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リテーナーの見た目が気になる!種類ごとの目立ちやすさや特徴を解説

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

矯正治療が終わったあと、歯並びを維持するために欠かせないのがリテーナーです。

しかし、会話の際や写真を撮るときなどに、「装置が目立つのでは?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。実はリテーナーには種類がいくつかあり、タイプによって見え方が大きく変わります。

 

この記事では、それぞれのリテーナーがどれくらい目立つのかさまざまな生活の場面でどう見えるのかを解説します。種類を変えたいときの注意点などもまとめているので、今使っているリテーナーの変更を考えている方も、ぜひ参考にしてください。

1. 種類別|リテーナーの見た目を比較

リテーナーは、着脱可能な「マウスピース型」と「プレート型」歯の裏側に直接取り付ける「ワイヤー型」の3種類に分けられます。ここでは、それぞれの特徴や目立ちやすさを解説します。

 

なお、リテーナーが必要な理由や使用時の注意点などは、以下の記事を参考にしてください。

 

・関連記事

リテーナー(保定装置)とは?矯正後の保定期間、装置の種類、お手入れ方法

1-1. マウスピース型リテーナー

マウスピース型リテーナーは、透明なプラスチック素材で作られているタイプです。装着していても目立ちにくく、近くで見られても気づかれにくいのが大きな特徴です。そのため、口もとの印象を変えたくない方にとって、最適なリテーナーといえます。

 

ただし、透明な素材でできているため、汚れが付くと目立ちやすい点には注意が必要です。特に色の濃い飲食物を摂ったあと、歯に色素汚れが残っていると着色するリスクが高くなります。また、長期間使い続けると、黄ばみが出てくることもあります。

 

もっとも、マウスピース型リテーナーは使っているうちに少しずつ劣化するため、定期的な交換が欠かせません。汚れや黄ばみが気になるときは歯科医師に相談し、交換時期を早めるとよいでしょう。

1-2. プレート型リテーナー

プレート型リテーナーは、プラスチック製のプレートに歯を支えるワイヤーが付いているタイプです。前歯の表側をワイヤーが横切る構造になっているため、会話をしたり微笑んだりすると目立ちやすいのが難点です。

 

しかし、プレート型リテーナーはマウスピース型と同様に着脱ができるため、写真撮影などの際に短時間だけ外すこともできます。またクリニックによっては、ワイヤー部分が金属ではなく透明な樹脂で作られているタイプを選べることもあります。見た目の変化をできるだけ避けたい場合は、あらかじめクリニックに取り扱いの有無を確認しておいてください。

1-3. ワイヤー型リテーナー

ワイヤー型リテーナーは、歯の裏側に細い金属ワイヤーを取り付けて後戻りを防ぐタイプです。歯の表面に装置がないため、口を開いても目立ちにくく、周りの人に気づかれる心配はほとんどありません。

 

一方で、取り外しができないため口腔ケアが難しく、気づかないうちに外れてしまうこともあります。また、奥歯の保定には使えないため、ほかの方法を併用しなければならない場合もあります。ワイヤー型リテーナーの使用を希望する場合は、こうしたデメリットも踏まえて慎重に検討しましょう。

2. 生活シーン別|リテーナーの見た目を比較

日常生活のさまざまな場面で、リテーナーはどのように見えているのでしょうか。会話やオンライン会議、写真撮影時など、気になる場面ごとに各リテーナーの見え方を比較していきます。

2-1. 対面での会話

相手との距離が近くなる会話の場面は、リテーナーの見た目が気になりやすい代表的なシーンです。

 

まずマウスピース型リテーナーは装置が透明なため、近くで話をしてもほとんど気づかれません。ですが、明るい場所では光が反射して目立つことがあります。

 

金属ワイヤーを使用しているプレート型リテーナーは、前歯の表側を横切るワイヤーが目につきやすいため、会話時などに気づかれることがあるでしょう。ただし、ワイヤーの代わりに半透明の樹脂を使っているタイプでは、同じ構造でも比較的目立ちません。

 

ワイヤー型リテーナーは歯の裏側に装置があるため、よほど大きく口を開けて歯の裏側が見える状態にならない限り、気づかれることはまずないでしょう。

2-2. オンライン会議

自分の姿が映し出されるオンライン会議も、リテーナーの見え方が気になる場面の一つです。

 

しかし、オンライン会議では通信負荷を抑えるために解像度が低めに設定されていることが多く、細かな部分は鮮明に映らない傾向があります。そもそも使用するデバイスによっては、画質がそれほど高くないこともあるでしょう。

 

もっとも、金属ワイヤーを使っているプレート型リテーナーは、機器の性能が高ければ画面に映りこむ可能性があります。ただし、それ以外のタイプは画面越しで目立つことはまずないため、見え方を気にする必要はありません。

2-3. 食事

意外かもしれませんが、食事の場面でリテーナーが目立つことはほとんどありません。

 

マウスピース型リテーナーやプレート型リテーナーは、事前に外して食事をするものだからです。とはいえ、人前でリテーナーを着脱すると当然気づかれるうえ、周りに不快感を与える可能性もあるため、洗面所で取り外すなどタイミングや場所には配慮しましょう。

 

なお、ワイヤー型リテーナーは外すことができませんが、歯の裏側に取り付けられているため食事中でも見えることはありません。

2-4. 写真

SNSに載せる写真や動画を撮る際、リテーナーの写り込みが気になる方もいるでしょう。

 

マウスピース型リテーナーは透明であまり目立ちませんが、強い光が当たると反射して不自然な印象になってしまうことがあります。

 

また、金属ワイヤーを使用したプレート型リテーナーは光を反射しやすいため、どうしても目立ってしまいます。樹脂ワイヤータイプは比較的自然に見えますが、ワイヤーが前歯を横切っているため写り込む可能性はあるでしょう。

 

一方、ワイヤー型リテーナーは歯の裏側に固定されているため、写る心配はいりません。

 

リテーナーの写り具合が気になる場合は、加工アプリで調整する方法もあります。また、記念撮影などの特別な場面では、リテーナーを一時的に外してもよいでしょう。ただし、外すのは短時間にとどめ、撮影後は忘れずに再装着してください。

 

リテーナーの見た目に対する対策については、以下の記事も参考になります。

・関連記事

リテーナーは目立つ?目立たない種類、装着中の見た目が気になるときの対策

3. 自分に合うリテーナーの種類は?

リテーナーを選ぶ際には、見た目だけではなく使いやすさや機能も考慮しなければなりません。ここではそれぞれのリテーナーがどのような人に向いているのかを、特徴やデメリットと併せて紹介します。

3-1. マウスピース型リテーナーが向いている方

透明で目立ちにくく、取り外せるため衛生的に保ちやすいのがマウスピース型リテーナーの魅力です。

 

しかし、装着時間が短いと歯が後戻りしやすいため、指示された時間を厳守する必要があります。また、薄い素材で作られているため比較的耐久性が低く、歯ぎしりや食いしばりの癖があると破損のリスクが高まります。

 

したがって、マウスピース型リテーナーは以下のような方に向いています。

 

・見た目を重視する方

・人前に出る機会が多い方

・食事や歯磨きの際にストレスを感じたくない方

・自己管理ができる方

・歯ぎしりや食いしばりの癖がない方

3-2. プレート型リテーナーが向いている方

プレート型リテーナーは歯を固定する力が強く、後戻りを防ぐ効果が高いのが特徴です。歯列全体を覆う構造ではないため噛み合わせに影響はなく、取り外せるので食事や歯磨きをしやすいという利点もあります。耐久性が高く、長く使える点もメリットです。

 

ただし、口を開けるとワイヤーが目立つため、見た目への影響は避けられません。また、毎日長時間装着しなければならないため、継続的な管理が必要です。さらに、プレート部分に厚みがあるため、慣れるまでに時間がかかることもあります。

 

これらの点を考慮すると、プレート型リテーナーが向いているのは以下のような方です。

 

・後戻りのリスクが高い方

・歯ぎしりや食いしばりの癖がある方

・食事や歯磨きの際にストレスを感じたくない方

・自己管理ができる方

・見た目や装着感より機能を重視する方

3-3. ワイヤー型リテーナーが向いている方

歯の裏側にワイヤーを直接取り付けるため目立ちにくく、取り外しをしないため後戻りのリスクを抑えられるのがワイヤー型リテーナーの特徴です。着脱の手間がないので、うっかり付け忘れることもありません。

 

一方で、ワイヤー周りの清掃が難しく、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。また、奥歯の保定には使えないため、歯の状態によってはほかの方法との併用が必要になります。

 

そのため、ワイヤー型リテーナーがおすすめなのは以下のような方です。

 

・見た目を変化させたくない方

・付け忘れが心配な方

・口腔ケアがしっかりできる方

4. リテーナーを目立たない種類に変更したい場合は主治医に相談を

それでは、「リテーナーを今とは別のタイプに変えたい」という場合はどうすればよいのでしょうか。

 

実際のところ、リテーナーによる保定は矯正治療の一環であり、歯科医師は後戻りのリスクや噛み合わせへの影響などにも配慮して装置を選んでいます。そのため、目立つことを理由にリテーナーを変更するのは難しい場合もあるでしょう。

 

しかし、どうしても見た目が気になる場合は、一度主治医に相談してみてください。変更したい理由や希望する種類、現在のリテーナーを使い続けるのが難しい理由などを具体的に伝えれば、より適した選択肢を示してもらえる可能性があります。

 

ただし、リテーナーを変更すると追加費用が発生する場合もあるため、事前に見積もりを出してもらうと安心です。

5. リテーナーの変更ができないと言われたら

歯科医師に「リテーナーの変更が難しい」といわれたら、まず変更できない理由をしっかり確認しましょう。納得できない場合は別のクリニックで作り直すのも方法の一つですが、いくつかの点に注意しなければなりません。

5-1. 変更できない理由を確認して再検討

主治医がリテーナーの変更に反対するのには、理由があります。

 

相談の際には、なぜ変更が望ましくないのか、変えるとどのようなデメリットが生じるおそれがあるのかを歯科医師にしっかり説明してもらいましょう。変更できない理由をきちんと理解したうえで、「それでもリテーナーを変えたいのか」「今のまま継続するほうが良いのか」をあらためて考えてみてください。

5-2. 他院でリテーナーを作り直す場合の注意点

歯科医師の説明に納得できない場合は、別のクリニックでリテーナーを作り直すという選択肢もあるでしょう。

 

しかし、リテーナーの変更後に歯の後戻りなどのトラブルが生じると、矯正治療を受けた歯科医院でも新たにリテーナーの作製を依頼した歯科医院でも対応してもらえないおそれがあります。

 

また、別の歯科医院で歯型を取り直して新しい装置を作るためには、1~2回ほど余分に通院しなければなりません。クリニックによっては、リテーナー代とは別に初診料や検査費用が必要になることもあるため、事前に費用の概算を確認しておいてください。

6. まとめ|リテーナーの特徴を理解して自分に合う見た目のものを選ぼう

リテーナーは、種類によって見え方や使いやすさ、機能が大きく変わります。見た目が気になる場合や変更を希望する場合は、主治医に相談して自分に合う保定方法を探していきましょう。

 

ウィ・スマイル」のポータルサイトでは、マウスピース矯正を検討している方と全国のクリニックをおつなぎするサービスを提供しています。信頼できる歯科医師と出会い、矯正治療後の保定期間を安心して過ごすためにも、ぜひウィ・スマイルをお役立てください。

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