- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
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ホームホワイトニングは自宅で手軽に歯を白くできる方法として人気を集めています。
しかし、「費用がどれくらいかかるのか」「他の方法と比べてデメリットはないのか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ホームホワイトニングの費用相場や他のホワイトニング方法との違い、ホワイトニング以外にかかる費用などについて解説します。ホームホワイトニングの費用を抑えるポイントも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
ホームホワイトニングについての基本知識に関しては、以下の記事を読んでみてください。
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- 1. ホームホワイトニングの基礎知識と費用相場
- 1-1. ホームホワイトニングの基礎知識
- 1-2. 費用相場
- 2. 他のホワイトニング方法と費用相場
- 2-1. オフィスホワイトニング
- 2-2. デュアルホワイトニング
- 2-3. セルフホワイトニング
- 3. ホームホワイトニングは保険適用される?
- 4. ホワイトニングの料金が歯科医院ごとに異なる理由は?
- 5. ホワイトニング以外にかかる費用
- 5-1. 診察料や虫歯などの治療費
- 5-2. 歯のクリーニング費用
- 6. ホームホワイトニングの費用を抑えるポイント
- 7. ホワイトニングを長持ちさせるには?
- 8. まとめ|ホームホワイトニングが気になる方はまず歯科医院に相談してみよう
1. ホームホワイトニングの基礎知識と費用相場

ここからは、ホームホワイトニングの基礎知識と費用相場について解説します。
1-1. ホームホワイトニングの基礎知識
そもそもホームホワイトニングとは、専用のマウスピースとホワイトニングジェルを使い、自宅で歯を白くする方法です。
歯科医院で歯型を取って製作したマウスピースにホワイトニング専用の薬剤を入れ、それを歯に装着することでホワイトニングを行ないます。
ホームホワイトニングで使う薬剤は歯科医院から処方されたものを使用します。自宅でホワイトニングできるため、生活スタイルに合わせて施術を進められるのが魅力です。
1-2. 費用相場
ホームホワイトニングを始めるときは、初回の費用だけでなく継続的なランニングコストも考慮する必要があります。
ホームホワイトニングの費用相場は2万5,000~5万円程度です。最初はマウスピース製作にお金がかかりますが、一度製作すればその後は基本的に薬剤の購入費のみを負担します。薬剤は7日分で5,000~1万円程度が費用相場です。
ホームホワイトニングでは、基本的に2週間~1ヵ月程度で効果を実感する方が多いです。マウスピースの製作費を1万5,000~2万円程度とすると、効果が出るまでには2万5,000~6万円程度かかるでしょう。
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2. 他のホワイトニング方法と費用相場

ホームホワイトニングは、自宅で手軽にできるホワイトニング方法であり、コストを抑えながら歯を白くしたい方におすすめです。
以下の表では、ホームホワイトニングと他のホワイトニング方法の値段相場やメリット・デメリットを比較しています。
| 種類 | 値段相場 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| ホームホワイトニング | 2万5,000円~5万円 | 自分のペースで進められ、白さを長期間維持しやすい。 | 即効性がなく、効果を実感するまでに時間がかかる(2週間~1ヵ月程度)。 |
| オフィスホワイトニング | 3万円~5万円 | 1回の施術で効果を実感でき、即効性がある。結婚式など大切なイベント前の利用に向いている。 | 効果の持続期間が短く、3ヵ月~6ヵ月程度。継続的な施術が必要で、コストがかさむこともある。 |
| デュアルホワイトニング | 5万円~8万円 | 短期間で理想の白さを目指しながら、持続力も高い。芸能人のような白い歯を目指したい方におすすめ。 | 費用が高く、オフィスとホームの両方の費用がかかる。 |
| セルフホワイトニング | 自宅:500~5,000円 サロン:2,000~5,000円 | 費用が安く、気軽に始められる。 | 使用する薬剤の効果は弱く、歯そのものの色を大きく変えるのは難しい。歯科クリニックのホワイトニングとは異なり、即効性や持続性は期待しにくい。 |
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2-1. オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医師または歯科衛生士が歯科医院内で行なうホワイトニングのことです。施術の際は、高濃度の薬剤を塗布したあと、専用の照射器を当てることで歯を白くしていきます。
オフィスホワイトニングの値段相場は3万〜5万円程度です。1回の施術でも効果を実感しやすいため、結婚式などの大切なイベントの前に利用するのが向いています。
ただし、歯の表面のみを漂白する方法であるため、持続期間が短いのが難点です。白い歯を長く維持したい場合は定期的に施術を受ける必要があります。
2-2. デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせる方法です。まずオフィスホワイトニングで歯を白くしてから、ホームホワイトニングでその白さを維持・増進させます。
デュアルホワイトニングの値段相場は5万〜8万円程度です。2つの治療法の長所をかけ合わせているため、ホワイトニングの即効性と持続性を両立できます。その分、他の方法に比べて費用は高い点に注意が必要です。
2-3. セルフホワイトニング
セルフホワイトニングは、自分でホワイトニングを行なう方法の総称です。市販のホワイトニング用品(歯磨き粉や歯の消しゴムなど)を用いる場合と、ホワイトニングサロンに出向いて自分で施術する場合の2パターンに大きく分けられます。
セルフホワイトニングでサロンに通う場合、値段相場は1回当たり2,000〜5,000円程度です。
前提として、歯科医師や歯科衛生士の資格を所有していないスタッフはホワイトニングの施術を行なえません。そのため、ホワイトニングサロンではスタッフの説明を聞いてから自分で薬剤の塗布や照射などを行なうことになります。
セルフホワイトニングのメリットは、他の方法よりも費用を安く抑えられることです。その一方で、歯本来の色味を取り戻す意味合いが強いため、十分な白さを得るのが難しい場合もあります。
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3. ホームホワイトニングは保険適用される?
ホームホワイトニングに限らず、ホワイトニング自体が保険適用外となります。歯科医院の施術で医療保険の対象となるのは、虫歯や歯周病の治療、抜歯、手術などです。
ホワイトニングは審美目的の施術であるため、保険診療ではなく自由診療に該当します。利用する歯科医院によって料金に差が出やすいため、施術を始める前にいくつかの候補を比較検討してみるとよいでしょう。
4. ホワイトニングの料金が歯科医院ごとに異なる理由は?

先述したとおり、ホワイトニングの料金は歯科医院側が決められますが、好きなように設定しているわけではありません。
ホワイトニングの料金は、主に以下のような要素から決められています。
✅使用する薬剤の種類や濃度
✅希望の白さになるまでの期間
✅メンテナンス費用
✅歯科医院の立地やサービスの質
一般的に、薬剤の濃度が高いほどホワイトニングの効果も高まりますが、施術に求められる医師の技術も高くなります。高度な技術力が必要になることから、費用も高くなる傾向にあるのです。
さらに、白い歯を維持するためには定期的なメンテナンスが必要で、その費用も歯科医院によって幅があります。
5. ホワイトニング以外にかかる費用

ここでは、ホワイトニング以外にかかる可能性のある費用を紹介します。
5-1. 診察料や虫歯などの治療費
ホワイトニングの施術を始める前には、必ず歯科医院で口腔内検査を行ないます。虫歯や歯周病、歯の亀裂などが見つかった場合は先に治療を行ない、完治してからホワイトニングという流れになります。
5-2. 歯のクリーニング費用
歯の表面に付着した歯垢や歯石、着色汚れなどを除去するために、ホワイトニングの前にクリーニングを行なう場合があります。事前にクリーニングをしておくことで薬剤が歯に浸透しやすくなり、ホワイトニングの効果を高められるためです。
歯のクリーニングは保険適用外で、費用相場は5,000~1万円程度です。
6. ホームホワイトニングの費用を抑えるポイント

ホームホワイトニングをできるだけ安く始めたい方は、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
①キャンペーンやモニター制度を活用
新規割引やモニター募集を行なっている歯科医院を選ぶと、初期費用を1万円以上抑えられる場合もあります。
②長く使えるマウスピースを選ぶ
耐久性のあるマウスピースなら、繰り返し使用でき、追加薬剤の購入のみで済みます。
③薬剤だけを買い足して白さを維持
2回目以降は薬剤のみを追加購入することで、継続的に経済的なケアが可能です。
④分割払いや医療ローンの利用も検討
一括払いが不安な方は、分割払いや医療ローンに対応している歯科医院を選ぶと安心です。
7. ホワイトニングを長持ちさせるには?

ホームホワイトニングの効果を長持ちさせたい場合は、日頃から以下のような習慣を心がけることが大切です。
✅色の濃い食べ物や飲み物を控える
✅食事前に水を飲む
✅こまめに歯を磨く
✅禁煙する
✅歯科医院で定期的にクリーニングを行なう
カレーやミートソース、コーヒー、ワインなどは歯に着色しやすく、色戻りを早める原因となります。特に、ホワイトニング直後は歯を保護するための膜が剝がれた状態になっているため、着色しやすい飲食物は避けるのが賢明です。
着色しやすいものを口にする場合は、歯に膜を張ってくれる牛乳などを事前に飲んでおきましょう。また、食事のあとはすぐ歯を磨くことが肝要です。
同時に、定期的に歯科医院でクリーニングを受け、普段の歯磨きでは落とせない歯垢などをきれいにしてもらうとよいでしょう。
8. まとめ|ホームホワイトニングが気になる方はまず歯科医院に相談してみよう
ホームホワイトニングは、自宅で無理なく歯を白くできる方法として、多くの方に選ばれています。
オフィスホワイトニングに比べて白さが持続しやすく、セルフホワイトニングよりも高い効果が期待できます。長期的なコストパフォーマンスを考慮すると、優れたホワイトニング方法の一つといえるでしょう。
また、キャンペーンの活用やマウスピースの再利用、薬剤のみの購入などを工夫することで、費用を抑えて始めることも可能です。
ただし、値段だけで歯科医院を選ぶのではなく、初期費用や使用する薬剤の成分や濃度、医師の説明、アフターケアの有無など、医療サービスとしての質も確認することが大切です。
その他、ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、施術後は色の濃い食べ物を控えるなどのポイントを押さえておくことも重要です。
「できるだけ料金を抑えたい、でも安心してホームホワイトニングを始めたい」という方は、この記事で紹介したポイントをもとに、信頼できる歯科医院を選んでみてください。
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