ブログ

ブログ

歯の矯正をするならいつがベスト?子どもと大人のタイミングの違いや始めるべき理由

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

子どもの歯の矯正は何歳から始めるのが良いのか大人の矯正はいつ始めても遅くないのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?

 

特に、子どもの矯正は顎の成長を活かして行なうものであるため、タイミングを見極めることが大切です。

 

この記事では、子ども・大人で歯の矯正を始めるベストな年齢、適切なタイミングで治療を開始するメリット、知っておきたい注意点についてわかりやすく解説します。

\信頼できる矯正医を探すなら
「WE SMILE」/

1.子ども|歯の矯正を始めるならどの年齢(いつ)がベスト?

子どもが歯列矯正をする場合、大人とは異なるポイントがいくつかあります。具体的な治療方法、治療を始めるのに適した年齢について解説します。

1-1.子どもの矯正治療は2段階ある

子どもは歯と顎の成長が未発達であるため、矯正治療を1期治療2期治療の2段階に分けて行ないます。

 

1期治療の目的は、永久歯が生えるスペースとなる土台を作ることです。顎の骨がやわらかいうちに専用の装置を着用することで、顎の骨を広げながら正しい位置に整えます。

 

2期治療は、永久歯が生えそろったあとに歯並びを直す治療です。治療方法は大人と同じで、ワイヤー矯正やマウスピース矯正を行ないます。

 

・関連記事

子供のマウスピース矯正の目的とは?適齢期や費用相場・保険適用も

1-2.1期治療をするなら6歳~12歳頃

1期治療は顎の成長を活用するため、永久歯と乳歯が混在する6歳~12歳頃に治療を始めるのが一般的です。

 

乳歯から永久歯へ生え変わる時期を「混合歯列期」といい、顎の成長を利用して、永久歯の位置を正しく調整できます。1期治療で永久歯が生える場所を確保できれば、将来的に抜歯をせず歯並びを整えられる可能性があります。

 

1期治療を行ない、永久歯の歯並びに問題がなければ、2期治療をする必要はありません。また、1期治療で顎の状態が改善していれば、2期治療が必要な場合も治療期間が短くなることもメリットです。

 

歯並びの状態によっては、なるべく早く1期治療をスタートしたほうが良いケースもあります。適切な治療の開始時期は個々で異なるため、歯科医師に相談することが大切です。

 

なお、1期治療は2~4年ほどかかることが一般的です。

1-3.2期治療をするなら12歳以降

2期治療の目的は、永久歯の歯並び・噛み合わせを細かく整えることです。また、噛み合わせの機能を改善するだけでなく、見た目を良くする審美目的で治療する場合もあります。

 

なお、顎の骨のバランスに問題がなく、順調に成長している場合、1期治療をせずに2期治療からスタートすることも可能です。

 

2期治療では、大人と同じワイヤー矯正やマウスピース矯正を行ない、1~3年ほどかけて歯並びを整えます。また、歯並びを安定させる「保定期間」として、リテーナーと呼ばれる保定装置を2~3年ほど装着する必要があります。

2.大人|歯の矯正を始めるならどの時期(いつ)がベスト?

大人は顎の成長が完了しているため、子どもとは歯の矯正を始める時期が異なります。大人が矯正を開始するベストタイミングと年齢の関係性を詳しく解説します。

2-1.大人の矯正は「やりたい」ときがタイミング

結論からいうと、大人の歯列矯正は「すぐにやる」のがベストタイミングです。年齢を重ねると骨の代謝が遅くなって歯を動かすのに時間がかかるため、気になったらすぐにスタートするとよいでしょう。

 

大人は顎の成長もすでに終わっているため、歯列矯正だけでは顎の位置を調整できません。ただし、歯を移動することに年齢は関係なく、歯や歯の周辺組織が健康ならいつでも歯列矯正を始められます。

 

歯並びの悪さがコンプレックスになっている場合、早めに治療することで自分に自信が持てるようになるでしょう。

2-2.歯列矯正に「年齢制限」は存在しない

「歯列矯正は子どものうちにやるもの」というイメージを持つ方も多いでしょう。かつて、歯列矯正は成長期にする治療という認識が強かったことから、顎の成長が終わった大人では遅いと考えられていました。

 

しかし、歯肉や歯槽骨(しそうこつ)が健康であれば、何歳でも歯列矯正をすることは可能です。歯の状態さえ良ければ60代や70代でも治療できます。

 

大人の矯正が普及した背景には、美意識の高まり、歯周病など歯の健康に対する関心などが挙げられます。また、マウスピース矯正の登場も、大人の歯列矯正が広まったもう一つの理由です。

 

矯正に使うマウスピースは透明であるため、ワイヤー矯正と比べると目立ちません。マウスピースは食事の際に外せるため、メンテナンスしやすいのもマウスピース矯正の魅力です。

 

・関連記事

歯列矯正は何歳まで可能?大人の治療メリットと子どもの矯正との違い

2-3.大人の矯正治療にかかる期間

歯並びの状態にもよりますが、大人の歯列矯正にかかる期間は、1年~3年が目安です。ただし、歯並びの状態や使用する矯正装置、治療する部位によって治療期間が変わります。

 

矯正方法 かかる期間
表側ワイヤー矯正 1~3年
裏側ワイヤー矯正 2~3年
マウスピース矯正 半年~2年
アーチを広げる歯列矯正 半年~1年
部分矯正 3ヵ月~1年

引用:大人の歯列矯正の期間は?時間がかかる理由、矯正期間を短くするためのポイント

 

歯並びのズレが軽度である場合、マウスピース矯正部分矯正で治療が可能となり、1年程度で完了します。複雑な噛み合わせの場合は、3年近くかかることもあるでしょう。

 

また、リテーナーを使って歯並びを安定させる保定期間は2~3年ほどかかります。そのため、通院の必要がなくなるまで3~6年程度かかることが一般的です。

3.ベストタイミングで歯の矯正を始めるべき理由

最適な時期で歯の矯正を始めると、治療効果が最大限に得られるでしょう。子どもと大人がベストなタイミングで歯列矯正を開始する、具体的なメリットについて解説します。

3-1.【子ども①】抜歯のリスクを軽減できる

ベストなタイミングで1期治療を行なうと、2期治療での抜歯が不要になることがあります。

 

子どもは顎の骨がやわらかく、顎の骨格を整えやすい時期です。顎の成長に合わせて治療を行なうため、歯を移動させるスペースが確保しやすいことから、抜歯のリスクを軽減できます。一方、永久歯が生えそろった状態から矯正する場合だと、歯を移動させるスペースが必要になるために抜歯を検討されることがあります。

 

矯正治療では、虫歯ではなく健康な歯を抜くため、子どもの身体にとって負担が大きくなります。また、抜歯に対して恐怖や不安を覚える子どもも多く、精神的な負担もかかるでしょう。

 

また、歯列矯正の抜歯は原則として自由診療(全額自己負担)です。早めに治療を開始して抜歯が不要になれば、費用を抑えられます。

3-2.【子ども②】歯を動かす負担を軽減できる

前述のように、小児矯正では顎の成長を活用するため、歯を動かす負担も軽減できます。

 

子どものうちは顎の骨がやわらかく、小さな力で歯を動かせるためです。治療の痛みも少ないため、治療を継続しやすいメリットもあります。

 

一方、顎の骨が固まっている大人の場合、力を加えて歯を動かさなければなりません。大人の矯正では、調整してから1週間程度は痛みが続くことが一般的です。

3-3.【子ども③】歯並びに影響する癖を改善できる

子どもの矯正では、装置を使って歯を動かすだけでなく、トレーニングの併用によって歯並びに影響する「癖」の改善も可能です。

 

代表的な方法が「MFT(口腔筋機能療法)」で、口周りの筋肉を鍛えることで舌を正しい位置にする効果が期待できます。正しい位置が身に付くと舌で歯を押す癖を改善でき、歯列矯正の後戻りを防いだり、鼻呼吸の習慣を定着させたりすることが可能です。

 

・関連記事

拡大床とは?仕組みやメリット、適齢期・効果について解説

3-4.【大人①】虫歯や歯周病の予防につながる

矯正治療で歯並びが改善すると歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが大幅に低下します。歯周病が進行すると歯を失うだけでなく、病気を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。

 

歯周病に関連する病気には、高齢者の死亡原因に多い誤嚥性肺炎、動脈硬化に起因する心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などが挙げられます。

 

出典:日本臨床歯周病学会「歯周病が全身に及ぼす影響」

 

歯並びが悪いと口腔環境の悪化につながり、全身の健康にも影響します。歯並びが悪い方は、歯列矯正を検討しましょう。

3-5.【大人②】噛み合わせが原因の不調を改善できる

噛み合わせが悪いと食べ物が噛みにくいだけでなく、全身の不調を招く場合があります。噛む力のバランスが乱れると、肩や首などの筋肉が緊張して、顔の歪みや頭痛、偏頭痛、肩こりなどを引き起こす可能性があるのです。

 

そのため、歯列矯正を行なうと、以下のような効果に期待できます。

 

  • 筋肉の負担が減り、頭痛や肩こり、顎関節症などの症状が緩和される
  • 顔の歪みが改善され、見た目の印象が良くなる
  • 食べ物をよく噛めるようになり、消化器の負担が軽減される
  • 呼吸や姿勢が改善される

 

結果的に、歯列矯正は健康寿命を延ばすことにも役立ちます。

 

・関連記事

噛み合わせが悪いとどうなる?不正咬合の種類、よくある症状、治療法を解説

4.歯の矯正を始めるタイミングに関する注意点

歯列矯正を始めるタイミングには、いくつか注意点も存在します。歯列矯正の効果に影響するため、時期に関する注意点も把握しておきましょう。

4-1.子どもの矯正は早すぎるのもNG

子どもの矯正は早ければ良いわけではなく、最適なタイミングがあります。

 

乳歯がすべて残っている状態で治療を始めても、永久歯の生え方によっては歯列矯正の再治療が必要です。かえって治療期間が長くなり、子どもの身体と費用面の負担が大きくなる可能性があります。

 

一方、永久歯が生え始める時期であれば、顎の成長を利用しつつ、歯の生え方を正しい方向に導くことが可能です。

 

子どもの歯並びが気になる場合は、いつから矯正治療を開始するべきか、歯科医師に相談しましょう。

4-2.40代以降は歯周病の治療と管理が必須

歯周病がある場合、そのままでは歯列矯正を開始できません。年齢制限はないものの、歯列矯正は歯や周辺組織が健康であることが前提です。

 

歯周病がある状態で歯を動かすと細菌が拡散し、すき間に菌が入り込んで症状が悪化しかねません。また、歯周病が進行すると矯正装置が歯の負担となり、歯の痛みや腫れ、脱落などの症状を招くリスクもあります。そのため、歯周病がある場合は治療が必要です。

 

年齢を重ねると、歯周病を発症する可能性が高くなります。歯周病が悪化しないよう歯科医院で歯石をこまめに取る、毎日の歯磨きで十分にケアするなどの対策が不可欠です。

まとめ|歯の矯正を始めたいならいつがベストか歯科医師に相談しよう

子どもの歯列矯正のベストタイミングは、1期治療なら6歳~12歳頃、2期治療は12歳以降が目安です。一方、大人の矯正は年齢を問わず、歯の状態が健康であれば始められます。ただし、歯並びや歯周病の有無など歯の状態によって適した時期は異なるため、いつ始めるべきか迷ったら、まずは歯科医院で相談してみましょう。

 

マウスピース矯正を検討中の方は、「ウィ・スマイル」の活用をおすすめします。ウィ・スマイルはマウスピース矯正を実施している歯科医院を探せるポータルサイトで、自宅や職場の近くの専門医を簡単に探せます。歯列矯正に興味をお持ちでしたら、まずはお近くの専門医を検索してみましょう。

\信頼できる矯正医を探すなら
「WE SMILE」/

  • LINE相談
  • 24時間WEB予約
  • クリニックを選ぶ

最新記事

いつも笑顔で輝いていられるから あのキラキラした人もウィスマイル

まずはご相談を。

LINEにて「ご質問・ご相談」を受けています。
新店舗の予約待ちもできます。

LINE登録

24時間WEB予約

お近くの医院を選べます。

24時間WEB予約

「予約ができない医院」で予約を希望の方は、
「LINE相談」にて、LINE登録ください。

PAGETOP