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マウスピース矯正中に「外した後が痛い」原因は?知恵袋に多い悩みと対処法を解説!

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

矯正中に虫歯になる確率が高まる3つの理由

「マウスピースを外した直後に歯がジーンと痛む」

「一瞬ズキッとする感じがして不安になる」

――そんな声が、知恵袋などでも多く見られます。

 

透明で目立たないことから人気のマウスピース矯正ですが、装着・脱着のたびに感じる違和感や痛みについて、不安に思う方も少なくありません。

 

この記事では、

・ マウスピースを外した後に痛みを感じる理由
・ 正常な症状と注意すべき兆候の見分け方
・ 自宅でできる対処法

までをわかりやすく解説します。

不安を和らげ、安心して治療を続けるためのヒントを、知恵袋の実際の投稿なども交えて紹介していきます

1. 知恵袋に見る「外した直後の痛み」体験談と傾向

まずはYahoo!知恵袋などで見られる、マウスピース矯正中に「外した後に痛い」と感じる声を紹介し、よくある傾向や共通点を探っていきます。

1-1. 実際の投稿から読み取れる共通点

「インビザラインを外した瞬間に歯がうずくように痛む」「外してからしばらくジンジンするのが気になる」といった投稿が多く見られます。投稿者の多くは、矯正開始から間もない時期や、マウスピースを新しいものに交換したタイミングで痛みを感じている傾向があります。

 

また、「外してしばらく経てば自然に治まる」「次第に慣れてくる」といった意見もあり、痛みが必ずしも異常なものではないケースが多いこともわかります。

1-2. 「みんなも痛い」から安心できることも

同様の悩みを抱える人の声を知ることで、「自分だけじゃないという安心感が得られることもあります。特に、初めて矯正を体験する方にとって、経験者の声は心強い情報源です。

 

ただし、「痛みが続く」「耐えられないレベル」といった投稿には注意が必要です。これらは通常の反応ではない可能性があり、受診の必要性を判断する材料になります。

 

次章では、このような痛みが実際にどうして起こるのか、そのメカニズムを解説していきます。

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2. マウスピース矯正中「外した後に痛い」はよくあること?

この章では、マウスピースを外した後に痛みを感じる原因とその仕組みを詳しく解説します。

一時的な生理的反応なのか、問題があるのかを見極めるヒントになります。

2-1. なぜ痛みが起こるのか?

マウスピース矯正では、段階的に歯を移動させて歯列を整えていきます。この過程で、歯根や歯を支える歯周組織には持続的な圧力がかかり、歯が動くたびに微細な炎症反応が起こります。これが、矯正治療中に生じる「鈍い痛み」や「ジンジンする不快感」の原因です。

 

特に、マウスピースを外した瞬間に感じる「ズキッ」とした鋭い痛みは、矯正力がかかっていた状態から急に解放されたことによって生じる神経の過敏な反応です。また、歯が新しい位置に定着する前に外してしまうと、歯が元の位置へ戻ろうとする「逆の力」が働き、それにより歯が揺れたり、違和感や痛みを誘発するケースもあります。

 

さらに、装着時間が足りていない、あるいは長時間外した状態が続いた後の脱着では、歯の位置が不安定になりやすく、その際にも痛みが強く出やすい傾向があります。

2-2. 痛みが出やすいタイミングとその理由

以下のような状況では、特に痛みを感じやすい傾向があります。

 

・新しいマウスピースに替えた直後:矯正力が強く働き始めるタイミング

・外してすぐの時間帯:装置の圧力が抜けたことによる緊張感と歯の反発

・長時間外した後に再装着する場合:歯が元の位置に戻ろうとする動きにより、再装着時に強い圧力が加わる

 

また、食いしばりの癖や硬いものを噛んだときにも一時的な痛みを誘発することがあります。

こうした痛みの多くは矯正治療の過程で自然に起こるものであり、通常は数時間〜数日で落ち着くことが一般的です。しかし、強い痛みが継続する場合は、無理に我慢せず歯科医に相談することが安心です。

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3. 正常な痛みと注意が必要な痛みの見分け方

この章では、「外した後に痛い」と感じたときに、それが一時的な正常な反応なのか、それとも異常な兆候なのかを見分けるポイントについて解説します。

3-1. 放っておいてもよい“正常な痛み”とは?

矯正初期や新しいマウスピースに交換した直後の痛みは、多くの人に共通するもので、比較的軽度の痛みが時間とともに自然におさまるのが特徴です。

 

・数時間〜1日程度で和らぐ

・鋭い痛みよりも、ジワジワとした鈍痛

・噛んだときにだけ軽い違和感がある

・冷たい飲み物でしみるがすぐに落ち着く

 

このような痛みは「歯が動いているサイン」とも言われ、矯正が順調に進んでいる証とも考えられます

3-2. 歯科医院に相談した方がよい“注意すべき痛み”

一方、以下のような痛みは放置せず、なるべく早めに歯科医院へ相談することが大切です。

 

・痛みが数日以上続く・悪化する

・噛み合わせが明らかにずれている・違和感が強い

・口が開けにくい、顎の関節がポキポキ鳴る

・痛みと同時に歯ぐきが腫れている、出血がある

・マウスピース装着時に極端な圧迫感・浮きがある

 

こうした症状は、マウスピースの不適合やかみ合わせのズレ、あるいは顎関節症の前兆など、矯正以外のトラブルが関係している可能性もあります。

気になる痛みがあれば「大丈夫かな?と迷わず歯科医院へ連絡して状況を伝えるようにしましょう。

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4. 自宅でできる対処法とケアのポイント

ここでは、マウスピースを外した後の痛みに対して、自宅でできる簡単な対処法や日常生活で意識したいケアのコツを紹介します。

4-1. 痛みを和らげるセルフケア方法

冷たいタオルや保冷剤で軽く冷やす:

顎や頬を軽く冷やすことで、炎症による痛みをやわらげる効果が期待できます。

 

やわらかい食べ物を選ぶ:

痛みがある間は硬いものを避け、スープやヨーグルトなど咀嚼の少ない食事を心がけましょう。

 

マウスピースは清潔に保つ:

装置に汚れやニオイがあると不快感が増すため、毎日の洗浄を丁寧に行いましょう。

 

市販の鎮痛剤を一時的に使用する:

痛みが我慢できない場合は、市販の鎮痛薬(例:ロキソニンなど)を一時的に服用するのも一つの手段です。

4-2. 日常生活で意識したい予防ポイント

決められた装着時間を守る:

長時間外すと歯の戻りが起こり、痛みが出やすくなります。装着時間は1日20時間以上が目安です。

 

食後や間食後はすぐに装着し直す:

だらだらと外したままにしないよう、習慣化しましょう。

 

歯ぎしりや食いしばりを意識的に控える:

無意識のクセが痛みを強める原因になることがあります。

 

こうしたセルフケアを取り入れることで、痛みの緩和だけでなく治療全体をスムーズに進めることにもつながります

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5. まとめ|“外したときの痛み”は体のサイン。迷ったら歯科へ相談を

マウスピース矯正中に「外した直後の痛み」を感じることは、珍しいことではありません。歯が動いている証拠として一時的な痛みが出る場合もあれば、装置の不具合やかみ合わせのズレによるトラブルの可能性もあります。

 

大切なのは、「どのような痛みかを冷静に見極めること。そして、痛みが強い・長引く・日常生活に支障が出るといった場合には、我慢せず歯科医院に相談することです。

また、自宅でできるケア(冷やす・やわらかい食事をとる・無理に噛まない)を取り入れることで、痛みが和らぐこともあります。

 

「みんなも経験してることだから…」と無理をせず、少しでも違和感があれば専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。正しい対処が、矯正治療をスムーズに進めるための一番の近道です。

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