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2歳の子どもの口臭が気になる!原因と親ができるケアを紹介

湊 寛明
湊 寛明
この記事の監修者 

歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
https://purerio.tokyo/

「2歳の子どものお口の臭いが気になる……」

「このまま子どもの口臭が治らなかったらどうしよう」

とお悩みの方はいませんか?

 

子どもの口臭には、いくつかの原因があります。原因に合わせて、保護者の方がしっかりケアしてあげることで口臭は改善できるでしょう。

 

この記事では、以下について詳しく解説します。

 

・2歳の子どもの口臭は珍しくないこと

・2歳の子どもの口臭の原因

・保護者の方ができる子どもの口臭ケア

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1. 2歳の子どもの口臭は珍しくない!心配しすぎなくても大丈夫

小さな子どもから口臭がすると、「深刻な病気だったらどうしよう」と心配になってしまう保護者の方もいるのではないでしょうか。しかし、ほとんどの場合、そこまで心配する必要はありません。

 

口臭は大人だけのものと思われがちですが、実は子どもにも口臭はあります。人間ですから、いくら小さな子どもだからといって、まったく口臭がないわけではありません。

特に、以下のようなタイミングでは口臭が出やすくなるでしょう。

 

・臭いの強いものを食べたとき

・起きたばかりのとき

・慣れない場で緊張しているとき

 

こうした場合には、歯磨きをしてあげたり水分をとって口のなかの乾燥を防いだりすることで口臭は落ち着きます

2. 2歳の子どもの口臭の5つの原因

繰り返しになりますが、2歳の子どもの口臭はほとんどの場合歯磨きや水分補給をすれば気にならなくなります。しかし「歯磨きをしても口臭がおさまらない」「臭いが日に日に強くなっている」のであれば、何かほかの原因が隠れているかもしれません。

 

ここからは、2歳の子どもの口臭の原因として考えられるものを5つ紹介します。

2-1. 歯磨きが十分にできていない

歯磨きをおろそかにしていると、口のなかに残った食べかすが歯垢になり、細菌が発生します。この細菌が嫌な臭いのするガスを出すことにより、口臭につながってしまうのです。

 

「毎日欠かさず歯磨きしているのに口臭が気になる」場合はもしかしたら正しく磨けていないのかもしれません。特に、奥歯や歯と歯の間には歯ブラシが届きにくく、食べかすが残りやすいでしょう。

 

幼い子どもが自分で口のなかをすみずみまで磨くのは難しいですから、保護者の方がしっかり歯磨きをサポートしてあげることが大切です。

2-2. 虫歯・歯肉炎が進行している

2歳の子どもから強い口臭がするのは、もしかしたら虫歯が原因かもしれません。虫歯があるとそこに細菌がたまってガスが発生するため口臭が強くなります。

 

また、歯ではなく歯茎が細菌に感染して起こる歯肉炎やまれにそこからさらに炎症が広がってしまう歯周病も口臭の原因となります。歯肉炎になると歯と歯茎の境目が赤く腫れたり、歯磨きで血が出やすくなったりします。

 

歯肉炎の段階では痛みがないため子ども自身は気づかず、普段はしない口臭がきっかけで保護者の方が症状に気づくこともあるようです。

2-3. 口呼吸になりやすい

口呼吸をしがちな子どもは口臭が強くなりやすいといわれています。

 

口を開けて呼吸していると、口のなかが乾燥して唾液が出にくくなるためです。唾液は口のなかの食べかすを洗い流し、細菌が繁殖するのを抑える働きを持っています。しかし、口呼吸で唾液が少ないと、この働きが十分に発揮されず、細菌が繁殖して口臭につながってしまうのです。

 

口呼吸になる理由はさまざまですが、その一つに「口の周りの筋肉がまだ十分に育っていないこと」が挙げられます。2歳くらいの小さな子どもは口の周りの筋肉がうまく使えず、気づかないうちに口がポカンと開いてしまい口呼吸が増える場合があるのです。

 

また、歯並びが原因のこともあります。出っ歯や受け口だと口が閉じにくく、口呼吸になりやすいためです。

2-4. 鼻が詰まっている

風邪や鼻炎による鼻詰まりも、子どもの口臭の原因になります。鼻が詰まると自然と口呼吸になるため口内が乾燥して細菌が繁殖し口臭が出やすくなってしまうのです。

 

また、子どもの口臭の背景に、副鼻腔炎(蓄膿症)やアデノイド肥大といった病気が隠れていることもあります。

 

副鼻腔炎とは鼻の周りにある空洞(副鼻腔)が炎症を起こし膿がたまる病気で、その膿の臭いが口臭の原因となります。

 

アデノイド肥大は、鼻の奥にあるアデノイドが肥大して気道をふさいでしまうことです。鼻呼吸がしにくいので口呼吸が増えて口が乾燥し、口臭のもとになります。

2-5. 胃腸の調子が悪い

胃腸の調子が悪く食べ物をしっかり消化できないと、胃の内容物が停滞して臭いが出たり、げっぷなどで臭いが上がってきたりして、口臭が出やすくなります。特に、よく噛まずに急いで食べる子どもだと胃腸に負担がかかりそれが口臭の原因となっているかもしれません。

 

また、子どもの口臭にはなんらかの内臓の病気が隠れている可能性もあります。気になる場合は、注意して見てあげる必要があります。

3. 2歳の子どもの口臭ケアのために親ができること

ここまで、2歳の子どもの口臭の原因を紹介してきました。これらを踏まえて、ここからは2歳の子どもの口臭をケアするために保護者の方ができることについて解説します。

 

子どもの口臭を抑えるには、保護者のサポートがとても大切です。

3-1. 毎食後歯ブラシを持たせて磨く習慣を付ける

先ほども述べたように、口臭の原因の一つは、歯磨きがきちんとできていないことです。

 

2歳の子どもには朝・昼・晩の食事のあとに歯ブラシを持たせて自分で歯を磨く習慣づけをしてあげましょう。2歳になる前でも、スプーンを持って食事ができるようになったら、歯ブラシも持たせてあげてください。

 

もちろん、2歳の子どもが自分ひとりで完璧に磨くことはできません。ですが、まずは歯ブラシに興味を持ち「ご飯を食べたら歯を磨く」習慣を身に付けることが大切です。

 

大人用の歯ブラシは口の奥まで入ることがあり危ないため、年齢に合った子ども用の歯ブラシを使いましょう。

3-2. 丁寧に仕上げ磨きをする

子どもが自分で歯を磨いたあとは、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげましょう。朝・昼・晩の食事のあと毎回磨くのが理想ですが、難しい場合は夜寝る前だけでも仕上げ磨きをしてあげてください。

 

仕上げ磨きの姿勢は子どもを寝かせて頭を膝にのせ上から磨いてあげるのがおすすめです。この姿勢だと、子どもの口のなかがしっかり見えて、磨き残しを的確にチェックできます。

 

子ども用歯ブラシは子どもが噛んですぐに毛先が開いてしまいがちですから、仕上げ磨き用の歯ブラシを別で用意しておくとよいでしょう

 

特に、奥歯の裏歯と歯の間は磨き残しが出やすいため、注意して磨いてあげてください。フッ素入り歯磨き粉やデンタルフロスも使って、丁寧に汚れを落としましょう。

 

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3-3. 口周りを鍛えるトレーニングをする

子どもの口周りの筋肉が弱いと、口がポカンと開いて口呼吸になりやすく、その影響で口臭も出やすくなります。以下のようなことを試しながら、少しずつ口周りを鍛えていきましょう。

 

・ストローを使うときに唇の中央で飲むようにする

・食事は左右両方の歯でバランス良く噛む

・風船をふくらませてみる

・ハーモニカを吹いてみる

 

また、「あいうべ体操」もおすすめです。

 

1.「あー」と口を大きく開ける

2.「いー」と口を横に広げる

3.「うー」と口を突き出す

4.「べー」と舌を出す

5. 1~4を30回ほど繰り返す

 

楽しみながら毎日続けることで、口を閉じる力が自然と身に付くでしょう。

3-4. 食生活を改善する

食生活を見直して胃腸の調子を整えることで、子どもの口臭が改善する場合もあります。

 

腸内環境の改善方法としては、納豆やヨーグルトなどの発酵食品乳酸菌飲料を積極的に食べてもらうことが挙げられます。便秘を解消するために食物繊維が豊富なりんごや切り干し大根海藻などを食べてもらうことも大切です。

 

一方、砂糖が多く含まれる食べ物は控えるか、食べさせすぎないようにしましょう。砂糖は口のなかの細菌のエサになりやすく口臭の原因となってしまうためです。

 

さらに、子どもの口臭を改善するには、食べ物だけでなく、食べ方にも気を付けることが大切です。よく噛んでゆっくり食べることで唾液が分泌され胃腸への負担を軽減させる効果があります。比較的歯ごたえがある根菜類などを食べさせ、よく噛む習慣を付けるよう声がけしましょう。また、こまめに水を飲ませることでも口の乾燥を和らげ口臭が弱まることがあります。

 

なお、テレビや動画を見ながらの「ながら食べ」は、咀嚼回数が減って噛む力が落ちる原因になるため控えましょう。

3-5. 歯科クリニックに相談する

歯磨きだけで歯垢を落とし切るのはなかなか難しいものです。定期的に歯科クリニックに通ってクリーニングをしてもらうことで子どもの口臭予防になります

 

また、クリニックでは、正しい仕上げ磨きの方法についてもアドバイスを受けられます。

 

口臭の原因がわからない場合も一度歯科クリニックに相談してみるとよいでしょう。気づかないうちに虫歯や歯肉炎が進行しており、それらが口臭の原因になっていることもあるかもしれません。

 

また、出っ歯や受け口、噛み合わせが原因で口が閉じにくいため口臭が発生している場合は、将来的に歯科矯正も視野に入れてみてください。

 

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3-6. 小児科に相談する

歯科クリニックで診てもらったけれど特に問題がなかった場合小児科に相談してみることをおすすめします。口臭の原因が歯や歯茎ではなく、先述した風邪や鼻炎、副鼻腔炎(蓄膿症)、胃腸の病気などである可能性も考えられるためです。

 

「わざわざ相談するほどではないかな」と思っても、念のため専門家に診てもらうことで、隠れた病気を早期発見・早期治療できるでしょう。

3-7. 十分なスキンシップを心がける

不慣れな環境やストレスを感じる環境では口が乾きやすくその結果子どもの口臭が強くなることがあります。

 

子どもにストレスがかかりすぎていないか日頃から気にかけ、子どもとのコミュニケーションを心がけましょう。抱っこやふれあいなどのスキンシップをしたり、優しく声をかけてお話を聞いてあげたりすると、子どもがより安心して過ごしやすくなります。

4. まとめ|2歳の口臭は珍しくないが、不安な場合は専門家に相談を

2歳の子どもの口臭は珍しくなく多くの場合は歯磨きをしたり水を飲んだりすることで改善されます。しかし、まれに虫歯や歯肉炎、胃腸の病気などが原因のこともありますので、臭いが強い場合は医師に相談することをおすすめします。

 

出っ歯や受け口など、歯並びの悪さが原因で口臭が発生している場合、将来的に歯科矯正を検討する必要があるかもしれません。

 

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