- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

口臭は、多くの方が気になるデリケートな悩みの一つです。丁寧な歯磨きをしていても、食後や起床直後に臭いを感じてしまうことは珍しくありません。
そんなときに、口臭対策として役立つのがマウスウォッシュです。
マウスウォッシュは、口臭のおもな原因となる細菌の増殖を抑える働きがあり、適切に用いれば口臭予防に役立ちます。ただし、製品選びや使い方によっては、期待するほどの効果が得られなかったり口内環境に負担をかけたりすることもあるため注意が必要です。
この記事では、マウスウォッシュが口臭対策として機能する仕組み、デンタルリンスとの違い、さらには製品を選ぶ際の着眼点まで解説します。
口臭対策にマウスウォッシュの使用を検討している方は、本記事の内容を参考としてご活用ください。
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- 1. マウスウォッシュは口臭対策に効果あり!
- 2. マウスウォッシュを選ぶ前に知っておきたい、デンタルリンスとの違い
- 3. 口臭対策に役立つマウスウォッシュを選ぶポイント
- 3-1. マスキング力の高さ
- 3-2. 殺菌成分の有無
- 3-3. アルコールの有無
- 3-4. 口臭対策以外の効果
- 4. 口臭対策におすすめのマウスウォッシュ5選
- 4-1. ブレスラボ マウスウォッシュ マルチケア (第一三共ヘルスケア)
- 4-2. LISTERINE リステリン (ジョンソン・エンド・ジョンソン)
- 4-3. NONIO ノニオ マウスウォッシュ(ライオン)
- 4-4. モンダミン(アース製薬)
- 4-5. ピュオーラ(花王)
- 5. マウスウォッシュの効果的な使い方
- 6. そもそも口臭が発生する原因とは?
- 6-1. 歯周病や磨き残しがある
- 6-2. 食べ物や嗜好品の強い臭い
- 6-3. 生理的要因
- 6-4. 口の中以外の病気がある
- 7. マウスウォッシュ以外でおすすめの口臭対策
- 7-1. 口臭タブレットやガム、マウススプレーを使う
- 7-2. 丁寧な歯磨きを心がける
- 7-3. 舌磨きを取り入れる
- 7-4. ドライマウスを予防する
- 7-5. 歯医者を受診する
- 8. マウスウォッシュに関するよくある質問
- Q1. マウスウォッシュは誰でも使える?
- Q2. マウスウォッシュを使っても口臭が気になる場合はどうすればいい?
- 9. まとめ|口臭対策にご自身に合ったマウスウォッシュを取り入れよう
1. マウスウォッシュは口臭対策に効果あり!
マウスウォッシュには、口臭のおもな原因となる口内細菌の増殖を抑える作用があります。継続的に使用することで、口内環境を清潔に保ちやすくなり、結果として口臭の予防に役立つでしょう。
ただし、刺激が強い製品を使ったり、必要な頻度を超えて使用したりすると、唾液の分泌が減って口内が乾きやすくなり、逆効果を招く可能性があります。
2. マウスウォッシュを選ぶ前に知っておきたい、デンタルリンスとの違い
液体タイプのオーラルケア製品は、大きくマウスウォッシュとデンタルリンスに分けられます。
見た目が似ているため混同されがちですが、目的や使い方が異なる点には注意が必要です。
| 製品 | 目的と使い方 |
|---|---|
| マウスウォッシュ(洗口液) | おもに歯磨きのあとに使用する。 口臭を一時的にカバーしたり、口内に清涼感を与えたりする目的で使われる。 |
| デンタルリンス(液体歯磨き) | 液体の歯磨き剤としてブラッシングと併用する。 歯磨き時に使うことで、付着した汚れや歯垢の除去を補助する。 |
いずれも、口に含んですすぐだけで歯磨きの代わりになるわけではありません。あくまで日々の歯磨きを補助するアイテムとして使いましょう。
3. 口臭対策に役立つマウスウォッシュを選ぶポイント

口臭対策としてマウスウォッシュを選ぶ際は、ご自身の目的や口内環境に合わせて、下記の4つのポイントを確認しておきましょう。
3-1. マスキング力の高さ
マスキング力とは、強めの香りで別の臭いを覆い隠す働きのことです。
食事後の臭いや嗜好品による口臭、口内細菌が発する臭いを軽減したいときは、マスキング力が高いタイプがおすすめです。
マウスウォッシュには、ミント系からフルーツ、ハーブ系まで幅広い香りがあります。無理なく使い続けられるものを選びましょう。
3-2. 殺菌成分の有無
歯周病や虫歯など、口内細菌の増殖に起因する口臭へアプローチしたい場合は、殺菌成分が含まれているかどうかを確認しましょう。
こうした成分による効果を期待する際には、「医薬部外品」と表示された製品を目安にするとわかりやすくなります。
医薬部外品とは、厚生労働省が効果・効能を認めた有効成分を含み、予防・衛生を目的とする製品のことです。
配合されている成分によっては、口臭予防に加えて虫歯・歯肉炎・出血の予防にも寄与するものがあります。
口臭予防に効果がある成分の例:
・セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)
・グルコン酸クロルヘキシジン
・イソプロピルメチルフェノール(IPMP)
3-3. アルコールの有無
マウスウォッシュには、アルコールを含むもの(アルコールタイプ)と含まないもの(ノンアルコールタイプ)があります。
日常的に使いたい場合には、刺激が少ないノンアルコールのほうが続けやすいでしょう。
| マウスウォッシュのタイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| アルコールタイプ | 強い爽快感が得られる | 刺激が強く、ピリピリ感が気になる場合もある |
| ノンアルコールタイプ | マイルドな刺激で使いやすい | 強い爽快感は得にくい |
なお、アルコールは消毒に使用されるため殺菌効果を期待しがちですが、アルコールタイプを毎日使うと刺激が強すぎて口内が乾燥し、かえって口臭につながるケースもあります。
3-4. 口臭対策以外の効果
マウスウォッシュの役割は、口臭ケアに限られません。
製品によっては、歯肉炎や虫歯の予防に役立つもの、あるいはホワイトニング効果が期待できるものなど、プラスアルファの機能を持つタイプも存在します。
製品を選ぶ前に、口臭以外でどのような悩みを解決したいかを整理しておくと、必要な成分や機能が判断しやすくなります。現在の口内環境や気になる症状を踏まえ、総合的に最適な製品を選びましょう。
4. 口臭対策におすすめのマウスウォッシュ5選
ここでは、口臭対策として評価されている、おすすめのマウスウォッシュを5つ紹介します。
用途や好みに合わせて、最適な製品を選ぶ際の参考にしてください。
4-1. ブレスラボ マウスウォッシュ マルチケア (第一三共ヘルスケア)

出典:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_breathlabo/product/multicare_m/
製薬会社が開発した、医薬部外品のマウスウォッシュです。
複数の薬用成分が組み合わされており、即効性のある口臭ケアに加えて、効果が一定時間持続しやすい点が特長です。
さらに、抗炎症成分を含むため、口臭ケアと合わせて歯肉炎の予防効果も期待できます。
4-2. LISTERINE リステリン (ジョンソン・エンド・ジョンソン)

出典:https://www.listerine-jp.com/brand/choose
世界売上No.1(2016年)を誇るマウスウォッシュブランドで、辛めの刺激が特徴の製品や刺激を抑えたノンアルコールタイプの製品、歯周病対策に特化した製品など、幅広いラインナップがそろっています。
殺菌作用のある4つの薬用成分を独自に配合することで、口内を広い範囲でケアできる点が特長です。100mlのミニボトルもあり、試しやすく持ち運びにも便利です。
4-3. NONIO ノニオ マウスウォッシュ(ライオン)

出典:https://nonio.lion.co.jp/lineup/mouth_wash.htm
NONIO独自の「長時間殺菌システム」によって、口臭を長時間予防しやすい点が特長です。合成香料ではなく天然ミントにこだわったブレスリフレッシュ成分で、自然な爽快感が得られます。
4-4. モンダミン(アース製薬)

出典:https://www.earth.jp/mondamin/premiumcare/
モンダミンのプレミアムシリーズは、歯だけでなく舌や歯茎までケアできる成分が配合されている点が特長です。
日本人になじみのある香味にこだわり、毎日心地良く使えるよう天然ミントオイルを採用しています。
4-5. ピュオーラ(花王)

出典:https://www.kao.co.jp/pyuora/mouthwash/
マイルドな刺激で日常使いしやすい製品として人気なのが、ピュオーラのマウスウォッシュです。殺菌成分によって菌の増殖を抑え、口内のねばつきを浄化する作用があります。
注ぎ口がこぼれにくく工夫されており、扱いやすいのもポイントです。
5. マウスウォッシュの効果的な使い方
マウスウォッシュの効果を十分に引き出すためには、正しい手順で使うことが大切です。
マウスウォッシュは、基本的に歯磨きのあとに使用します。
適量を口に含み、30秒ほど口全体に行きわたらせるようにしながらしっかりうがいをして吐き出しましょう。
使用後に水でうがいをする必要はありません。水でゆすぐと有効成分まで流れ、効果が薄れてしまいます。
また、歯列矯正でマウスピースを使用している場合は、装着前にマウスウォッシュを利用すると口内がリフレッシュされ、より快適に装着できます。
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6. そもそも口臭が発生する原因とは?

マウスウォッシュの効果を上げるには、口臭の根本原因の理解も重要です。
口臭の原因は、大きく4つに分けられます。
6-1. 歯周病や磨き残しがある
口臭の90%以上は、口内に原因があるといわれています。
そのなかで最も多いのが歯周病です。歯周病によって歯と歯茎の間に歯周ポケットができると、そこが細菌の住処になって強い口臭を引き起こします。
また、虫歯でできた空洞に食べかすが入り込むことや、磨き残しにより歯垢や食べ物が残ることで臭いを発生させているケースもあります。
6-2. 食べ物や嗜好品の強い臭い
ニンニクやネギ、ニラなど、臭いの強い食べ物も、代表的な口臭の原因の一つです。
さらに、お酒やたばこといった嗜好品も臭いが残りやすく、歯磨きで口内をきれいにしても胃や肺を経由して臭いが発生する場合があります。
6-3. 生理的要因
起床直後や空腹時、ホルモンバランスが乱れたときなど、体調の変化によって発生する口臭もあります。
これらは一時的なもので、時間が経つと自然に和らいでいくことがほとんどです。そもそも口臭を完全に消してしまうことはできないため、過度に気にしないことも大切です。
6-4. 口の中以外の病気がある
まれに、扁桃炎や咽頭膿瘍などの耳鼻咽喉系、胃がんや食道気管などの消化器系、肺がんや肺腫瘍などの呼吸器系の病気が原因となり、口臭が発生することがあります。
そのほか、糖尿病や肝硬変などが口臭の引き金となっているケースも考えられます。
7. マウスウォッシュ以外でおすすめの口臭対策
マウスウォッシュ以外にも、日常的に取り入れやすい口臭対策があります。
7-1. 口臭タブレットやガム、マウススプレーを使う
手軽に使える口臭対策グッズとして、口臭タブレットやガム、マウススプレーが挙げられます。
これらのアイテムを利用すれば、一時的ではありますが口臭を抑えられるでしょう。外出中で歯磨きができないときに携帯しておくと便利です。
7-2. 丁寧な歯磨きを心がける
口臭のおもな原因となる食べかすの残留や細菌の繁殖を防ぐには、丁寧な歯磨きが基本です。
歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシも使い、歯と歯の間や歯茎の境目を特に意識して磨くことを心がけましょう。
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7-3. 舌磨きを取り入れる
口臭の原因となる細菌は、歯や歯茎だけでなく、舌にも付着します。
舌に白い苔のようなものが見られる場合、「舌苔」と呼ばれる細菌の蓄積の可能性があります。舌専用のブラシなどを使って、1日1回、朝に軽く舌磨きをすると効果的です。
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7-4. ドライマウスを予防する
唾液には、抗菌作用によって口内を清潔に保つ役割があります。口の中が乾燥すると細菌が繁殖しやすくなり、口臭が生じるだけでなく虫歯や歯周病のリスクも高まります。
こまめに水分を取るなどして、乾燥を防ぎましょう。日頃から口呼吸になっている場合は鼻呼吸を意識するほか、ストレスをため込まないことも重要です。
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7-5. 歯医者を受診する
先ほど説明したように、口臭の90%は口の中に原因があり、歯周病や虫歯など治療が必要な場合もあります。そのため、一度歯科医院を受診するのがおすすめです。
口臭の原因となる歯石や歯垢は、日常の歯磨きだけでは除去しきれないことがあります。歯科医院でクリーニングを受けることで、口臭が改善するケースも珍しくありません。
8. マウスウォッシュに関するよくある質問
ここでは、マウスウォッシュに関してよくある質問にお答えします。
Q1. マウスウォッシュは誰でも使える?
マウスウォッシュは手軽に使える口臭対策です。妊娠中でつわりにより歯磨きがしにくい場合など、応急処置として役立つこともあります。
ただし、成分や種類によって使い方に注意が必要なケースもあります。特にお子さんが使用する場合は、ノンアルコールで低刺激なタイプを選ぶと安心です。
Q2. マウスウォッシュを使っても口臭が気になる場合はどうすればいい?
歯磨きを丁寧に行ない、マウスウォッシュを使ってもなお口臭が気になる場合、歯並びが影響している可能性も考えられます。
歯並びが乱れていると磨き残しが生じがちで、菌が発生しやすい環境となります。必要に応じて、口臭対策の一環として歯列矯正を検討するのも選択肢の一つです。
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9. まとめ|口臭対策にご自身に合ったマウスウォッシュを取り入れよう
マウスウォッシュは、口臭の原因となる細菌の活動を抑え、口内を衛生的に保つ手助けをしてくれるアイテムです。ただし、歯磨きの代わりにはならず、あくまで補助的な役割である点は覚えておきましょう。
口臭が気になる場合は、マウスウォッシュだけに頼らず、丁寧な歯磨きや舌磨き、定期的な歯科医院でのクリーニングも欠かせません。
歯並びが原因で清潔さを保ちにくい場合は、歯列矯正を検討する価値があります。
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