- この記事の監修者
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歯科医師。現在は、医療法人聖礼会にて理事長を務める。1999年より都内歯科クリニックにて研鑽を積み、2009年にアス横浜歯科クリニックを開業。その後、医療法人社団聖礼会として法人化を行い、現在では横浜・二子玉川・豊洲エリアに合計4院を展開している。20年以上にわたる臨床経験と、複数の医院経営で培った豊富な知見を活かし、質の高い歯科医療の提供に努めている。
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歯列矯正を始めると、「キスしても大丈夫かな?」と不安になること、ありますよね?
また、「矯正が原因で彼女や彼氏と別れることにならないかな…」と心配する人も少なくありません。
恋人とのスキンシップは大切ですが、矯正装置が邪魔になったり、違和感を与えたりしないか気になりますよね。
そんなお悩みを解決するために、矯正中のキスについて詳しく解説します。
矯正している人も、パートナーが矯正中の人も、ぜひ参考にしてみてください。
- 1. 矯正中でもキスはできる?
- 2. 矯正中のキスで気をつけること
- 2-1. 激しいキスは避ける
- 2-2. 口の中を清潔に保つ
- 2-3. 事前にパートナーに伝えておく
- 3. 彼女・彼氏は矯正を気にする?別れる可能性は?
- 3-1. 矯正はむしろ好印象に?
- 3-2. 気にしているのは自分だけ?
- 4. 気になるならマウスピース矯正も選択肢に
- 5. まとめ:矯正中でもキスを楽しむために
1. 矯正中でもキスはできる?
結論から言うと、矯正中でもキスはOK!
軽く唇が触れるくらいなら問題ありません。
ただし、装置の種類やキスの仕方によっては注意が必要です。
- ワイヤー矯正(表側矯正):
- 外側に装置がついているため、深いキスや激しいスキンシップでは、相手の舌や唇を傷つけてしまう可能性があります。
- 舌側矯正(裏側矯正):
- 装置が舌側にあるため、外見上は目立ちませんが、食べカスが溜まりやすく、口臭の原因になることがあります。
- こまめなケアが重要です。
- マウスピース矯正:
- 取り外しが可能なので、キスのときに気になる場合は一時的に外すこともできます。
- ただし、装着時間を守ることが治療成功のカギとなるため、頻繁に外しすぎないようにしましょう。
矯正装置による直接的なトラブルは少ないですが、装置に慣れていないうちは違和感を覚えることもあるため、無理をしないようにしましょう。
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2. 矯正中のキスで気をつけること
「矯正装置が邪魔にならないかな?」「相手に痛い思いをさせないかな?」
と不安を感じる方も多いかと思います。
ここでは、キスをする際に気をつけるべきポイントを紹介します。
安心してスキンシップを楽しむために、以下の点を意識してみてください。
2-1. 激しいキスは避ける
特にワイヤー矯正の場合、ブラケット(装置)が相手の舌や唇に当たることで、傷がつく可能性があります。
深いキスをすると、お互いに違和感を覚えることがあるため、最初は優しくキスするようにしましょう。
また、矯正装置が歯の表面についているため、過度な圧力がかかると装置が外れるリスクもあります。
そうなると再装着が必要になり、治療の進行に影響を与える可能性があります。
特に治療開始直後は装置に慣れていないため、慎重に行動することが大切です。
2-2. 口の中を清潔に保つ
矯正装置をつけていると、食べカスが残りやすく、口臭の原因になります。
■参考記事:最強の口臭対策ガイド!セルフケアとプロフェッショナルケアを徹底解説
キスをする際に口臭が気になると、お互いに気まずい思いをすることもあるため、日々のケアが重要です。
清潔な口腔環境を保つために、以下の対策を徹底しましょう。
- こまめに歯磨きをする(特に食後):
- 矯正装置の周りには汚れが溜まりやすいため、通常よりもしっかりと歯磨きをすることが大切です。
- 矯正専用の歯ブラシを使用すると、装置の隙間まできれいに磨けます。
- デンタルフロスや歯間ブラシを活用する:
- 普通の歯ブラシでは届かない部分も、フロスや歯間ブラシを使えばしっかりと清掃できます。
- 特にブラケットの周辺やワイヤーの下は食べカスが詰まりやすいため、意識的に掃除しましょう。
- マウスウォッシュを使って口臭を予防する:
- 食後や寝る前にマウスウォッシュを使用すると、細菌の増殖を防ぎ、口臭対策になります。
- アルコールフリーのものを選ぶと、口の乾燥を防ぐことができます。
これらを習慣にすることで、矯正中でも清潔で爽やかな口元を維持できます。
2-3. 事前にパートナーに伝えておく
矯正装置をつけていることを相手に伝えるのは、少し気が引けるかもしれません。
しかし、あらかじめ説明しておくことで、お互いに安心して接することができます。
「装置がついてるから、少し違和感があるかも」
などさりげなく伝えると、パートナーも配慮しやすくなります。
矯正装置の影響を気にしすぎるよりも、前向きに伝えることで相手も理解しやすくなります。
また、キスの際に「もし痛かったら言ってね」と軽く伝えると、お互いにリラックスしてスキンシップを楽しめます。
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3. 彼女・彼氏は矯正を気にする?別れる可能性は?
矯正を始めると、「恋人にどう思われるだろう?」と気になりますよね。
また、矯正が原因で関係がギクシャクしないか心配する人もいるかもしれません。
実際のところ、矯正に対する恋人の反応はどうなのでしょうか?
ここでは、矯正をしている人の恋愛事情について詳しく解説します。
3-1. 矯正はむしろ好印象に?
矯正治療を始めると、「恋人にどう思われるか」が気になるかもしれません。
しかし、多くの人は矯正装置に対してネガティブな印象を持っていません。
歯科矯正は「自分をより良くしたい」という前向きな姿勢の表れです。
そのため、
- 「歯並びをきれいにしようとしているのは素敵」
- 「努力している姿がかっこいい(かわいい)」
と、むしろ好印象を持つ人も多いです。
3-2. 気にしているのは自分だけ?
実際には、自分が思うほど相手は矯正装置を気にしていないケースがほとんどです。
「矯正をしているからキスがしづらいのでは?」
と不安に思っているのは、実はあなた自身かもしれません。
恋人は、あなたが気にするほど矯正をデメリットとは感じていないことが多いです。
むしろ、「歯並びを良くしようと頑張っている姿勢が素敵」
と前向きに受け止めてくれる場合もあります。
また、矯正は一時的なものです。時間が経てば慣れることが多く、お互いにとってそれほど大きな問題にならないケースが大半です。
気になって必要以上に避けたり、神経質になりすぎるよりも、自然に接することが大切です。
不安な場合は、恋人に「矯正があると違和感ある?」と率直に聞いてみるのも良いでしょう。
意外と、「全然気にならないよ」と言ってもらえるかもしれません。
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4. 気になるならマウスピース矯正も選択肢に
「矯正中のキスが気になって仕方ない…」そんな方は、マウスピース矯正を検討するのも一つの方法です。
ワイヤー矯正とは異なり、マウスピース矯正は取り外しが可能で、見た目にも目立ちにくいのが特徴です。
マウスピース矯正のメリット
・取り外し可能:
食事や歯磨きの際に外せるため、気になる場面では一時的に取り外すことができます。特にキスのときには、装置の違和感を避けることができるため安心です。
・目立ちにくい:
透明な素材で作られており、装着していても気づかれにくいため、矯正していることをあまり意識せずに過ごせます。人前での会話やデートの際にも自然な印象をキープできます。
・口内を傷つけにくい:
金属を使用しないため、口の中や舌、唇を傷つけるリスクが少なく、快適に過ごすことができます。また、ワイヤー矯正と違い、相手にも違和感を与えにくいのがメリットです。
・清潔を保ちやすい:
取り外しができるため、装置に食べカスが溜まりにくく、口臭や虫歯のリスクを抑えることができます。特にキスの際には、より清潔な状態を保てるのは嬉しいポイントです。
ただし、マウスピース矯正は1日20時間以上装着する必要があり、頻繁に外すと治療効果が低下する可能性があります。
キスのために過度に外すのは避け、あくまで選択肢の一つとして考えましょう。
矯正治療の目的を忘れず、適切な装着時間を守りながら、快適な生活を送ることが大切です。
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5. まとめ:矯正中でもキスを楽しむために
矯正中だからといって、恋人とのスキンシップを諦める必要はありません。
適切なケアや工夫をすれば、矯正期間中もキスを楽しむことができます。
今回紹介したポイントを意識しながら、快適に過ごせるよう工夫してみましょう。
矯正は一時的なものですが、その先には素敵な笑顔が待っています!
恋人との時間を大切にしながら、自信を持って矯正生活を楽しんでください。
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