ブログ

ブログ

マウスピースの種類と費用|目的別の選び方や効果を徹底比較

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

歯並びをきれいにしたい」「寝ている間の歯ぎしりが気になる」など、お口の悩みの解決に役立つのがマウスピースです。しかし、マウスピースにはさまざまな種類があり、適切なものを選ばないと思うような効果が得られないおそれがあります。

 

この記事では、代表的な6種類のマウスピースの特徴や費用、目的別の選び方などを紹介します。歯科医院製と市販品の違いや、購入前のチェックポイントもまとめているので、マウスピース選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

\信頼できる矯正医を探すなら
「WE SMILE」/

1. マウスピースの6つの種類と費用相場

マウスピースには、矯正用・ホワイトニング用・歯ぎしり対策用など多数の種類があります。代表的な6つのタイプについて、それぞれの特徴および費用の目安を紹介します。

1-1. 歯列矯正用マウスピース

歯列矯正用マウスピースは、歯並びや噛み合わせを整えるための装置です透明で目立ちにくく、学校や職場、外出先でも見た目を気にせず使えるのが大きな特徴です。

 

マウスピース矯正では、形が微妙に異なる複数枚のマウスピースを順番に付け替え、少しずつ歯を動かしていきます。

 

治療終了までにかかる費用は、歯列の状態や矯正する範囲によって異なり、治療期間が長くなるほど、また、歯並びの乱れが大きいほど高額になるのが一般的です。このような事情から、費用相場は10万~120万円と幅があります。

1-2. ホワイトニング用マウスピース

ホワイトニング用マウスピースは、自宅で歯を白くする「ホームホワイトニング」に使われます。歯科医院で作製するオーダーメイドのマウスピースなので、フィット感が良く、薬剤がムラなく行きわたりやすいのが特徴です。

 

費用は、マウスピースの製作費が1万5,000~2万円程度、薬剤費が7日分で5,000~1万円程度です。通常、ホワイトニング効果を実感するまでに2週間〜1ヵ月ほどかかるため、総額は2万5,000〜6万円程度になります。

 

関連記事

ホームホワイトニングのやり方を解説!1回にかかる時間、効果を長持ちさせるコツ

1-3. ナイトガード

ナイトガードは、就寝中の無意識な歯ぎしりや食いしばりから歯を守るためのマウスピースです。矯正用のマウスピースよりも厚みのある丈夫な作りになっており、上の歯のみに装着するのが一般的です。歯が削れたり割れたりするのを防ぐだけでなく、顎にかかる負担を軽減する役割もあります。

 

費用の目安は、保険適用の可否によって大きく変わります。顎関節症の症状があり治療目的と認められれば保険が適用されるため、自己負担額は5,000円程度です。保険が適用されず自費になる場合は、1万円以上が相場です。

 

関連記事

歯ぎしり防止用マウスピースにデメリットはある?メリットや目安費用も解説

1-4. スポーツ用マウスピース

スポーツ用マウスピースは、運動中に口腔内を衝撃やケガから守るためのマウスピースで、やわらかい素材で作られていることが多い傾向です。

 

治療ではなくケガの予防をおもな目的としているため、保険は適用されず自費診療になります。費用は歯科医院により異なりますが、相場は1万~2万円程度です。

1-5. スリープスプリント

スリープスプリントは、いびき睡眠時無呼吸症候群の改善を目的として使われるマウスピースです。就寝時に装着すると、下顎がほんの少し前方に出て舌の位置が変わり、気道が確保されて呼吸しやすくなるため、いびきの改善が期待できます。

 

基本的に保険は適用されず自費診療になりますが、医療機関で睡眠時無呼吸症候群と診断され、歯科への紹介状がある場合は、保険が適用されることもあります。保険適用の場合、自己負担額は2万円程度です。

1-6. 市販の簡易型マウスピース

ドラッグストアやインターネット通販などで購入できる簡易型マウスピースには、歯ぎしり防止用やスポーツ用、ホワイトニング用、矯正用などさまざまな種類があります。

 

歯科医院製より価格が安く、1,000円未満で購入できるものもあります。お試し感覚で装着感を確認したい場合などに便利ですが、オーダーメイドではないためフィット感が十分でないことが少なくありません。そのため、期待する効果が得られない場合もあります。

 

特に市販の矯正用マウスピースは、使用するとかえって歯並びが悪くなるおそれがあるため、要注意です。

 

関連記事

市販のマウスピースのメリット・デメリットは?歯科専用品との違いや選び方も解説

2.【目的別】マウスピースの選び方

マウスピースは、目的に応じて選ぶべき種類が変わります。よくあるお悩みや目的に応じたマウスピースの選び方を、具体的に見ていきましょう。

2-1. 笑顔に自信を持ちたい

見た目の印象を整え、笑顔をより魅力的にしたい場合は、矯正用マウスピースもしくはホワイトニング用マウスピースがおすすめです。

 

矯正用マウスピースは透明で目立ちにくく、周囲に気付かれることなく歯列を整えられます。歯並びがきれいになると、横顔の美しさの基準とされるEライン(鼻先と顎を結ぶライン)が理想に近い状態になる場合もあります。

 

歯の色が気になる場合は、ホワイトニング用マウスピースを選びましょう。自宅で行なうホームホワイトニングは、自然な仕上がりで白さが長続きします

 

歯列矯正とホワイトニングを同時に行なえるマウスピースもあるので、希望する場合は歯科医師に相談するとよいでしょう。

2-2. 朝の顎の疲れや頭痛を解決したい

朝起きたときに顎がだるい、あるいは、原因不明の頭痛や肩こりが続くなどの症状がある場合は、ナイトガードの使用を検討しましょう。

 

夜間の歯ぎしりや食いしばりは歯や顎に大きな負担をかけるため、起床時に感じる顎の疲れのほか、歯のすり減りや欠け、知覚過敏などをまねくこともあります。

 

一方、就寝中にナイトガードを装着すると歯や顎にかかる負担がやわらぐため、顎の疲れ頭痛・肩こりといった不快な症状の改善が期待できます。

2-3.本格的なスポーツを安全に楽しみたい

スポーツを思い切り楽しみたい方、ケガを恐れずプレーしたい方には、スポーツ用マウスピースが適しています。

 

マウスピースを装着すると、転倒や衝突による口腔内のケガの軽減・予防につながるだけでなく、相手選手をケガから守ったり、強い噛み締めによる歯の摩耗や破損を防いだりする効果も期待できます。

 

さらに、マウスガードを着用すると噛み合わせが安定し、体幹が整うことから、パフォーマンスの向上にも役立つと考えられています。

2-4. いびきが恥ずかしい・日中に眠い

いびきや日中の強い眠気が気になる場合は、スリープスプリントが選択肢になります。

 

歯科以外の診療科では、睡眠時無呼吸症候群の治療に「CPAPシーパップ)」と呼ばれる比較的大きな装置(鼻マスク)を用いることがあります。対して、スリープスプリントは小型で持ち運びしやすく、旅行先にも持っていけるため、いびきが恥ずかしくて友人との旅行を躊躇している方にもおすすめです。

 

また、プラスチック製で耐久性が高く、何年も使用できるため、コスト面でも優れています。

2-5. まずは低予算で試したい

「歯科医院で、いきなり高額なマウスピースを作るのは不安」という場合は、手頃な価格で購入できる市販の簡易型マウスピースを短期間だけ使ってみるのもよいでしょう。異物感がどれくらいあるのか、吐き気が出ないかなど、装着時の感覚を確かめて不安を解消するのに役立ちます。

 

ただし、市販品はあくまで「お試し」と考えるべきです。本格的に治療に取り組みたい場合は、歯科医院で目的に応じたマウスピースを作製することをおすすめします。

3. 歯科医院製と市販品のマウスピースの違い

歯科医院製のマウスピースと市販品は、価格だけでなく構造や使い心地、安全性など多くの点で異なります。特に違いが大きい精度・安全性・コストにつき、それぞれの特徴を比較してみましょう。

3-1. 【精度】装着感と期待できる効果の差

歯科医院製のマウスピースは、歯型から作るオーダーメイド品です。細部まで丁寧に作られているため装着感が良く、外れにくいのが大きな特徴です。目的に合わせて作られるため、高い効果も期待できます。

 

市販品は、熱で軟らかくしてから歯に当て、形を整えるタイプもありますが、精度は歯科医院製におよびません。マウスピースと歯の形が合っていないと、外れやすくなったり、ホワイトニング剤の漏れやムラが生じたりするなど、十分な効果が得られない場合もあります。

3-2. 【安全性】歯科医師によるフォローの有無と歯や顎関節への影響

歯科医院でマウスピースを作れば、歯科医師のフォローを受けながら使用できます。装着時の違和感や痛み、口腔トラブルが生じてもすぐに相談でき、必要に応じて調整メンテナンスにも対応してもらえます。

 

一方、市販品は自己判断で使用するため、基本的に歯科医師のフォローは受けられません。合わないマウスピースを使い続けると、噛み合わせや顎関節に悪影響がおよぶこともあるため、特に長期間の使用を考えている場合は注意が必要です。

3-3. 【コストパフォーマンス】素材の耐久性とトータル費用

歯科医院製のマウスピースは耐久性の高い素材で作られているため、適切にケアをすれば長期間の使用が可能です。初期費用は高めですが、何度も買い替えなくて済むため、長い目で見るとコストパフォーマンスは悪くありません

 

対して、市販品は手頃な価格で購入できますが、耐久性の低い素材で作られていることがあります。頻繁に買い替えるとトータルコストが高くなるため、費用対効果を考えると必ずしもお得とはいえません。

4. マウスピースを購入する前のチェックポイント

ここからは、マウスピース購入前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

4-1. 悩みの解決につながる適切な種類を選んでいるか

マウスピースは、目的によって形状や適する素材が異なるため、基本的に別の用途で使い回すことはできないと考えてください。

 

例えば、スポーツ用マウスピースは、衝撃を吸収するために軟らかな素材で作られています。これを夜間の歯ぎしり・食いしばり対策に使うと、削れて穴が空いたり、かえって噛み締める力が強くなったりする場合があるため、十分な効果が期待できません。

 

特に市販品は自己判断で選択・使用することになるため、悩みに応じた適切なマウスピースを選ぶことがとても大切です。

 

なお、しっかり症状を改善したい場合は歯科医院製、試しに使ってみたい場合は市販品、と使い分けるのも方法の一つでしょう。

4-2. 自分のライフスタイルに合っているか

マウスピースのなかには、スポーツ用マウスピースのように必要時のみ装着するタイプもありますが、多くは毎日使い続けるものです。したがって、日常生活で使いやすいかどうかも確認しておかなければなりません。

 

出張や旅行・外泊が多い場合は、持ち運びのしやすさや洗浄の手間、外出先で使いやすいか、といった点を考慮すると、失敗が少なくなります。また、長期間の使用を予定している場合は、買い替えの頻度や消耗品(例:ホワイトニング剤、洗浄剤など)にかかる費用なども含めて負担にならないかをチェックすると、使用の中断を防ぎやすくなるでしょう。

 

歯科医院製のマウスピースを検討している場合は、作製までにかかる日数や通院頻度、休診日なども踏まえ、継続できるかを判断してください。

4-3. 万が一のトラブル時に相談できる体制が整っているか

歯科医院製のマウスピースは、装着時の違和感や破損などのトラブルがあっても、作製した歯科医院に相談すれば適切な対応を受けられます。ただし、マウスピースの保証期間やトラブル時の調整にかかる追加費用などは歯科医院によって異なるため、あらかじめ確認しておくほうが無難です。

 

一方、市販のマウスピースは自己判断で対応することになります。とはいえ、トラブルを放置するのは厳禁です。万が一に備え、相談しやすいかかりつけの歯科医院を見つけておきましょう。

5. まとめ|マウスピースは目的に応じた種類を選ぶことが大切

マウスピースにはさまざまな種類があり、それぞれ目的や特徴が異なります。そのため、お口の悩みを解決するには、目的に応じた適切なものを選ぶことがとても大切です。

 

マウスピース矯正を検討している場合は、全国の矯正歯科医院と患者さまをおつなぎするポータルサイト「ウィ・スマイル」をぜひご活用ください。信頼できる歯科医院と出会い、悩みを解決する第一歩を踏み出しましょう。

\信頼できる矯正医を探すなら
「WE SMILE」/

  • LINE相談
  • 24時間WEB予約
  • クリニックを選ぶ

最新記事

いつも笑顔で輝いていられるから あのキラキラした人もウィスマイル

まずはご相談を。

LINEにて「ご質問・ご相談」を受けています。
新店舗の予約待ちもできます。

LINE登録

24時間WEB予約

お近くの医院を選べます。

24時間WEB予約

「予約ができない医院」で予約を希望の方は、
「LINE相談」にて、LINE登録ください。

PAGETOP