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口角が下がって見える原因は歯並びかも?口角を上げる改善法と矯正治療を解説

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

「笑っているつもりなのに、不機嫌そうに見えてる気がする…」
「口角が下がってきて、老けて見えるのが気になる…」

そんなお悩みはありませんか?

本記事では、

 ・口角が下がって見える原因
 ・見た目への影響や改善法(表情筋トレーニングや生活習慣)
 ・歯並びや噛み合わせとの関係
 ・マウスピース矯正による印象改善の可能性

について、わかりやすく解説します。

1. 口角が下がる主な原因とは

「なんとなく不機嫌そうに見える」「笑っているつもりなのに、口元が下がって見える気がする…」
そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?

実は、口角が下がって見えるのにはいくつかの原因があるんです。
まずは、自分に当てはまる原因を知るところから始めてみましょう。

1-1. 表情筋の衰え(加齢や無表情の習慣)

私たちの表情は「口輪筋」「頬筋」「大頬骨筋」など、複数の表情筋によって作られています。

これらの筋肉は、日常的に使わないと徐々に衰え、口角を引き上げる力が弱まってしまいます
特に、年齢とともに筋力が落ちることで「重力に負けて」下がって見えることもあります。

さらに、無表情でいる時間が長かったり、笑顔をつくる機会が少ない生活を送っていると、使われない筋肉がサボりがちになり、知らず知らずのうちに口元の“たるみ”を感じやすくなります。

1-2. 生活習慣のクセ(姿勢・呼吸・食いしばり)

姿勢や呼吸のクセも、顔まわりの筋肉のバランスに大きく関係しています。

たとえば猫背になると、顎が前に突き出た状態になり、口元がたるみやすくなります。
また、口呼吸の習慣がある人は、口まわりの筋肉がうまく使われず、口角が下がりやすくなる傾向にあります。

さらに、ストレスや集中時の「食いしばり」「歯ぎしり」も、口角周囲の筋肉の緊張や非対称な発達を引き起こし、口元の印象を左右することがあります。

1-3. 歯並び・噛み合わせの悪さ

あまり知られていませんが、歯並びや噛み合わせの問題が、口角の位置に影響することもあります。

たとえば、出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)のような不正咬合があると、口元の筋肉が常に緊張した状態になり、表情が固く見えたり、左右のバランスが崩れて口角が片方だけ下がることも。

実際に、矯正治療によって噛み合わせや筋肉のバランスが整い、「口元が自然に上がった」「表情が明るくなった」と感じる人も少なくありません。
歯並びは見た目だけでなく、顔全体の印象や筋肉の使い方にも密接に関係しているのです。

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2. 口角が下がっていると印象が悪くなる見た目の特徴

口角が下がっていることって、意外と自分ではあまり気づかないもの。
でも、実はまわりからの印象に大きく関わっているんです。

ここでは、「どんなふうに見られやすいのか?」という代表的な3つの印象と、その背景にある理由を解説します。

2-1. 不機嫌そうに見える

口角が下がっていると、無表情でも「怒ってる?」「不満があるのかな?」と誤解されやすくなります。

本人にそのつもりがなくても口角が下がっていると、ネガティブな印象を与えてしまうことがあります。

特に接客や職場など、第一印象が大切な場面では、この誤解によって人間関係で損をしてしまうこともあるかもしれません。

2-2. 顔全体が下がって見える(マリオネットライン)

口角の位置は、フェイスラインや頬まわりの印象にも関わっています。

下がった口角は口元から下の皮膚を引き下げる力を生み、結果として「顔全体がたるんだように見える」ことがあります。
特に口角の横に現れる縦ジワ、いわゆるマリオネットラインは、年齢サインとして目立ちやすく、「老けた印象」に直結します。

 

 

2-3. 自信がなさそうに見える

人は口元の形で、無意識に「その人の気持ち」や「内面」を読み取ろうとします。
口角が下がっていると、「自信がなさそう」「元気がない」といった印象を与えてしまうことも。

特に話していないときの表情が原因で、 「なんとなく暗そう」「近寄りづらい」と思われてしまっては、もったいないですよね。


少しの口角の下がりが、不機嫌・老け顔・自信のなさそうな印象に見えてしまうことがあります。
でも、裏を返せば、口角を上げるだけで、そのすべてを好印象に変えられる可能性があるということ。

 

次の章では、そんな「口角アップ」のために自宅でもできるセルフケア方法をご紹介します。

 

■参考記事:Eラインとは?簡単な確かめ方や整わない原因・横顔美人に近づける方法

3. 口角を自力で上げる方法|毎日できる簡単トレーニング4選

ここでは、誰でも自宅で手軽にできる口角アップのためのトレーニング方法を4つご紹介します。

 

① 割り箸トレーニング(表情筋を鍛える)

もっとも手軽で効果的なのが「割り箸トレ」です。

【やり方】
1.割り箸を前歯で軽くくわえる(横向き)
2. 口角を「イー」の形で引き上げる
3. そのまま30秒キープ×2〜3セット

表情筋の中でも大頬骨筋・口角挙筋など、口角を引き上げる筋肉にアプローチできます。
鏡の前で行うと、変化に気づきやすくモチベーションも保てます。

 

② 舌回しトレーニング(口輪筋・顎まわりに効果)

口元全体を引き締めたい人には「舌回し」がおすすめです。

【やり方】
1. 口を閉じた状態で、舌で歯茎の外側をなぞるようにぐるっと一周。
2. 時計回り・反時計回りそれぞれ10回ずつが目安です。

口輪筋や顎下筋に刺激が入り、たるみ予防や表情の柔らかさUPにも効果的とされています。

 

③ 姿勢と呼吸を整える(インナーマッスルと連動)

意外と見落としがちですが、猫背や口呼吸は表情筋の動きを妨げる大きな原因になります。

【ポイント】
・背筋を伸ばして座る・立つ
・鼻呼吸を意識する
・就寝時は口テープなどで口呼吸対策も◎

正しい姿勢と呼吸は、顔の筋肉バランスや表情づくりの土台になります。

 

④ 笑顔の時間を増やす(表情グセの改善)

「笑う習慣」を日常に取り入れるだけでも、自然と口角が上がりやすい筋肉が育っていきます。

たとえば…
・通勤中に好きな音楽を聴きながら微笑む
・鏡の前で“笑顔チェック”をする
・会話中に「口角を意識する」クセをつける

無理に作った笑顔でなくても、意識の積み重ねで表情筋は変わっていきます。


毎日のセルフケアを続けていても、「なかなか変化が感じられない…」と感じている方もいるかもしれません。
そんなときは、歯並びや噛み合わせといった“根本的な原因”が関係している可能性も考えられます。

次の章では、そんな「歯並びと口角の関係」について詳しく解説していきます。

4. 歯並びの乱れで口角が下がる?噛み合わせが与える影響

口角がなかなか上がらない原因は、筋肉だけではないかもしれません。
実は、歯並びや噛み合わせの乱れが、口元の筋肉バランスや表情に大きく影響しているケースも多く見られます。

どのような歯並びが口角を下げやすくするのか、噛み合わせと表情の関係についてわかりやすく解説します。

4-1. 噛み合わせが悪いと筋肉のバランスが崩れる

私たちの口元には「口角を引き上げる筋肉(大頬骨筋・笑筋など)」と、「引き下げる筋肉(口角下制筋)」があります。
噛み合わせにズレがあると、こうした筋肉がうまく連動せず、片側だけが強く働いたり、左右のバランスが崩れたりしてしまうのです。

その結果、
・片方の口角だけが下がって見える
・表情がゆがんで見える
・顔全体の印象が暗く感じられる

といった見た目の変化が起きることもあります。

とくに、日常的に片側だけで噛む癖や、歯ぎしり・食いしばりなどがある人は要注意です。
無意識のうちに筋肉へ偏った負担をかけていることも少なくありません。

見た目だけでなく、筋肉・骨格のバランスを整える意味でも、噛み合わせの状態を知ることは非常に重要です。

4-2. 「口ゴボ」や骨格の影響で口元が下がるケースも

歯だけでなく、骨格のズレや口ゴボ(口元が前に出ている状態)によって、顔の印象が「たるんで見える」「口角が下がって見える」ことがあります。

特に、口を閉じにくい・唇がいつも開いているような方は、歯並び・顎の位置が口元の筋肉の動きに影響している可能性が高いです。

 

■参考記事:口ゴボとは?影響や原因を理解して歯列矯正で治療で改善しよう

4-3. 口角を下げやすい歯並びのタイプ

「もしかして、自分の歯並びも影響してる?」
そう感じている方に向けて、口角が下がりやすくなる歯並びのタイプをいくつかご紹介します。

● 出っ歯(上顎前突)
上の前歯が前に大きく突き出している状態です。
常に唇を閉じにくく、口周りの筋肉が緊張しやすくなるため、口角が引き下げられる傾向があります。
無意識に口呼吸になり、筋肉が使われにくくなることも。

受け口(下顎前突)
下の前歯が上の歯より前に出ている噛み合わせ。
口元全体が前に押し出されるような骨格になりやすく、表情が強張り、口角が下がって見える原因になることがあります。

● 開咬(かいこう)
奥歯は噛んでいるのに、前歯がかみ合っていない状態です。
唇が閉じにくく、常に口が開いたままになることが多く、その結果、筋肉が正しく使われず、口角の下制筋が優位になってしまうことがあります。

● 叢生(でこぼこな歯並び)
歯が重なり合ったり、ねじれて生えている状態。
咀嚼や発音時の筋肉の使い方にクセが出やすく、顔の筋肉バランスの乱れにつながることがあります。

 

これらの不正咬合は、見た目の問題だけでなく、表情をつくる筋肉にも無意識に負担をかけています。
そのままにしておくと、表情のクセが定着してしまい、年齢とともに下がった印象が強まるケースも。

「ずっと歯並びが気になっていたけど、まさか口角にも影響していたなんて…」
と感じた方は、ぜひ一度、矯正歯科で自分の状態を確認してみるのがおすすめです。

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5. 下がった口角を根本的に改善したい方へ|歯列矯正で印象が変わる理由と効果

「割り箸トレーニングや舌回しもやってるのに、なんとなく変わらない…」
「表情が固い印象のまま。私の口角って、本当に上がるのかな?」

そんなふうに感じている方は、“筋肉の使い方”だけではなく、“土台である歯並び”に原因がある可能性があります。

ここでは、なぜ歯列矯正が口角の印象改善につながるのか、その仕組みと治療の選択肢についてわかりやすく解説します。

5-1. 口角の位置は“筋肉”だけで決まるわけではない

口角を引き上げる筋肉(大頬骨筋・笑筋など)がスムーズに働くには、歯並びや顎の位置が整っていることが重要です。

噛み合わせがずれていたり、歯列が不安定だと、筋肉の一部に負担がかかり、左右差が出たり口角が引き下げられるように見えることがあります。

出っ歯・受け口・開咬などの不正咬合は、筋肉のバランスを崩しやすく、無意識に表情を固くしてしまう原因にもなり得ます。

5-2. 矯正治療で筋肉の使い方が自然に整う

歯列矯正によって噛み合わせや顎の位置が改善されると、顔の筋肉の動きが本来のバランスに近づきます。
それによって、リラックスした自然な表情が作りやすくなり、口角が「意識しなくても上がる」ようになる方も少なくありません。

実際に矯正治療を受けた方からは、

 

・「自然に笑えるようになった」
・「口角が上がったねって言われるようになった」
・「横顔のラインがスッキリして表情が明るく見えるように」

といったポジティブな変化を実感する声が多く寄せられています。

5-3. マウスピース矯正なら、見た目を気にせず始められる

「ワイヤー矯正は見た目が気になるし、仕事中も気になる…」
そんな方におすすめなのが、透明で目立ちにくいマウスピース矯正です。

✅ マウスピース矯正のメリット
・透明で目立たない
・食事や歯みがきの際に取り外し可能
・金属アレルギーの心配なし
・会話や接客にも支障が出にくい

見た目のストレスを感じにくく、日常生活を大きく変えずに治療できる点が支持されています。
「人前に出る機会が多い」「自然に印象を変えたい」という方にぴったりの方法です。

 

■参考記事:マウスピース矯正費用の相場と治療期間|料金内訳とお得なプランを徹底解説

5-4. 美容目的の矯正も、今では一般的

「矯正って、噛み合わせに問題がある人だけが受けるものじゃないの?」
そんなふうに思っている方も多いかもしれません。

でも最近では、見た目の印象や笑顔をもっと自然に見せたいという理由で矯正を始める方が増えており、
美容目的での矯正治療は、特別なことではなくなってきています。

実際、ウィ・スマイルにも

・「マスクを外したときの口元が気になる」
・「もっと自信を持って笑いたい」
・「笑顔に自信を持って人と接したい」

といったご相談が多く寄せられており、見た目と健康の両方を整えたいというニーズが高まっていることがわかります。

初めての方でも安心できるよう、

・噛み合わせや骨格のチェック
・一人ひとりに合わせた治療期間や費用の相談

など、あなたの口元やライフスタイルに合わせた最適な矯正プランを提案してくれます。
「なんとなく気になっていた口元の印象」を変える第一歩として、まずは矯正相談からはじめてみてはいかがでしょうか。

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6. まとめ|実は多くの人が悩んでいる口角の下がり。歯列矯正で自然な笑顔に近づく方法

口角が下がっていると、不機嫌そう・老けて見える・自信がなさそうなど、自分の本来の印象とは違ったイメージを持たれてしまうことがあります。
けれどその印象は、ちょっとした意識と正しいアプローチで改善できるものです。

口角が下がって見えることで、「不機嫌そう」「疲れて見える」と悩む方は少なくありません。
その原因が歯並びや噛み合わせにある場合、歯列矯正によって自然な笑顔を取り戻せる可能性があります。
とくに目立ちにくく、始めやすいマウスピース矯正は、表情や印象を変えたい方に選ばれています。

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「口角の下がりが気になる」「矯正で変わるか知りたい」
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