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ホームホワイトニング中に水は飲める?避けるべき飲み物なども解説

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

ホームホワイトニング中に喉が渇いたものの、水を飲んでも良いのか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

飲み物がホワイトニング効果に影響する可能性もあるため、正しい知識を身に付けておくことが大切です。

 

本記事では、ホームホワイトニング中に水を飲むことは問題ないのかを解説するとともに、避けるべき飲み物やおすすめの飲食物唾液対策など、施術期間中に気を付けたいポイントを詳しく紹介します。

 

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1. ホームホワイトニングとは

ホームホワイトニングは、歯科医院で作成された専用のマウスピースと薬剤を使用し、少しずつ歯を白くしていく方法です。

1回の施術で効果を実感しやすいオフィスホワイトニングとは異なり、時間をかけて自然な白さを目指します。

 

ホームホワイトニングは通院の手間がなく、自分のペースで進められる点が大きなメリットです。

ただし、施術期間中は飲食などでいくつか注意しなければならないことがあります。

 

なお、ホームホワイトニング用のマウスピースは市販品も存在しますが、歯科医院で作成される専用品とはフィット感や安全性が異なります。

市販品は歯に合わない場合があり、唾液が過剰にたまる、薬剤が漏れるなどの不快感や効果の低下につながる可能性があるため注意しましょう。詳細はのちほど解説します。

 

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2. ホームホワイトニング中でも水はOK!飲み方のポイント

ホームホワイトニング中には水分を摂っても問題ありません。ただし、施術中の食事は避ける必要があります。

 

水を飲む際は、ぬるま湯または常温の水を少量ずつ口に含み、やさしく飲み込むのがポイントです。

ストローを使えばマウスピースや薬剤に水が触れにくくなり、より安心です。

 

「水がOKならお茶も大丈夫?」と思う方もいるかもしれませんが、お茶は微量でも色素が含まれており、施術中や施術後2時間程度は避けるのが望ましいとされています。

特にホワイトニング直後の歯は着色しやすい状態のため、水分補給は無色透明の水に限定することが推奨されます。

 

3. ホームホワイトニング中の唾液は飲み込んでも大丈夫?

ホームホワイトニング中に唾液がたまり、「飲み込んでも良いのか」「吐き出すべきか」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

 

結論からいえば、唾液を飲み込んでも問題はありません

ホームホワイトニングで使われる薬剤の主成分である過酸化尿素は、口腔内の殺菌剤としても使用されており、安全性が高い成分です。

FDA(米国食品医薬品局)でも安全性が承認されており、毒性や副作用の心配はほとんどありません。

 

また、マウスピースの中に唾液が入っても、効果が大きく下がるほど薬剤が薄まることもありません。

むしろ唾液には、口内環境を整えて薬剤の刺激をやわらげる働きがあります。

 

ただし、唾液と薬剤が混ざることで不快な味を感じることがあるため、気になる場合は次の項目で説明する唾液対策を講じるとよいでしょう。

 

4. ホームホワイトニング中の唾液対策

口腔内には常に2~3ml程度の唾液が存在しており、ホームホワイトニング中に気になる場合は飲み込んでも問題ありません。

しかし、「できれば気にならない程度に唾液を抑えたい」と思う方もいるでしょう。

 

ここでは、ホームホワイトニング中にできる唾液対策を紹介します。

 

4-1. 唾液腺に綿などを詰めておく

唾液は「唾液腺」から分泌されており、約95%が上奥歯のあたりにある耳下腺、下奥歯のあたりにある顎下腺、舌の裏にある舌下線の3つの線から生成されています。

これらの部位に綿やガーゼを詰めておくと唾液を吸い取ってくれるため、ホームホワイトニング中に唾液が気にならなくなるでしょう。

 

4-2. あおむけでホワイトニングする

あおむけでホームホワイトニングを行なうと、唾液が自然に喉の奥へ流れ、口腔内にたまりにくくなります。

また、マウスピース内に唾液が入りにくくなるため、薬剤の効果を保ちやすいというメリットもあります。

 

ただし、あおむけで長時間じっとしていると、うっかり眠ってしまう可能性がある点に注意が必要です。

マウスピースを指定時間以上装着すると、歯がしみるなどの症状が出ることがあるため、使用時間は必ず守りましょう。

 

もしもそのような症状が出たら使用を中止し、しばらく様子を見ます。2~3日経っても改善しない場合は歯科医師に相談してください。

 

4-3. 歯に合ったマウスピースを使う

ホームホワイトニング中に唾液が気になる場合、マウスピースが歯に合っていない可能性があります。

特に、市販のマウスピースは汎用型であるため、人によっては歯にフィットしない場合があり、唾液がたまりやすくなることがあります。

 

また、マウスピースは経年劣化や保管状態によって変形することもあるため、違和感を覚えたら歯科医師に相談しましょう。

 

4-4. オフィスホワイトニングを利用する

上記の対策を試しても唾液が気になるのであれば、歯科医院で行なうオフィスホワイトニングを検討するのも一つの方法です。

オフィスホワイトニングであれば、施術中に唾液を吸引する機器が使用されるため、唾液による不快感がほとんどありません。

 

5. ホームホワイトニング後は水を飲んでも良い?

ホームホワイトニング後も、水を飲むことに問題はありません。

むしろ着色リスクを下げ、薬剤の効果を維持する働きがあります。

 

また、食前に水を飲むことで歯の乾燥を防ぎ、着色しにくい状態を保つことが可能です。

さらに食事中にもこまめに水を飲めば、歯の表面に付着した色素や汚れを洗い流す効果も期待できます。

 

6. ホームホワイトニング期間中に避けるべき食べ物や飲み物

ホワイトニング直後は、薬剤の作用によって歯の表面の膜がはがれた状態になっています。

そのため、歯が着色しやすくなっていることから、ホワイトニング施術後1~2時間は水以外の飲食を避けるほうがよいでしょう。

 

この時間を過ぎても、ホワイトニング期間中は着色リスクを避けるため、飲食物の選び方に注意が必要です。

具体的にどのような食べ物・飲み物を控えたほうがいいのか、以下で詳しく解説します。

 

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6-1. 色の濃い食べ物や飲み物

色が濃い飲食物は歯の表面に付着しやすく、着色の原因になります。

 

代表的なものは以下のとおりです。

 

  • ・カレー
  • ・ケチャップ
  • ・ソース
  • ・醤油
  • ・味噌
  • ・緑茶
  • ・コーヒー
  • ・ココア

 

どうしても色の付いた飲み物を摂る場合は、ストローを使用して歯に触れにくくすることで着色リスクを軽減できます。

 

6-2. ポリフェノールが含まれている食べ物や飲み物

ワインなどに含まれているポリフェノールは、歯の表面の膜と結びつきやすく、着色の原因になります。

色が薄い食品でも、ポリフェノールを含むものには注意が必要です。

 

ポリフェノールを含む食べ物としては以下が挙げられます。

 

  • ・ワイン
  • ・コーヒー
  • ・お茶
  • ・チョコレート
  • ・ブドウ
  • ・イチゴ

 

なお、大豆に含まれるイソフラボンもポリフェノールの一種であるため、ホワイトニング期間中は控えるのが望ましいとされています。

6-3. 酸性の食べ物や飲み物

炭酸飲料やアルコール、梅干しなど酸性の食べ物・飲み物は、口の中を酸性化させて歯の表面を脱灰(だっかい)させ、着色しやすい状態をつくります。

色の濃い飲食物などと一緒に摂ってしまうと、さらに着色しやすくなるでしょう。

 

また、酸による刺激で知覚過敏を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。

 

酸性の飲食物の代表例は以下のとおりです。

 

  • ・炭酸飲料
  • ・スポーツドリンク
  • ・グレープフルーツ、オレンジ、レモンなどの柑橘類
  • ・ビタミンC(クエン酸)
  • ・ドレッシングなど酢を使った食べ物
  • ・梅干しなどの酸味の強い食べ物

 

7. ホームホワイトニング期間中におすすめの食べ物

前項ではホームホワイトニング期間中に避けたほうが良い飲食物を紹介しました。

一方で、ホワイトニング効果をサポートし、口腔環境を整える食べ物も存在します。

 

ここでは、施術期間中におすすめの食べ物を2点紹介します。

 

7-1. 繊維質の多い野菜

繊維質の豊富な野菜には、歯の表面に付着した汚れを除去する働きが期待できます。

特にニンジンやセロリなどの硬めの野菜は、噛むことで唾液の分泌を促し、口腔内の洗浄効果を高めます。

 

また、唾液には口内の細菌の繁殖を抑える作用や、口臭予防の効果もあるため、繊維質の多い野菜はホワイトニング期間中の口腔ケアに最適といえるでしょう。

 

7-2. ブロメラインやリンゴ酸を含む果物

パイナップルやキウイなどに含まれる「ブロメライン」という酵素は、色素と結合するタンパク質を分解する働きがあり、歯垢の除去にも効果があるとされています。

また、リンゴや梨に含まれる「リンゴ酸」には色素沈着を予防する作用があり、ホワイトニング中の補助食品として適しています。

 

これらの果物は噛み応えがあり、唾液の分泌を促す点も大きなメリットです。

ただし、果物の中でもブドウやイチゴなど、ポリフェノールを多く含むものは着色の原因となるため、施術期間中は控えるようにしましょう。

 

8. 色の濃い飲み物を摂ってしまった場合の対処法

ホームホワイトニング直後などにうっかり色の濃い飲食物を摂ってしまった場合でも、すぐに着色するわけではありませんが、できるだけ早めに対処することが大切です。

 

まずは水で十分にうがいをして、歯の表面に付着した色素を洗い流しましょう。次に、ホワイトニング専用の歯磨き粉で軽く歯を磨きます。

 

このとき、研磨剤入りの歯磨き粉は使わないようにしてください

ホワイトニング直後の歯は表面の保護膜が一時的にはがれており、研磨剤によって傷が付くと、汚れがさらに落ちにくくなります。

 

外出中などで歯磨きが難しい場合は、うがいだけでも行なうようにしましょう。

9. まとめ|水を上手に利用してホームホワイトニングの効果を高めよう

ホームホワイトニング中には、水を飲んでも問題ありません。むしろ、無色透明の水をこまめに摂ることで着色リスクを抑え、ホワイトニング効果の維持にもつながります

ただし、色が薄く見えてもお茶などには色素が含まれているため、施術中や直後は避けることがポイントです。

 

唾液も飲み込んで構いませんが、気になる場合は唾液腺付近に綿などを詰めておくと快適に過ごせるでしょう。

また、ホワイトニング後は色の濃い飲食物やポリフェノールを含む食品を控えることで、白さを長持ちさせることができます。

 

ホームホワイトニングは、歯科医師と相談しながら進めることが大切です。

信頼できる歯科医院を見つけておけば、万が一トラブルが発生しても安心して対応を任せられます。

 

ウィ・スマイル」は、マウスピース矯正を希望する患者さんと全国の歯科医院をつなぐポータルサイトです。

マウスピース矯正を行なっている歯科医院ではホワイトニング施術も提供しているケースが多く、ホワイトニングを検討している方にもおすすめのサイトです。気になる方は、ぜひ一度「ウィ・スマイル」の詳細をご確認ください。

 

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