- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人聖礼会理事長。ICOI国際インプラント学会認定医・指導医、日本口腔インプラント学会認定医・専門医、臨床研修指導医、インプラントフェロー認定、iACD歯科総合認定医・研究指導医。
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目立たずに矯正できるマウスピース矯正を選ぶ方が増えています。一方で、失敗の可能性がゼロではないことに不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マウスピース矯正は、きれいな歯並びや噛み合わせの改善のためにおこないますが、失敗する可能性はあります。しかし、あらかじめどのような失敗例があるか確認し、失敗を防ぐための対策をとっておけば、理想的な歯並びを手に入れられるでしょう。
本記事では、マウスピース矯正にどのような失敗例がありうるのかご紹介します。また、失敗しないための方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
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- 1. マウスピース矯正の失敗例12選
- 1-1. 効果を感じられなかった
- 1-2. 矯正後に歯並びが戻った
- 1-3. 出っ歯になった
- 1-4. 顎が痛むようになった
- 1-5. 歯根が出てしまった
- 1-6. 虫歯になった
- 1-7. 知覚過敏になった
- 1-8. 矯正に想定より時間がかかった
- 1-9. 矯正前より歯並びが悪くなった
- 1-10. 抜歯で歯が倒れてしまった
- 1-11. 歯が変色してしまった
- 1-12. 痛みや違和感でつけていられない
- 2. マウスピース矯正で失敗しないようにするには?
- 2-1. 装着時間を守る
- 2-2. マウスピースのメンテナンスを欠かさない
- 2-3. 信頼できる医師・医院を選ぶ
- 2-4. 通院をサボらない
- 2-5. 違和感があればすぐに相談する
- 2-6. 治療方法について理解する
- 3. マウスピース矯正をするクリニック選びのポイント5つ
- 3-1. 常勤の歯科医師は居るか
- 3-2. 日本矯正歯科学会の認定医は在籍しているか
- 3-3. コミュニケーションのとりやすさを感じるか
- 3-4. 治療前の説明は丁寧か
- 3-5. フォロー体制は整っているか
- 4.マウスピース矯正はリカバリーできる?失敗してしまったときの対処法も解説
- 5. マウスピース矯正の失敗例に関するよくある質問
- 5-1. マウスピース矯正が予定通りに進まない原因は何ですか?
- 5-2. 治療が途中で止まってしまった場合、どうすればいいですか?
- 5-3. おすすめのマウスピース矯正はありますか?
- 6.まとめ
1. マウスピース矯正の失敗例12選
1-1. 効果を感じられなかった
マウスピース矯正をしても効果を感じられない場合、装着時間が短すぎたことが原因と考えられます。マウスピース矯正は自分自身で取り外すことができます。
しかし、1日20時間以上装着しておく必要があるため、自由に外していては装着時間が短すぎて効果が出にくくなってしまいます。基本的には食事と歯磨き以外の時間は外さないようにしておきましょう。
治療計画通りに効果が出ないと治療回数が増え、費用がかさんでしまいます。マウスピースの装着時間が短くなりすぎないように注意しておきましょう。
1-2. 矯正後に歯並びが戻った
マウスピース矯正の治療完了後、歯並びが戻ってしまうことがあります。治療後は歯が動きやすくなっているため、1年程度は保定期間が必要です。この間はリテーナーと呼ばれる保定装置をつけて、歯を固定します。
矯正後に歯並びが戻ってしまった原因は、リテーナーを付けずに過ごしたのではないかと考えられます。歯並びが戻るといっても治療前の歯並びに戻るわけではありませんが、せっかく理想的な歯並びを手に入れたのに、歯が戻ってしまうのは残念です。保定期間はきちんとリテーナーをつけて過ごしましょう。
1-3. 出っ歯になった
歯並びの矯正後、出っ歯になってしまう失敗例もあります。矯正治療は歯を移動させるスペースが必要ですが、十分なスペースを確保できない場合は出っ歯になることがあるからです。
たとえば抜歯が必要なのに歯を抜かずに矯正すると、狭い隙間に無理に歯を並べることになるため、スペースが足りなくて出っ歯になることがあります。歯科医師が矯正前の診断時に抜歯が必要か判断します。どうしても抜歯したくない方もいらっしゃるでしょうが、抜歯が必要なのに抜歯なしで矯正治療すると出っ歯になってしまうかもしれません。
1-4. 顎が痛むようになった
歯並びは改善したものの、治療後に顎が痛むようになる失敗例もあります。これは矯正治療で噛み合わせが不安定になり、顎(がく)関節に負担がかかりすぎていることが原因です。
通常であれば歯並びを治すことで噛み合わせも改善しますが、審美性を求めて歯並びを整えたことで噛み合わせが不安定になることがあります。
治療前のシミュレーションでは歯科医師が歯並びだけでなく、噛み合わせを調整する必要があります。噛み合わせまで考慮されていないと顎(がく)関節に痛みが生じることがあるため、失敗しないためにはクリニック選びが重要なポイントです。
1-5. 歯根が出てしまった
マウスピース矯正の完了後、歯茎が下がって歯根が出てしまうことがあります。歯列矯正は歯に力をかけて歯を正しい位置に移動させる仕組みです。歯に力がかかると歯槽骨の吸収と再生を繰り返して歯が動きますが、強い力がかかりすぎると骨が再生されるスピードが追いつかず、歯茎が下がってしまいます。
歯根と歯根の間に「ブラックトライアングル」と呼ばれる三角形上の隙間ができることもあります。
1-6. 虫歯になった
矯正をしているとき虫歯になるのは、口内環境の悪化が原因です。マウスピース矯正は食事の際に取り外せるため、食後にしっかり歯磨きをすれば口内環境を清潔に保てます。しかし歯磨きを怠ったままマウスピースを装着すると、食べカスが歯間や歯の表面に固定されるため、虫歯や歯周病の原因になることがあります。
また、マウスピースの洗浄不足も虫歯の原因になるので注意が必要です。1日のほとんどの時間を口に入れているマウスピースには、汚れや菌が付着しています。きれいに歯磨きしても汚れたマウスピースを口に入れると口内環境が悪化してしまいます。マウスピースは毎日きれいに洗浄しておきましょう。
1-7. 知覚過敏になった
知覚過敏とは、冷たい食べ物・飲み物が歯に触れたときに痛みを感じる症状です。マウスピース矯正後に知覚過敏になった場合、歯を削ったことが原因と考えられます。
歯列矯正は歯を移動させるためのスペースが必要です。抜歯なしでも歯の表面のエナメル質をわずかに削る「IPR」と呼ばれる方法でスペースを作り出せることがあります。削る範囲は0.25〜0.5ミリ程度なので、通常はとくに問題ありません。
しかし、切削範囲が広くなってしまった場合、エナメル質の内側の象牙質が露出し、知覚過敏になることがあります。対策としては、技術や経験が豊富な歯科医師に治療を受けることが挙げられます。
1-8. 矯正に想定より時間がかかった
マウスピース矯正は、想定していたより長い時間がかかったと感じる方もいます。平均的な矯正期間は1〜2年で、その後も保定期間が1年はかかります。虫歯や歯周病がある方は先に治療を済ませておく必要があるため、矯正のスタートが遅れてしまいます。思った以上に時間がかかることもあるでしょう。
1-9. 矯正前より歯並びが悪くなった
マウスピース矯正をして、矯正前より歯並びが悪くなるケースもあります。マウスピース矯正はすべての症例に対応できるわけではありません。大きく歯を動かす重度の症例には向いていません。
適応症例外でマウスピースを使うと歯並びが悪化する場合もあります。このような失敗を防ぐためには、矯正の知識が豊富な歯科医に相談してからマウスピース矯正を始めるのがよいでしょう。
1-10. 抜歯で歯が倒れてしまった
歯列矯正では歯を並べるスペースが十分ではないときに抜歯するケースがあります。マウスピース矯正は平行に移動する歯体移動が苦手なので、奥歯は歯根がほとんど動かず、歯冠のみが前に倒れるように動きやすいです。倒れた歯はマウスピースに適合しなくなるため、矯正がうまくいかなくなり、噛み合わせが悪くなってしまいます。
倒れた奥歯をリカバリーできないときはワイヤー矯正との併用になるため、抜歯が必要な場合は歯科医師とよく相談しておきましょう。
1-11. 歯が変色してしまった
マウスピース矯正をしていると、ごくまれに歯が変色してくることがあります。
矯正期間中でなくても、ワインやコーヒー、たばこなどで着色は起こります。
マウスピース矯正期間中はマウスピース内部への自浄作用が働きにくいため、矯正をしていない時よりもさらにこの着色が起こりやすくなり、結果的に歯が変色したように感じることがあります。
1-12. 痛みや違和感でつけていられない
治療初期や新しいマウスピースに交換した際に痛みや違和感を感じることがあります。これは歯が動く過程で生じる自然な反応で、多くの場合、数日で慣れることが一般的です。
しかし、痛みが強く装着を続けられない場合は、装置のフィットに問題がある可能性や、歯茎や口内への刺激が原因であることがあります。
こうした場合は無理せず一時的に装着を中断し、担当医に相談することが大切です。必要に応じて装置の調整や痛みを和らげる方法を提案してもらえます。
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2. マウスピース矯正で失敗しないようにするには?
歯列矯正には時間も費用もかかるため、失敗しないための対策をしておきましょう。マウスピース矯正で失敗しないためのポイントを解説します。
2-1. 装着時間を守る
マウスピース矯正の装着時間は1日20時間が目安です。マウスピースの装着で歯に力をかけていくため、装着時間が短すぎると治療計画通りに効果が出てきません。マウスピース矯正で失敗しないためには装着時間を守りましょう。
マウスピースは食事や歯磨きのときに取り外しますが、外したままにしないように注意が必要です。最初の頃はなかなか習慣づけるのが大変かもしれませんが、基本的に食事と歯磨き以外の時間は付けたままにしておきましょう。
ただし、マウスピースを装着して1日の大半を過ごすことが苦痛でストレスを感じてしまう場合は、歯科医師に相談しましょう。
2-2. マウスピースのメンテナンスを欠かさない
マウスピースのメンテナンスを欠かさないことも重要なポイントです。マウスピースは1日20時間以上も口に入れているため、メンテナンス不足では菌が繁殖する恐れがあります。しっかり歯磨きしても、歯に直接装着するマウスピースがお手入れ不足では虫歯や歯周病の原因になってしまいます。
マウスピースの基本的なメンテナンス方法は、水と柔らかい歯ブラシで磨くだけで大丈夫です。マウスピース用の洗浄剤も販売されているため、クリニックで確認しておきましょう。
歯磨き粉でお手入れする方もいらっしゃいますが、歯磨き粉には研磨剤が入っていることがあるので、マウスピースのお手入れには使わないことをおすすめします。また、熱いお湯で洗うと変形する恐れがあるため、水で洗うようにしましょう。
2-3. 信頼できる医師・医院を選ぶ
マウスピース矯正で失敗しないためには、信頼できる医師・医院を選ぶことが重要なポイントとなります。抜歯が必要かの判断や噛み合わせの調整など、患者の歯を正しく観察して治療後の歯並びをシミュレーションしたり、治療計画を立てたりするには高度な知識と技術が必要です。
しかし、矯正の専門的な知識や技術が不足している歯科医師でもマウスピース矯正を行う場合があります。その結果、矯正後の仕上がりに満足できない可能性もあるので注意が必要です。
カウンセリング時に気になることがあれば納得いくまで質問しましょう。もし不安なことがあれば、セカンドオピニオンを得ることも失敗を防ぐためには大切です。
2-4. 通院をサボらない
マウスピース矯正の通院頻度は月1回から2〜3ヶ月に1回程度なので、ワイヤー矯正に比べると通院頻度は少ないです。通院をサボってしまうと治療が計画通りに進んでいるか確認できないため、必要な対処ができずに治療期間が長くなることもあります。
治療が計画通りに進んでいない場合、マウスピースの装着状況に問題があるケースが少なくありません。マウスピースの装着時間を守れていない場合、指摘されそうで通院しづらいかもしれません。しかし治療計画からのズレを早期に発見しなければ、修正に時間がかかることになってしまいます。マウスピース矯正に失敗しないためには、定期的な通院も重要なポイントです。
また、マウスピース矯正中は虫歯や歯周病になりやすいですが、通院をサボると発見が遅れ、悪化する恐れがあります。虫歯や歯周病が進行すると治療計画の見直しが必要になるため、通院をサボらないようにしておきましょう。
2-5. 違和感があればすぐに相談する
マウスピース矯正はワイヤー矯正より痛みが少ないものの、多少の痛みや違和感が生じることはあります。交換した直後に軽い痛みや違和感があっても通常は1〜2日程度で納まりますが、違和感がなくならない場合はクリニックに相談しましょう。
そのまま放置していると希望通りの歯並びに整えられない恐れがあります。
2-6. 治療方法について理解する
マウスピース矯正の治療を始める前に、自分自身でも治療方法を理解しておくことが大切です。マウスピース矯正に関する知識がなければ、矯正を始める前に歯科医師のカウンセリングを受けても、信頼できる歯科医なのか判断できないでしょう。
矯正に関する知識を持っておけば、歯科医師の話を聞いて不明な点があったときに質問できます。自分の知識と歯科医師の説明を比較して、信頼できる医師か判断しやすいでしょう。
矯正の知識や技術が十分ではない歯科医師もいますので、まずは自分自身でマウスピース矯正の治療方法やメリット・デメリットなどを理解しておくことが重要です。
マウスピース矯正で失敗しないようにする方法については、別の記事でも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
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3. マウスピース矯正をするクリニック選びのポイント5つ
マウスピース矯正をするクリニックを選ぶ際は、実績・経験・技術の豊富な歯科医院を選ぶと良いでしょう。
また、それ以外にも見極めるポイントがあります。
特に注意したい点は以下の通りです。
3-1.常勤の歯科医師はいるか
矯正治療を受ける際、その医院に在籍する歯科医師が非常勤なのか常勤なのかという点はとても重要です。
非常勤のドクターだと、自由に予約ができないこと、矯正で突発的なアクシデントが起きた時にすぐ対応できないことなどが想定されます。
矯正治療はきめ細かなフォローが必要な治療です。
そのため、歯科医院に連絡をすれば、すぐに担当の矯正歯科医が治療に当たってくれるところを選ぶと良いでしょう。
特に矯正日が決まっている歯科医院だと、非常勤の歯科医師が指定の日にだけ矯正を行っているというケースも多いです。
いつでも通いやすい、常勤の矯正歯科医がいる歯科医院を選ぶと良いでしょう。
3-2.日本矯正歯科学会の認定医は在籍しているか
矯正歯科を選ぶ際には、日本矯正歯科学会の認定医以上の資格を持つ歯科医師が在籍している歯科医院を選ぶと良いでしょう。
矯正歯科という標榜科目は、免許を取得した歯科医師であれば誰でも標榜することができます。
その基準が曖昧であることから、患者様の受ける治療に差ができてしまうことが多くなったため、日本矯正学会が独自の認定制度を設けました。
日本矯正歯科学会の認定医は、5年以上矯正歯科で専門的な治療を行い、試験やレポートの提出などを行った医師にのみ与えられる資格です。
認定医以上を持っている歯科医師は、矯正歯科において、知識、経験、技術全てにおいて優れているといえます。
このような理由から、歯科医院を選ぶ時は、認定以上の歯科医師がいる歯科医院を選ぶと良いでしょう。
ご自宅の近くに認定医以上を持つ歯科医師がいるかどうかは、日本矯正歯科学会のホームページで確認できます。
3-3.コミュニケーションのとりやすさを感じるか
自分にあった矯正治療をきちんと受けるためには、歯科医院とのコミュニケーションの取りやすさがとても重要になります。
知識、経験、技術があったとしてもコミュニケーションがうまく取れないと、治療中に不安になったり、それによって希望しない結果になったりする可能性もないとはいえません。
また、矯正期間中は違和感や痛みが起こることもあります。
この時コミュニケーションが取りづらいからと我慢してしまっては、大きなトラブルに繋がってしまう可能性もあります。
歯科医師とコミュニケーションが取りやすいのはとても大切ですが、歯科医院全体でコミュニケーションが取りやすい雰囲気がある医院を選ぶとより良いでしょう。
3-4.治療前の説明は丁寧か
患者様のお口の中の状態はそれぞれ違うため、歯科医師はその方1人ひとりに対して様々な治療計画を立てて、一番良い方法を検討します。
まずはいくつかの治療方法を考え、患者様と相談し、選ぶことから治療が始まります。
近年「インフォームドコンセント」という言葉も広く言われるようになってきました。
これは日本語で「説明と同意」という意味で、きちんと説明を行った後に、患者様の同意を得て、治療を進めましょうという考えです。
治療方法だけでなく、どのタイミングでどのようなことを行うのか、金額はどの程度かかるかなどを明確に説明してくれる歯科医院を選ぶ必要があります。
3-5.フォロー体制は整っているか
矯正期間中は痛みや違和感、装置が外れるなど様々なトラブルが起こる可能性があります。
このようなトラブルが起きた時、すぐに対応してくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。
トラブルは、早く対応した方が小さくて済むことが多いです。
外れてしまった装置がそのままになり、治療期間が長引いたり、余計な費用がかかったりするケースはあまり良いとはいえません。
常勤の矯正歯科医がいて、電話すればすぐに対応してくれるか、予約が取りにくい医院でないかなどがチェックポイントです。
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4. マウスピース矯正はリカバリーできる?失敗してしまったときの対処法も解説
マウスピース矯正には失敗の可能性がありますが、歯を抜いたり削ったりしていない限り、多くの場合リカバリーが可能です。以下に主な対処法をまとめました。
・矯正治療を受けた歯科医院に相談:
治療が思うように進まない場合、まずは担当の歯科医院に相談しましょう。再診断を通じて原因を特定し、新たな治療計画を立てることで改善が図られます。装置の交換や治療方法の調整が行われる場合もあります。
・ ワイヤー矯正に切り替える:
マウスピース矯正で対応が難しい症例や効果が出ない場合には、ワイヤー矯正に切り替える選択肢があります。特に重度の症例では、ワイヤー矯正がより適している場合があります。
・症状別のリカバリー方法:
①装着時間不足やシミュレーションの問題
装置の装着時間を見直したり、再シミュレーションを行うことで対応します。
②後戻りが起きた場合
保定装置を正しく装着し、必要に応じて追加の矯正や口腔内の癖を改善するトレーニングを実施します。
③噛み合わせが合わない場合
咬合面の調整や顎間ゴムの使用などで治療を進めます。
マウスピース矯正で失敗したと感じても、早期に適切な対処をすればリカバリーできる可能性は十分にあります。不安を感じたら速やかに担当医に相談し、自分に合った解決策を見つけましょう。
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5. マウスピース矯正の失敗例に関するよくある質問
5-1. マウスピース矯正が予定通りに進まない原因は何ですか?
矯正治療が予定通り進まない原因には、以下のようなケースが考えられます。
・マウスピースを1日20時間以上装着しなかった場合
・指示されたタイミングでの交換や調整を怠った場合
・歯の動きが予想通り進まなかった場合(個々の骨格や歯の状態による)
・最初の診断や治療計画が正確でなかった場合
5-2. 治療が途中で止まってしまった場合、どうすればいいですか?
治療が止まる、または効果が見られない場合の対処法には以下があります。
・担当医にすぐ相談し、進行状況を確認する
・必要に応じて、追加のマウスピースを作成してもらう(リファインメント)
・治療計画を見直し、補助的な治療方法(アタッチメントやIPRなど)を取り入れる
5-3.おすすめのマウスピース矯正はありますか?
マウスピース矯正ならウィスマイルがおすすめです。
ウィスマイル矯正とは、マウスピース矯正を考えている患者さんと全国のクリニックをおつなぎする「ポータルサイトの名称」です。
「ウィスマイル矯正」というマウスピース装置が存在するわけではなく、カウンセリングの上で、その医院が提供している適切なマウスピース矯正をお選びいただくことになります。
治療定額制で、1回お試しプランもあるので、失敗するのが怖いという方にはおすすめのマウスピース矯正ですよ。
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6.まとめ
マウスピース矯正で起こりうる12の失敗例を挙げました。不安を感じた方もいらっしゃるでしょうが、ほとんどの失敗に関しては対策しておけば防げます。
失敗を防ぐためにまず大切なのが、信頼できる歯科医師・医院を見つけることです。そのためには事前にマウスピース矯正の知識を身につけておくことが大切です。また、矯正中はマウスピースの装着時間を守り、毎日のメンテナンスや定期的な通院もサボらないようにしておきましょう。
マウスピース矯正で歯並びを改善したい方は、まずカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。ウィスマイルはLINE相談もできますので、ぜひご利用ください。
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