- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
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歯は日常的にケアをしていても、食べ物などの影響で黄ばんでしまうことがあります。歯の色は人の顔の印象を左右するため、気にする方も多いでしょう。
歯の黄ばみを改善させる方法の一つが、「ホワイトニング」です。ホワイトニングを行なうことで歯本来の白さを取り戻せます。
ただし、高校生など若い方のホワイトニングには注意すべき点もあるため、それらを押さえたうえで歯のケアをしていきましょう。
今回は、歯が黄ばむ原因と日常的な黄ばみ対策を解説し、高校生がホワイトニングをする際の注意点を紹介します。
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- 1. 歯が黄ばむ原因
- 1-1. 食べ物や飲み物による着色汚れ
- 1-2. 磨き残しによるプラーク(歯垢)
- 1-3. 生まれつきの歯の色
- 2. 高校生でもできる!日常的な歯の黄ばみ対策
- 2-1. 正しい歯磨きを習慣にする
- 2-2. 黄ばみやすい飲食物を避ける
- 2-3. 定期的に歯科医院でクリーニングを受ける
- 3. 歯の黄ばみが気になるならホワイトニングもおすすめ
- 3-1. 歯科医院のオフィスホワイトニング
- 3-2. 自宅で行なうホームホワイトニング
- 3-3. サロンやエステのセルフホワイトニング
- 3-4. オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニング
- 4. 高校生がホワイトニングをする際の注意点
- 4-1. ホワイトニングには保護者の同意が必要
- 4-2. 乳歯はホワイトニングできない
- 4-3. ホワイトニングは保険適用されない
- 5. まとめ|日常的に歯をケアして歯が黄ばむのを防ごう!
1. 歯が黄ばむ原因
歯が黄ばむ原因には、おもに次の3つが挙げられます。
・食べ物や飲み物による着色汚れ
・磨き残しによるプラーク(歯垢)
・生まれつきの歯の色
大人だけでなく、成長期にある高校生でも歯が黄ばむことがあります。
思春期はホルモンバランスの変化や生活習慣の乱れにより、唾液の分泌量が減少したり、磨き残しが増えたりしやすい時期でもあります。
歯の黄ばみが気になったら、まずはその原因を考えてみましょう。
1-1. 食べ物や飲み物による着色汚れ
飲食物によって歯の表面に色素汚れ(ステイン)が付着すると、歯が黄ばむことがあります。飲食物によって着色のしやすさは異なります。
着色しやすい飲食物
・コーヒー
・チョコレート
・カレー
・ケチャップ
・ブルーベリー
歯の黄ばみを防ぐには、着色しやすい飲食物は可能な限り避け、食べた後はすぐに歯を磨くことが大切です。
高校生の場合、学校では歯磨きがしにくく、口腔ケアが不足しがちです。食べた後すぐにケアできない点も、着色汚れが付きやすい理由といえるでしょう。
1-2. 磨き残しによるプラーク(歯垢)
歯磨きが不十分な場合、口の中に歯垢(プラーク)が残ります。本来プラークは白色ですが、飲食物の色素により黄色く変色していくため、歯が黄ばむ原因となります。
プラークが固まって歯石になると、自分で除去することができません。日頃の歯磨きでプラークが残らないようにするとともに、定期的に歯科医院で除去してもらいましょう。
また、口の中が乾燥していると唾液の働きが弱まり、プラークが残りやすくなるため、口呼吸する癖がある方は注意が必要です。
1-3. 生まれつきの歯の色
歯は歯髄、象牙質、エナメル質が層になってできており、外側のエナメル質は半透明のため、歯は象牙質が透けて見えている状態です。
象牙質の色には個人差があり、もともと象牙質の色が濃い人は歯が黄ばんで見えやすくなります。また、日本人は白人と比べるとエナメル質が薄く、象牙質が透けやすいため黄色みがかっている場合が多い傾向にあります。
2. 高校生でもできる!日常的な歯の黄ばみ対策

歯の黄ばみを防ぐなら、日常的な口腔ケアから始めましょう。
高校生でも行ないやすい歯の黄ばみ対策を3つ解説します。
・正しい歯磨きを習慣にする
・黄ばみやすい飲食物を避ける
・定期的に歯科医院でクリーニングを受ける
2-1. 正しい歯磨きを習慣にする
プラークによる歯の黄ばみを防ぎたいなら、正しい歯磨き習慣を身に付けましょう。毎日歯磨きをしているのに歯垢が残ってしまう場合は、歯磨きの方法に問題があるかもしれません。
歯ブラシは歯茎にダメージを与えないよう、やわらかめのものを選びましょう。歯磨き粉は、ポリエチレングリコールやフッ素などを含むものがおすすめです。歯間ブラシやフロスも適宜活用しましょう。
歯を磨くときは歯ブラシの毛先を歯の面にあてて、軽い力で小刻みに動かします。歯垢(プラーク)が付きやすい歯と歯茎の間や、歯と歯の境目は特に丁寧に磨きましょう。
2-2. 黄ばみやすい飲食物を避ける
歯の黄ばみを防ぐには、カレーやコーヒーなど黄ばみの原因となる飲食物を避けるのも一つの方法です。完全に避けるのではなく、着色しやすい飲食物をとる頻度を減らすのも効果的です。
仮にこれらの飲食物を摂取した場合は、食べた後すぐに歯を磨くことで影響を最小限に抑えられます。また、よく噛んで食べることで唾液が分泌され、歯に汚れが付きにくくなるため、食事の際は意識して噛むようにしましょう。
2-3. 定期的に歯科医院でクリーニングを受ける
時間が経ち、定着してしまった歯垢や歯石は歯磨きでは取り除けません。歯の黄ばみを防ぐだけでなく、口腔トラブルの早期発見にもつながるため、歯科医院で定期的にクリーニングを受け、歯垢や歯石を取り除いておきましょう。
クリーニングの頻度は3ヵ月に1回が目安です。虫歯や歯周病のリスクが高い方は、頻度を高めてもよいでしょう。
3. 歯の黄ばみが気になるならホワイトニングもおすすめ

日常的なケアや、歯科医院でのクリーニングを行なっても歯の黄ばみが気になるなら、ホワイトニングを検討してみましょう。ホワイトニングには歯科医院で行なうものや自宅で行なうものがあり、それぞれ特徴や費用が異なります。
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3-1. 歯科医院のオフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で専門のスタッフが施術を行なうホワイトニングのことです。使用する薬剤の濃度が高く、即効性がある一方で、人によっては知覚過敏を感じる場合があります。
オフィスホワイトニングの費用相場は、1回3万円~5万円です。歯科医院によってかかる費用や通院回数が異なるため、事前に費用等を確認しておきましょう。
1回の施術で効果を得られるため、大切な予定を控えている方や、一時的に歯を白くしたい方におすすめです。
3-2. 自宅で行なうホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で作成したマウスピースにホワイトニング用の薬剤を入れてホワイトニングをする方法です。効果が出るまでには2週間~1ヵ月ほどかかりますが、自然な仕上がりが期待できます。
ホームホワイトニングの費用相場は、2万5,000円~5万円です。薬剤を買い足すだけで継続できるため、長期的に見るとコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。色戻りも少なく、持続的に歯を白くしたい方におすすめです。
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3-3. サロンやエステのセルフホワイトニング
セルフホワイトニングは、専用サロンや一部エステなどで提供されるホワイトニングです。必要なものを自分で用意して自分自身で施術することもできます。
セルフホワイトニングの費用相場は、自宅の場合500円~5,000円、サロンの場合2,000円~5,000円です。費用が安く気軽に始めやすい一方で効果は弱く、即効性や持続性は期待できません。
3-4. オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。
相場は5万円~8万円とやや高額ですが、オフィスホワイトニングの即効性の高さと、ホームホワイトニングの持続性の高さを活かせるため、効果を最大化したい方におすすめです。
ただし、通院と自宅でのケアで手間がかかるため、しっかりとケアできる環境を整えておきましょう。
4. 高校生がホワイトニングをする際の注意点

医療機関で行なうオフィスホワイトニングは、高校生でも利用できます。
ただし、いくつか注意点もあるため、それらを踏まえたうえでホワイトニングをするかどうか判断しましょう。
4-1. ホワイトニングには保護者の同意が必要
未成年が歯科医院でホワイトニングを受ける場合は、保護者の同意が必要です。ホワイトニングにかかる費用は高額になる場合もあるため、メリット・デメリットを確認したうえで、保護者とよく相談してから歯科医院に行きましょう。
歯科医院でのホワイトニングが難しい場合は、歯磨きなどの日常的なケアから始めるのがおすすめです。正しいケアを早期に身に付けて習慣化することで、口腔トラブル発生のリスクを減らせます。
4-2. 乳歯はホワイトニングできない
乳歯はエナメル質が完全には発達しておらず、歯が過敏になりやすくなるためホワイトニングができません。ホワイトニングは、乳歯がすべて永久歯に生え変わり安定してきてから行ないましょう。
また、18歳以下はホワイトニングできない歯科医院もあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
なお、大きな虫歯や歯周病がある場合や、重度の知覚過敏がある場合もホワイトニングはできません。将来的にホワイトニングを考えている場合は、健康な歯を維持するためにも日頃から口腔ケアをしっかりとしておきましょう。
4-3. ホワイトニングは保険適用されない
ホワイトニングは自由診療のため、保険は適用されません。費用の負担を抑えたい場合は、キャンペーンやモニター制度の活用や、分割払いや医療ローンの利用などを検討しましょう。
また、長期的に見て費用対効果の高いホワイトニング方法を選ぶことも大切です。基本的に、ホワイトニングの効果は永続的ではありません。費用に見合う効果が得られるのかをよく見極めてからホワイトニングしましょう。
費用の安さだけで歯科医院を選ぶと、思っていたような効果が得られない可能性もあります。歯科医院は治療実績や口コミなどもふまえて選びましょう。
5. まとめ|日常的に歯をケアして歯が黄ばむのを防ごう!

口腔ケアの不足や、着色しやすい飲食物の摂取などが原因で歯は黄ばみやすくなります。歯が黄ばむのを防ぐためには、日常的に正しい歯のケアを行なうことが大切です。
歯の黄ばみが気になるなら、ホワイトニングをするのもおすすめです。歯科医院で行なうオフィスホワイトニング、自宅で行なうホームホワイトニング、サロンが提供するセルフホワイトニングなどから自分に合ったものを選びましょう。
高校生がホワイトニングをする場合は、基本的に保護者の同意が必要になります。ホワイトニングには費用もかかるため、保護者の方とよく相談しておきましょう。
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