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子供のガミースマイルは何歳からわかる?見極めるポイントや治療方法を紹介

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

子供のガミースマイルは、何歳頃からわかるの?」「治療はいつから始められるんだろう?」などの不安や疑問を抱えている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

子供のガミースマイルは、気付いてすぐに治療を始められるとは限らないため、成長に応じた適切な対応を把握しておくことが大切です。

 

この記事では、子供のガミースマイルを見極める年齢ごとのポイントや治療のメリット、治療の開始時期について詳しく解説します。具体的な治療方法も紹介しているので、子供のガミースマイルが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

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1. ガミースマイルは何歳からわかる?

子供のガミースマイルに気付くのは、表情が豊かになってくる3歳頃からが多いとされています。笑顔をよく見せるようになり、周囲の大人も歯茎の見え方に意識が向くようになるためです。

 

一般的に、ガミースマイルだと認識されるのは、笑ったときに歯茎が3mm以上露出している状態です

 

ただし、子供のガミースマイルに気付いても、すぐに治療を始められるとは限りません。いつ治療を開始するのが適切なのかを見極める必要があるため、まずは焦らず見守ることが大切です。

2. 【年齢別】ガミースマイルの見極めポイント

子供の歯並びは乳歯と永久歯が混在する時期もあり、ガミースマイルにどう対応するかは、子供の年齢や成長段階によって異なります

 

ここからは、子供のガミースマイルを見極めるポイントを、年齢(時期)別に紹介します。

2-1. 乳歯列期(~6歳)

6歳頃までの、乳歯のみが生えている時期を「乳歯列期」といいます。まだ永久歯が生え始めておらず、歯列の状態が安定していない時期です。

 

この時期は、子供が笑ったときに歯茎が見えていても、永久歯に生え変わる過程で自然と目立たなくなることがあります。そのため乳歯列期は、治療が必要かどうかの判断が難しい時期だといえるでしょう。

2-2. 混合歯列期(6~12歳)

混合歯列期」は、乳歯と永久歯が混在している時期です。体の成長にともなって、口のなかの状態も大きく変化し、歯が少しずつ生え変わっていきます。

 

この時期は、歯の大きさや歯列の状態などから、今後、顎の骨がどう成長していくのか予測を立てやすくなります。また、永久歯が生えてくることで不正咬合などに気付き、歯列矯正を始めるケースも珍しくありません。

 

ガミースマイルについても傾向がわかってくるため、歯科医院に相談するのに適したタイミングといえるでしょう

2-3. 永久歯列期(12歳~)

子供が12歳頃になると、すべての歯が永久歯に生え変わる「永久歯列期を迎えます。

 

この段階になると、顎が成長し、歯も生えそろっているため治療を進めやすくなります。それまでに比べて、矯正治療のスケジュールが立てやすいのがメリットです。

3. 子供のガミースマイルの原因は?自然に治る?

基本的に、子供のガミースマイルは自然に治るものではありません

 

先ほどの「乳歯列期」の説明にもあるように、乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで、以前より目立たなくなる可能性はあります。しかし、様子を見ていれば必ず改善するというわけではありません。

 

ガミースマイルは、おもに遺伝口周りの癖が原因で起こるとされています。具体的には、歯の大きさや生える位置、骨格などが影響します。「出っ歯」(上顎前突)や「ディープバイト」(過蓋咬合)は、ガミースマイルの原因の一つです。

 

ほかには、口周りの筋肉が発達しすぎて、笑うときに上唇を引き上げすぎているケースも考えられます。

 

また、口をぽかんと開ける「口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)」の状態も注意が必要です。口が開きっぱなしになると上顎の正常な発達が妨げられ、ガミースマイルの原因となる可能性があります。

4. 子供のガミースマイルは治したほうがいい?

ガミースマイルは、あくまでも見た目の問題です。病気ではないため、必ずしも治す必要はありません。ただし、放置することで、さまざまなデメリットが考えられます。

 

まず、見た目のコンプレックスになりやすいことが挙げられます。自分の外見が気になる思春期に口もとがコンプレックスとなり、思いきり笑えなくなるかもしれません

 

また、歯並びや骨格が原因でガミースマイルになっている場合、成長にともなって口腔内の状態が悪化することも考えられます。噛み合わせが悪くなったり、虫歯のリスクが高まったりすることもあるでしょう。

 

これらのデメリットが気になる場合は、歯科医師に相談してみることをおすすめします。

 

ガミースマイルの原因や治し方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

 

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5. 子供のうちにガミースマイルの治療をするメリット

子供は骨格などがまだ成長途中のため、大人に比べて矯正治療がスムーズに進みやすいのが特徴です。顎の骨を治療でコントロールしやすいのは、まだ骨がやわらかい10歳頃までが目安とされています。

 

また、子供は適応能力が高いため、噛み合わせなどの変化に素早く対応できるのもメリットです。さらに、成長期を利用して顎のバランスを整えることで、永久歯をきれいに並びやすくすることもできます。

 

ガミースマイルだけでなく、歯並び噛み合わせが気になる場合は、子供のうちに歯科医院に相談してみるのがおすすめです。早い段階で対応することで、スムーズな改善が期待でき、見た目のコンプレックスも取り除けるでしょう。

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6. ガミースマイルの治療は何歳から始めるべき?

一般的に、ガミースマイルの治療は、6~8歳頃に始めることが推奨されています。ちょうど乳歯だけの時期が終わり、永久歯が生え始める頃です。

 

骨格が発達段階にある子供は、成長を終えた成人に比べて治療しやすいとされています。顎の成長をコントロールしながらの治療になるため、不正咬合のリスクも抑えられます

 

また、この時期になると、子供が治療内容についてある程度理解できるのもメリットです。

 

ただし、治療開始に適した時期は症状や治療方法によって変わってくるため、歯科医院でよく話を聞いたうえで決めるとよいでしょう。

 

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7. ガミースマイルの3つの治療方法と費用相場

ここからは、子供のガミースマイルのおもな治療法とそれぞれの費用相場を紹介します。

 

小児矯正の費用相場については以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

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7-1. マウスピース矯正

軽度のガミースマイルであれば、マウスピース矯正で治療できる可能性があります

 

子供のマウスピース矯正では、生え変わりの状態を想定してマウスピースを作り、それを装着することで歯並びや噛み合わせなどを調整します。多くの場合、子供専用の「インビザラインファースト」を用いるのが特徴です。

 

治療開始のタイミングとしておすすめなのは7~9歳頃で、治療期間は1~3年程度、費用相場は約20万~40万円です

 

また、ガミースマイルだけでなく、歯並び全体を整える治療も同時に進めることができます。近年では、ワイヤー矯正よりも目立ちにくく、ストレスも感じにくいマウスピース矯正が選ばれることが増えています

 

歯列矯正でのガミースマイルの治療については、以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。

 

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7-2. ヘッドギア矯正

ヘッドギア矯正は、上顎が発達しすぎて出っ歯の傾向がある場合などに用いられる治療法です

 

ヘッドギアを装着して上顎の成長を抑え、症状が改善するようコントロールします。頭部に装置を固定して、ゴムの力で上顎の骨を後方へ引っ張る仕組みです。

 

治療を始めるタイミングは6~9歳頃が目安で、治療期間は半年~2年程度、費用相場は約10万~20万円です

 

なお、ヘッドギアは1日8~12時間くらい装着するよう推奨されています。

7-3. MFT

MFTは、口周りの筋肉をトレーニングしたり、舌の癖を改善したりすることを目的として行なう治療法です。

 

口腔筋機能療法」とも呼ばれ、上唇を引き上げる筋肉の使い方や、出っ歯の状態にアプローチできます。トレーニングによって舌や唇の位置を整えていく方法で、特別な装置は必要ありません。

 

治療を開始するのにおすすめなのは6歳頃で、治療期間の目安は数ヵ月~1年、費用相場は1回当たり約3,000~5,000円です

 

トレーニングの内容を理解できる年齢に達してから治療を開始すると、より効果が期待できるでしょう。

8. 自宅でできるガミースマイル対策

子供のガミースマイルは、口周りの筋肉トレーニングや正しい癖付けで改善する場合もあります。ここからは、自宅でできるガミースマイル対策を紹介します。

8-1. 口周りの筋肉を鍛える

口周りの筋肉がうまく働かないと、自然な笑顔を作るのは難しいでしょう。笑ったときに歯茎が見えすぎないようにするには、子供の表情筋口輪筋を鍛えるのがおすすめです。

 

例えば、「あ」「い」「う」「べ~」と口や舌を動かしたり、閉じた口のなかで舌を回したりするトレーニングなどがあります。そのほか、鏡の前で笑顔を作る練習をするのも効果的です。

8-2. 口呼吸を減らす

口呼吸を続けていると、口を閉じる筋力が低下して、上唇のコントロールが難しくなることがあります。

 

また、舌の位置が下がりやすくなると、本来舌によって上顎にかかる圧力が弱くなります。そうなると、上顎が正常に発達しにくくなり、ガミースマイルが悪化する可能性も否定できません。

 

なるべく鼻呼吸を習慣付けるとともに、就寝時には加湿するなど鼻呼吸しやすい環境を整えるようにしましょう。

8-3. 食生活を改善する

やわらかいものばかりを食べていると、子供の噛む力が成長しません。そうなると口周りの筋力が発達せず、ガミースマイルにつながる可能性があります。

 

そのため、普段の食事から生の野菜や肉類、小魚などの食材を取り入れて、子供の噛む力を育てていきましょう。また、食事の際に、しっかりと噛むよう声がけすることも大切です。

9. まとめ|子供のガミースマイルには早めの対策を

子供のガミースマイルは3歳頃から気付き始めることが多く、治療は6~8歳頃に開始するのがよいとされています。治療方法にはマウスピース矯正ヘッドギア矯正などがあり、口周りの筋力トレーニングなどでも改善する場合があります。

 

子供の矯正は、スムーズに進みやすいのが特徴です。将来のコンプレックスを防ぐためにも、早めに歯科医院に相談してみるとよいでしょう。

 

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