口ゴボとは？原因から治療法を徹底紹介！

口ゴボは、口元が前に突き出している状態を指す言葉で、専門的には説明すると「上下の歯（特に前歯）が前に出ている状態です。主に横顔のラインを見たときに、鼻と顎を結んだエステティックライン（Eライン）よりも唇が大きく前に出ていることで、顔全体のバランスが崩れてしまう状態を指します。

口ゴボは見た目だけでなく、健康面にも影響を与える可能性があるため、見逃さないことが大切です。

口ゴボの定義は、簡単に言えば「唇と歯が前に突出している状態」です。しかし、その原因や見た目の変化は一人ひとり異なります。特徴的なのは、前歯や上あご、下あごの位置バランスが崩れており、口を自然に閉じていないときに上唇がやや開いた状態になることです。

口ゴボは、軽度から重度まで様々な症状があります。以下のような症状や見た目の変化が現れることがあります。

1. ・横顔で唇が目立つ
   横顔を鏡で見たときに、鼻先から顎までの直線（Eライン）よりも唇が前方に大きく突出しているのが特徴です。特に、上唇と下唇の位置がこのラインから外れていると、口元が強調され、不自然な印象を与えてしまいます。

1. ・正面から見たときに口元がもっこりしている
   正面から見ると、口周りに丸みが出て、唇の周りがもっこりと膨らんだような印象を与えます。口ゴボが進行すると、笑ったときに歯茎が大きく露出しやすくなる「ガミースマイル」という状態になることもあります。

1. ・唇を閉じるのが難しい
   口元が前に出ているため、自然に唇を閉じることが難しく、無意識のうちに口が半開きになってしまうことがあります。このような状態が続くと、乾燥や口呼吸の習慣がつきやすくなり、さらなる口腔内トラブルを引き起こす可能性があります。

1. ・下あごが引っ込み、顎が小さく見える
   口ゴボがあると、相対的に顎が引っ込んで見えることがあり、特に横顔のラインが整っていないと感じることが多いです。その結果、顔全体のバランスが悪く、顎が小さく見えたり、全体的に幼く、またはふっくらとした印象になることがあります。

1. ・口周りにしわができやすい
   唇を閉じるために必要以上に口の周りの筋肉を使うことが多いため、口周りの表情筋に負担がかかり、口角や上唇の下にしわができやすくなります。特に加齢とともに、ほうれい線が目立つ原因にもなり得ます。

1. ・歯並びの乱れが顕著
   前歯が前に傾いていたり、上下の歯がしっかり噛み合わないなど、歯列に乱れが見られることも口ゴボの特徴の一つです。歯並びが悪くなることで、見た目だけでなく、発音や咀嚼（そしゃく）の機能にも悪影響を及ぼすことがあります。

これらの症状は、口元の美しさだけでなく、口腔内の健康にも影響を与える可能性があるため、早めの対策が必要です。

口ゴボの原因は大きく「先天的な要因」と「後天的な要因」に分けられます。
つまり、遺伝的な背景で生まれつき顎の骨格に問題がある場合と、生活習慣や環境的な要因で歯並びや口元のバランスが崩れてしまう場合です。
ここではそれぞれの要因について詳しく見ていきましょう。

先天的要因とは、遺伝的な特徴や骨格の成長に関連する問題を指します。
これは、生まれつき顎の成長が不十分であったり、歯の大きさや配置にズレが生じることから、結果として口元が前に突出して見える状態を引き起こします。

遺伝的な要因は、親や祖父母などの家族から引き継ぐ骨格的な特徴や、歯のサイズ・形などに影響を与えます。例えば、以下のようなケースが挙げられます

・骨格の成長バランスの偏り
上顎と下顎の成長がアンバランスで、上顎が大きく発達しすぎたり、逆に下顎が十分に成長せずに小さくなってしまうと、上下の歯の位置がずれてしまいます。その結果、上顎が前に出たような見た目になり、口元全体が突出して見えることがあります。

・ 歯のサイズの不均衡
例えば、歯が一般よりも大きい場合、口の中で適切に収まりきらず、前方に飛び出したり、歯列が乱れる原因となります。このようなケースでは、歯並びが重なり合ったり、前に突出する「出っ歯」の状態になりやすく、口ゴボの原因となります。

・上顎前突（じょうがくぜんとつ）や下顎後退（かがくこうたい）
骨格的に上顎が前に突き出ている、もしくは下顎が後ろに引っ込んでいる状態は、遺伝によるものが多く、家族に同じような特徴を持つ人がいる場合、遺伝する可能性が高いです。これにより、唇や口元が前に出て見えることが多くなります。

・ 遺伝的な歯列不正
歯が本来生えるべき位置から外れて生えてくる「歯列不正」も、遺伝的な要素が大きいです。この場合、歯が内側や外側にズレて生え、全体のバランスを崩してしまうことで、口ゴボの原因となります。

後天的要因とは、日常生活での癖や環境が口ゴボを引き起こす要因です。

特に、子どもの頃の習慣や癖が大人になっても影響を及ぼし、成長の過程で顎や歯の位置をずらしてしまうことがあります。後天的要因は生活習慣の見直しによって改善できることも多いため、原因を理解し、日々の習慣を意識することが大切です。

以下のような日常的な生活習慣や環境が、口ゴボの原因となることがあります。

・口呼吸の習慣

口呼吸は、口ゴボを引き起こす代表的な後天的要因です。通常、健康な状態では鼻呼吸が推奨されますが、アレルギー性鼻炎や慢性的な鼻づまりがある場合、無意識のうちに口で呼吸をしてしまうことがあります。口呼吸を続けると、口周りの筋肉が緩んでしまい、歯や顎の位置に悪影響を与え、口元が前に出やすくなります。また、口を開けたまま過ごすことが習慣化すると、唇を閉じる力が弱まり、さらに口ゴボを助長してしまうのです。

・頬杖やうつぶせ寝などの姿勢のクセ

頬杖をつく癖や、寝るときにうつぶせの姿勢が多い人は、下顎や口元に余分な圧力がかかり、成長期に顎の骨の発育を妨げることがあります。特に、片側だけに頬杖をつく習慣があると、左右の顎の発達バランスが崩れ、歯並びが乱れて口ゴボを引き起こす原因となります。うつぶせ寝も同様に、顎や歯に負担をかけるため、これらの習慣は口元の形に悪影響を与える可能性があります。

・舌の位置や舌癖

舌の位置が常に前方にある「舌癖（ぜっぺき）」は、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼします。舌が前方にあると、前歯が外側に押し出され、出っ歯や口ゴボの原因となります。正しい舌の位置は、上あごに軽く舌を当てることですが、常に前歯に舌を押し付ける癖があると、口元が前に出てしまうことが多いです。特に成長期の子どもは、舌の位置が口腔の発達に大きな影響を与えるため、早期の対応が望まれます。

・不適切な姿勢や噛み合わせ

 日常的に前かがみの姿勢をとることが多かったり、猫背の姿勢で長時間過ごしていると、下顎が後ろに引っ込み、口元が前に出るように見えてしまいます。また、片側ばかりで物を噛む「片噛み」の習慣も、左右の噛み合わせのバランスを崩し、口ゴボの原因になることがあります。

・指しゃぶりや頬杖などの幼少期の癖

幼少期に頻繁に指しゃぶりをしていたり、長期間おしゃぶりを使用していた場合、上顎が前方に突出する「上顎前突（じょうがくぜんとつ）」になりやすい傾向があります。これにより、成長とともに歯列が前方に傾き、口ゴボのような見た目の変化が生じやすくなります。

・精神的なストレスや歯ぎしり

ストレスが原因で無意識に歯を食いしばる、あるいは歯ぎしりをすることが続くと、顎や歯に過度な負担がかかり、口元が前にずれることがあります。歯ぎしりの癖がある人は、睡眠中にマウスピースを装着するなどの対策が有効です。

このように、後天的な要因は自分の意識や生活習慣の見直しで改善できる場合もあります。まずは、自分自身の習慣や姿勢を見直し、気になる癖があれば意識して直していくことが大切です。特に子どもや若年期のうちに対処することで、口ゴボの進行を予防しやすくなりますので、早めの対応を心がけましょう。

口ゴボは見た目の問題だけではなく、放置することで健康や心理面にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。症状が軽度の場合は気づかないことも多いですが、時間が経つにつれて症状が進行し、より深刻な問題を引き起こすこともあります。
ここでは、口ゴボを放置した場合に生じる健康面や見た目のリスクについて詳しく見ていきましょう。

口ゴボを放置することによって、歯や歯茎、さらには口腔内の健康全体にさまざまな悪影響をもたらします。

特に、歯周病や虫歯、口臭などのリスクが高まることが知られています。これらは一時的な症状にとどまらず、長期間にわたって口腔の健康に深刻な影響を与え、最終的には全身の健康にも繋がる恐れがあるため注意が必要です。

口ゴボを放置すると、以下のような口腔内トラブルが起きやすくなります。

1. ・歯周病のリスクが上がる
   口ゴボのせいで歯並びが乱れていると、歯と歯の間や歯茎の部分に汚れがたまりやすくなります。歯磨きがしにくいため、歯周病を引き起こすリスクが高まります。歯周病が進行すると、歯茎が腫れて痛むほか、歯がぐらつくこともあります。

1. ・虫歯になりやすい
   歯並びが悪いと、歯ブラシが届きにくい箇所ができるため、食べかすが残りやすく、虫歯ができやすくなります。特に、前歯の裏側などがケアしづらいため、放置すると虫歯が進行しやすくなります。

1. ・口臭が発生しやすくなる
   口を閉じにくくなるため、口呼吸の癖がつきやすくなり、口の中が乾燥しがちです。これにより、唾液の分泌が減少して口内の細菌が増殖し、口臭が発生しやすくなります。特に、歯周病や虫歯があると、その症状が口臭を悪化させる原因となることもあります。

口ゴボは見た目に大きな影響を与え、顔全体のバランスが崩れてしまうことが多いです。顔立ちの印象が変わるだけでなく、自分の容姿に対する自信を失うこともあり、心理的な影響が生じやすくなります。

ここでは、見た目の変化やそれが及ぼす心理的影響について詳しく説明します。

・顔の印象が悪くなる
口元が突出していると、横顔や正面から見たときに口が出ている印象を与え、顔全体のバランスが悪く見えがちです。そのため、他人から「老けて見える」「ふっくらした顔」と思われることがあり、見た目に対してコンプレックスを抱くことがあります。

・笑顔が不自然に見える
笑ったときに前歯が目立ちやすくなったり、歯茎が露出しやすくなるため、笑顔が不自然に見えやすくなります。その結果、笑顔に自信が持てず、笑うことを避けることが増えることもあります。

・自信喪失や対人関係への影響
見た目の悩みが原因で自分に自信を持てず、人前で話すことに抵抗を感じたり、積極的なコミュニケーションを避けるようになることがあります。このため、他人との関わりにストレスを感じやすくなることも少なくありません。

・老けた印象や疲れた表情に見える

口元が突出すると、ほうれい線が目立ちやすくなり、また唇の周りにしわができやすくなるため、年齢よりも老けて見られることが多くなります。さらに、唇を閉じるときに口周りの筋肉を過剰に使うため、口角や目元に余計な緊張が走り、常に疲れているような表情に見えることもあります。

口ゴボの治療方法には、主に歯列矯正と美容整形のアプローチがあります。

症状の程度や個々の状況によって最適な治療法は異なりますので、専門医と相談しながら自分に合った治療法を選ぶことが大切です。ここでは、各治療法の特徴と、どのような効果が期待できるかを詳しく説明します。

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かし、歯並びを整える矯正方法です。目立たず、取り外しができるため、生活スタイルに合わせて気軽に使用できるのがメリットです。特に、軽度の口ゴボの場合に有効で、前歯の軽い傾きや噛み合わせのズレを矯正できます。

• ・メリット: 目立ちにくい、取り外し可能、金属アレルギーの心配がない。
• ・デメリット: 重度の口ゴボには効果が薄い場合がある、長時間装着が必要。

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを取り付け、ワイヤーの力を利用して歯を移動させる矯正法です。口ゴボのような前歯の突出や噛み合わせの大幅な改善が必要な場合に適しており、重度のケースでも対応可能です。期間は比較的長くかかりますが、治療効果が高いことから、多くの症例に用いられています。

• ・メリット: 重度の歯並び改善が可能、さまざまな症状に対応できる。
• ・デメリット: 見た目が目立ちやすい、食事や歯磨き時のケアが難しい。

口ゴボが歯の位置だけでなく、骨格（顎の骨）によって引き起こされている場合、矯正だけでは改善が難しいことがあります。

このようなケースでは、外科的なアプローチを含む美容整形を検討することが有効です。美容整形では、顎の骨を調整することで、口元全体のバランスを整え、根本的な改善を図ります。

美容整形にはいくつかの治療オプションがあり、それぞれに特徴があります。ここでは、主な美容整形の方法と期待できる効果について解説します。

・セットバック法（顎骨切り術）
セットバック法は、上顎や下顎の骨を後方に移動させる手術です。顎の骨を一部切除し、理想的な位置に移動して固定することで、口元の突出を改善し、顔全体のバランスを整えます。口ゴボの根本原因が顎の骨格にある場合、この手術が最も効果的です。術後は口元が引っ込み、自然な横顔と調和の取れたフェイスラインを得ることができます。

• メリット: 骨格から口ゴボを解消できる、劇的な見た目の改善が可能。
• デメリット: 手術後の腫れや痛み、回復期間が必要。費用が高額になる。

・ルフォーⅠ型骨切り術（上顎前突改善手術）
ルフォーⅠ型骨切り術は、上顎の骨を切って位置を調整する手術です。上顎が前方に突出している口ゴボの改善に特化しており、上顎を正しい位置に引き下げることで、口元全体のバランスを整えます。セットバック法と組み合わせて行われることも多く、上下の顎を同時に矯正することで、より精度の高いフェイスラインの調整が可能です。

• メリット: 上顎の突出をしっかりと解消できる、顔全体のバランスを改善。
• デメリット: 顔の腫れやしびれなどのダウンタイムが長い場合がある。

・オトガイ形成（顎削り・顎前進術）
オトガイ形成は、顎先（オトガイ）の形状を整える美容整形です。口ゴボの一因として下顎が小さく、顎先が後退していることが考えられる場合、顎を前方に出すオトガイ形成術が有効です。この手術により、顎のラインをシャープにし、口元全体のバランスを改善します。特に、口元が目立たないフェイスラインを希望する方に選ばれやすい手法です。

• メリット: 顎先の形を調整でき、顔全体の印象が変わる。
• デメリット: 変化が顎先に限定されるため、口元の突出が大きい場合はセットバック法と併用が必要。

・ヒアルロン酸やボトックス注入
骨格的な手術に抵抗がある場合、ヒアルロン酸やボトックスを使ったプチ整形も選択肢に入ります。例えば、顎先にヒアルロン酸を注入して顎を少し前に出すことで、口ゴボの見た目を一時的に改善することができます。また、ボトックスで口元の筋肉を緩めることで、口が閉じやすくなり、唇の突出感を軽減することも可能です。

• メリット: 手軽で施術時間が短い、ダウンタイムがほとんどない。
• デメリット: 効果は一時的で、定期的なメンテナンスが必要。

美容整形は骨格レベルでの改善を行うため、口ゴボが著しい場合には最も効果的な治療法といえますが、手術を伴うためリスクもあります。しっかりと専門医と相談し、自分に合った治療法を選びましょう。

治療方法によって、かかる費用や保険適用の有無が異なります。

例えば、マウスピース矯正は約30万円〜60万円、ワイヤー矯正は50万円〜100万円、美容整形の場合は数十万円から数百万円と幅広いです。

マウスピース矯正は費用が比較的安く、目立ちにくい点がメリットですが、軽度の口ゴボに適しています。ワイヤー矯正は強い効果が期待できるため、重度の口ゴボにも対応可能です。

矯正治療は基本的に美容目的とみなされ、保険適用外となることが多いですが、顎変形症など、医療的な理由がある場合は適用されることもあります。

事前に保険の条件を確認することが重要です。

ここでは、口ゴボについてよくある質問をまとめてみました。悩んでいる方が多い問題ですので、ぜひ参考にしてください。

A: 口ゴボを自力で完全に治すことは難しいですが、改善に向けた努力はできます。口ゴボの原因には、遺伝的な要因や骨格の問題があるため、基本的には専門の治療が必要です。しかし、日常生活の中で以下のようなポイントに注意することで、少しずつ改善を図ることは可能です。

・姿勢を意識する: 姿勢が悪いと口が開きやすくなります。普段から背筋を伸ばし、正しい姿勢を保つよう心がけましょう。

・口呼吸を避ける: 口呼吸をすると、口ゴボが悪化することがあります。鼻呼吸を意識し、口を閉じる習慣をつけましょう。

・舌の位置を意識する: 舌が下がっていると口が開きやすくなります。舌を上顎に当てておくようにすると、口元が安定します。

ただし、これらの方法では限界があるため、気になる症状がある場合は専門医に相談することをお勧めします。

A: マウスピース矯正は、軽度の口ゴボに対して効果がある治療法です。透明なマウスピースを使って歯を少しずつ移動させ、歯並びを整えます。この方法は、目立ちにくく、取り外しができるため、多くの人にとって受け入れやすい選択肢です。

ただし、重度の口ゴボや顎の骨に問題がある場合は、マウスピース矯正だけでは十分な改善が得られないことがあります。その場合、ワイヤー矯正や美容整形など、他の治療法を検討する必要があります。自分の症状に合った治療法を見つけるために、専門医としっかり相談することが大切です。

A: 口ゴボが気になる場合、自分で簡単にチェックする方法があります。以下のポイントに注意してみてください。

・鏡で確認: 正面から鏡を見て、口を閉じたときに下唇が上唇を覆っているかどうか確認します。下唇が上唇よりも前に出ていると、口ゴボの可能性があります。

・横顔をチェック: 横顔を見て、口元の突出具合を確認します。前歯が目立つ、または口元が不自然に出ている場合は、口ゴボの兆候かもしれません。

・歯のかみ合わせ: 歯をかみ合わせたとき、上下の前歯の位置を確認します。上の前歯が下の前歯よりも大きく出ている場合、口ゴボが考えられます。

・口を閉じる感覚: 口を自然に閉じたとき、歯がかみ合わずに隙間ができる場合や、顎に違和感を感じる場合も口ゴボの可能性があります。

ただし、これらのチェックはあくまで目安です。確実な診断を受けるためには、歯科医や矯正専門医に相談することが重要です。