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矯正のための抜歯、どれくらい痛い?抜歯後の痛みのピーク・回復期間・和らげる方法を徹底解説!

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

矯正治療のために抜歯が必要と言われたとき、

「どれくらい痛いの?」「どのくらい痛みが続くの?」

と不安に感じる方は多いでしょう。

 

矯正のための抜歯は一般的な抜歯とは異なり、計画的に行われるため、痛みの程度や回復のスピードも異なります。

 

本記事では、矯正のための抜歯の痛みの程度や、痛みのピーク和らげる方法、そして痛みが長引く場合の対処法について詳しく解説します。痛みに備えて、少しでも安心して矯正治療を進められるように、ぜひ参考にしてください。

1. 矯正のための抜歯はどれくらい痛いの?

矯正治療のために抜歯をする場合、「どれくらい痛いのか?」と不安に思う方も多いでしょう。

実際の痛みの感じ方は人それぞれですが、一般的には局所麻酔を使用するため、抜歯自体の痛みはほとんど感じないことが多いです。

1-1. 矯正での抜歯と通常の抜歯の違い

矯正のための抜歯と、虫歯などで行う一般的な抜歯には違いがあります。

 

・矯正の抜歯:健康な歯を計画的に抜くため、抜歯時のトラブルが少ない

・虫歯や親知らずの抜歯:炎症や痛みが伴うことが多い

 

矯正のための抜歯は、小臼歯(前から4番目の歯)を抜くことが多く、抜歯後のダメージも比較的軽いと言えます。

1-2. 抜歯時の痛みはどの程度?

抜歯時には局所麻酔を行うため、施術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。ただし、歯を抜く際の圧迫感や振動を感じることがあります。

 

また、抜歯後に麻酔が切れると、軽度の痛みや違和感を感じることがありますが、適切なケアをすれば痛みを抑えることができます。

1-3. 親知らずの抜歯と比べると痛い?

一般的に、矯正のための抜歯は親知らずの抜歯よりも痛みが少ないと言われています。

 

親知らずの抜歯:歯ぐきを切開したり、骨を削ることがあるため痛みが強い

矯正のための抜歯:歯ぐきを切らずに抜けるケースが多く、回復も早い

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2. 抜歯後の痛みはどのくらい続くの?

矯正のために抜歯をした後、「どれくらいの痛みが続くのか?」と気になる方も多いでしょう。

痛みのピークや回復の目安を知っておくことで、安心して治療を進められます。

2-1. 抜歯後の痛みのピークはいつ?

抜歯後の痛みは術後6〜12時間後にピークを迎え、その後徐々に落ち着いていきます。

 

・当日:麻酔が切れると鈍い痛みが出る。違和感が強い場合もある。

・1~2日後:痛みや腫れが続くことがあり、口を開けにくいことも。

・3日後以降:違和感は残るが、痛みは徐々に軽減する。

・1週間後:ほとんどの人が痛みを感じなくなるが、食事時に違和感が残ることもある。

2-2. 痛みが完全になくなるまでの期間

通常、抜歯後の痛みは3日~1週間程度で軽減します。ただし、傷の治り方には個人差があり、体質や口腔ケアの状況によって回復スピードが異なります。

 

✔ 3日以内に痛みが和らぐ人:抜歯後のケアをしっかり行い、傷の治りがスムーズなケース。
✔ 1週間ほど痛みが続く人:体質的に治癒が遅い場合や、歯を抜いた部分に刺激が加わったケース。
✔ 2週間以上違和感が続く人:ドライソケットや感染症の可能性があるため、歯科医院に相談が必要。

2-3. 痛みが長引く原因とは?

以下のような場合、痛みが長引くことがあります。

 

✔ 抜歯した部分に食べカスが詰まる(適切なケアが必要)

✔ ドライソケット(血餅が取れてしまう状態)になる(強い痛みが続く場合は要注意)

✔ 感染が起こる(腫れや発熱がある場合は、早めに歯科医院を受診する)

✔ 噛み合わせの影響(抜歯後の隙間に隣の歯が移動し、違和感が続く)

✔ 傷口の治癒が遅い(体質や生活習慣によって治癒スピードに差が出る)

 

適切なアフターケアを行うことで、痛みを早く軽減し、スムーズに矯正治療を進めることができます。

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3. 抜歯後の痛みを和らげる方法

矯正のための抜歯後は適切なケアをすることで、痛みを最小限に抑えることができます。

以下の方法を活用し、スムーズに回復を目指しましょう。

3-1. 痛み止め(鎮痛薬)の効果と種類

一般的にロキソニンやカロナールなどの痛み止めが処方されます。

 

・ロキソニン:強い痛みに効果的で、即効性がある

・カロナール:胃に優しく、比較的マイルドな効き目

・市販薬の活用:イブプロフェンなども痛み軽減に有効

3-2. 自宅でできる痛み対策

✔ 冷やす:アイスパックや冷たいタオルで軽く冷やす(冷やしすぎに注意)
✔ 柔らかい食事を摂る:おかゆ・スープ・ヨーグルトなど、刺激の少ない食品を選ぶ
✔ 十分な睡眠を取る:回復を早めるために、しっかりと休息を取る
✔ 適度な水分補給:口の中を清潔に保ち、回復を促す
✔ 処方された抗生物質を飲む(感染予防のため、指示通り服用)

3-3. 痛みが悪化するNG行動

❌ 強いうがいをする(血餅が取れ、ドライソケットの原因になる)
❌ アルコールやタバコを摂取する(傷の治りが遅くなる)
❌ 硬い食べ物を食べる(噛む際に痛みが悪化する)
❌ 熱い飲み物を摂る(血流が促進され、出血が長引くことがある)

 

抜歯後の適切なケアを行うことで、痛みを和らげ、回復を早めることができます。無理をせず、慎重に過ごすことが大切です。

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4. 矯正治療中の痛みとの違いとは?

矯正治療を進める中で、抜歯の痛みと矯正装置による痛みは大きく異なります。

それぞれの痛みの特徴を理解し、適切な対策を取ることで、治療期間中の不安を軽減できます。

4-1. 抜歯の痛み vs 矯正装置の痛み

・抜歯の痛み:歯を抜いた後の傷口が痛む。特に抜歯後の数日間は炎症が起きやすく、腫れや鈍い痛みを感じることがある。

 

・矯正装置の痛み:ワイヤーやマウスピースの力で歯が動くことによる圧迫感や痛み。装置をつけた直後やワイヤーを締めた後に痛みを感じやすい。

 

痛みの持続時間の違い:

・抜歯の痛みは通常1週間以内に軽減。

・矯正装置の痛みは2~3日がピークで、その後徐々に慣れてくる。

4-2. 矯正装置をつけるタイミングと痛みの関係

矯正治療では、抜歯後にどのタイミングで装置を装着するかによって痛みの感じ方が変わります

 

抜歯直後に装置をつける場合:

抜歯後の傷口が完全に回復していない状態でワイヤーやマウスピースを装着するため、痛みが強く感じることがある。

 

抜歯後1週間程度経過してから装着する場合:

傷口の回復が進んでいるため、装置をつける際の痛みが軽減されることが多い。

 

装置調整の影響:

ワイヤーの締め直しやマウスピースの交換後には、一時的に痛みが強くなることがあるが、通常は数日以内に慣れる。

4-3. ワイヤー矯正・マウスピース矯正の痛みの違い

矯正治療中の痛みを軽減するためには、以下の対策が有効です。

 

✔ 痛み止めを適切に使用する(ロキソニンやカロナールなどの鎮痛薬を活用)
✔ 柔らかい食事を摂る(矯正装置をつけた直後は、おかゆやスープなどの消化の良い食事がオススメ)
✔ 歯を優しくマッサージする(指や舌で軽く押すことで、歯が動く痛みに慣れやすくなる)
✔ 矯正用ワックスを活用する(ワイヤーが頬や唇に当たって痛い場合、ワックスを使用すると刺激が軽減)
✔ 適度に冷やす(痛みが強い場合、冷たい飲み物やアイスパックで軽く冷やすと効果的)

 

矯正治療中の痛みは一時的なものですが、適切な対策を取ることで快適に治療を進めることができます。痛みが強く長引く場合は、歯科医に相談しましょう。

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5. 痛みが強すぎる・長引く場合の対処法

抜歯後の痛みは通常、1週間程度で和らぎますが、長引く場合や強くなる場合には注意が必要です。

ここでは、痛みが続く原因や対処法について詳しく解説します。

5-1. 痛みが1週間以上続くのは普通?

通常、抜歯後の痛みは3日〜1週間ほどで落ち着きます。

しかし、以下のような場合は痛みが長引くことがあります。

 

✔ 抜歯した部位の傷の治りが遅い(体質や生活習慣による影響)

✔ 感染を起こしている(膿が出る・強い腫れが続く)

✔ 噛み合わせの変化(抜歯後の歯の動きにより違和感が続く)

 

痛みが1週間以上続く場合は、自己判断せずに歯科医院へ相談しましょう。

5-2. ドライソケットとは?

抜歯後の穴に血の塊(血餅)が形成されず強い痛みが続く状態を「ドライソケット」と呼びます。通常の痛みよりも激しく、適切な治療が必要です。

 

 

🔹 ドライソケットの主な原因

・強いうがいをしたり、ストローで飲み物を飲むことで血餅が剥がれる

・喫煙やアルコール摂取により血流が悪化する

・抜歯後の適切なケアを行わず、傷口が乾燥する

 

 

🔹 ドライソケットを防ぐための対策

✔ 抜歯後24時間は強いうがいを控える

✔ なるべく口をゆすがず、優しく水を飲む

✔ 食べ物が傷口に詰まらないよう注意する

✔ 喫煙や飲酒を控える

5-3. 痛みが続く場合は歯科医院へ相談を!

以下の症状がある場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。

 

✔ 1週間以上強い痛みが続く(通常の回復とは異なる)

✔ 出血が止まらない・膿が出る(感染の可能性あり)

✔ 腫れが引かず、発熱がある(炎症が悪化している可能性)

✔ 口を開けるのが困難になる(顎の周りの炎症が広がっている可能性)

 

痛みが続く場合は放置せず適切な治療を受けることが大切です。

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6. まとめ:矯正の抜歯は痛い?後悔しないための準備と対策

✅ 抜歯の痛みのピークや回復期間を事前に知っておく

✅ 痛みを和らげる方法(鎮痛薬・セルフケア)を把握する

✅ 矯正治療中の痛みとの違いを理解し、心構えを持つ

✅ 痛みが長引く場合の異常サインを知り、早めに対処する

 

矯正治療の抜歯は、多くの人が経験するプロセスです。適切な準備とケアをすれば、痛みを最小限に抑えることができます。

この記事を参考に、安心して矯正治療を進めていきましょう!

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