はじめに:マウスピース矯正の選択肢
マウスピース矯正は、歯並びを整えるために透明なアライナーを使用する治療法です。主には「インビザライン」と「キレイライン」という2つの代表的なシステムがあります
今回は、これら二つの矯正システムの違いを、治療範囲、費用、装着時間、治療期間などの観点からわかりやすく説明します。
- 1. インビザラインとキレイラインの特徴
- 1-1.インビザライン
- 1-2.キレイライン
- 2. 費用と治療期間
- 2-1.インビザラインの費用と治療期間
- 2-2.キレイラインの費用と治療期間
- 3. 装着時間と交換頻度
- 3-1.インビザラインの装着時間と交換頻度
- 3-2.キレイラインの装着時間と交換頻度
- 4.治療中の見た目や装着感
- 4-1.見た目
- 4-2.装着感
- 4-3.痛み
- 5. アタッチメントとIPR(ディスキング)の有無
- 5-1.インビザラインのアタッチメントとIPR
- 5-2.キレイラインのアタッチメントとIPR
- 6. 通院頻度と型取り
- 6-1.インビザラインの通院頻度と型取り
- 6-2.キレイラインの通院頻度と型取り
- 7. 矯正後のアフターケア
- 8. ホワイトニングの併用
- 9. インビザラインとキレイラインどっちを選ぶべきか?
- 10.まとめ:インビザラインとキレイラインの選び方
1. インビザラインとキレイラインの特徴
1-1.インビザライン
アメリカのアライン・テクノロジー社が提供する矯正システムです。全世界で1,700万件以上の実績を持ち、1997年に開発されて以来、技術革新を続けています。
多くの歯科治療に対応する柔軟な矯正システムで、 部分矯正だけでなく全体的な歯並びや噛み合わせの改善まで対応可能です。 特に、奥歯や顎の問題を含む複雑な症例にも対応可能です。
また、子どもの矯正にも適しており、育成をサポートする特別なプランも用意されています。
装着するアライナーは歯茎にかからないため、装着時の違和感が少なく患者さんの負担を軽減します。 通常、4〜6週間に一度の通院が必要です。
1-2.キレイライン
前歯の部分矯正に特化しており、軽い歯列矯正を希望する方に最適です。特にリーズナブルかつ迅速な矯正を提供することが特徴です。
奥歯の矯正や噛み合わせの治療には対応していないため、全体的な歯列矯正が必要な場合は不向きです。
通常、1ヶ月半に2回程度の通院が必要です。早ければ5ヶ月で完了することもあります。
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2. 費用と治療期間
2-1.インビザラインの費用と治療期間
症例により費用が大きく異なります。
全体矯正の場合は80〜100万円、部分矯正では30〜50万円程度です。治療期間は2〜3年と長めですが、全体的な歯並びの改善を目指す患者様に向いています。
メニューとして、全体矯正、前歯のみの矯正、後戻り治療、子ども向けプランなど、幅広い選択肢が用意されています。
メニュー | 費用 | 平均治療期間 | メニュー内容 |
インビザライン・コンプリヘンシブパッケージ | 80〜100万円 | 2〜3年 (早いと1年以内) | 全体矯正用のプラン。マウスピースの発注枚数に上限はなく、5年以内なら何回でもマウスピースを追加発注できる |
インビザライン・ライトパッケージ | 50万円〜 | 約7ヵ月 | 前歯の矯正に特化したプラン。マウスピースの枚数は最大14枚 |
インビザライン・エクスプレスパッケージ | 30万円〜 | 3〜4ヵ月 | 矯正後の後戻りや前歯の部分矯正などの治療に特化したプラン。マウスピースの枚数は最大7枚 |
インビザライン・ファースト | 約75万円 | 最大1年半 | 乳歯がまだ残っている子ども用の矯正プラン。歯並びではなく顎の拡大が目的 |
2-2.キレイラインの費用と治療期間
キレイラインは費用が非常にリーズナブルで、都度払いで治療を開始することができます。
1回あたりの費用は約4.4万円で、コース払いの場合は19.8万円〜46.2万円の範囲で治療が可能です。治療期間は5〜15ヶ月程度が目安で、当面で前歯の矯正を完了することができます。
支払い方法 | 料金 |
都度払い | 税込み4.4万円 |
コース払い | 5回コース:19.8万円 10回コース:33万円 15回コース:46.2万円 |
分割払い | 月々約3,100円〜の分割払いを選択可能 |
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3. 装着時間と交換頻度
3-1.インビザラインの装着時間と交換頻度
1日22時間以上の装着が推奨されており、1〜2週間ごとにマウスピースを交換します。装着時間を守ることで効率的に歯を動かすことができ、治療をスムーズに進めることができます。
3-2.キレイラインの装着時間と交換頻度
キレイラインは1日20時間以上の装着が必要です。マウスピースはソフトタイプとハードタイプがあり、これを3週間ずつ装着して次の段階に進みます。ライフスタイルに応じた柔軟な治療が可能です。
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4.治療中の見た目や装着感
4-1.見た目
インビザラインとキレイラインはどちらも透明なマウスピースを使用するため、外見にはほとんど影響しません。
ただし、キレイラインは拡大床を併用することがあり、前歯に針金の一部分が見えることがありますが、日常生活にはほぼ問題はありません。
4-2.装着感
インビザラインのマウスピースは厚さ0.5mmと非常に柔らかく、歯茎に被らないため装着時の違和感が少ないです。これにより、話すときや食事中のストレスが少なくて済みます。
キレイラインは縁が歯茎にかかるデザインになっているため、多少の違和感を感じることがあるかもしれません。
4-3.痛み
インビザラインとキレイラインどちらにおいても、歯を動かす際に感じる痛みはワイヤー矯正に比べて軽いです。マウスピースを交換した直後に痛みを感じることがありますが、2〜3日で痛みは和らぎます。
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5. アタッチメントとIPR(ディスキング)の有無
5-1.インビザラインのアタッチメントとIPR
歯の動きをサポートするためにアタッチメントと呼ばれる米粒大の透明な突起物を歯に装着することがあります。また、歯を動かすためのスペースを確保するためにIPR(歯の研磨)を行うこともあります。
5-2.キレイラインのアタッチメントとIPR
原則としてアタッチメントやIPRは行いません。 尚、必要に応じて追加治療としてアタッチメントを付ける場合があります。
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6. 通院頻度と型取り
6-1.インビザラインの通院頻度と型取り
インビザラインでは、通常2か月に1回程度の通院が必要です。型は治療の最初に行われ、1回で完了することが多いため、型取りの頻度は少なく済みます。治療中に虫歯治療などが必要になった場合は、再度型を行うことがあります。
6-2.キレイラインの通院頻度と型取り
キレイラインは、都度払いかコース払いかによって通院頻度が異なります。都度払いの場合は1ヶ月半に2回、コース払いでは3ヶ月に2回程度の通院が必要です。型取りはステージごとに行われるため、インビザラインと比べて通院の回数が多くなることがあります。
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7. 矯正後のアフターケア
インビザラインとキレイラインの治療後には、歯が元の位置に戻らないように保定装置を使用します。
使用期間や費用は治療プランやクリニックによって異なりますが、通常2〜6万円がかかります。長期的にきれいな歯並びを守るためには、保定装置をしっかりと使うことが大切です。
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8. ホワイトニングの併用
インビザラインとキレイラインの両方ともにホワイトニングと併用して治療することが可能です。矯正中にホワイトニングジェルをマウスピースに入れて使用することで、歯並びと歯の色を同時に整えることができます。ホワイトニングジェルは別売りですが、キレイラインではホワイトニングジェルがセットになっている場合が多く、経済的です。
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9. インビザラインとキレイラインどっちを選ぶべきか?
インビザラインが向いている方:
・奥歯の矯正や噛み合わせの治療が必要な方
・全体的な歯並びを改善したい方
・緩やかに歯並びや顎の成長を改善させたい方
キレイラインが向いている方:
・出っ歯になっている前歯を治療したい方
・費用を抑えて矯正治療を始めたい方
・部分的な歯並びを改善したい方
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10.まとめ:インビザラインとキレイラインの選び方
インビザラインとキレイラインは、それぞれの特徴や適応範囲に違いがあります。
全体的な矯正や噛み合わせの治療を希望する方にはインビザラインが最適です。 複雑な症例にも対応可能で、顎の発育をサポートするためのプランも提供されています。
一方、前歯のみの軽度な矯正を手軽に行いたい場合には、リーズナブルなキレイラインがおすすめです。治療期間も比較的短く、手軽に治療を始めたい方に向いています。
矯正方法を選ぶ際には、歯科医師に相談し、自分のライフスタイルや治療目標に最も合ったプランを選ぶことが大切です。
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