- この記事の監修者
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歯科医師。医療法人社団ピュアスマイル理事長。インビザライン ブラックダイヤモンドドクター。インビザライン世界サミット23万人いるインビザラインドクターの中からトッププロバイダーの1人に選出。
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赤ちゃんの歯が生え始めると、「歯磨き粉はいつから使えばいいの?」「飲み込んでも大丈夫?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実は、赤ちゃんの歯磨き粉には「必ずこのタイミングから使うべき」という明確な決まりはなく、成長段階に合わせて取り入れていくことが大切です。
この記事では、赤ちゃんの歯磨き粉を使い始めるタイミングや年齢別の使い方、選び方のポイントまでわかりやすく解説します。あわせて、歯磨き粉だけに頼らない虫歯予防の習慣についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 1. 赤ちゃんの歯磨き粉はいつから使う?
- 1-1. 一般的な目安は1歳半〜2歳頃
- 1-2. 0歳から使える歯磨きジェルもある
- 1-3. 歯磨き粉は必須ではない
- 2. 赤ちゃんの歯磨きはいつから始めるべき?
- 2-1. 生後6ヶ月頃(歯が生え始めたら)がスタート目安
- 2-2. 最初はガーゼや綿棒でOK
- 2-3. 歯ブラシへの移行タイミング
- 2-4. 赤ちゃんの歯磨きのコツ
- 3. 年齢別|赤ちゃんの歯磨き粉の使い方
- 3-1. 0〜1歳:歯磨き粉なしでOK
- 3-2. 1歳〜2歳:少量の歯磨き粉を試す
- 3-3. 2歳以降:うがいができれば本格使用
- 4. 赤ちゃんに使う歯磨き粉の選び方
- 4-1. 飲み込んでも安全な成分を選ぶ
- 4-2. フッ素入りは使っていい?
- 4-3. 形状の違い(ジェル・スプレー・泡)と使い分け
- 4-4. すすぎ不要タイプのメリット
- 5. 歯磨き粉より大切な“虫歯予防の習慣”とは?
- 5-1. 仕上げ磨きの重要性
- 5-2. 食習慣(ダラダラ食べ)の影響
- 5-3. 歯磨きを嫌がらせない工夫
- 6. 赤ちゃんの歯磨き粉でよくある疑問Q&A
- Q1. 飲み込んでも大丈夫?
- Q2. フッ素は危険じゃないの?
- Q3. 歯磨き粉を嫌がる場合はどうする?
- Q4. 市販の大人用は使っていい?
- 7. まとめ|赤ちゃんの歯磨き粉は「成長に合わせて無理なく使う」が大切
1. 赤ちゃんの歯磨き粉はいつから使う?

赤ちゃんの歯磨き粉は「いつから使えばいいの?」と迷う方も多いですが、実は明確な1つの正解があるわけではありません。成長段階によって適したタイミングがあり、「うがいができるかどうか」がひとつの目安になります。
ここでは、一般的な使用開始のタイミングと考え方をわかりやすく解説します。
1-1. 一般的な目安は1歳半〜2歳頃
赤ちゃんの歯磨き粉は、一般的に「ブクブクうがい」ができるようになる1歳半〜2歳頃が目安です。うがいによって口の中の歯磨き粉を吐き出せるようになることで、安全に使用できるようになるためです。
この時期をひとつの目安として、無理のない範囲で少しずつ歯磨き粉を取り入れていくとよいでしょう。
1-2. 0歳から使える歯磨きジェルもある
一方で、歯磨き粉を必ずしも1歳半まで待つ必要はありません。最近では、生後6ヶ月頃の歯が生え始めたタイミングから使える、飲み込んでも問題ない成分で作られた歯磨きジェルもあります。
うがいができない赤ちゃんでも使えるよう設計されているため、「虫歯予防を早く始めたい」という場合には、こうした製品を取り入れるのもひとつの方法です。
1-3. 歯磨き粉は必須ではない
ただし、赤ちゃんの歯磨きにおいて最も大切なのは、歯磨き粉を使うことではありません。実際には、水で濡らしたガーゼや歯ブラシで汚れを落とすだけでも十分なケアができます。
特に赤ちゃんのうちは、虫歯菌が少なく、食生活もシンプルなため、虫歯リスクは比較的低いとされています。そのため、まずは「歯磨きに慣れること」「習慣づけること」を優先するのがポイントです。
2. 赤ちゃんの歯磨きはいつから始めるべき?

赤ちゃんの歯磨きは「歯が生えてから」と考えている方も多いですが、実際にはもっとシンプルで、「歯が見え始めたタイミング」がスタートの目安になります。
ここでは、始める時期と進め方を段階的に解説します。
2-1. 生後6ヶ月頃(歯が生え始めたら)がスタート目安
赤ちゃんの歯磨きは、乳歯が生え始める生後6ヶ月頃がスタートの目安です。下の前歯が1本でも見えてきたら、口の中のケアを意識し始めましょう。
この段階では、汚れを完全に落とすことよりも、「口の中に触れられることに慣れる」ことが重要です。毎日の習慣として取り入れることで、将来的な歯磨きへの抵抗感を減らすことにつながります。
2-2. 最初はガーゼや綿棒でOK
歯磨きを始めたばかりの時期は、いきなり歯ブラシを使う必要はありません。まずはガーゼや綿棒を使い、やさしく拭き取るようにケアする方法がおすすめです。
清潔なガーゼをぬるま湯で湿らせて指に巻き、歯や歯ぐきを軽くなでるように拭いてあげるだけでも十分です。赤ちゃんにとって違和感が少なく、スムーズに習慣化しやすいのが特徴です。
2-3. 歯ブラシへの移行タイミング
ガーゼでのケアに慣れてきたら、徐々に歯ブラシへ移行していきます。目安としては、歯が4〜5本ほど生えてきた頃や、口の中に触れられることに抵抗がなくなってきたタイミングです。
最初は安全リング付きの赤ちゃん用歯ブラシを使い、遊び感覚で口に入れるところから始めるとスムーズです。その後、保護者が仕上げ磨きを行う形に移行していきます。
2-4. 赤ちゃんの歯磨きのコツ
赤ちゃんの歯磨きは、「上手に磨くこと」よりも「嫌がらせず続けること」が大切です。無理に行うと歯磨き自体を嫌いになってしまうため、工夫しながら進めましょう。
💡意識したいポイント
・歯磨きはコミュニケーションの一つとして行う
・少しでもできたらしっかり褒める
・痛みを与えないようにやさしく行う
・嫌がるときは無理せずタイミングを変える
・親が楽しそうにお手本を見せる
こうした関わり方を意識することで、歯磨きに対するポジティブな印象を持たせやすくなります。
3. 年齢別|赤ちゃんの歯磨き粉の使い方
赤ちゃんの歯磨き粉は、年齢やうがいの習熟度に合わせて使い方を変えることが大切です。最初から無理に使う必要はなく、まずは歯磨きに慣れることを優先しましょう。
ここでは、0〜1歳、1〜2歳、2歳以降の目安に分けて、歯磨き粉の使い方を解説します。
3-1. 0〜1歳:歯磨き粉なしでOK
0〜1歳頃は、基本的に歯磨き粉を使わなくても問題ありません。歯が生え始めたばかりの時期は、水で濡らしたガーゼや歯ブラシでやさしく汚れを落とすだけでも十分です。
この時期に大切なのは、歯磨き粉を使うことよりも、口の中に触れられる感覚に慣れることです。歯ブラシを遊び道具のように取り入れながら、無理なく歯磨き習慣を作っていきましょう。
3-2. 1歳〜2歳:少量の歯磨き粉を試す
1歳を過ぎて前歯が生えそろい、毎日の歯磨きに慣れてきたら、歯磨き粉を少量から試してもよい時期です。使用量は米粒程度を目安にし、つけすぎないようにしましょう。
この年齢では、まだうがいが上手にできない子も多いため、歯磨き後はガーゼやティッシュで口の中に残った歯磨き粉を軽く拭き取ると安心です。フッ素入りを使う場合も、年齢に合った濃度と量を守ることが大切です。
3-3. 2歳以降:うがいができれば本格使用
2歳頃になり、ブクブクうがいが少しずつできるようになったら、歯磨き粉を本格的に使い始める目安になります。3〜5歳頃は、グリーンピース程度の量を目安にするとよいでしょう。
歯磨き後は歯磨き粉を軽く吐き出し、うがいをする場合も少量の水で1回程度にとどめると、フッ素が口の中に残りやすくなります。まだ自分で適量を出すのが難しい場合は、保護者が歯ブラシにつけてあげましょう。
4. 赤ちゃんに使う歯磨き粉の選び方

赤ちゃん用の歯磨き粉は、大人用と違って「安全性」と「使いやすさ」を重視して選ぶことが大切です。特に、うがいができない時期は誤って飲み込むこともあるため、成分や形状などをしっかり確認する必要があります。
ここでは、赤ちゃんに適した歯磨き粉の選び方をポイントごとに解説します。
4-1. 飲み込んでも安全な成分を選ぶ
赤ちゃんは歯磨き粉をうまく吐き出せないため、誤って飲み込んでしまうことを前提に選ぶ必要があります。そのため、身体にやさしい成分で作られているものを選ぶことが重要です。
具体的には、研磨剤や発泡剤、合成着色料などが含まれていない無添加タイプがおすすめです。乳幼児向けに作られた歯磨き粉は、口の中の刺激を抑えながら使えるよう設計されているため、安心して使用しやすいのが特徴です。
4-2. フッ素入りは使っていい?
赤ちゃん用の歯磨き粉でも、フッ素入りのものを使うことは問題ありません。むしろ、適切な濃度で使用することで虫歯予防効果が期待できます。
2023年の推奨では、歯が生えてから2歳頃までは900〜1000ppmFのフッ素濃度を、米粒程度のごく少量で使用することが推奨されています。ただし、1450ppmなどの高濃度タイプは6歳未満には適さないため、年齢に合った製品を選ぶことが大切です。
4-3. 形状の違い(ジェル・スプレー・泡)と使い分け
歯磨き粉にはさまざまな形状があり、年齢や使いやすさに応じて選ぶとスムーズです。
・ジェルタイプ:
研磨剤が入っていないものが多く、歯や歯ぐきにやさしい。低発泡で口の中に留まりやすく、仕上げ磨きに向いている
・スプレータイプ:
うがいができない時期でも使いやすく、歯磨き粉代わりとして取り入れやすい
・泡タイプ:
歯全体に広がりやすく、効率よくフッ素を行き渡らせやすい
このように、成長段階やケアの目的に合わせて使い分けることがポイントです。
4-4. すすぎ不要タイプのメリット
赤ちゃんのうちは、うがいができないことが多いため、すすぎ不要タイプの歯磨き粉は使いやすい選択肢です。無理に吐き出す必要がないため、歯磨きのハードルを下げやすくなります。
また、歯磨き後に成分が口の中にとどまりやすく、フッ素の虫歯予防効果を活かしやすいというメリットもあります。外出先でも使いやすく、習慣化しやすい点も魅力です。
5. 歯磨き粉より大切な“虫歯予防の習慣”とは?

赤ちゃんの虫歯予防というと歯磨き粉に注目しがちですが、実際にはそれ以上に大切なポイントがあります。特に小さいうちは、日々のケアや生活習慣が虫歯リスクに大きく影響します。
ここでは、歯磨き粉以上に意識しておきたい基本的な習慣について解説します。
5-1. 仕上げ磨きの重要性
虫歯予防において最も大切なのは、歯磨き粉ではなく「仕上げ磨き」です。歯の汚れは、まず物理的にしっかり落とすことが基本となります。
子どもは手先の動きが未発達なため、自分だけでは歯のすみずみまで磨くことが難しく、特に奥歯や歯と歯の間は磨き残しが起こりやすい部分です。そのため、保護者による仕上げ磨きが欠かせません。
仕上げ磨きは、少なくとも小学校低学年頃までは続けることが推奨されています。毎日のケアの中で丁寧に行うことが、虫歯予防の土台になります。
5-2. 食習慣(ダラダラ食べ)の影響
虫歯は、食べる回数やタイミングとも深く関係しています。特に「ダラダラ食べ」や「ダラダラ飲み」の習慣は、虫歯リスクを高める大きな要因です。
口の中は、食べ物を摂るたびに酸性に傾き、歯の表面からミネラルが溶け出す「脱灰」が起こります。本来は唾液の働きで元に戻りますが、間食の回数が多いとこの回復が追いつかなくなります。
特にジュースやスポーツドリンクなどを頻繁に飲む習慣は、虫歯リスクを高めやすいため注意が必要です。食事やおやつの時間を決めることが大切です。
5-3. 歯磨きを嫌がらせない工夫
赤ちゃんの歯磨きは、無理に行うと嫌なイメージがついてしまい、習慣化が難しくなります。そのため、「歯磨きを楽しいものにする工夫」が重要です。
■意識したいポイント
・歯磨きを“しつけ”ではなくコミュニケーションとして捉える
・無理に押さえつけず、機嫌の良いタイミングで行う
・歌や遊びを取り入れて楽しい雰囲気を作る
・少しでもできたらしっかり褒める
こうした関わり方を意識することで、歯磨きに対する抵抗感を減らし、継続しやすくなります。
6. 赤ちゃんの歯磨き粉でよくある疑問Q&A

赤ちゃんの歯磨き粉については、「飲み込んでも大丈夫?」「フッ素って安全?」など、不安や疑問を感じる方も多いものです。
ここでは、特によくある質問について分かりやすく解説します。
Q1. 飲み込んでも大丈夫?
赤ちゃん用の歯磨き粉は、口に入ることを前提に作られているため、少量であれば飲み込んでも大きな問題はありません。特に子ども用は誤飲を考慮した成分設計になっており、うがいができない時期でも使用できます。
また、製品によってはチューブ1本分を誤って飲み込んだ場合でも大きな問題が起きないよう設計されています。ただし、大量に飲み込んでしまった場合は、口をすすいでから水や牛乳を飲ませるなどの対応を行いましょう。
Q2. フッ素は危険じゃないの?
フッ素は自然界に存在する成分で、お茶や魚介類などにも含まれています。適切な量で使用する限り、安全性が確認されており、虫歯予防に効果的とされています。
実際に、WHOや厚生労働省、日本歯科医学会などでもフッ素の使用は推奨されています。日本では水道水への添加は行われていないため、歯磨き粉などで適切に取り入れることが重要です。過度に心配する必要はありません。
Q3. 歯磨き粉を嫌がる場合はどうする?
赤ちゃんが歯磨き粉を嫌がる場合は、無理に使う必要はありません。まずは歯磨きそのものに慣れることを優先しましょう。
歯磨きを楽しい時間にする工夫も効果的です。例えば、歌を歌いながら行ったり、好きなキャラクターの歯ブラシを使ったりすることで、ポジティブなイメージを持たせやすくなります。
また、親が楽しそうに歯磨きをする姿を見せることも大切です。無理に押さえつけるのではなく、機嫌の良いタイミングで少しずつ慣らしていきましょう。
Q4. 市販の大人用は使っていい?
赤ちゃんに大人用の歯磨き粉を使用するのは基本的に避けましょう。大人用には研磨剤や刺激の強い成分(ミント・メンソールなど)が含まれていることが多く、赤ちゃんには負担が大きい可能性があります。
また、フッ素濃度も高いため、6歳未満の子どもには適していません。まずは乳幼児向けに作られた歯磨き粉を使用し、成長に応じて切り替えていくのが安心です。
7. まとめ|赤ちゃんの歯磨き粉は「成長に合わせて無理なく使う」が大切

赤ちゃんの歯磨き粉は、必ずしも最初から使う必要はありません。一般的には、ブクブクうがいができるようになる1歳半〜2歳頃が目安ですが、歯が生え始めたタイミングから使えるジェルタイプもあります。
大切なのは、歯磨き粉の使用よりも「歯磨き習慣を身につけること」です。0〜1歳は歯磨き粉なしでOK、1〜2歳は少量から試し、2歳以降はうがいの成長に合わせて本格的に取り入れるなど、無理のないステップで進めていきましょう。
また、虫歯予防の本質は歯磨き粉だけに頼ることではありません。仕上げ磨きや食習慣といった日々のケアが大きく影響します。正しく使えば、歯磨き粉やフッ素に過度な心配は必要ありません。
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