- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
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ティースジュエリー(トゥースジェム)は、歯の表面にストーンやパーツを付けて口元のおしゃれを楽しむ方法です。「歯に悪くない?」「値段はいくら?」「矯正中でもできる?」と気になる方も多いでしょう。
本記事では、ティースジュエリーの種類や値段、持続期間、できる人・できない人、装着後の注意点までわかりやすく解説します。
- 1. ティースジュエリー(トゥースジェム)とは?
- 1-1. 歯の表面にストーンやパーツを装着するアクセサリー
- 1-2. ティースジュエリーの代表的な5タイプ
- 2. ティースジュエリーは歯に悪い?デメリットとリスク
- 2-1. ジュエリー周辺に歯垢がたまりやすくなる
- 2-2. 歯の表面や口腔粘膜を傷つける可能性がある
- 2-3. セルフキットや歯科医院以外での装着には注意が必要
- 3. ティースジュエリーができる人・できない人
- 3-1. ティースジュエリーができる人
- 3-2. ティースジュエリーができない可能性がある人
- 4. ティースジュエリーの値段・施術時間・持続期間
- 4-1. ティースジュエリーの値段は数千円〜1万円台が目安
- 4-2. 施術時間は30〜60分程度・持続期間は方法により異なる
- 5. 矯正中でもティースジュエリーはできる?
- 6. ティースジュエリーでトラブルを避けるために確認したいポイント
- 6-1. 施術前に診査・使用材料・保証内容を確認する
- 6-2. 装着後はジュエリー周辺を丁寧に清掃する
- 6-3. 外れた・痛いなどのトラブル時は自己処置せず相談する
- 7. まとめ|ティースジュエリーは歯の状態を確認してから楽しもう
1. ティースジュエリー(トゥースジェム)とは?

「ティースジュエリーは、歯に穴を開けて宝石を埋め込むの?」と不安に感じる方もいるでしょう。
まずは、ティースジュエリーの基本的な仕組みと代表的なタイプから見ていきましょう。
1-1. 歯の表面にストーンやパーツを装着するアクセサリー
ティースジュエリーは「トゥースジェム」「トゥースジュエリー」とも呼ばれる、歯の表面にクリスタルや金属製パーツなどを装着して、口元のおしゃれを楽しむアクセサリーです。歯科治療としての効果を目的とするものではありません。
歯科医院で行う一般的な接着タイプでは、次のような流れで施術します。
① 虫歯や歯肉、噛み合わせの状態を確認する
② 装着する歯やパーツのデザインを決める
③ 歯の表面を清掃し、接着に必要な表面処理を行う
④ 歯科用の接着材料でパーツを固定する
⑤ 装着後のケアや注意点について説明を受ける
健康な天然歯へ接着する方法では、歯をドリルで削らず、麻酔も使用しないケースが多くみられます。
ただし、使用する材料や装着方法、天然歯・差し歯など歯の状態によって処置内容は異なります。「削らないから歯への影響がまったくない」とは限らないため、施術前の診査が大切です。
1-2. ティースジュエリーの代表的な5タイプ
ティースジュエリーには複数の方法があり、呼び方や分類は歯科医院によって異なります。
以下では、装着方法と取り外しやすさを基準に、代表的な5タイプを紹介します。
| タイプ | 特徴 | 着脱 |
|---|---|---|
| 接着タイプ | 歯の表面にストーンや金属製パーツを接着する一般的な方法 | 原則として歯科医院で除去 |
| ワンデータイプ | イベントなど、短期間楽しむことを想定した方法 | 取り外し方法は歯科医院の指示に従う |
| マウスピースタイプ | 透明な専用マウスピースにストーンなどを装飾する方法 | マウスピースごと自分で着脱できる |
| グリル(グリルズ)タイプ | 歯型に合わせて作った金属製の装飾カバーを、歯の上からかぶせる方法 | 自分で取り外せるタイプが中心 |
| クラウン埋め込み型 | ストーンなどの装飾を組み込んだ被せ物を歯に装着する方法 | 基本的に固定式 |
一般的なトゥースジェムは、歯へパーツを付ける接着タイプです。一方、マウスピースタイプやグリルは、自分で取り外せるものが中心です。クラウンタイプでは天然歯を削るケースもあるため、事前に処置内容を確認しましょう。
2. ティースジュエリーは歯に悪い?デメリットとリスク

「虫歯にならない?」「歯が傷つかない?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
ティースジュエリーを付けたからといって、必ずトラブルが起こるわけではありません。ただし、おしゃれを楽しむ前に知っておきたい注意点があります。
2-1. ジュエリー周辺に歯垢がたまりやすくなる
ティースジュエリーを付けると、これまで平らだった歯の表面に凹凸ができます。そのため、ジュエリーのふちに食べかすや歯垢が残りやすくなります。
ADA(米国歯科医師会)でも、ティースジェムなどの口腔内アクセサリーには歯垢が付きやすく、清掃が不十分な状態が続くと、虫歯や歯肉の炎症につながる可能性があるとしています。
とはいえ、付ければ必ず虫歯になるわけではありません。パーツの大きさや位置、装着期間、お口の状態、毎日の歯磨きによってリスクは変わります。
2-2. 歯の表面や口腔粘膜を傷つける可能性がある
もう一つ気をつけたいのが、歯や口の中への刺激です。付け方や外し方が適切でないと、歯の表面を覆うエナメル質が傷ついたり、変色したりすることがあります。
また、大きなパーツや角のあるデザインは、唇や頬の内側に当たり、傷や口内炎につながる可能性があります。噛み合わせによっては、向かい合う歯を傷つけることもあるため、見た目だけでなく装着する位置も大切です。
痛みや違和感が続くときは、自分で無理に外さず、装着した歯科医院へ相談しましょう。
2-3. セルフキットや歯科医院以外での装着には注意が必要
通販などではセルフキットも購入できますが、手軽さだけで選ぶのは注意が必要です。接着剤やパーツが口の中で使えるものなのか、自分で見分けるのは簡単ではありません。
また、セルフ装着では、虫歯や歯周病、噛み合わせの状態を事前に確認できません。付け方や材料が適切でないと、歯の表面を傷つけたり、パーツが外れて誤飲・誤嚥したりする可能性もあります。
歯科医院であれば、装着前にお口の状態を確認したうえで、使用する材料や装着後のお手入れ、取り外し方についても相談できます。自分で付けたり外したりせず、まずはティースジュエリーに対応している歯科医院へ相談してみましょう。
3. ティースジュエリーができる人・できない人

「虫歯があっても付けられる?」「差し歯には付けられないの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
ティースジュエリーは、歯や歯肉の状態、噛み合わせによって装着できないことがあります。まずは、どのような人が検討しやすいのか確認していきましょう。
3-1. ティースジュエリーができる人
ティースジュエリーを検討しやすいのは、歯と歯肉が健康で、装着後も丁寧なお手入れを続けられる人です。
具体的には、次のような状態が目安になります。
- 未治療の虫歯や歯周病がない
- 歯肉に強い炎症や出血がない
- ジュエリーの周辺まで丁寧に磨ける
- パーツが反対側の歯や粘膜に当たらない
- 定期的に歯科医院で状態を確認できる
ただし、歯が健康でも、歯の形や噛み合わせによっては希望する位置に付けられない場合があります。装着できるかどうかは、事前に歯科医院で確認してもらいましょう。
3-2. ティースジュエリーができない可能性がある人
次のような場合は、すぐに装着せず、治療やクリーニングを先に行ったり、デザインを変更したりすることがあります。
● 虫歯や歯周病がある
ジュエリーよりも、虫歯や歯周病の治療を優先する場合があります。
● 歯垢や歯石が多く付いている
接着しにくいうえ、装着後も汚れがたまりやすいため、先にクリーニングを行うことがあります。
● 歯ぎしり・食いしばりが強い
強い力によって、パーツが外れたり破損したりする可能性があります。
● 噛み合わせが深い
ジュエリーが反対側の歯に当たる位置には、装着できないことがあります。
● セラミックや差し歯に付けたい
天然歯とは接着方法が異なり、素材によっては装着できない場合があります。表面を削る処置が必要になるケースもあるため、事前確認が必要です。
● 金属アレルギーがある
金属製のパーツやグリルを希望する場合は、使用する素材を確認しましょう。
● 矯正装置やリテーナーを使用している
装置の動きや適合、歯磨きのしやすさに影響する可能性があります。自己判断で付けず、担当の矯正医へ相談してください。
これらに当てはまっても、必ず装着できないとは限りません。治療後に装着できるケースや、位置・素材・方法を変えれば楽しめるケースもあります。
4. ティースジュエリーの値段・施術時間・持続期間

「ストーン代のほかにも料金がかかる?」「外すときはいくら?」と、最終的な費用が気になる方も多いでしょう。
ティースジュエリーは、デザインだけでなく料金に含まれる内容も歯科医院によって異なります。値段の目安と施術時間、どのくらい楽しめるのかを確認していきましょう。
4-1. ティースジュエリーの値段は数千円〜1万円台が目安
接着タイプのティースジュエリーは、1歯またはシンプルなデザインで4,000〜13,000円程度が目安です。ストーンの数や素材、装着する歯の本数によっては、1万円を超えることもあります。
主な料金の目安は、以下のとおりです。
| 項目 | 料金の目安(税込) |
|---|---|
| 1歯・シンプルなデザイン | 4,000〜13,000円程度 |
| 複数パーツのデザイン | 10,000〜17,000円程度 |
| パーツの追加 | 1個500円程度〜 |
| 取り外し | 2,000〜9,000円程度 |
| 事前クリーニング | 3,000〜10,000円程度 |
基本料金のほかに、パーツの追加、事前クリーニング、再接着、取り外しなどの費用がかかる場合があります。予約前に「何が料金に含まれるか」「外れたときの保証があるか」まで確認しておくと、想定外の出費を防ぎやすくなります。
なお、ファッション目的のティースジュエリーは自由診療となるのが一般的で、健康保険は基本的に適用されません。
ティースジュエリーだけでなく前歯の歯並びも整えたい方は、【前歯6本だけを矯正する場合の費用相場】も確認してみてください。
4-2. 施術時間は30〜60分程度・持続期間は方法により異なる
ティースジュエリーの施術時間は、カウンセリングやデザイン選びを含めて30〜60分程度が目安です。パーツの数が多い場合や複雑なデザインでは、さらに時間がかかることがあります。
接着タイプの持続期間は、約1〜2か月、3〜6か月、長い場合は1年程度と幅があります。ワンデータイプなら短期間だけ楽しむことも可能です。
ティースジュエリーの持ちは、装着位置や接着方法のほか、噛み合わせ、歯ぎしり、食生活、毎日のケアによって変わります。長く付いているからといって、問題がないとは限りません。歯科医院で定期的に状態を確認してもらい、必要に応じて除去や付け替えを行いましょう。
5. 矯正中でもティースジュエリーはできる?

矯正中でもティースジュエリーを付けられるケースはありますが、矯正方法や治療計画によって判断が異なります。
ワイヤー矯正では、装置が付いていない歯なら装着できる場合があります。ただし、歯の移動や噛み合わせ、磨きにくさへの配慮が必要です。
マウスピース矯正中でも、矯正用マウスピース自体にパーツを付ける方法などで楽しめる場合があります。一方、歯へ直接ジュエリーを付けると、厚みによってマウスピースが合わなくなる可能性があります。医院によって対応が分かれるため、自己判断で装飾せず担当医へ確認しましょう。
矯正終了後は、リテーナーや専用マウスピースへ装飾する方法もあります。治療や保定への影響を避けるため、事前の相談が大切です。
できるだけ費用を抑えて矯正を始めたい方は、安さだけで選んで後悔しないよう、【ローコストマウスピース矯正の注意点】も確認しておきましょう。
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6. ティースジュエリーでトラブルを避けるために確認したいポイント

「どこで付けても同じなの?」と迷う方もいるでしょう。
ティースジュエリーのトラブルを防ぐには、施術前の確認と装着後のケアが大切です。ポイントを順番に見ていきましょう。
6-1. 施術前に診査・使用材料・保証内容を確認する
デザインや値段だけで決めず、施術前に次の項目を確認しましょう。
- 虫歯・歯周病・噛み合わせの診査があるか
- パーツや接着剤について説明を受けられるか
- クリーニング・再接着・取り外しを含む総額はいくらか
- 外れた場合の保証や、他院での取り外しに対応しているか
- メリットだけでなく、虫歯や脱離などのリスクも説明しているか
ホワイトニングも希望する場合は、ティースジュエリーを付ける前に相談しましょう。ジュエリーで覆われた部分に薬剤が作用しにくく、取り外した際に周囲との色の差が気になるケースがあります。差し歯やセラミックがある場合も、施術の順番を歯科医師と決めることが大切です。
6-2. 装着後はジュエリー周辺を丁寧に清掃する
ジュエリーの周りには段差ができるため、歯垢や食べかすが残りやすくなります。歯ブラシの毛先を境目に当て、必要に応じてワンタフトブラシも活用しましょう。
研磨剤入りの歯磨き粉は、パーツの種類によって輝きを損なうことがあります。爪で触ったり、硬い物をジュエリー部分で噛んだりするのも避け、定期的に歯科医院で状態を確認してもらうと安心です。
6-3. 外れた・痛いなどのトラブル時は自己処置せず相談する
ジュエリーが外れたり、接着剤だけが歯に残ったりしても、自分で付け直したり削り取ったりしないようにしましょう。エナメル質を傷つける可能性があるため、装着した歯科医院へ相談しましょう。
痛み・口内炎・歯肉の腫れなどが続く場合も、早めの受診が必要です。外れたパーツが見当たらず、咳や息苦しさがある場合は、誤嚥の可能性も考えて速やかに医療機関へ相談してください。
7. まとめ|ティースジュエリーは歯の状態を確認してから楽しもう

ティースジュエリーは、歯の表面にストーンやパーツを付けて口元のおしゃれを楽しむ方法です。一般的な接着タイプでは歯を削らないケースが多いものの、歯垢の蓄積や虫歯、口内炎、脱離などのリスクが考えられます。
装着前に虫歯・歯周病・噛み合わせを確認し、セルフ装着や自己判断での取り外しは避けましょう。矯正中の方は装置や治療計画に影響する可能性もあるため、担当の歯科医師への相談が必要です。
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