- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
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透明で目立ちにくいマウスピースを使った矯正は、手軽に始められるのが魅力です。しかし、治療を継続するなかで、「装置の黄ばみが気になる」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。樹脂製のマウスピースは、飲み物の着色や口腔ケア不足によって、黄ばんで見えることがあります。
この記事では、マウスピースに黄ばみが発生する原因や落とし方、黄ばみを防ぐポイントなどを解説します。すでに矯正治療を受けている方はもちろん、今後の治療を検討している方もぜひ参考にしてください。
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- 1. マウスピースに黄ばみが発生する4つの原因
- 1-1. 食べ物の汚れ
- 1-2. 飲み物の着色
- 1-3. タバコの煙
- 1-4. 口腔ケアの不足
- 2. マウスピースの黄ばみは放置NG!具体的なリスク
- 3. マウスピースが黄ばんだときの落とし方
- 3-1. 洗浄剤を使う
- 3-2. 超音波洗浄機を使う
- 3-3. 歯をクリーニングする
- 4. マウスピースの黄ばみを防ぐポイント
- 4-1. 飲食時・喫煙時はマウスピースを外す
- 4-2. 飲食後の口腔ケアを徹底する
- 4-3. マウスピース使用後は毎回洗浄する
- 4-4. マウスピースを適切な場所で保管する
- 4-5. マウスピースの交換周期を守る
- 5. まとめ|マウスピースを適切に使うことで黄ばみを防げる
1. マウスピースに黄ばみが発生する4つの原因

マウスピースに黄ばみが発生する原因は、以下の4つです。
1.食べ物の汚れ
2.飲み物の着色
3.タバコの煙
4.口腔ケアの不足
それぞれの内容を詳しく解説します。
1-1. 食べ物の汚れ
基本的に、食事中はマウスピースを外す必要があります。マウスピースを着けたまま食事をすると、食べカスの付着や着色で黄ばむためです。
特に、カレーなどの色の濃い食べ物は、黄ばむ要因になりやすいため注意しましょう。ケチャップやソース、ベリー類を使った食べ物も色素が強いため、マウスピースの変色を招きます。
また、マウスピースを装着したままの食事はマウスピースの変形・破損や雑菌の繁殖など、さまざまなリスクをもたらすことにも留意が必要です。食事の際は、必ず外すことを習慣化しましょう。
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1-2. 飲み物の着色
水以外の飲み物を摂取するときも、マウスピースを外すことが重要です。なかでも、以下の飲み物は着色しやすく、マウスピースの透明性を損なう原因となるので気を付けましょう。
🔴コーヒー
🔴紅茶
🔴赤ワイン
また、マウスピースを着けたまま、糖分の多いスポーツドリンクやジュースといった飲み物を摂取すると、口のなかに糖分が残って虫歯リスクを高めてしまいます。
さらに、レモン水や酢飲料など酸性の飲み物は、歯のエナメル質を溶かす可能性があるため、矯正期間中は避けることをおすすめします。
1-3. タバコの煙
喫煙する際も、マウスピースは必ず外す必要があります。タバコの煙が含むニコチンやタールといった成分が吸着すると、マウスピースが黄ばんで見えたり、黒ずんで見えたりするためです。数回の喫煙でも、変色が目立つケースがあるので気を付けましょう。
また、加熱式タバコに関しても、着色や臭い移り、熱による変形リスクなどがあるため、装着したままの喫煙は避けましょう。
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1-4. 口腔ケアの不足
飲食時にマウスピースを外していても、安心はできません。たとえ食べ物や飲み物による着色リスクを回避している場合でも、装着前の口腔ケアを怠れば、黄ばむ原因になるためです。
また、口腔ケアが十分でないと、マウスピースが黄ばむだけでなく、歯垢などが付着して白い汚れが目立つこともあります。
2. マウスピースの黄ばみは放置NG!具体的なリスク
マウスピースの黄ばみは放置せず、適切に対処することが大切です。そのままにしておくと、以下のようなリスクが生じます。
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 虫歯・歯周病 | 汚れが付いたマウスピースを装着すると、虫歯菌・歯周病菌が活発になり、病気になるリスクが高まる。 もしも歯周病が原因で歯茎が下がると、基本的に元に戻らない。 |
| 口臭 | マウスピースの雑菌が繁殖した結果、口臭がきつくなりやすい。 特に、マウスピース矯正では唾液の自浄作用が弱まるので注意が必要。 |
| 口腔カンジダ症 | カビが付着したマウスピースを着けると、味覚障害や痛みを引き起こす 「口腔カンジダ症」を発症するリスクがある。 カビのおもな原因は、洗浄不足や乾燥の不足。 |
| 装置の劣化 | 装置の劣化が早まり、場合によっては予定よりも短いスパンでマウスピースを交換することになる。 結果的に、治療費用が増えるおそれもある。 |
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3. マウスピースが黄ばんだときの落とし方

それでは、黄ばんだマウスピースの汚れはどのように落とせばよいのでしょうか。ここでは、具体的な3つの対処法を紹介します。
3-1. 洗浄剤を使う
マウスピースの黄ばみは、専用の洗浄剤を使うことで落とせる可能性があります。洗浄剤を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
| 項目 | 選ぶポイント |
|---|---|
| 洗浄・除菌効果 | 食べカスや細菌をしっかりと除去できる成分が配合されているものを選ぶ |
| 安全性 | 「マウスピース専用」「矯正用」などと記載され、安全性が高いものを選ぶ |
| 使用方法 | 錠剤タイプ・スプレータイプ・泡タイプの種類のうち、自分の生活スタイルに合っているものを選ぶ |
なお、食器用洗剤や重曹の使用で、軽度の黄ばみを落とせるケースもあります。ただし、一般的には推奨されていないため、これらをマウスピースに使いたい場合は歯科クリニックでの確認が欠かせません。
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3-2. 超音波洗浄機を使う
超音波洗浄機を使えば、振動で発生させた微細な気泡が、黄ばみの原因となる汚れを落としてくれます。洗浄剤との併用により不快な臭いや微細な汚れまで対処できるケースがあります。
マウスピースの洗浄に使うなら、以下の条件にあてはまる超音波洗浄機を選ぶとよいでしょう。
✅超音波の出力が40kHz~45kHz程度
✅300~600mlの容量のコンパクトサイズ
✅マウスピース専用モデル、あるいは歯科向けのモデル
なお、マウスピースの変形を防ぐためにも、熱湯の使用は避けてください。水、もしくは40度以下のぬるま湯を使いましょう。
3-3. 歯をクリーニングする
自分の歯の汚れで、マウスピースが黄ばむことも少なくありません。とはいえ、いくら普段のセルフケアを徹底していても、どうしても自分で落としきれない着色や歯石が蓄積してくるものです。
例えば、マウスピースで全体矯正の治療を受ける場合、約1~2年の期間がかかるため、その期間中は歯を定期的にクリーニングしてもらうのがおすすめです。歯科クリニックでのクリーニングは、3~6ヵ月に1回を目安に受診するとよいでしょう。
なお、マウスピースのブランドによっては、矯正と並行して歯のホワイトニングを行なえるケースもあります。もともと歯の着色が気になっているという方は、歯科クリニックで相談してみるのも手です。
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4. マウスピースの黄ばみを防ぐポイント

マウスピースの黄ばみを防ぐため、普段の生活で実践できるポイントとして以下が挙げられます。
✔ 飲食時・喫煙時はマウスピースを外す
✔ 飲食後の口腔ケアを徹底する
✔ マウスピース使用後は毎回洗浄する
✔ マウスピースを適切な場所で保管する
✔ マウスピースの交換周期を守る
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
4-1. 飲食時・喫煙時はマウスピースを外す
飲食時・喫煙時は、面倒がらずに毎回マウスピースを外すことを徹底しましょう。先ほどお伝えしたように、飲食や喫煙が黄ばみの要因となるためです。喫煙者の方は、着脱の手間を減らすため、減煙や禁煙を検討するのもおすすめです。
もしも矯正中に歯の痛みがある場合は、スープやおかゆ、卵料理など、やわらかい食べ物を選ぶと歯の負担を減らせます。歯がしみないように、冷やした食べ物や酸味のあるものを避けるのもポイントです。
また、口腔環境の変化で口内炎ができたときは、キムチ・唐辛子などの刺激物や、熱い飲食物を避けましょう。
4-2. 飲食後の口腔ケアを徹底する
歯に汚れが付着したままマウスピースを装着すると、黄ばむ要因となります。そのため、飲食後の口腔ケアを習慣化し、常に清潔な状態で装着するようにしましょう。
歯磨きでは、以下のポイントを押さえるのが大切です。
✅歯ブラシを鉛筆のように持ってやさしく磨く
✅歯に対して45度の角度でブラシを当てる
✅歯1本当たり10~20回ほどブラッシングする
また、ブラッシングの前にデンタルフロスで汚れや食べカスを除去したり、舌磨きを行なったりたりすれば、さらに口腔ケアの効果を高められます。
外出先で歯磨きがしづらいときは、携帯用マウスウォッシュが役立ちます。ただし、汚れをしっかり落とすには、なるべく歯磨きと併用するのが理想的です。
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4-3. マウスピース使用後は毎回洗浄する
マウスピースを外したタイミングで、毎回洗浄するのも大切です。洗う際は、やわらかい歯ブラシでやさしくブラッシングしつつ、流水で汚れを落としましょう。特に、奥歯や歯間のあたりは細かいので、汚れが残らないように丁寧に洗う必要があります。
洗浄の際は、以下のポイントも守りましょう。
| マウスピース洗浄のポイント | 理由 |
|---|---|
| 40度以下のぬるま湯を使う | 変形や劣化を防ぐため |
| 研磨剤入りの歯磨き粉を使わない | マウスピースに傷が付きやすく、その傷に汚れが溜まるため |
| 洗浄後は濡れたまま放置しない | 細菌が繁殖しやすくなるため (※すぐに装着する場合は、乾燥させなくても問題ない) |
| 洗浄剤の漬け置き時間や量を守る | ダメージによる劣化を防ぐため |
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4-4. マウスピースを適切な場所で保管する
マウスピースは、通気性のあるケースで保管することが基本です。密閉されるラップやビニール袋で保管すると、湿気によってカビ・細菌が繁殖するおそれもあるので避けましょう。直射日光の当たる場所、高温多湿な場所を避けるのもポイントです。
また、マウスピースのブランドによっては、「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」を段階的に使い分けて、矯正治療を進めます。このタイプでも適切な保管方法が異なるので、以下のポイントを押さえておきましょう。
| 種類 | 保管方法 |
|---|---|
| ハードタイプ | ・装着していないときは水に浸けて保管する ・持ち歩く際は、濡れた布やティッシュでくるむ |
| ソフトタイプ | ・しっかりと乾燥させ、通気性の良いケースに保管する ・持ち歩く際は、ケースに入れたままにする |
上記はあくまで一般的な保管方法なので、詳細は歯科クリニックで確認してください。
4-5. マウスピースの交換周期を守る
前述のとおり、一般的には1~2週間おきに新しいマウスピースへ交換します。いろいろな対策を試して黄ばみが落ちなかったという場合も、この期間を待てば透明で清潔なマウスピースを使用できます。
ただし、中・重度の矯正の方は、1枚のマウスピースを2週間以上装着することもあるので注意が必要です。
きれいなマウスピースに早く交換したいからといって、自己判断で勝手に交換するのは避けましょう。スケジュールを守らないと、矯正治療の遅れや、歯茎・歯根への負担につながる可能性があります。
5. まとめ|マウスピースを適切に使うことで黄ばみを防げる
マウスピースが黄ばむおもな原因は、食べ物の汚れや飲み物の着色です。放置すると、虫歯や口臭、装置の劣化などさまざまなトラブルにつながるおそれがあるので、歯科クリニックで相談しつつ、適切に対処しましょう。
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