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リテーナーは1日何時間装着するべき?リテーナーの役割と外すリスクも紹介

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

歯列矯正のあとに装着が必要となるリテーナーですが、お手入れの面倒さや、早く矯正の器具から解放されたいという思いから「少しの時間くらいなら外しても大丈夫なのでは」と考える方も少なくありません。

 

実際、どれくらいの期間なら外しても大丈夫なのでしょうか?

 

この記事では以下の点について解説します。
🔵リテーナーは1日に何時間装着するべきか
🔵リテーナーの役割と装着期間の目安
🔵リテーナーは何時間まで外しても大丈夫か

 

リテーナーの装着時間や期間について気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

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1. リテーナーは1日何時間つけるべき?

リテーナーを1日に何時間装着するべきかは、歯列矯正終了後、時期によって異なります。
歯列矯正後最初の3~6ヵ月間は1日18~20時間以上装着します。これは基本的に食事や歯磨きの時間を除き、ずっとつけている状態です。歯並びを整えた直後は歯が動きやすいため、このように長時間の装着が推奨されています。

 

歯の位置が固定されてきたら、装着時間を短くしていきます。6ヵ月~1年後には寝ている間の8時間程度だけ装着するのが一般的です。さらに2~3年後には、週に数回程度の装着でも歯並びを維持できるケースが多くなります。

2. リテーナーの役割と装着期間

そもそもリテーナーにはどのような役割があるのか、一般的にどれくらい装着期間が続くのかについて解説します。

2-1. リテーナーの役割は新しい歯並びを身体になじませること

歯列矯正のステップは、専用の装置を使って実際に歯を動かしていく動的治療」と、きれいに整った歯の位置をキープする保定期間」の2つに分けられます。

このうち「保定期間」において重要な役割を担うのが「リテーナー保定装置)」です。動かし終わったばかりの歯はまだ不安定で、すぐに元の位置に戻ろうとします。そこでリテーナーを用いて歯を固定し、新しい位置になじませるのです。

 

リテーナーを使う保定期間は歯を動かす動的治療と同じくらい大切だといわれています。正しく装着しなければ、せっかく時間をかけて整えた歯並びが少しずつ移動し、元に戻ってしまうかもしれません。

2-2. 2年程度の装着が目安

リテーナーの装着期間は動的治療にかかった期間と同程度必要とされています。具体的には1~3年程度になることが多く、平均的な期間は2年程度です。これより短い期間でやめてしまうと、元の状態に戻る可能性が高くなります。

 

また、リテーナーは歯の位置が安定したあとも装着したほうが良いともいわれています。長い期間装着が必要なため面倒に感じることがあるかもしれませんが、歯科医師の指示を守り、正しく装着するようにしましょう。

 

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3. リテーナーは何時間まで外しても大丈夫?

リテーナーの装着は大切だとわかっていても、うっかり外したままにしてしまったり、サボりたくなったりすることがあるかもしれません。

リテーナーは何時間くらいなら外しても歯並びに影響が出ないのか、外したままにする期間ごとのリスクや影響を詳しく解説します。

3-1. 3時間以上リテーナーを外した場合

リテーナーを3時間以上外したままにするとわずかですが歯並びに変化が出始めます。そのため3時間以上外したあとにリテーナーを付けると、違和感や締め付けられるような痛みを感じることがあります。

 

これは歯が少し動いてしまったサインです。3時間程度で動いた範囲であれば、そのままリテーナーを使い続けて問題ありません。自然に違和感も消えていくことがほとんどです。

3-2. 1日リテーナーを外した場合

リテーナーを丸1日外したままにすると再び装着した際の違和感痛み数時間程度外したときよりも大きくなります。ただこの場合も、そのまま使い続けて問題ありません。

 

数日間装着して締め付け感や痛みが自然に解消されるようであれば、歯並びへの大きな影響はないと考えてよいでしょう。

3-3. 1週間以上リテーナーを外した場合

リテーナーを1週間以上外したままにすると再度装着する際、強い違和感や痛みを覚えます。これはリテーナーを作った当初と比べて、ほぼ確実に歯並びが変化しているためです。

 

無理に装着を続けると歯や歯茎を傷める恐れがあります。「リテーナーを装着すると強い痛みを感じる」「リテーナーが浮いて正しく装着できない」といった場合は、リテーナーを作り直す必要があるかもしれません

3-4. 1ヵ月リテーナーを外した場合

リテーナーを1ヵ月以上外してしまうと歯並びが大きく移動し再矯正が必要になる可能性が非常に高くなります。この状態でリテーナーを装着するのは難しく、無理に装着すると合わなくなったリテーナーが歯や歯茎などの周辺組織を圧迫し、痛みや炎症につながるリスクも高くなります。

 

再矯正となれば、さらに時間がかかるだけでなく費用も必要です。せっかくの歯列矯正を無駄にしないためにも、ご自身の判断でリテーナーを外したままにするのは控えましょう

 

万が一長期間外してしまった場合は無理に装着せず、早めに歯科医師へ相談することをおすすめします。

4. リテーナーの装着推奨時間を守らなかった場合の3つのリスク

リテーナーの装着時間を守らなかった場合どうなるのか、これまでの内容から具体的な3つのリスクについてまとめて紹介します。

4-1. 後戻りする

リテーナーの装着時間を守らないことによるリスクとしてまず挙げたいのは、「後戻り」です。後戻りとは、歯列矯正の動的治療後に歯が元の並びに戻ろうとする自然な働きのことをいいます。移動させたばかりの歯は、周囲の組織がまだ固まっていません。元の位置に戻ろうと働くため、リテーナーで固定する期間を設けなければ後戻りを防ぐことはできないのです。

 

すでにお伝えしたとおり、後戻りしなくなるまでには1~3年程度必要です。その間、リテーナーを正しく装着しなければ後戻りを止めることはできません。

 

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歯列矯正で後戻りする確率は?原因と対策・再矯正にかかる費用を解説

4-2. 再装着時に痛みを感じる

後戻りするとリテーナーを再びつけるのが難しくなります。無理に装着しても締め付けるような痛みを感じるため、それまでと同様に使用することはできません。

 

これは動いた歯並びに対し、リテーナーの形状が合わなくなったために起こるものです。装着しているうちに違和感が消えれば問題ありませんが、もし痛み強い違和感が続く場合やリテーナーが浮いてきちんとはまらない場合はリテーナーそのものを作り直さなければならないケースもあります。

4-3. 再度矯正治療が必要になる

「少しくらい外していても問題なかった」という経験を繰り返しているうちに、外している感覚がなくなることがあります。また「もう大丈夫なのでは?」と自己判断で使わなくなることもあるかもしれません。

 

リテーナーの装着時間を守らない期間が長くなれば大きく後戻りして再度矯正治療が必要になる可能性があります。特に、歯科医師が推奨する装着期間を終える前に、勝手にリテーナーの装着をやめてしまった場合、ほぼ確実に元の歯並びに戻るといわれています。

5. リテーナーの正しいお手入れ方法

リテーナーには薄いプラスチック製のマウスピースタイプや、ワイヤーとプレートでできたベックタイプなどがあります。いずれもお手入れの方法に変わりはありません。リテーナーを清潔な状態で使用するためには、以下のポイントを守ってお手入れしましょう。

 

✅リテーナーを外したあと、水またはぬるま湯で洗う

✅やわらかい歯ブラシで磨く、または洗浄剤を使用

✅アルコール消毒は素材を傷めるのでNG

 

特にマウスピース型のリテーナーは、歯の表面に付着するのと同じプラーク(歯垢)が付いて塊になりやすいため、細かい部分までよく確認しながら洗浄することが大切です。リテーナーを歯ブラシで洗ってから洗浄剤を使用すると、よりきれいに洗浄できます。

 

洗浄と併せて傷や破損がないかもチェックしておきましょう。もし気になる傷や破損を見つけた場合は、早めに歯科医院に相談してください。

6. リテーナーの装着に関するよくある質問

リテーナーの装着に関するよくある質問と回答を紹介します。

Q1. 保定期間の通院ペースは?

A. 歯並びが安定していない最初の数回は1ヵ月に1回あるいは3ヵ月に1回などの短いペースで通院するのが一般的です。歯並びがなじんでくれば、徐々に通院の間隔は広くなります。具体的には2~3ヵ月に1回、4ヵ月に1回、最終的には半年に1回といったペースになります。

Q2. 保定期間が終わればリテーナーは装着しなくてもいい?

A.保定期間が終わったあとの後戻りは少ないと考えられているため、装着しなくてもかまいません。とはいえ、身体が元の歯並びを記憶しているため、保定期間が終わったあともまったく後戻りしないわけではない点は理解しておきましょう。

 

例えば舌癖頬杖うつぶせ寝などの習慣があると後戻りしやすいといわれています。リテーナーを外した状態では癖や習慣の影響も受けやすくなり、ほぼ元の状態まで戻ることもあります。

 

長くきれいな歯並びを維持したいなら、保定期間後も何時間かリテーナーを装着するのがおすすめです。どれくらいでやめるべきか、着用を続けるなら1日何時間くらいが良いのか、歯科医師に相談して決めておくとよいでしょう。

Q3. リテーナー装着時の食事の注意点はある?

A.リテーナーをつけながらの飲食は基本的に禁止です。そのため食べ歩きのような場面では事前に外しておくか、長い期間リテーナーを外しても後戻りしない時期まで控えたほうが良いかもしれません。できればジュース熱い飲み物をとるのも避けましょう。

 

特にマウスピースタイプのリテーナーの場合、コーヒーや紅茶など色素の濃い食品をとると色素が沈着しやすく、熱い飲み物は変形の原因になります。食べ物のカスがリテーナーに入り込めば、虫歯や歯周病の原因にもなるでしょう。

 

リテーナーをきれいな状態で使用するためにも、食事中はリテーナーを取り外すようにしましょう。

7. まとめ|リテーナーは装着時間を守って正しく使うことが大切

リテーナーは何時間も外したままにすると、再装着時に違和感が出ることがあります。また、長期間外したままにしてしまうと歯並びが後戻りし、せっかくの歯列矯正が台なしになることも考えられます。自分の判断で安易に外したままにせず、歯科医師から指示されたリテーナーの装着推奨時間を守り、正しく装着することがきれいな歯並びの維持につながります。

 

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