、すきっ歯は見た目だけでなく、食べ物が詰まりやすい・発音しづらい・歯並びが悪化するといった影響を及ぼします。
さらに、放置すると歯周病や噛み合わせの問題につながることも。

「気になってはいるけれど、治療するべき?」と迷っている方も多いかもしれません。

実は、すきっ歯は短期間で埋めることが可能です!

この記事では、すきっ歯を埋める治療法の費用・期間・メリット・デメリットを詳しく解説します。
さらに、セルフケアや予防策も紹介し、すきっ歯を改善・維持するためのポイントをお伝えします。

「すきっ歯を埋めたい」「どの治療が自分に合っているか知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

1. すきっ歯を埋める方法とは?

すきっ歯を埋める方法には、「短期間で治す方法」と「長期的に治す方法」があります。

ここでは、それぞれの費用期間メリットデメリットを詳しく解説します。
自分に合った治療法を見つける参考にしてください。

1-1. ダイレクトボンディング(レジン充填)

ダイレクトボンディングとは、歯科用レジン(プラスチック素材)を使い、すきっ歯を埋める方法です。
即日で施術可能&比較的安価なため、多くの人に選ばれています。
ただし、経年劣化や変色のリスクがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。

・治療期間:1日(約30分〜1時間)
・費用相場:1本 20,000円〜50,000円(自費治療)
・持続性:3〜6年(変色・劣化するため定期的な修正が必要)

🔹 こんな人におすすめ
・短期間で治したい(即日治療)
・費用を抑えたい
・軽度のすきっ歯(隙間が小さい)

メリット
・即日で治療可能(短時間)
・歯を削らずに治療できる
・費用が比較的安価

デメリット
・経年劣化しやすく、数年ごとに修正が必要
・変色しやすい(特に飲食習慣による影響)
・隙間が大きすぎる場合は適応外

1-2. ラミネートベニア

ラミネートベニアとは、セラミック製の薄いシートを歯の表面に貼り付け、すきっ歯をカバーする方法です。
歯の色や形も整えられるため、見た目を重視したい方に向いています。
ただし、歯を少し削る必要があるため、一度治療を行うと元に戻せません。

・治療期間:1〜3週間(最短2回の通院)
・費用相場:1本 100,000円〜150,000円(自費治療)
・持続性:10年以上(適切なケアで長持ち)

🔹 こんな人におすすめ
・見た目の美しさを重視
・変色しにくい治療を希望
・歯の形や色も整えたい

メリット
・仕上がりが自然で美しい
・変色しにくい
・長期間の耐久性

デメリット
・歯の表面を削る必要がある
・割れるリスクがある
・費用が高め

1-3. セラミッククラウン

セラミッククラウンとは、歯を削り、セラミック製の被せ物(クラウン)を装着する方法です。
歯の形全体を整えられるため、すきっ歯だけでなく、歯並びや噛み合わせも改善できます。
ただし、健康な歯を大きく削る必要があるため、慎重に選ぶ必要があります。

・治療期間:2〜3週間
・費用相場:1本 80,000円〜200,000円(自費治療)
・持続性:10年以上(適切なメンテナンスで長持ち)

🔹 こんな人におすすめ
・すきっ歯だけでなく、歯の形や噛み合わせも改善したい
・長期間メンテナンス不要の方法を選びたい
・変色しない治療を希望

メリット
・仕上がりが美しい
・変色しない
・長期間の耐久性

デメリット
・健康な歯を削る必要がある
・費用が高額

1-4. マウスピース矯正で歯の隙間を改善

マウスピース矯正は、自分の歯を直接動かして隙間を埋める歯列矯正のひとつです。
一般的なワイヤー矯正とは異なり、透明なマウスピースを使用するため、目立ちにくく、見た目を気にする方にも適した治療法 です。

すきっ歯を埋めるには、マウスピースで歯列に力をかけ、徐々に歯を動かして隙間を閉じていきます。
ただし、強い力をかけすぎると歯に負担がかかるため、治療には最低でも数ヶ月かかるのが一般的です。

・治療期間:2ヶ月~1年半程度
・費用相場:15万円~66万円(自費診療)
・持続性:リテーナーを適切に使用すれば長期的に維持可能

🔹 こんな人におすすめ
・目立たずに矯正したい(透明なマウスピースで目立ちにくい)
・根本的なすきっ歯の改善を希望している
・すきっ歯以外の歯並び全体も整えたい

マウスピース矯正のメリット
・透明なマウスピースなので見た目が気になりにくい
・根本的にすきっ歯を改善できる(歯を削らずに治療可能)
・すきっ歯以外の歯並びの全体的な治療もできる

マウスピース矯正のデメリット
・治療期間が数ヶ月以上かかる(即日での治療は不可)
・マウスピースの自己管理が必要(装着時間を守らないと効果が出にくい)
・すきっ歯の状態によっては適応とならない場合がある

1-5. すきっ歯を埋める方法の比較|費用・治療期間・特徴の違い

「すきっ歯を治したいけれど、どの方法が自分に合っているのか分からない…」
そんな方のために、短期間で治せる方法と、矯正治療の違いを比較しました。

治療法治療期間費用(目安)持続性メリットデメリット
ダイレクトボンディング1日20,000円〜50,000円3〜6年・短時間で治療可
・安価
・歯を削らない
・劣化・変色しやすい
・適応範囲が狭い
ラミネートベニア1〜3週間100,000円〜150,000円10年以上・見た目が自然
・変色しにくい
・歯を削る必要あり
・割れるリスク
セラミッククラウン2〜3週間80,000円〜200,000円10年以上・長持ち、変色しない
・歯の形を整えられる
・健康な歯を削る必要がある
マウスピース矯正2ヶ月〜1年半150,000円〜660,000円後戻りしにくく、歯並び全体を整えられる・透明で目立たない
・歯を削らずに治療可
・治療期間が長い
・自己管理が必要
・適応外のケースあり

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2. すきっ歯を埋める治療のリスクと注意点

すきっ歯を埋める方法には、それぞれ特有のリスク注意点があります。
治療を受けた後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、事前にデメリットを理解し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

以下に、各治療法のリスクをまとめましたので、参考にしてください。

2-1. ダイレクトボンディングのリスク

・レジンは経年劣化しやすく、数年ごとに修正が必要
→ 耐久性が低く、3〜5年ごとに再治療が必要になることが多い。

・変色の可能性がある(特にコーヒーやワインをよく飲む方は注意)
→ ホワイトニングでは改善できないため、変色が気になる場合は再施術が必要。

・隙間が大きすぎる場合、適応できないことがある
→ 2mm以内のすきっ歯には有効だが、大きな隙間には適さない。

2-2. ラミネートベニアのリスク

・歯の表面を少し削るため、元に戻せない
→ 一度削ると、ベニアを外した後に歯の保護が必要になる。

・強い衝撃で割れるリスクがある(硬いものを噛むと欠けることも)
→ 食いしばり・歯ぎしりのある人は、ナイトガードの使用が推奨される。

・費用が高めで、やり直す際も追加費用がかかる
→ 再治療が必要な場合、1本あたり5万円以上の追加費用が発生することがある。

2-3. セラミッククラウンのリスク

・健康な歯を大きく削る必要がある
→ 歯の形を大きく変えるため、他の治療より負担が大きい。

・強度はあるが、衝撃で欠ける可能性がある
→ 金属フレームを使用しないオールセラミックは、強い衝撃で破損しやすい。

・被せ物のため、神経を取る必要がある場合もある
→ 神経を取ると歯が脆くなるため、慎重な判断が必要。

2-4. マウスピース矯正のリスク

・装着時間を守らないと効果が出にくい(1日20時間以上の管理が必要)
→ サボると治療が進まず、予定より治療期間が長くなる。

・後戻りのリスクがある
→ 治療後も長期間リテーナーを装着しないと、すきっ歯が再発することがある。

・適応できないケースがある
→ 3mm以上のすきっ歯は、マウスピース矯正だけでは改善しにくい。

・口腔ケアが重要
→ マウスピースの中に汚れが溜まると、虫歯リスクが高まる。

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3. すきっ歯を悪化させないセルフケアと予防法

すきっ歯は歯科治療で改善できますが、日常のケアや予防も重要です。
普段の習慣を見直すことで、すきっ歯の進行を防ぎ、治療後の後戻りを抑えることができます。

3-1. 舌癖の改善

舌で前歯を押す癖があると、歯が前に押し出され、隙間が広がる原因になります。

 

無意識のうちに舌で前歯を押してしまう場合、以下の方法で改善しましょう。

舌を正しい位置に置く(上顎のスポットに舌を当てる)
口を閉じる意識を持つ(口呼吸ではなく鼻呼吸を心がける)
MFT(口腔筋機能療法)を取り入れる(舌や口周りの筋肉を鍛えるトレーニング)

💡 簡単なセルフチェック
・普段、舌の位置を意識したことがない? → リラックス時に舌が下についている人は要注意!
・気がつくと前歯を舌で押している? → 舌の正しい位置を意識する習慣をつけましょう。

3-2. 歯並びを悪化させない習慣

すきっ歯の進行を防ぐためには、日頃の生活習慣を見直すことも大切です。

特に以下の習慣は、歯に余計な力をかけ、すきっ歯の原因になるため注意しましょう。

硬いものを噛む習慣を避ける
→ 硬い食べ物(氷・ナッツ・ガムなど)を頻繁に噛むと、歯に負担がかかり、歯が動きやすくなる。

頬杖をつかない
→ 片方の頬に圧力がかかると、歯列がズレる原因に。デスクワーク中は意識して両肘をつく。

歯ぎしりや食いしばりを防ぐ(ナイトガードを使用)
→ 歯ぎしりの力は想像以上に強く、前歯を押し広げる可能性がある。
→ 歯科医院でオーダーメイドのナイトガードを作るとより効果的。

 

■参考記事:歯並びが悪いと起こるリスクとは?原因と矯正方法も徹底解説

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4. すきっ歯を埋めるならどの治療法が最適?あなたに合った選び方

「すきっ歯を埋める方法は分かったけれど、どの治療が自分に合っているの?」
そんな方のために、目的別におすすめの治療法を紹介します。

 

✅ 目的別!あなたに合う治療法の選び方

こんな人におすすめ最適な治療法理由
すぐに埋めたい!できるだけ早く治したいダイレクトボンディング1日で治療完了。削らずに隙間を埋められる
費用を抑えながら、ある程度長持ちさせたいラミネートベニア10年以上の耐久性があり、自然な見た目になる
見た目を最優先!仕上がりを完璧にしたいセラミッククラウン天然歯のような美しい仕上がり、変色なし
根本から歯並びを整えたいマウスピース矯正歯を削らずに、すきっ歯だけでなく歯並び全体を改善できる

5. すきっ歯を埋める前に知っておきたいQ&A

Q1. すきっ歯を埋めるのに保険は適用されますか?

A. 基本的には自費診療ですが、条件によっては保険適用される場合もあります

保険適用されるケース
・すきっ歯が機能的な問題(発音障害・咬合異常など)を引き起こしている場合
・矯正治療が「顎変形症」などの医療的な必要性があると認められた場合

保険適用外のケース
・見た目を整える目的のダイレクトボンディング・ラミネートベニア・セラミック治療は基本的に自費診療

Q2. すきっ歯を自力で埋めることはできますか?

A. 基本的に歯科治療なしで完全に埋めることはできません

ただし、以下の方法で悪化を防ぐことは可能です。

・舌癖を改善する(舌で前歯を押す癖があると、隙間が広がる原因に)
・頬杖や歯ぎしりを防ぐ(歯に不均一な力がかかると歯が移動することがある)
・口腔筋トレーニング(MFT)を行う(口周りの筋肉を鍛えることで、歯並びを維持しやすくなる)

 

■参考記事:歯並びの悪さは自分で治せる?デメリットと歯列矯正の費用を抑える方法

Q3. すきっ歯の治療はどのくらいの期間で完了しますか?

A. 治療方法によって異なります

 

治療法治療期間の目安
ダイレクトボンディング1日(即日完了)
ラミネートベニア1〜3週間
セラミッククラウン2〜3週間
マウスピース矯正2ヶ月〜1年半

 

・即日で治療したいなら → ダイレクトボンディング
・長持ちさせたいなら → ラミネートベニア・セラミッククラウン
・歯を削らずに治したいなら → マウスピース矯正

Q4. すきっ歯を埋めるのに最も安い方法は?

A. ダイレクトボンディングが最も安価な治療法です

 

治療法費用の目安
ダイレクトボンディング20,000円〜50,000円
ラミネートベニア100,000円〜150,000円
セラミッククラウン80,000円〜200,000円
マウスピース矯正150,000円〜660,000円

 

・費用を抑えたいなら → ダイレクトボンディング(比較的安価)
・仕上がりの美しさを重視するなら → ラミネートベニア・セラミッククラウン
・長期的な改善を求めるなら → マウスピース矯正

Q5. すきっ歯を放置するとどうなりますか?

A. すきっ歯を放置すると、以下のリスクが考えられます。

隙間が広がる可能性がある(舌癖や歯ぎしりでさらに悪化することも)
食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが上がる
発音がしにくくなることがある(特に「サ行」「タ行」の発音に影響することも)
噛み合わせが悪くなる可能性がある(歯が動くことで、顎関節にも負担がかかる)

 

■参考記事:すきっ歯は放置するとどうなる?見た目・健康・機能面のデメリットと治療法を解説

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6. まとめ|すきっ歯を埋める最適な方法を見つけよう!

すきっ歯を埋める方法には、即日で治療できるものから、根本的に歯を動かして改善する方法まで、さまざまな選択肢があります。

✔ 短期間で埋めたいなら → ダイレクトボンディング(即日治療)
✔ 自然な仕上がりを重視するなら → ラミネートベニア・セラミッククラウン
✔ 歯を削らず、根本的に改善したいなら → マウスピース矯正

また、すきっ歯を放置すると、隙間が広がる・食べ物が詰まりやすくなる・発音に影響するなどのリスクもあるため、気になる方は早めに治療を検討することが大切です。

💡 どの治療法が自分に合っているか迷ったら?
✔ まずは歯科医院で相談し、適応可能な治療法を確認しましょう
✔ 歯を削る治療・削らない治療のメリット・デメリットを理解し、納得のいく選択を

すきっ歯を改善することで、笑顔に自信を持ち、健康的な口元を手に入れましょう!

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