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リテーナーをしたまま飲み物は飲める?避けるべき飲み物と飲む際の注意点も解説

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

リテーナーを装着中、飲み物を選ぶときに悩むことがあります。リテーナーを装着したまま安心して飲める飲み物があるのか、知りたい方も多いでしょう。

 

リテーナーとは、矯正治療で動かした歯をその位置で保持するために使用する保定装置で、装着期間は一般的に1~3年です。矯正が終わって間もない頃は、1日20時間以上装着する必要があります。食事と歯磨きの時間以外は常に装着しなくてはならないため、自己管理が欠かせません。

 

本記事では、リテーナーを装着したまま飲んでもよい飲み物や、避けるべき飲み物を紹介します。また、リテーナー装着期間の飲食について注意するポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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1. 飲み物を飲むときはリテーナーを外すのが基本

喉が渇いたとき、ついリテーナーを装着したまま飲み物を飲みたくなることがありますが、リテーナーは飲む前に外すことが重要です。

 

リテーナーのおもな種類は3つあり、装着の方法や形状によって以下のようなタイプに分けられます。

 

🔷フィックスタイプ(固定式)

ワイヤーを使って歯の裏側に固定するため、自分では外せない

 

🔷マウスピースタイプ(取り外し式)

出っ歯の治療方法

透明なプラスチック製で目立ちにくく、自分で取り外せる

 

🔷プレートタイプ(取り外し式)

プラスチックの土台に金属製のワイヤーを組み合わせたもので、自分で取り外せる

 

 

現在では、自分で取り外せるプラスチック製のリテーナーが主流となっています。

 

取り外し可能なリテーナーは、飲み物を飲むたびに外すのが原則です。装着したまま飲むと、リテーナーの着色や変色につながるほか、歯の隙間に飲み物が入り込み、虫歯になるリスクが高まります。

 

装着したまま飲んでも問題ない飲み物や、避けたほうがよい飲み物については、このあと詳しく解説します。

2. 「水」は飲み物で唯一リテーナー装着中に飲んでOK

取り外し式のリテーナーを装着しているときに安心して飲めるのは、基本的に水のみです。水はリテーナーに害を与えないだけでなく、食べかすや細菌を口の中から洗い流してくれる役目も果たします。そのため、積極的に飲むのがおすすめです。

 

リテーナーを装着したまま水分を摂りたいときや、すぐに歯磨きができない状況の場合は、水(冷水、常温の水)や無糖の微炭酸水を飲むようにしましょう。

3. リテーナー装着中に避けるべき飲み物

リテーナー装着中、特に避けたほうがよい飲み物は以下のとおりです。

 

✔ 着色しやすいもの

✔ 熱いもの

✔ 糖分を含むもの

✔ 炭酸飲料やアルコール

 

避けるべき理由と併せて、それぞれ詳しく解説します。

3-1. 着色しやすいもの

コーヒー、紅茶、色の付いたソーダ水、赤ワインなど、着色しやすい飲み物は避けましょう。リテーナーを装着したまま色素の濃い飲み物を飲むと、リテーナーに色が付いて汚れたように見えてしまいます。一度付いた着色汚れは洗浄してもなかなか取れず、衛生的ではありません。

 

リテーナーを外して着色しやすい飲み物を飲んだあとは、再装着する前にしっかり歯磨きする習慣を身に付けましょう。歯磨きをしないまま装着すると、歯に付いた色素がリテーナーに移ることがあります。すぐに歯磨きできない場合は、口をよくすすいでから装着してください。

3-2. 熱いもの

リテーナー装着時は、熱い飲み物も避けましょう。取り外しできるリテーナーの材質はプラスチックで、熱に弱い性質を持っているためです。その耐熱温度は60度程度とされており、熱い飲み物に触れると変形するおそれがあります

 

リテーナーが変形してしまうと、歯にフィットしなくなり、歯を保定する効果がなくなります。このようになってしまうと、新しいリテーナーを作り直さなくてはなりません。熱い飲み物を飲むときは、リテーナーを外すよう心がけてください。

3-3. 糖分を含むもの

以下のような糖分を含む飲み物も、リテーナー装着時は飲むのを避けましょう。

 

✔ ソフトドリンク

✔ スポーツドリンク

✔ エナジードリンク

✔ フルーツジュース

✔ 乳製品飲料など

 

リテーナーの表面は滑らかで糖分が付着しやすいため、注意が必要です。リテーナーと歯の間に入り込んだ糖分が細菌を繁殖させ、虫歯のリスクが高まります

 

糖分の入った飲み物を飲む前にリテーナーを外すのはもちろんのこと、飲んだあと再装着する前に歯磨きをしましょう。それが難しい場合は、口をよくすすいでください。

3-4. 炭酸飲料やアルコール

炭酸飲料や、ビール、ワインなどアルコール類は、酸を含んだ飲み物です。リテーナーの素材は酸に弱い性質を持っており、これらの飲み物がリテーナーの変形劣化を引き起こす場合があります。

 

酸を含んだ飲み物は、歯そのものにも悪影響をおよぼすため、リテーナー装着中は炭酸飲料やアルコールにも注意しましょう。

4. リテーナー装着期間に飲み物を飲むときの3つの注意点

リテーナーの装着期間に飲み物を飲むときは、リテーナーを保護するため、そして歯の健康を守るため、以下の点に注意が必要です。

 

✅リテーナーを外して専用ケースに入れる

✅再装着の前に歯磨きとリテーナーの洗浄をする

✅飲食後はなるべく早くリテーナーを装着する

 

毎日のことなので面倒に感じることもあるかもしれませんが、習慣化して乗り切りましょう。では、それぞれ詳しく解説します。

4-1. リテーナーを外して専用ケースに入れる

飲み物を飲む前にリテーナーを外したら、専用ケースにリテーナーを入れましょう。少しの間だけ、と思ってハンカチやティッシュにくるんでおくと、破損や紛失につながるおそれがあります。リテーナーは透明で目立ちにくいため、外食の際にテーブルに忘れてきたり、店の人に片づけられてしまったりするケースもあり、注意が必要です。

 

常にリテーナー専用ケースを持ち歩き、外したら中にしまう習慣を身に付けてください。また、ケースの中も清潔に保つよう心がけましょう。

4-2. 再装着の前に歯磨きとリテーナーの洗浄をする

先述したとおり、飲み物による歯やリテーナーへの影響を抑えるために、リテーナーを再装着する前に歯磨きをすることはとても重要です。歯磨きをするのが難しい場合は、口をすすぐようにしてください。

 

また、再装着するリテーナーの洗浄も必要です。歯ブラシで軽く磨くのがおすすめですが、時間がなければ水洗いだけでも問題ありません。歯とリテーナーの間に飲み物や食べかすが残らないようにしましょう。

4-3. 飲食後はなるべく早くリテーナーを装着する

リテーナーは1日20時間以上、食事と歯磨きのとき以外は常に装着しなくてはなりません。外している時間は、1回当たり1時間以内がおすすめです

 

長い時間リテーナーを外していると、きれいに並んだ歯が元の状態に戻ろうとする「後戻り」が起きる場合があります。「食事が終わったらすぐにリテーナーを装着」を習慣化しましょう。

5. リテーナーのお手入れ方法

毎日の飲食を楽しみながら、快適に保定期間を過ごすためには、リテーナーの日々のお手入れが重要です。ここではリテーナーの正しいお手入れ方法について解説します。

5-1. 基本のお手入れ

まずは、リテーナーの基本のお手入れについてです。リテーナーを清潔に保つには水洗いが欠かせません。一度外したあとに再装着する際は、忘れずにリテーナーを水で洗いましょう。

 

汚れが気になるときは、水洗いと同時に歯ブラシで軽くブラッシングするのがおすすめです。その際、毛先のやわらかな歯ブラシを使うと、リテーナーに傷が付くのを防げます。

 

ブラッシングのとき、普通の歯磨き粉は使わないようにしてください。研磨剤が入っているため、リテーナーに細かい傷が付き、細菌が増殖したり着色しやすくなったりする場合があります。

5-2. 臭いや汚れが気になる場合は洗浄剤を使う

リテーナーの臭いや汚れが気になる場合は、リテーナーあるいはマウスピースの専用洗浄剤を使うことをおすすめします。毎日使う必要はなく、汚れが気になったときだけで問題ありません。

 

泡状の洗浄剤をスプレーするものや、洗浄液につけ置きするものなど、さまざまなタイプがあります。使っているリテーナーに合ったものを選びましょう。

 

その際、入れ歯洗浄剤をリテーナーに使うのはおすすめできません。入れ歯とリテーナーは材質が異なるため、洗浄剤の成分が合わなかった場合、リテーナーが劣化するおそれがあるためです。洗浄剤はリテーナー専用のものを使いましょう。

6. リテーナーと飲み物に関するよくある質問

ここからは、リテーナーと飲み物に関するよくある質問と、その回答を紹介します。リテーナーについての理解を深め、上手にお付き合いしていきましょう。

Q1. ストローを使えばリテーナーをしたまま飲んでもよい?

ストローを使って、飲み物とリテーナーの接触を減らそうとするのは、あまりおすすめできる方法ではありません。飲み物と歯の接触を、完全に防ぐことはできないからです

 

ただし、前歯に飲み物が触れるのはある程度防げると考えられます。どうしても色素の濃い飲み物や甘いものを飲みたいときにストローを使い、飲み終わったらできるだけ早く歯磨きとリテーナーの洗浄をしましょう。

Q2. リテーナー装着期間の飲み会はどうすればよい?

飲み会が始まる前にリテーナーを外しておき、終わったらできるだけ早く装着することが重要です。人前でリテーナーを外すことにならないよう、タイミングに気を付けましょう。

 

外したリテーナーは専用ケースに入れて、紛失したり破損したりしないようにします。アルコール類や炭酸飲料、食べ物のかすなどは、リテーナーの劣化や虫歯の原因になるため、注意が必要です。

 

リテーナーを外している時間はなるべく短めにして、飲食後すぐに歯磨きとリテーナーの洗浄を行ない、再装着しましょう。

Q3. リテーナーを長時間外しているとどうなる?

リテーナーは矯正が終わってすぐの時期、1日20時間以上の装着が必要だといわれています。リテーナーを長時間外していると、歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」のリスクが高まるためです。

 

感じ方には個人差がありますが、リテーナーを長い時間外していて再装着したら違和感や痛みがあったという声も聞かれます。場合によっては歯が大きく後戻りして、リテーナーが入らなくなることもあり得ます。

 

後戻りが起きてしまった場合は、放置しておくと歯の健康を損なうおそれがあるため、再矯正の検討が必要です。再矯正には費用も時間もかかります。後戻りのリスクを防ぐため、保定期間はリテーナーを長期間外すことのないように、しっかりと装着しましょう。

 

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7. まとめ|リテーナー装着中は水以外の飲み物に注意しよう

リテーナー装着中は飲み物に注意が必要です。装着したまま飲んでよいのは水だけで、ほかの飲み物を飲む際はリテーナーを外しましょう。特に注意が必要なのは、着色しやすいもの、熱いもの、糖分を含むもの、炭酸飲料やアルコールです。

 

リテーナーを外して飲んだあと再装着する際は、歯磨きリテーナーの洗浄を忘れずに行なってください。日々のお手入れを習慣化して、矯正後の保定期間を乗り切りましょう。

 

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