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マウスピース矯正の洗浄剤おすすめ3選|正しいケア方法&選び方を解説!

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

インビザライン

マウスピース矯正を始めたけれど、

「ちゃんと洗えてるのか不安…」「においが気になる」「黄ばみが出てきた…」

といったお悩みはありませんか?

 

マウスピースは毎日長時間お口の中に入れて使うものだからこそ、衛生管理がとっても重要。
でも、正しい洗い方や洗浄剤の選び方って、意外と知られていないんです。

実は、誤ったケアを続けると、マウスピースが変形したり、虫歯や歯周病のリスクが高まったりすることも…!

 

この記事では、マウスピース矯正中の方に向けて、

・ 清潔を保つ正しい洗浄方法

・ 市販のおすすめ洗浄剤3選

・ 入れ歯用とマウスピース用の違い

・ 黄ばみやニオイを防ぐコツ

・ よくあるNGケア&Q&A

などをわかりやすく解説していきます。

 

衛生的で快適なマウスピース矯正生活を送りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください

1. マウスピースを清潔に保つことはなぜ重要?

マウスピースを正しく洗浄しないと、においや黄ばみだけでなく、虫歯や歯周病のリスクまで高まります。

ここでは、その理由を具体的に解説します。

1-1. 口臭やぬめりの原因になる

マウスピースは長時間お口の中に装着するため唾液・食べかす・細菌がつきやすいアイテムです。
これらが十分に洗い流されないと、雑菌が繁殖しやすくなり、においやぬめり、違和感の原因になります。

 

特に、寝ている間は唾液の分泌量が減るため、雑菌の温床に…。
洗浄が不十分だと「なんとなく口が臭う」「朝のマウスピースがネバつく」といった不快感に直結します。

1-2. 虫歯・歯周病のリスクが高まる

汚れたマウスピースを装着したままでいると、口腔内の細菌バランスが崩れ、虫歯や歯周病の原因菌が増殖してしまいます。
矯正中は歯磨きしにくい箇所が多くなるため、マウスピースの衛生状態が歯の健康を大きく左右するのです。

 

また、マウスピースに残った汚れが歯に密着することで、局所的に脱灰が進みやすくなる=虫歯の初期段階リスクもあります。

1-3. マウスピースが変形・劣化することも

ケアを怠ると、表面に汚れがこびりつくだけでなく、プラスチック素材自体の劣化や変形につながることも。

 

例えば…

・熱湯やアルコールで洗ってしまった

・汚れたまま放置して雑菌が増殖

・歯磨き粉でゴシゴシ磨いて細かなキズができた

 

といった行為が積み重なると、フィット感が悪くなる・変色する・においが取れないといったトラブルを引き起こします。

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2. 【2025年版】マウスピース洗浄剤おすすめ3選

マウスピース矯正とは?メリット・デメリットとワイヤー矯正との比較を解説

数ある洗浄剤の中から、マウスピース矯正中の方におすすめしたい製品を厳選してご紹介!

それぞれの特徴や使い方も解説します。

マウスピースのお手入れには、専用の洗浄剤を使うことが強く推奨されます

 

一般的に販売されている入れ歯用の洗浄剤を代用する方もいますが、これマウスピースの劣化や変形を引き起こす原因になることがあります。

2-1. スッキリデント 矯正用リテーナー・マウスピース洗浄剤

 

出典https://www.lionchemical.jp/products/senjo/ireba/mausupiese.html

 

  • 特徴:強力な除菌力を持ち、カビや細菌を99.9%除去(メーカー調べ)。効果が高く、短時間での洗浄が可能です

 

  • 使い方:コップなどに水を150ml入れ、1錠のタブレットを溶かしてからマウスピースを5分間浸すだけ。簡単に清潔な状態を保てます。

 

  • 価格:価格帯:​約445円〜1,880円(108錠入り)。ドラッグストアや公式通販サイトなどで購入可能。

 

矯正用リテーナーやマウスピースのために特別に設計されています。毎日使用することで、細菌やカビの発生を抑え、口内を清潔に保つことができます。

2-2. ディープクリーン シュッシュデント 部分入れ歯用洗浄剤(ミニスプレー)

出典https://www.yodobashi.com/product/100000001006044103/

 

  • 特徴:泡で出てくるタイプの洗浄剤で、マウスピースに吹きかけるだけで効果的な洗浄ができます。泡が汚れを浮かせて除去し、手間をかけずに清潔に保てます。

 

  • 使い方:マウスピースに直接スプレーし、5分間放置してから流水ですすぐだけでOK。外出先でも使いやすい携帯サイズもあります。

 

  • 価格:約904円〜1,155円(本体270ml)。ドラッグストアや通販サイトで購入可能。

 

泡タイプの洗浄剤で、手軽に使えるのが特徴です。スプレータイプなので、忙しい時や外出先でも簡単に使用できます。

2-3. ポリデント デンタルラボ 泡ウォッシュ

出典https://lohaco.yahoo.co.jp/store/h-lohaco/item/e664940/

 

  • 特徴:部分入れ歯や矯正用マウスピースの洗浄に使える泡タイプの洗浄剤です。泡を吹きかけてブラッシングするだけで簡単に洗浄できます。

 

  • 使い方:泡をマウスピースに吹きかけ、90秒を目安に歯ブラシ(部分入れ歯・マウスピース専用ブラシ(別売)がおすすめ)で磨いた後、流水でしっかりすすぎます。

 

  • 価格:約705円〜1,427円(125ml)。ドラッグストアや通販サイトで購入可能。

 

こちらも泡タイプの洗浄剤で、専用の歯ブラシを使用することで、よりしっかりとした洗浄が可能です。

 

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3. 洗浄剤を選ぶときのポイント

3-1. 成分の安全性をチェックしよう

マウスピースはお口の中に長時間入れて使うものなので、使う洗浄剤の成分には要注意です。
たとえば、以下のような成分が強すぎると、マウスピースの素材を傷める可能性があります。

 

・漂白剤成分(次亜塩素酸など)

・高濃度アルコール

・強力な界面活性剤

 

なるべく「矯正用」「マウスピース専用」と書かれている製品を選びましょう。

3-2. 香料や味の強さにも注意

洗浄剤によっては、ミント系の香料や強めのフレーバーが添加されていることがあります。
これが残ってしまうと、「味が残って気持ち悪い」「においが気になる」と感じることも。

 

特に敏感な方は、無香料・低刺激タイプを選ぶのが安心です

3-3. 使いやすいタイプを選ぶ

毎日のケアだからこそ、自分に合った“使いやすさ”で選ぶことも大事です。
洗浄剤には、次のような種類があります。

 

タイプ特徴向いている人
錠剤タイプつけ置きでしっかり除菌毎晩しっかりケアしたい人
泡タイプこすらず短時間で洗える忙しくて時短したい人
スプレータイプ外出先でも手軽に使える持ち歩き重視の人

 

ライフスタイルに合ったタイプを選ぶことで、継続しやすく清潔な状態を保ちやすくなります

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4. 入れ歯用ではNG?マウスピース専用洗浄剤が必要な理由

4-1. 入れ歯用洗浄剤の成分は強すぎることも

入れ歯用洗浄剤は、金属やレジン(樹脂)で作られた義歯を想定して作られており洗浄力が非常に強いものが多いです。
そのため、繊細なマウスピース素材(熱可塑性樹脂など)には刺激が強すぎることがあります。

 

たとえば…

・漂白剤入りで変色やにおい残りの原因に

・素材を傷めてひび割れやフィット感の低下を引き起こす

 

これらのトラブルは、矯正効果にも悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

4-2. 専用洗浄剤は「やさしさ+洗浄力」のバランスが◎

一方で、マウスピース専用の洗浄剤は、プラスチック素材に配慮した処方で作られており、以下のような特長があります。

 

・漂白剤不使用、低刺激タイプが多い

・除菌・消臭成分配合でにおいやぬめりを予防

・毎日使っても変形・劣化しにくい設計

 

つまり、洗浄力はしっかり確保しつつ素材や健康面への影響を最小限に抑えてくれるのが、マウスピース専用の魅力です

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5. 【実際どうなの?】100均洗浄剤の使用と注意点

手軽に手に入る100円ショップの洗浄剤。マウスピースにも使えそうに見えますが、実際は注意すべきポイントもあります。

この章ではそのメリットとリスクを整理します。

5-1. 一部の商品は代用可能だが注意が必要

最近では、100円ショップでも「入れ歯用」や「リテーナー洗浄剤」として販売されている商品があります。
成分が穏やかであれば、短期的な代用品として使うことは可能です。

 

ただし以下のような点には注意が必要です。

・使用目的が「部分入れ歯」などで、矯正用ではない場合が多い

・成分表示が簡略で、何が含まれているか分かりにくい

・安価な分、洗浄力や素材へのやさしさに不安がある

5-2. 成分・泡立ち・残留性に要注意

特に気をつけたいのは、すすぎ残しのリスクと、素材に合わない成分が含まれている場合です。

 

強い界面活性剤や漂白成分が素材を傷つけることも

泡立ちすぎるタイプはすすぎに時間がかかり、残留の原因に

・誤って研磨剤入りを選んでしまうと、細かい傷がつきにおいの原因にも

 

コストを抑えたい気持ちは大切ですが、マウスピースは精密な矯正器具。できれば、専用の洗浄剤を選ぶ方が安心・安全です

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6. よくある疑問Q&A|洗浄時の“これってアリ?”

マウスピース矯正に関するよくある質問

マウスピースの洗浄について、「やっていいの?」「これってNG?」と迷う場面は意外と多いもの。

ここでは、よくある質問にわかりやすく回答します。

6-1. アルコールや熱湯で消毒しても大丈夫?

答え:基本的にNGです。

 

マウスピースの素材は熱やアルコールに弱く、変形やひび割れの原因になることがあります。
とくに熱湯消毒は絶対に避けましょう。
どうしても除菌が気になる場合は、専用洗浄剤や超音波洗浄器を使うのがおすすめです。

6-2. 黄ばみを防ぐにはどうすればいい?

答え:毎日のこまめな洗浄+水以外の飲食時は必ず外すこと。

 

黄ばみの原因は、食べかすの残留・色素沈着・洗い残しなど。
特にコーヒー・お茶・ワインなどを装着中に飲んでしまうと、着色のリスクが一気に高まります。

 

・外したあとは水洗い+洗浄剤でつけ置き

・保管時は必ず乾燥させること

・長期使用で落ちない着色は買い替えのサインです

6-3. 洗浄剤のすすぎ方ってどうするのが正解?

答え:流水で30秒以上すすぐのが目安。

 

洗浄剤が残ると、においや粘つきの原因口腔内への刺激になることも。
泡タイプや錠剤タイプに関わらず、洗浄後は水でしっかりすすぐことが大切です。

 

⚠️ すすぎが不十分なまま再装着してしまうと、
「口の中がピリピリする」「変な味がする」と感じるケースもあるので注意!

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7. 洗浄剤以外のおすすめケアアイテム

毎日のマウスピースケアをより快適&衛生的にするために、洗浄剤だけでなくプラスアルファのケアグッズを取り入れるのもおすすめです。

ここでは、便利なアイテムを2つご紹介します。

7-1. 超音波洗浄器で手軽にプロ仕様ケア

おすすめポイント:

・細かい凹凸部分の汚れまでしっかり除去

・水と専用洗浄剤を入れるだけで自動洗浄

・短時間で完了&繰り返し使えるからコスパも◎

 

市販のコンパクトな家庭用超音波洗浄器でも、マウスピースの細かな部分まで汚れを落とすことができます。
特に、ブラシでは届かないスリットや内面のヌメリ取りにぴったり。

 

日々のつけ置き洗いにプラスして、週1〜2回のスペシャルケアとして取り入れると、衛生レベルがグッとアップします!

7-2. 歯ブラシ・中性洗剤の活用法

実はこんな使い方もおすすめ:

・柔らかめの歯ブラシ+中性洗剤(香料・着色料なし)で軽くブラッシング

・毎回の装着前後にさっと洗い流すだけでも効果あり

 

歯磨き粉は研磨剤が含まれていることが多いため、マウスピースにはNG⚠️
一方、中性洗剤食器用など)なら素材にやさしく、泡立ちも穏やかで洗いやすいです。

 

ただし、必ず無香料・無着色のものを選びよくすすぐことが大前提!
泡や成分が残ると、違和感やアレルギーの原因になることもあるので注意してくださいね

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8. マウスピースを長持ちさせる毎日のケア習慣

洗浄剤やアイテムでのケアも大切ですが、マウスピースを長く快適に使うには、日常生活での扱い方がカギ。

ここでは、すぐに実践できる習慣を紹介します。

8-1. 食事の前後は「外して洗う」が基本

マウスピースを装着したまま食事をすると…

 

・食べ物のカスが詰まりやすい

・咀嚼によってマウスピースが変形する

・着色やニオイ移りの原因に

 

必ず食事の前には外し軽く水洗いしてから保管しましょう。
食後は歯磨きをしてから再装着することで、細菌の繁殖も防げます。

8-2. 高温や直射日光に注意!

マウスピースの素材は熱に弱く60℃以上で変形のリスクがあります。

 

・熱湯での洗浄はNG

・暑い車内や窓際など、直射日光の当たる場所での保管も避ける

・ドライヤーや電子レンジの近くもNG

 

専用の通気性のあるケースに入れて、室温の安定した場所で保管しましょう

8-3. 保管ケースも定期的に洗浄を

せっかくマウスピースを清潔に保っても、ケースが汚れていては意味がありません!

 

・毎日さっと水洗い

・週1回は中性洗剤でしっかり洗浄

・乾燥させた状態で使うと、カビや菌の繁殖も防げます

 

“マウスピース=清潔”をキープするには、保管ケースのケアもセットで考えることが大切です。

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9. 矯正中の歯の健康管理も忘れずに

マウスピースのケアに気を取られがちですが、矯正中の歯や歯ぐきの健康管理もとても大切です。

この章では、日常のオーラルケアで意識しておきたいポイントを解説します。

9-1. 矯正中は虫歯・歯周病のリスクが高まる

マウスピースを長時間装着することで、唾液の流れが制限され口内の自浄作用が低下します。
また、歯並びの動きによって歯磨きしにくくなる箇所もあり、プラーク(歯垢)や食べかすが残りやすい状態に。

 

その結果、虫歯や歯周病のリスクが通常よりも高くなるといわれています。

 

マウスピース矯正中こそ、日々のブラッシングをより丁寧に行うことが重要です

9-2. フロス・歯間ブラシで隙間ケアを

歯ブラシだけでは落としきれない汚れを取るには、補助的なケアアイテムの活用がおすすめ!

 

・デンタルフロス:歯と歯の間の汚れをしっかり除去

・歯間ブラシ:歯並びの凹凸や隙間が大きめの方に最適

・マウスウォッシュ:殺菌・消臭のサポートに◎

 

矯正が進むと歯の位置も少しずつ変わるため、定期的にケアのやり方を見直すことも忘れずに。

清潔な口内環境をキープすれば、マウスピースの衛生管理と相乗効果で矯正の質もUPしますよ。

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10. まとめ|正しい洗浄習慣で、キレイと健康をキープ!

マウスピース矯正を行うときのポイント

マウスピース矯正を快適に、そして効果的に進めるためには、毎日の洗浄ケアがとても大切です。
清潔な状態を保つことで、黄ばみ・におい・虫歯などのトラブルを予防でき、結果的に矯正治療の質も向上します。

 

今回ご紹介したように、

✅ 洗浄剤の選び方やおすすめ製品

✅ 日常の扱い方やNG行動

✅ 補助的なケアアイテムの活用方法

などを意識することで、マウスピースをより長く・清潔に・安心して使うことができます。

 

「ちょっと面倒だな」と思う日もあるかもしれませんが、たった数分のケアが未来の笑顔を守る一歩になります。

正しい洗浄習慣を身につけて、理想の歯並び&健康なお口を一緒に目指していきましょう。

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