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インビザラインの痛みはいつまで?つらい時の対処法も紹介

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

「インビザラインってワイヤー矯正より痛みは楽と聞くけれど、実際はどうなの?」

そんな不安や疑問を抱えながら、矯正治療を始めようか迷っている方はとても多いです。

 

特に20代・30代の女性にとっては、治療の痛みが仕事や家事、外出など日常生活にどれくらい影響が出るのかも気になるポイントですよね。

 

本記事では、インビザラインの痛みの特徴やワイヤー矯正との違い痛みのピークの時期、そしてつらい時の対処法までをご紹介します。

治療前の不安を減らしたい方にも、今インビザラインを始めたばかりで痛みを感じている方も参考にしてみてください。

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1. インビザラインはどのくらい痛い?ワイヤー矯正との比較

インビザライン矯正は、数ある矯正方法の中でも「痛みが比較的少ない治療」といわれることが多い方法の1つです。

ただし、歯を動かす治療である以上、まったく無痛というわけではありません。

まず、インビザラインで感じやすい痛みの特徴と、ワイヤー矯正との違いを整理していきます。

 

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1-1. インビザラインの痛みの質

インビザラインの痛みは、ズキズキとした鋭い痛みというよりも、歯がじわっと締め付けられるような圧迫感として感じられることがほとんどです。

特に新しいマウスピースに交換した直後は違和感が出やすいタイミングです。

 

人によっては「歯が押されている感じ」「歯が覆われていて窮屈」「なんとなく浮いたような変な感じ」という感想を持つ方もいます。

 

ただし、日常生活が送れないほどの強い痛みになるケースは多くなく、痛みを感じる場合でも一時的であることがほとんどです。

1-2. インビザラインとワイヤー矯正との痛みの違い

インビザラインとワイヤー矯正では感じる痛みに少し違いがあります。

 

▶ワイヤー矯正の痛み

ワイヤー矯正は、金属のブラケットやワイヤーを歯に固定するため、装置そのものが口の中に当たりやすく、粘膜に傷ができたり口内炎ができたりすることがあります。

また、ワイヤー装着時や調整後は強い力が一気にかかることがあり、数日間食事がつらいほど痛むケースもあります。

痛み止めが必要になるケースも多いです。

 

▶インビザラインの痛み

一方インビザラインは、透明なマウスピースで歯を少しずつ段階的に動かす仕組みです。

そのため力が分散されやすく急激な強い痛みが出にくいのが特徴です。

装置が粘膜を傷つけるリスクも低く、痛み止めが必要になるケースも比較的少ない傾向があります。

 

このように、インビザラインはワイヤー矯正と比べ、痛みの程度は軽く、痛みが続く期間も短いのが特徴です。

1-3. インビザラインの痛みへのポジティブな捉え方

矯正中に感じる痛みは、多くの人が経験する自然な現象です。

マウスピースが歯に適切な力をかけていたり新しいアライナーに慣れるまでの違和感からきていたりと計画通りに歯が動こうとしているサインともいえます。

 

「痛い=悪いこと」ではなく、「歯が動いている証拠」と前向きに捉えることで、気持ちの負担はかなり軽くなります。

しかも、一時的なものがほとんどです。

 

なお、歯が動く距離はインビザラインもワイヤー矯正も1ヶ月で最大約1.0mmが目安であり、極端に無理な力がかかっているわけではありません。

2. 痛みのピークはいつまで?時期ごとの変化

いつまで痛みを我慢すればいいのでしょうか。

時期ごとの痛みの特徴を紹介します。

2-1. インビザラインの痛みのピーク

最も痛みを感じやすいのは、マウスピースを初めて装着したときや、新しいマウスピースへ交換した直後と言われています。

一般的には交換後数時間〜翌日にかけて痛みが出始め24時間以内から3日目あたりにピークを迎えることが多いとされています。

2-2. 痛みが落ち着くまでの期間

痛みはずっと続くわけではなく、歯にかかる力が徐々に消費されるにつれて軽減していきます。

多くの場合、1週間ほどでほとんど気にならないレベルまで落ち着きます

人によっては2〜3日で違和感がほぼなくなることもあります。

2-3. 治療段階で痛みに違いがある

治療中は、治療の段階によって痛みの特徴に違いがあります。

 

インビザライン装着初期の痛み

装着初期は、マウスピースの違和感そのものに慣れていないため、痛み以外の不快感も強く感じやすい時期です。

しかし1ヶ月ほど経つと、装着していること自体が自然に感じられるようになる方が多いです。

 

インビザライン装着中期の痛み

装着中期は歯の移動が活発で、交換のたびに軽い痛みは出ることがあります。

しかし、装着自体への違和感のような痛みは大幅に減少します。

歯が大きく動く時には、一時的な強めの痛みを感じる方もいるようです。

 

インビザライン装着後期の痛み

治療終盤である装着後期は、細かな歯の位置の調整が中心となる時期です。

マウスピース交換時にはわずかな違和感を感じることはありますが、強い痛みを感じることは少ないでしょう。

後期になると患者さん自身も痛みの程度を予測しやすくなっていることもあり、交換時の心理的な不安も軽減されることも多いです。

3. 痛みが生じる主な原因

インビザラインの痛みにはいくつかの理由があります。

ただ漠然と「痛い」と感じるよりも、原因を知ることで不安は軽くなります。

代表的な原因を見ていきましょう。

3-1. 歯の圧迫・移動

歯を段階的に正しい位置へ動かすために力がかかることで、歯の周囲に一時的な圧迫が起こります。

これが痛みの症状につながることもあります。

 

また、装着時間が不足している状態で無理に次のマウスピースに進むと強い圧力がかかり痛みが出やすくなることがあります。

スケジュール通りに治療も進まないため、推奨されている装着時間である1日20〜22時間の装着を守ることがとても大切です。

3-2. 着脱時のトラブル

インビザライン矯正治療では、アタッチメントと呼ばれる小さな突起を歯につけることがあります。

食事や歯磨きなどでマウスピースを取り外す際、口内にアタッチメントが引っかかって痛みを感じることがあります。

慣れないうちは無理に引っ張らず、ゆっくり外すコツを歯科医院で教えてもらうと安心です。

 

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インビザラインのアタッチメントは目立つ?役割と装着時の注意点、取れたときの対処法

3-3. 口腔内トラブル

マウスピースの縁が頬や舌、歯ぐきに当たり、異物感を感じたり、擦れて痛いと感じたりすることがあります。

擦れて口内炎ができると、その部分が特に刺激を感じて痛くなることも。

マウスピースが原因では治りも遅くなります。

 

こうした場合は、マウスピースの縁を少し調整するだけで楽になることも多いです。

痛くてマウスピースをつけるのが億劫になる前に、傷が治るまでの対策やマウスピースへの対処法を我慢せず、歯科医師へ相談しましょう。

4. 痛い時におすすめ!5つの対処法

痛みが出たときに「どうすればいいか」を知っておくだけで、気持ちに余裕が生まれます。

無理に我慢するのではなく、できる対処を上手に取り入れていきましょう。

4-1. 食事の調整

痛む時はもちろん、矯正治療中は、歯に強い力がかかる硬い食べ物は避けましょう。

 

うどんや豆腐、おかゆなどのやわらかい食事を選ぶことで、歯への負担を減らせます。

ナッツ類やフランスパンのような硬い食品は痛みが落ち着くまで控えるのが安心です。

 

どのような食事がおすすめなのか、詳しくは以下の記事に書いていますので、確認してみてください!

 

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歯列矯正中の食事のポイントとは?避けるべき&おすすめの食品を具体的に紹介

4-2. 冷やす・歯茎マッサージで緩和

冷たい飲み物を口に含むと、炎症が落ち着きやすくなり痛みがやわらぐことがあります。

また、歯が動くときに引っ張られたり縮んだりする歯根膜の炎症の場合は、清潔な指でやさしく歯茎をマッサージするのも有効です。

 

マッサージすると血流が促進され、違和感が軽減することもあります。

強く押しすぎず指で円を描くように心地よい程度に行うのがポイントです。

4-3. 市販の鎮痛剤の使用

痛みが気になる場合は、市販の鎮痛剤を一時的に使用するのも方法のひとつです。

アセトアミノフェンやイブプロフェンなどは比較的使いやすいとされています。

痛みや炎症を抑える効果があり、ドラッグストアなどで手軽に購入できます。

ただし自己判断で長期間使用せず、不安がある場合は必ず歯科医師に相談しましょう。

 

成分名商品例特徴矯正中の活用ポイント
アセトアミノフェンタイレノール、ノーシン胃への負担が少なく、空腹時でも服用しやすい。
比較的穏やかな効き目。
軽〜中程度の痛みに最適。
副作用が少ないため、日常的に使いやすいタイプです。
イブプロフェンイブ、バファリンプレミアム など鎮痛・解熱作用に加え、炎症を抑える力が強い。歯の移動に伴う痛みや炎症をしっかり抑えたい時に。
アセトアミノフェンより強めの効果が期待できます。

4-4. 装着時間の相談・調整

痛みが強い場合、一時的に装着をしないというのも選択の1つです。

ただし、自己判断で外すのではなく、担当医に相談することが大切です。

 

例えば、最初の2〜3日は16時間程度にしておき、そこから徐々に装着時間を伸ばすなど。

このような一時的な調整で乗り越えられることもあります

4-5. 光加速矯正装置の活用

光加速矯正装置(PBM healing)を併用することで、痛みが軽減される可能性があります。

歯の周辺組織に近赤外線光を照射することで、細胞の働きを促し、活性化させることで歯槽骨の細胞の代謝を促進するためです。

 

結果的に、歯の移動をスムーズにさせ、治療期間を短縮も期待できます。

ただし、対応している医院でのみ導入されているため、興味があれば相談してみましょう。

5.「我慢していい痛み」と「相談すべき痛み」の見分け方

痛みが出たとき、「様子見でいいのか」「すぐ歯科医院へ連絡すべきか」の判断は迷いますよね。

ここではその目安を整理します。

5-1. 我慢していいケース

交換後3日以内の痛みで時間とともに軽くなっていく場合は自然な反応の可能性が高いです。

歯の動いている証拠として捉え、痛みへの対処もしてみながら、少し様子を見てみましょう。

5-2. すぐに相談すべきケース

インビザラインの痛みは一時的なことが多いですが、注意が必要なケースもあります。

 

1週間以上痛みが続く場合や、特定の歯だけに激しい痛みがある場合は、通常の歯の移動による痛みとは異なる可能性があります。

また、マウスピースが浮いている・きちんとはまっていない感覚がある場合は、装置が歯にフィットしていない恐れがあります。

アライナーの変形や破損、歯の動きとのズレが原因になっていることもあるため、早めの確認が必要です。

 

さらに、まれにですが治療計画の進行スピードが合っていないことが痛みの原因になるケースもあります。

我慢を続けるのではなく、違和感が強いときは治療計画の見直しも含めて歯科医師に相談しましょう。

6. 痛い時にやってはいけない!2つのNG行動

つらいときほど、自己判断で行動したくなりますが、逆効果になることもあります。

やってはいけない行動も知っておきましょう。

6-1. 自己判断での装着中断

痛みがあると外したくなりますが、自己判断で装着をやめたり時間を短くしたりするのはNGです。

 

長時間外すと歯が元の位置へ戻ろうとし、再装着時により強い圧迫感が出やすくなります。

結果として歯の動きが予定どおり進まず、治療期間が延びる原因にもなります。

6-2. ロキソニン等の乱用

ロキソニンなど抗炎症作用の強い鎮痛薬は歯の移動に関わる炎症反応を抑えすぎる可能性があるため注意が必要です。

 

まずは比較的負担の少ないアセトアミノフェンやイブプロフェンから試すのがおすすめです。

それでも痛みが続く場合は自己判断をせず、必ず歯科医師に相談して適切な薬と飲み方を確認しましょう。

7. まとめ:正しく対処して快適な矯正生活

インビザラインの痛みは、多くの場合一時的なもので、正しく対処すれば過度に心配する必要はありません。

ワイヤー矯正と比べて痛みが穏やかでコントロールしやすい点も、大きなメリットのひとつです。

食事の工夫やセルフケアなど、自分でできる対処法もたくさんあります。

 

痛みは「歯が動いているサイン」と前向きに捉えながら、理想の歯並びに近づいていきましょう。

無理をせず気になる症状があれば早めに相談することが、快適な矯正生活への近道です。

 

ウィ・スマイルでは、インビザラインの無料相談を実施しています。

痛みの不安など、納得してから矯正をスタートしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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