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湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
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1.歯ブラシケースのメリットは衛生的に携帯できること

歯ブラシを持ち運ぶ際には、歯ブラシケースに収納するのがおすすめです。

 

歯ブラシケースを使用すれば、バッグの中で歯ブラシがほかの荷物などに触れることがなく、衛生的に携帯できます。荷物による圧迫でブラシ部分が傷むこともありません。

 

また、歯ブラシは使用後水分が残りやすいため「蒸れによる雑菌の繁殖が気になる」という方も少なくないでしょう。こうした場合も、通気性に配慮された歯ブラシ専用のケースを利用すればリスクを軽減できます。

 

加えて矯正治療中の方は、口腔内を清潔に保つために歯ブラシを持ち歩く機会も増えるでしょう。衛生的に歯ブラシを携帯するために、歯ブラシケースをぜひ活用してください。

2.歯ブラシケースを選ぶ際のチェックポイント

歯ブラシケースにはさまざまな種類があり、それぞれ機能性や使いやすさが異なります。

 

ここからは、自分に合った歯ブラシケースを選ぶために、チェックしたいポイントを紹介します。

2-1.サイズ・形状

歯ブラシケースには、「歯ブラシのみを収納できるもの」「ハミガキなどのデンタルグッズをまとめて収納できるもの」「ケースをコップとして利用できるもの」など、さまざまなサイズ・形状のものがあります。普段から外出先で歯磨きをする方にとっては、ケースの大きさや形は非常に重要なポイントでしょう。

 

常に持ち歩く場合は「普段使用するバッグに入るか」を、職場に保管するのであれば「引き出しなどのパーソナルスペースに収まるか」を確認することをおすすめします。

 

なお、コンパクトなケースは携帯に便利なものの、収納できる歯ブラシのサイズが制限されることがあります。そのため購入時には、使用している歯ブラシが入るかどうか、ケースのヘッドサイズや長さをチェックするようにしてください。

2-2.通気性

プラスチックやシリコン・EVA・メッシュ・布・ビニール・竹など、販売されている歯ブラシケースの素材はさまざまです。

 

「どれを選べばいいの?」と迷う方もいるかもしれませんが、歯ブラシを衛生的に携帯するには湿気がこもらないことが重要です。湿気がこもると雑菌が繁殖しやすくなり、歯ブラシが臭ったり、カビが生えたりする原因にもなります。そのため、通気性の良さに着目するのも選び方の一つでしょう。

 

基本的に、通気性に優れているのは布やメッシュ素材です。なお、プラスチック製のケースを検討する場合には、通気用の穴があるものを選ぶとよいでしょう。

2-3.機能性

歯ブラシケースのなかには、以下のような機能を持つものもあります。

 

・水分の拭き取りが簡単な撥水機能

・雑菌の繁殖を防ぐ抗菌機能

・いやな臭いを防ぐ防臭機能

・歯ブラシを清潔に保てるUV除菌機能

 

このほかにも、狭い場所の使用で便利な自立機能があったり、丸洗いに対応していたりと、さまざまな付加機能が備わったケースがあります。使い方や環境、重視したいポイントに応じて選びましょう。

2-4.デザイン

歯ブラシケースを選ぶ際には、デザインにも着目することをおすすめします。

 

好みのデザインのケースを選ぶことは、歯磨きのモチベーションを保つために重要です。お気に入りのデザインのケースを選べば持ち歩くたびに気分が上がり、歯磨きの時間も楽しくなるでしょう。

 

サイズや通気性、機能性と併せてぜひチェックしてみてください。

3.歯ブラシケースおすすめ6選

ここからは、おすすめの歯ブラシケースを紹介します。比較的入手しやすく、機能性の高いものをピックアップしているので、ケース選びにぜひお役立てください。

3-1.MIGACOT(LION)

出典:https://www.lion.co.jp/ja/products/514

 

「MIGACOT(ミガコット)」は、ハミガキ・歯ブラシをはじめ、多くのマウスケア商品を手がけるLIONから発売されている歯ブラシケースです。

 

ふた部分がコップになっているほか、ミニサイズのハミガキなら一緒に収納できるため、歯磨きに必要なアイテムがコンパクトにまとまります。

 

また、歯ブラシ収納部分に大きな通気穴があるため湿気がこもりにくく、歯ブラシを清潔に保てます。さらに自立型のため使用時や保管時も場所を取らず、職場など自宅外に置いておくにも便利でしょう。

 

色はピンク・グリーン・ブラックの3色から好みの色を選べます。ケース単品のほか、ハミガキ・歯ブラシのセットもあり、これから携帯用のセットを購入したい方にもおすすめです。

3-2.くりたんハブラシケース(エビス)

出典:https://www.ebisu-grp.co.jp/products/detail/639/

 

エビスの「くりたんハブラシケース」は、歯ブラシだけをコンパクトに収納したい方におすすめです。スリムな形状ながら、標準的なサイズの歯ブラシを収納できるため、普段使用している歯ブラシを持ち歩くのにもぴったりでしょう。

 

素材はプラスチック(ポリプロピレン)で、しっかりと歯ブラシを保護できます。

 

カラーは明るい4色展開で、ケースの上部にスマイルマークが付いたかわいいデザインです。この顔の部分は通気穴となっており、ケースの中に湿気がこもるのを防いでいます。

3-3.サイドメッシュ歯ブラシポーチ(無印良品)

出典:https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182202977

 

無印良品の「サイドメッシュ歯ブラシポーチ」は、ホワイトを基調としたシンプルなデザインのポーチ型歯ブラシケースです。

 

素材は底部分が水気を拭き取りやすいEVA、サイド部分がナイロンメッシュで、通気性に配慮されています。歯ブラシの蒸れが気になる方におすすめです。

 

サイズは、SとLの2種類があり、Sサイズは歯ブラシ1本と携帯用ハミガキ、Lサイズには通常サイズのハミガキやシリコンカップなどを一緒に入れられるサイズ感です。

3-4.レース歯ブラシポーチ(アフタヌーンティーリビング)

出典:https://shop.afternoon-tea.net/shop/g/gJF24-25105539/

 

Afternoon Tea LIVINGの「レース歯ブラシポーチ」は、透かしレース生地にゴールドのブランドパーツがあしらわれた、ポーチ型の歯ブラシケースです。高級感を感じさせるおしゃれなデザインで、楽しく持ち運びできるでしょう。

 

素材は表地がPVCコーティングされた綿、裏地がポリエステルで、底部分はメッシュになっているため通気性は抜群です。湿った歯ブラシを収納しても水分が溜まりにくく、衛生面の心配もありません。

 

なお、同素材のポーチやスパバッグとのコーディネートを楽しめることも大きなポイントです。

3-5.モウカワイターノ 歯ブラシケース(ハートウエル)

出典:https://hartwell.co.jp/products/151073

 

タオルメーカー・ハートウエルの「モウカワイターノ 歯ブラシケース」は、速乾性に優れた今治タオルの歯ブラシケースです。リボンで結ぶポーチタイプで、ハミガキや携帯用のマウスウォッシュなども一緒にまとめられます。

 

ポーチ自体が珪藻土の構造を再現した糸で織られており、吸水性・発散性が高く、濡れた歯ブラシを入れても乾きが早いことが特徴です。さらに丸洗いが可能なため、いつでも清潔に使用できるでしょう。

3-6.ポータブル歯ブラシUV除菌ケース(デンタルコンセプト)

出典:http://www.sangointer.co.jp/brand/dentalconcepts/index.html

 

アメリカのデンタル用品会社・デンタルコンセプトの「ポータブル歯ブラシUV除菌ケース」は、紫外線の照射によって歯ブラシに残った細菌やバクテリアを安全に除去できるケースです。歯ブラシを洗って水を切りケースに入れると、約10分で歯ブラシを除菌できます。

 

単4形アルカリ電池で作動するコンパクトさが魅力で、自宅での普段使いのほか、持ち歩きもできます。より清潔な状態で歯を磨きたい方にぴったりでしょう。

4.歯ブラシケースを使う際の注意点

歯ブラシは適切な状態で保管をしないと、雑菌が繁殖してしまうおそれがあります。歯ブラシケースに歯ブラシを収納する際には、次の2点に注意しましょう。

 

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4-1.歯ブラシの水分は拭き取ってから収納する

歯ブラシを使用後、濡れたまま歯ブラシケースに収納するのは良くありません。湿気がこもってしまい、雑菌が繁殖するリスクが高くなってしまいます。

 

歯ブラシケースには通気性に優れた素材のものもありますが、濡れたままでは乾きにくく、衛生的ではないでしょう。雑菌により歯ブラシが臭う原因になるほか、環境によってはカビが生えてしまうこともあります。

 

そのため、使用後は水分をよく切り、ティッシュや清潔なタオルなどで残った水分を拭き取ってからケースに収納してください。

4-2.歯ブラシケースを定期的に洗浄する

歯ブラシケースは、歯ブラシに残ったわずかな食べかすやハミガキ、歯ブラシの湿気による雑菌の繁殖などによって汚れやすいため、定期的に洗浄が必要です。

 

歯ブラシケースの洗浄方法は、素材や形状などによって異なります。取扱説明書に沿って適切な方法でお手入れし、清潔に保ちましょう。

 

しっかり洗っても汚れや臭いが気になる場合は、歯ブラシケースを新しいものに交換することをおすすめします。

5.歯ブラシケースに関するよくある質問

ここからは、歯ブラシケースについてよくある質問についてお答えします。

5-1.Q1. 歯ブラシケースはどこで買える?

歯ブラシケースは、おもにドラッグストアやマウスケア商品を扱うバラエティストア、100円均一の歯ブラシコーナーなど、歯ブラシを扱っている店舗で購入できます。

 

そのほかには、ライフスタイルショップや雑貨店などでも取り扱いがあるでしょう。

 

いずれも、実店舗はもちろんインターネット通販でも購入可能です。

5-2.Q2. 歯ブラシケースの代用品になるものは?

歯ブラシを持ち運びたいときに使えるものとしては、以下の3つが挙げられます。

 

・食品用のポリ袋やチャック付きの保存袋

・ポリエチレン手袋

・ポーチやペンケース

 

身近にあり活用しやすいのは、食品用のポリ袋やチャック付きの保存袋でしょう。安価で毎日交換できるうえ、持ち歩きの際にほかの荷物が濡れることもありません。

 

またポリエチレン手袋は、指の部分に歯ブラシを1本ずつ差し込むことによって、複数本を分けて収納できます。家族旅行でそれぞれの歯ブラシを用意したいときや、普通の歯ブラシとタフトブラシなど、複数の歯ブラシを持ち運びたいときに便利です。

 

そのほか、チャックで開閉できるポーチやペンケースを活用するのもよいでしょう。

 

ただし、通気性や歯ブラシ部分の保護を考えると、やはり歯ブラシケースの使用がおすすめです。代用品は、あくまでも一時的に使えるものと考えておきましょう。

6.まとめ|歯ブラシケースで歯ブラシを清潔に持ち歩こう

歯ブラシケースは歯ブラシを持ち運びやすく収納するだけでなく、歯ブラシを清潔に保つためにも必要なアイテムです。

 

湿気がこもった状態の歯ブラシは雑菌が繁殖しやすく、歯ブラシの臭いやカビの原因となります。外出先でも清潔に気持ち良く歯磨きができるよう、自分に合った歯ブラシケースに入れて持ち歩きましょう。

 

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